ペンタ朗の漫漕ブログ-Life is but a dream!

ボートを漕ぐ税理士の日日是好日

乳酸を活かしたスポーツトレーニング 新版

2021年06月15日 | 

 

「乳酸は疲労物質ではない」

昔からよく言われていた「無酸素運動で乳酸が溜まる」「乳酸が溜まると疲れる」は正しい表現ではないようです。
「乳酸は疲労物質」とは言わないようにしよう。⇒乳酸が原因で疲れるのではない。疲労の原因はさまざま。乳酸はエネルギー原料の一種。
「無酸素運動」とは言わないようにしよう。⇒糖の分解(酸素は使わない)で得たエネルギーによる運動。

この本のポイントを備忘録にまとめてみました。
・糖が分解されてATPを作る(量は少ない)。そのときに乳酸ができる。主に速筋で。
・ミトコンドリアが糖、脂肪、乳酸、酸素を使ってATPを作る。主に遅筋で。
・速筋(ミトコンドリア少ない)でできた乳酸が遅筋(ミトコンドリア多い)で使われてエネルギーとなる流れ。
・運動強度が高くなると糖分解によるエネルギー供給が増える(速筋の動員)。
・筋肉中の糖の量には限りがあるので、体は利用を抑制する(速筋・グリコーゲンの温存)。
・LT(血中乳酸濃度(=糖の消費)が急激に増える運動強度)が高い方が有利(体への負担が少ない。糖を温存して脂肪を使える)。
・LTを高める(ミトコンドリア、毛細血管の量を増やす)トレーニングが有効。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おいしいものだけを売る-奇跡のスーパー「まるおか」の流儀

2018年10月15日 | 
おいしいものだけを売る-奇跡のスーパー「まるおか」の流儀
丸岡 守
商業界

「おいしそう」

高崎市にスーパー「まるおか」というユニークな食料品店があります。社長が全国を探し歩いて、自らの舌で「おいしい!」と認めたものだけをお客様に提供する店。「安かろう悪かろう」でも、「安物買いの銭失い」でもなく、価値のある本物だけをお客様に理解して買っていただく。必然的に価格は大手スーパーに並ぶ大量生産品よりは高くなりますが、地元だけではなく、東京などからも買い物に来る熱心なファンがいるそうです。今の世の中、なにかと肩身の狭い「まっとうな商売」。一度行ってみたいお店です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十人十色の「ひとり税理士」という生き方

2018年10月13日 | 
十人十色の「ひとり税理士」という生き方
井ノ上陽一
大蔵財務協会

「『ひとり税理士界』のパイオニア」

井ノ上陽一さんの著書『ひとり税理士の仕事術』と『ひとり税理士のIT仕事術』を読むごとに、私の事務所が進化してきました。専用事務所スペース、モバイルPC、クラウド…。この本は何人ものひとり税理士が書いた「合格体験記」風。税理士の世界もいろいろです。これを読めば、ひとり税理士っていいね、と思う人がさらに増えるのでは。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとり税理士のIT仕事術―ITに強くなれば、ひとり税理士の真価を発揮できる!!

2017年10月25日 | 
ひとり税理士のIT仕事術―ITに強くなれば、ひとり税理士の真価を発揮できる!!
井ノ上 陽一
大蔵財務協会

「ITはもはや仕事です」

前著『ひとり税理士の仕事術』で、力が抜けているのに軸がぶれない著者の姿勢に感銘を受けました。今回は、冒頭の「ITはもはや仕事です」の言葉にガツンとやられました。よく分からないからといってITから逃げていないか? 業者に丸投げしていないか? それではいつまでたっても、進歩はありません。自分から積極的に踏み込んで勉強していけば、人まかせではないIT自立ができるだろうし、そのほうが面白いのでは? 某クラウドに申し込み寸前でしたが、心を入れ替えて、さっそくノートパソコン購入、ドメイン取得しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追憶の夏 水面にて

2017年04月04日 | 
追憶の夏 水面にて
H.M.ヴァン・デン ブリンク

扶桑社

「ボートは苦しみを乗せて進む」

川沿いにある街(貧富の差もあるらしい)でボートを漕ぐ少年の感情の流れが、感傷的なトーンで語られる。川での練習やレースのシーンも多い。「ボートは苦しみを乗せて進む」という言葉が出てくる。たしかにそうだ。でもその苦しみには、喜びもくっついている。苦しみと喜びはワンセット。どちらかだけを取り出すことはできない。それがボート。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとり税理士の仕事術―雇われない・雇わない働き方 仕事も人生も楽しむ税理士

