先週から家を離れています。
いつもの「つぶやき」は休んで少しでも涼しくなるような風景を日替わりでお届けしています。
今日は、【スリルと絶景が待つおすすめ「吊り橋」】の5か所です。
回顧の吊橋/栃木県
長さ100m、高さ30mの「回顧の吊橋」は、栃木県の塩原温泉郷にある。ちなみに名前の読みは「みかえり」。訪れた人は振り返らず帰れないほど美しいということからついた名前なだという。 塩原渓谷歩道の起点になっており、渓谷美を楽しめるほか、近くには「回顧の滝」があり、高さ53mの滝を展望台から眺めることもできる。 |
河童橋/長野県
「河童橋」は上高地の吊り橋で、梓川に架かっている。長さ約36mの橋は木造で風情のある趣きなのだが、見どころはやはり橋からの風景。 上流方面では穂高連峰が、下流方向では焼岳が臨め、まさに上高地のシンボルといえます。 名前の由来は諸説ありますが、そのひとつに「昔、河童が住んでいそうな深い淵があった」というのがあったそうだが、これがあながち伝説に聞こえないような神秘さを感じる場所である。 |
桃介橋/長野県
長野県の「桃介橋」は、木曽川に架かる吊り橋。長さ247m、幅2.7m。ワイヤーを支える3基の主塔は上部がコンクリート下部が石積みで、デザインが高く評価されている。 橋から眺める木曽谷の風景も格別なのだが、中央の主塔の石段から水辺に降りることもでき、軽い水遊びも楽しめる。 ちなみに橋の名前の「桃介」とは、この橋を架けた実業家福澤桃介のことで、彼は一万円札でおなじみの福澤諭吉の婿養子ということらしい。 |
谷瀬の吊り橋/奈良県
「谷瀬の吊り橋」は、秘境で名高い奈良県十津川村の吊り橋で、長さ297m、高さ54mと高所にあり、十津川渓谷を眺めるかっこうのポイントなのだが、渡るさいには揺れもあるのでご注意を。 また一度に渡れるのは20人までの制限もあるので、高いところが苦手な方は、一人では行かないほうがよいかもしれない。 もともとは村の人たちが生活のために自費で架けた橋で、観光名所になったいまも、村の重要な生活道路です。お出かけの際は、村の人たちの往来を妨げないようにということらしい。 |
奥祖谷二重かずら橋/徳島県
渡ることができる秘境といえばココ、徳島県の「奥祖谷二重かずら橋」。シラクチカズラというつる草を編んだ縄で作られた、「男橋」「女橋」のふたつがあることから二重かずら橋と呼ばれている。 周囲は秘境といっても差し支えない、文字通りの原生林。そこに架かる二重かずら橋は、平家の落人が作ったのが始まりという伝説を「いかにも」と思わせる古風さ。都を追われた平家の姫君になったきぶんが味わえるかもしれない。 また吊り橋の脇にある人力ロープウェイ「野猿」も見逃せない。人力なので、途中で止めて渓谷の風景を楽しめるのだが、人気が高いため一人は占めしないように。 |