・クルー編成についての考え方
・その1:
やはりエイトはボートの中でも特別の存在であり、別格として扱うべきボートであり、学ぶことも多いボートである。だから、漕手が望むならば、まずエイトの経験はさせるべきだろう。
・その2:
なんのためにボート部の活動を行なっているかといえば、それはある目標(勝利)を達成するという、その達成の過程なのだから、各人がそれぞれの資質に合わせて、最も適したボートを漕ぎ、自己の力を最大限に発揮するように指導すべきだろう。
あるものはエイトに適し、あるものはスカルに適する。その素質を伸ばしていくことが最も大切なことではないか。
・その1とその2の考え方は互いに排斥し合うものではなく、どちらの考え方も並立的に扱って考えていくべきだろう。どちらの考え方にも真実はあるのだから。