2015年11月20日 | 
ひとり税理士の仕事術―雇われない・雇わない働き方 仕事も人生も楽しむ税理士
井ノ上 陽一
大蔵財務協会

「自分の仕事を見直す」

「税理士~術」「税理士~法」というと、顧客数を増やし、利益を大きくする方法を滔々と語る本が多い中、これは違います。顧客の質(=仕事の質)、利益の質(=人生の質)を考察する本、とでも言えばいいでしょうか。題名だけで「ああ、またその手の本ね(読まなくてもわかってる)」と言って読まないのは損です。自分の仕事を見直すきっかけになりました。著者はトライアスロンをやるひとり税理士。「仕事以外で打ち込めるものがあるからこそ、仕事が充実する」、この考えに共感します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『移転価格税制詳解(平成27年版)』水野時孝

2015年02月02日 | 
移転価格税制詳解―理論と実践ケース・スタディ〈平成27年版〉
羽床 正秀,水野 時孝,村松 昌信,古賀 陽子

大蔵財務協会

「別府温泉発」

自他ともに認める移転価格税制の第一人者・別府大学教授の水野時孝さん(外語大ボート部OB)の新著(共著)『移転価格税制詳解(平成27年版)』です。前著『移転価格税制コンパクトガイド』は移転価格税制の全体像を概観するガイドブックでしたが、本書はその数倍は詳細です(詳細すぎる?)。理論編で知識を吸収し(やや眠くなり)、豊富なケーススタディ編で理解を深める。移転価格を扱う現場で、繰り返し参照できる手引きです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『歩き続ければ、大丈夫。』佐藤芳之

2014年12月12日 | 
歩き続ければ、大丈夫。---アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙
佐藤 芳之
ダイヤモンド社

「アフリカの風」

前著『OUT OF AFRICA アフリカの奇跡』の佐藤芳之さん(外語大ボート部OB)の新刊。

「まずは歩き出すこと。そして、歩き続けること」「消えない情熱を持ち続ける」「失敗はいくらしてもいい」「自分のやりたいことを思い切りやる」「六割人生」「1.5流」

あせることなく、けれども立ち止まることもなく、夢中になれることに挑戦し続ける、「貫く棒の如きもの」(前著より)のある人生。この本を読んでいると、ちぢこまっていた手足がのびのびする。体も軽くなる。佐藤さんは風のような人だ。アフリカの風。目を閉じて深呼吸すれば、ほら、あなたもアフリカの草原にいる(かも)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

村上百歩

2014年03月18日 | 

外語大端艇部OBの村上百歩さん(勤め先会社には内緒ということなので、本名は伏せます。福岡在住)がエッセイ集を出版しました。

サラリーマンの幸せスイッチ 視点を変えると、毎日がこんなに楽しくなる!

こんな本です↓
■「現役サラリーマンの、現役サラリーマンによる、現役サラリーマンのためのエッセイ」
サラリーマン(=市井の人)の視点からのエッセイ集。共感できる話、笑える話、なるほど今日から参考にしたい話、家族を大切にした
くなる話、幸せな気分になる話…がいっぱいです。著者は、あるカナダ人に「幸せスイッチ」を押してもらったといいます。幸せスイッチをもう見つけた人、まだな人、ひょっとしたらこの本があなたの幸せスイッチになるかもしれません。
巻末の〈著者紹介〉によると著者はこんな人です↓
「村上百歩(むらかみ ひゃっぽ)
1964年東京都生まれ。小学校を3回転校。大学卒業以来、サラリーマン歴28年。その間に転勤2回、転職1回、十二指腸潰瘍数回。中学生のときに北杜夫『どくとるマンボウ青春記
』を読んで作家になりたいと考える。大学生のときに椎名誠『哀愁の町に霧が降るのだ』を読んで、作家を志す。会社員になり、村上春樹『村上朝日堂』を読んで、やっと書き始める。「現役サラリーマンの、現役サラリーマンによる、現役サラリーマンのためのエッセイ」を執筆。」

ご本人は「合宿日誌の延長みたいなもの…」と言いますが、当時の合宿日誌はそんなに面白かったのか?! みなさん、ぜひご愛読くだ
さい。お近くの書店に無い場合は、e-honなどの通販で。

※ この機会に他の漕友の著作もまとめて紹介します↓
(レビューは各Amazonページをご参照ください)

倫敦から来た近代スポーツの伝道師―お雇い外国人F.W.ストレンジの活躍 (小学館101新書 136)
OUT OF AFRICA アフリカの奇跡 世界に誇れる日本人ビジネスマンの物語 (OUT OF AFRICA)
ドイツ社会的市場経済の理論と政策―オルド自由主義の系譜
移転価格税制コンパクトガイド
お金持ちのお金はなぜなくならないの? (メディアファクトリー新書)
(著者は東工大OB M本さんです)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『哲人の旅』上杉蒼龍

2014年03月16日 | 
哲人の旅
上杉 蒼龍
文芸社


「戦争は破壊しかもたらさない」「人間が遺せるのは芸術作品だけ」2012年3月9日この世を去った上杉蒼龍先生が遺した美の世界。人類の遺産。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする