昨年は風邪ひきなどもありスキップしましたが、今年は2年ぶりの家ルゴ フルマラソン（5回目）行ってきました（前回はこちら）。
準備期間が取れずに当日朝バタバタと「出発」したので、戸田橋から蔵前橋までの折り返しというシンプルな（？）コースにしました（なんとなく片道コースより楽な気がして…。そんなはずないですけどね、km同じだから）。
補給計画：10kmごとに水分補給。20kmと30kmでゼリー（廣江さんからもらったプロテインゼリー）。
航路図（蔵前橋往復なので2枚だけ）を壁に貼って、出発。
8：15戸田橋スタート。いつもは2分30秒／500mペースをキープするが、今年はそれほど漕ぎ込みしてこなかったので、流れにまかせる。だいたい2分30秒～35秒のペースで推移。過去の経験から、終盤腕・肩がしんどくなることが予想されるので、なるべく腕引きを使わない漕ぎで行く。新荒川大橋⇒鹿浜橋⇒江北橋⇒扇大橋⇒西新井橋と、橋をくぐるたびに通過コール。鹿浜橋を過ぎると左舷に首都高が見えてくる。荒川遠漕でおなじみの虹の広場に到着、最初の給水。
（往路）虹の広場（あと29,895km）
さらに荒川を下って堀切橋付近から隅田川に入る。隅田川水上散歩で、水神大橋⇒白髭橋⇒言問橋⇒吾妻橋⇒駒形橋⇒厩橋と来て、（ほぼ）ハーフ地点の蔵前橋でゼリー補給。プロテインゼリーは苦い。今日はここで折り返し。
（折り返し）蔵前橋（あと22,495km）
右手薬指のマメが大きくなりそうだったので、ここでグローブ装着。こんどは隅田川を遡る。浅草や東京スカイツリーを岸に見ながら、大川を行く船頭さんの気分で漕ぐ。後半の疲れか川の流れのせいか（？）荒川までの7kmほどが長～く感じる。船頭さんがんばれー。堀切橋を過ぎてやっと着いた虹の広場。給水とゼリー。これもプロテインだがヨーグルト味。でもやっぱり苦い。
（復路）虹の広場（あと12.3km）
さあ、あとは戸田に帰るだけ。肩も上腕二頭筋も肘も手首も痛い。身体を飛ばしてぶら下がって船を進める。橋を越えたらまた次の橋、と「橋伝いに」戸田を目指す。ときどき小休止して腕・肩と大殿筋をほぐす。鹿浜橋を過ぎて首都高と別れて、岩淵水門が、岩淵水門が、岩淵水門が、…なかなか過ぎてくれない。新荒川大橋をくぐって最後の区間。自然とペースも上がってくる。戸田橋フィニッシュ。
戸田橋フィニッシュ
航行記録
タイムは3時間46分19秒。2023年～2024年は過ぎてみればリハビリ期間という感じでしたが、体力も平常に戻ってきました。来年も家ルゴを積み重ねて（地球一周4万kmの目標もありますし）、年末はまたフルマラソンで締めくくりたいと思います。
ボートを漕ぐ税理士、ボートを漕ぐ腰椎分離すべり症、大野政志です。PENTA ROWING CLUB（略称：ペンタ朗？）で、体にやさしいお気楽ローイングを追求する漫漕担当兼世話役をしています。横浜市鶴見川でのボート練習や、税理士業務のことなど、つらつら書いていきたいと思います。
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トータル
1月11日は迷惑なことに戸田コースが閉鎖なので、ちょっと早めて1月5日（日）に初漕ぎ（＠戸田）します。
今年の五大学OBOG懇親会は1月12日。東京外国語大学が幹事校です。場所は東京外国語大学府中キャンパスです。加賀瀬さんの講演も興味津々。医科歯科のOBOGの方々にもお会いできるかな？ みなさん参加しましょう。
正月の眠気を覚まして、1月19日は新年早々戸田ロングレースです。勝ちTめざして、いっちょう漕ぎましょうかい。
PENTA RCは水上練習だけでなく、「陸トレ」もやってます。…といってもいわゆるひとつの陸トレではなく、ゴルフ会、おいしい日本酒を飲む、トルコ料理、ミンスク料理、ポルトガル料理など世界の料理を食べに行く等々の陸上での活動を称して「陸トレ」と言います。また最近では「クラフトビール」「肉」などその年のテーマを（陸トレ部長が）決めて、味の探求にも熱心です。あなたも興味ある「陸トレ」に参加してみませんか。
PENTA ROWING CLUBの誇る測定班（約1名）が開発・製作したGPS測定器「CK良ガジェット（仮名）」を艇に装着。艇速やレートはもちろんのこと、上下左右前後の加速度推移まで詳細に測定し、グラフで表示します。このデータをローイングの改善にどう結び付けるかは今後の課題。また、Cox viewカメラで、両舷のブレードワーク撮影、研究も行っています。
ふだんは鶴見川、宮ケ瀬湖、戸田、荒川で漕いでいますが、地方遠征もあります。5月の全国ナックルフォア大会（諏訪湖）、全日本マスターズ（2019年は大阪浜寺漕艇場）、6月の茨戸レガッタ（札幌）、7月の山笠レガッタ（博多）、9月のびわこ市民レガッタ（琵琶湖）など。レースよりも、前夜祭や打ち上げの宴会にエネルギーの大半を注ぎ込んでいる感はありますが…。どこに行っても大勢のマスターズROWERSであふれています。ほんとにボートはマイナースポーツなのでしょうか？
水上での衝突・沈没事故や、体調急変など、ローイングにも常にリスクが伴います。突発的な事故が起きたときに、各メンバーが冷静・迅速に適切な処置をとれることが求められます。そこで、専門家の指導により、PENTA救命処置講習を始めました。
PENTA ROWING CLUBの前身は「五大学ミドル」。東京工業大学、東京海洋大学、筑波大学、防衛大学校、東京外国語大学の対校戦を五大学レガッタといいます。大正9年6月に結成された日本漕艇協会（日本ボート協会の前身）の加盟学校七校のうち三校（東京高等工業、東京高等師範（＝筑波）、東京外国語）が五大学のメンバーです（他の四校は東京帝国大、早稲田大、明治大、東京高等商業）。五大学は日本ボート協会創立以来の名門なのです（高橋孝蔵先輩の講演より）。
外語のブレードカラーは白地に牡丹色です（谷本さん撮影）
