9:30~12:30 小雨/極寒
戸田ロングレース@戸田(3000m)
《V3男子8+(V unis)》C河上 S奥 7藤松 6吉田 5関野 4髙橋進 3出井 2高橋K3 B大野
《男女2X(東京海上艇)》S堤 B太田
《応援》藤野 佐藤徹
一日中気温が5℃に届かず、小雨も降るというあいにくのコンディションの戸田ロング。エイトとPENTA&多摩川混成ダブルスカルで出漕。
(以下エイト)
ライトパドル、短力(10本、20本を2、3回ずつ)の30分ほどのW.U.でも体は冷えたまま。みなさんウインドブレーカーやレインコートを脱がずにそのまま漕ぐという異例のレース。
V unisに漕手を合わせる「調教」に苦労している昨今。「バランス良く漕げればいいよ」という謙虚な(?)今日の目標。スタートして最初の500mほどは快調に艇が走り、バランスもいい(みなさんの感想)。
この調子だ、と思ったら、なぜか艇がSサイドに大きく曲がり始め、センターレーンを越えそうになる。COXが必死に舵を切るが戻らない。後続のエイトが迫る。COXは艇を止めてSサイドローで退避レーンへ。後ろのエイト(WKマスターズ)を通過させてから再スタート。
しかし相変わらずまっすぐ進まず、1500mの折り返し地点では転回中の先行艇にニアミスも。転回地点で駿台艇友会、淡青会も先に行かせて、とにかく復路スタート。漕ぎ始めてすぐセンターレーンに入ってしまう。バウは漕ぐわけにいかずイ―ジオールのまま方向が変わるのを待つ。
そうこうするうち今度はエイトの後ろの学生ダブルスカルも迫って来て、やむなくセンターレーンに入ったままやり過ごす。このまま行くとセンターレーンに浮かぶ監視艇に衝突するので早く航行レーンに戻れと叫んでもなかなか戻らず(バックローしようかと思った)、ゴール直前でなんとか航行レーンに戻る。
前後左右を蹴散らしての迷走(迷漕)でした。廣江さんの代舵で思わぬトラブルに巻き込まれた河上さん、ゴール後に思わず「どないなっとるんや!」とぼやいていました。
揚艇して調べると、右舷側のラダーケーブルとティラーを繋ぐシャックルが外れていました。しかもラダーは左舷側に切った状態で固定されたままとなり、どんどんSサイドに曲がるという結果に。これではまっすぐ進むはずありません。桑野造船に連絡して修理方法の確認(たぶんシャックルの交換)と部品をお願いしました。
右舷側(シャックルがティラーから外れている(ピンは紛失?)
左舷側(正常な状態)
外れたシャックル
故障はともかく最初の500mは「これだ!」という快調な走りのV unis。昨年から何回かV unisに乗っていますが、この艇(+スキニーオール)のコツは「軽いタッチ」。もちろん余計な動きは極力減らすのですが、とくにキャッチは叩き込まず、煽らず、力を入れず、軽いタッチでブレードだけでスッと取る。ブレードをそのままの深さでキープ。浅い?と感じるくらいでいいのかも。「水面を引っかく」ように軽快に。
1時間後のスタートのダブルスカル(堤さん/太田さん)を応援
カメラ目線?
《残念会@サンレイチャ》
冷え切った体を熱い紹興酒と美味しい料理で温めました