2019年1月13日 葉山 鎌倉 こんな夜更けにバナナかよ

2019年01月13日 | 風の旅人日乗
古くからの映画ファンとして
あるいは
古い世代の人間として

最近の日本映画のいくつかの
タイトルの付け方に
いかがなものか
という
居心地の悪い感覚を覚えていたこともあって
その内容をまったく知らないままに
スルーしようと思っていた

こんな夜更けにバナナかよ

のことである

年末の本屋さんで
次世代が正月用の本を選ぶのを待つ間
平積みに積み上がった
そのタイトルの
映画の原作だという本を眺めていたら
腰巻かどこだったかに
解説・山田太一の名前が見えた

ん?
山田太一さんが解説するほどの本ってこと?

目次を斜め読みしてすぐ
ジブンの正月用の本として
選んでいた何冊かに加えて
レジに向かった

以来
極上のウイスキーを啜るようにチビチビと
慈しむように読み進めている

いや
ウイスキーに例えたが

それは
よく味わいながら
ときどき本を伏せて
ジブン自身の考えを検証したりしながら

という意味であり

酒を飲みながら
ヒダヒダがゆるく開いてしまった
脳みそで読むのは
もったいなさすぎる

主題そのものにまつわる
いくつかのテーマについてはもちろん

ヒトが生きるということ
だけについても

この歳になるまで
こんな切り口から考えさせられたことは
今までのジブンにはなかった

分かったようなつもりでいたジブンが
浅はかで恥ずかしい




2019年1月12日 葉山

2019年01月12日 | 風の旅人日乗
糸井重里さんがほぼ日で
ぬか喜びもいいもんだ
というようなことを書いていた



それを読む数日前に
つい先月に無駄に終わったあるチャレンジのことを
たまたま思い出していた



ジブンの昨年のほぼ1年間は
その挑戦の準備のために使ったような
1年間で

それは
2018年の1月に始まり
2018年の12月に
その実現の可能性がほぼ潰えたチャレンジだった

しかしその1年間は
その直後に振り返ったときでさえ
ふんわりとした微笑みが浮かぶくらい
楽しかった1年間で

あの
心弾けるようなワクワクを
経験させてもらったことだけでも
それに挑戦したジブンに感謝したいような気持ちに
今でもなる

結果はぬか喜びに終わったけど
誰を驚かせることもできず
誰を喜ばすこともできなかったけど

可能性の実現に向けて
ほぼ一人で邁進していた
あの日々の喜びの感情は
今でも大切にし続けたいもので
ジブンの心の中に生かし続けていたい財産でもある

ジブンの人生の価値というものは
他人が評価するものではない

その人に対する
アカの他人の評価ばかりが取りざたされることが多い
現代だが

その人の人生の本当の価値
それは
外から見たその人の姿ではなくて
他人が評価するその人の姿ではなくて

その人の中に
大切にしまいこまれているものだなあと
改めて思う



ジブンの昨年一年間の努力は
ぬか喜びに終わったとしても
それだけでも価値があるものだし
それはジブンの今後にも活かせることだ

ぬか喜びの何が悪い
本当にそう思う






2019年1月2日 北九州 ブロッコリー

2019年01月02日 | 風の旅人日乗
実家の氏神様



蒲生八幡宮

今朝は
あぜ道ランの代わりに
朝ごはん用のパンを買いに
あぜ道を歩いて
近くの鉄道駅のすぐそばにある
パン屋までお遣い

西日本は日の出が遅くて
早朝のNHKで
孀婦岩のお勉強をしつつ
明るくなるのを待ってから出発

実り豊かな畑道



ブロッコリー
キャベツ
白菜

収穫しないのかなあ
もったいないなあ


本日は
小さな頃からお世話になっている
八坂神社