ボツネタさんの所([ボ])を見てて思いましたが、裁判所判決に示されたような検査をやっていたとしたら、医療保険はパンクだろうな。それに血液製剤によるC型肝炎の場合なども考えると、日本中に肝炎ウイルスキャリアが相当存在するだろう。数百万人かな?その人々全部に、血液検査(腫瘍マーカー、肝機能等)と腹部エコーを実施したり、仮に肝硬変移行グループだけの重点的検査であるとしても、かなりの医療費負担を覚悟せねばならないだろう(H17.11.18 札幌地方裁判所 平成14年(ワ)第1087号 損害賠償請求事件)。
検査した期日(頻度)が数ヶ月の違いがあって、それを実施しなかったことが即過失認定となれば、当然それを恐れて過剰とも言える防衛策(=頻回の検査実施)となり、医療費は膨らむだろう。今の医療費削減政策から見ると、こうした検査実施が認められるとは到底考えられないと思うけど。医療現場は厳しいんですね、やっぱり。やらなかった場合には、過失ですもんね。
腫瘍マーカーを2ヶ月に一度、腹部エコーを3ヶ月に一度、これを何十年か続けていかなければならない、ってことですよ。確かにそれをやれば発見できる確率は増えるかもしれないが、だからといって肝硬変が治癒する訳でもなく、新たに肝細胞ガンが出来てこなくなる訳でもないのです。食道静脈瘤破裂とか重篤な肝機能低下とか他の病状が出現するかもしれないけれども、でも、可能性という点で考えると、ガンを発見できる方が大切なのであり、それで少しの延命を得られるかもしれないが、それを得る為にはガンが発見されるまで、何十年かわからんけど年に4回の腹部エコーをやり、腫瘍マーカーも年6回やれ、ということになります。
これは大変なことだろうと思われます。医療費は本当にパンクするかもしれません。
ちょっと慌てて載せます。
検査した期日(頻度)が数ヶ月の違いがあって、それを実施しなかったことが即過失認定となれば、当然それを恐れて過剰とも言える防衛策(=頻回の検査実施)となり、医療費は膨らむだろう。今の医療費削減政策から見ると、こうした検査実施が認められるとは到底考えられないと思うけど。医療現場は厳しいんですね、やっぱり。やらなかった場合には、過失ですもんね。
腫瘍マーカーを2ヶ月に一度、腹部エコーを3ヶ月に一度、これを何十年か続けていかなければならない、ってことですよ。確かにそれをやれば発見できる確率は増えるかもしれないが、だからといって肝硬変が治癒する訳でもなく、新たに肝細胞ガンが出来てこなくなる訳でもないのです。食道静脈瘤破裂とか重篤な肝機能低下とか他の病状が出現するかもしれないけれども、でも、可能性という点で考えると、ガンを発見できる方が大切なのであり、それで少しの延命を得られるかもしれないが、それを得る為にはガンが発見されるまで、何十年かわからんけど年に4回の腹部エコーをやり、腫瘍マーカーも年6回やれ、ということになります。
これは大変なことだろうと思われます。医療費は本当にパンクするかもしれません。
ちょっと慌てて載せます。