早朝ランニング
誰もいない通りを
ひとりで走る
自分自身の頭の中と
話をしながらの
大好きな時間
知らない道を走った先に
海が見えて
その先に
突然
知ってる名前の練習船

若いときの自分が
どんなふうに
努力してきたか
どんなふうに
一所懸命がんばってきたか
唐突に思い出して
唐突に涙がポロポロ
あきらめてはいけない
きっといいことが
待ってるよと
その頃の自分に約束してあげる
