ちっとも面白くない見積書作りに身悶えて苦しんでいるところに
ヨット専門誌Kaziの編集デスクが
「古いポジフィルムを探して来月号の準備をしていたら
楽しそうな昔の写真をいろいろ見つけましたよ」と
メールで送ってきてくれた
まず最初の一枚は
2000年の第30回アメリカズカップに挑戦した
ニッポンチャレンジ・セーリングチーム選手時代
左のアロハシャツは
開発チームの永井さん
今はKazi誌の新艇紹介レポーター仲間だ
後ろに見えるのは
当時建設中だったプリンセス桟橋のホテル・ヒルトン
二人とも若いな
仕事が終わってこれからパブにでも行くのだろうか?
きっとそうだな
次の写真は
白田正次オーナーのカスタムIRC艇〈ゼネット〉で
ハワイのケンウッドカップのときの
たぶん荒田カメラマンによる激写
後ろ(タクティシャン)と前(メインセールトリム)を
ニュージーランド人の名セーラーたちに囲まれてステアリングする
幸せなレースだったなあ
最終のロングレースで失敗して総合優勝は逃したけど
インショアレース部門では
ディーン・バーカーやテリー・ハッチンソンがステアリングする艇を凌いで
1位だったんだよなあ
もう一枚は
このティラーエクステンションからすると
この写真を見て久しぶりに思い出したけど
ニュージーランド航空がメインスポンサーだった
オークランドでのANZレガッタに
現地の42ftのIMS艇をチャーターして
〈カラス〉チームのNZ合宿として参加したときのもの
斜森オーナーが真面目にランナーを担当している
高野が難しい顔をしてスピネーカーを見ている
アフターガイをトリムしているのは堀江か
まだ髪がフサフサだ カッコいい
ここのところすっかり忘れていたけど
俺たちにだって
活躍していた若い時代があったんだ
もう一息がんばってみようかな