2015年7月4日 ジャン・マリー・フィノ 門前仲町

2015年07月04日 | 風の旅人日乗

© Matthieu Cotinat


秋から始める
ある仕事の準備や

早くお客さんに
見積りを出さなきゃいけない
品物の
外国との仕入れ交渉とか

あれや これやで

頭の中が
せわしなく
かつ
ぐちゃぐちゃなのに


引き受けてしまった
書き仕事

フランス人設計家
ジャン・マリー・フィノ

人物について書くのは
それが誰であれ
大層難しく

七転八倒するので
大層時間もかかり

完全に自分の能力を
超えている
って
何度も骨身に染みて
思い知らされたのに

もう絶対に
人物については書かない
って
誓ったのに

また
やってしまった


絶対に書いてください
って訳じゃないですから

という編集者の後ろに
くっついていき

古いご友人たちと
夕食を共にする
フィノ氏の
話を聞いているうちに
この
努力と才能の
人物の虜になった

この尊敬すべき
フランス人
セーリング業界人のことを
日本の
善良なセーリング関係者に
伝えたい
と思ってしまった
のよ

自分のチカラでは
伝えきれる訳がないのに

また
やっちまったぜ


©Laurent Charpentier

パリ市内ユネスコ敷地内の
日本庭園で
着物を着て箒を持つ
日本ファンの
Jean-Marie Finot氏


一字も
書き出せないまま
午後からは
旧友に会いに
東京・門前仲町へ