シングルスカル新艇（桑野造船、Wintech Competitor）が納品されました。
10時、戸田外語艇庫にて受取り。桑野造船の黄瀬さんにリギングなどお世話になり、組み立て完成。
12時過ぎにインカレ終了しコースも空いたので、進水式。
急のことでしたが、9名の方にお集まりいただきました。
渡邉ご夫妻に差し入れしていただいたシャンパンで新艇のTOPとSTERNを潤し、戸田の水に浮かべます。
艇庫前をぐるっと一回り。
なんて漕ぎやすいんでしょう。艇が曲がっても歪んでもいなくてまっすぐだというのが感じられます（年数を経た艇はいろいろと癖がありますから）。これはDiosa MyKを漕いだ時にも感じました。
これでローヤン三種の神器が揃いました。
ブレードカラーは外語色
艇は外語艇庫に置かせていただき、基本的に毎週木曜日に乗艇することになると思います（冬季は除く）。
シニアにも現役学生にも使っていただきたいと思いますので、一声おかけください。
（今日のリギング）
リガー
スパン 1600mm
ハイト 左169mm／右158mm(+2mm座面)
オール
長さ 2860mm（ハンドル部分で可変式）
インボード 875mm
クロスオーバーがグリップ＋3cmほどあり（13cm？）
（備忘録）
・カバー角は4度（ピン0度、ローロック4度）
・カバー角の調整は青いブッシュを交換して調整
・ピン外傾の調整は座金の上のナットとワッシャーの間に調整用スペーサーを入れる
・リガーは4か所ボルトで固定
・バックステイは付けなくてもよい（お好みで）
・ローロックピンのナットは緩みにくい「ナイロンナット」
・レールのネジは排水フタの中から
・ストレッチャーの角度は底部ネジ止め下に何枚かあるシムで調整
（廣江さん撮影）
（渡邉さん撮影）
漕ぎ初め（廣江さん撮影）⇒ YouTube
乾杯
ボートを漕ぐ税理士、ボートを漕ぐ腰椎分離すべり症、大野政志です。PENTA ROWING CLUB（略称：ペンタ朗？）で、体にやさしいお気楽ローイングを追求する漫漕担当兼世話役をしています。鶴見川、戸田、宮ヶ瀬湖などでのボート練習や、税理士業務のことなど、つらつら書いていきたいと思います。
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PENTA RCは水上練習だけでなく、「陸トレ」もやってます。…といってもいわゆるひとつの陸トレではなく、ゴルフ会、おいしい日本酒を飲む、トルコ料理、ミンスク料理、ポルトガル料理など世界の料理を食べに行く等々の陸上での活動を称して「陸トレ」と言います。また最近では「クラフトビール」「肉」などその年のテーマを（陸トレ部長が）決めて、味の探求にも熱心です。あなたも興味ある「陸トレ」に参加してみませんか。
PENTA ROWING CLUBの誇る測定班（約1名）が開発・製作したGPS測定器「CK良ガジェット（仮名）」を艇に装着。艇速やレートはもちろんのこと、上下左右前後の加速度推移まで詳細に測定し、グラフで表示します。このデータをローイングの改善にどう結び付けるかは今後の課題。また、Cox viewカメラで、両舷のブレードワーク撮影、研究も行っています。
ふだんは鶴見川、宮ケ瀬湖、戸田、荒川で漕いでいますが、地方遠征もあります。5月の全国ナックルフォア大会（諏訪湖）、全日本マスターズ（2019年は大阪浜寺漕艇場）、6月の茨戸レガッタ（札幌）、7月の山笠レガッタ（博多）、9月のびわこ市民レガッタ（琵琶湖）など。レースよりも、前夜祭や打ち上げの宴会にエネルギーの大半を注ぎ込んでいる感はありますが…。どこに行っても大勢のマスターズROWERSであふれています。ほんとにボートはマイナースポーツなのでしょうか？
水上での衝突・沈没事故や、体調急変など、ローイングにも常にリスクが伴います。突発的な事故が起きたときに、各メンバーが冷静・迅速に適切な処置をとれることが求められます。そこで、専門家の指導により、PENTA救命処置講習を始めました。
PENTA ROWING CLUBの前身は「五大学ミドル」。東京工業大学、東京海洋大学、筑波大学、防衛大学校、東京外国語大学の対校戦を五大学レガッタといいます。大正9年6月に結成された日本漕艇協会（日本ボート協会の前身）の加盟学校七校のうち三校（東京高等工業、東京高等師範（＝筑波）、東京外国語）が五大学のメンバーです（他の四校は東京帝国大、早稲田大、明治大、東京高等商業）。五大学は日本ボート協会創立以来の名門なのです（高橋孝蔵先輩の講演より）。
外語のブレードカラーは白地に牡丹色です（谷本さん撮影）
小生PENTA-Vを目標にしようかな;
今は古いS.S.艇で練習機会を得る
だけで精一杯です。
乾杯!!
今野さんもぜひ1艇。みんなで漕ぎましょう。