新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「政党の疫病神」小池百合子は「排除」すべし

2020年06月14日 12時41分49秒 | 小池百合子

以前から東京の新型コロナ感染による死者数が少ないこと(超過死亡)が一部のネットメディアでは話題になっていた。
 
東京の3月のコロナ死者、発表の10倍以上?『超過死亡』を検証する」(5/17)
 
東京の4月死亡者数は例年に比べ1割増、新型コロナの超過死亡を示唆」(020年6月11日)
 
そしてついに在京メディアも取り上げていた。
都内死者 3、4月過去最多 「超過死亡」コロナ公表人数の12倍 医療逼迫影響か」  

 
決して人為的なミスではなく、原因も若干あいまいなところがある。
 
こんなツイートがあった。

ところで、緊急事態宣言を解除した後は、「もうコロナのことは言われたくない」とばかりに安倍晋三は国会を一刻も早く閉めようとしている。
 
これ以上、経産省と電通の癒着ぶりを明らかにされればますます内閣支持率が低下するとの危機感の表れであろう。
 
安倍晋三の夜の会食は3カ月近く控えているが、そろそろ解禁という話もでており、 今月の19日からは行動自粛要請をさらに緩和する予定であり、同日には早速、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官らとの会食日程が入っているという。
 
この連中の頭の中では「コロナは終わった」とでも言わんばかりのお花畑が見えるようである。
 
さて、ホリエモンに「茶番」と喝破された「東京アラート」を解除し、さらに自粛を大幅に解除し、その勢いで再選出馬会見を開いた小池百合子。
 
4年間の実績アピール、未達成公約には口重く 小池氏出馬会見」 
 
相変わらず木で鼻をくくったかのような応対であったが、都知事選で現職が6日前に表明するのは極めて異例なのだが、「コロナ対策名目で引き延ばしたのでは」という皮肉な見方もあった。  

まさに「お腹一杯、もうウンザリ」といった声が多かった小池百合子の会見模様をあらためて「小池都知事が再出馬会見で見せた“私がルール”の身勝手態度」から再現してみよう。
 
午後3時に終了した定例会見からほぼ3時間後、小池知事はイメージカラーの緑色のスカーフでドレスアップし、再び会場入り。新たなキーワード「東京大改革2.0」を引っ提げて余裕の笑みを浮かべていたが、ある質問に一瞬で頬をこわばらせた。学歴詐称疑惑だ。エジプトの名門「カイロ大学卒業」という経歴への疑念をノンフィクション作家の石井妙子氏が新著「女帝 小池百合子」で再燃させた。切り込んだのは、小池知事に指名されたフリーランスライターの畠山理仁氏。やりとりはこうだ。
畠山 前回の選挙公報に〈カイロ大学卒業〉とお書きになっていました。他の立候補予定者も経歴を証明するために卒業証書ですとか、卒業証明書を提示される。都の職員も採用時には提出されると思います。小池さんご本人が証明書の原本をご提示いただくということは可能でしょうか。
小池 このー、卒業うんぬんについてはですね、すでに何度も私自身が、カイロ大学が認めているということを申し上げてまいりました。きょうも一部のメディアで、原本そのもの、かつて公表しておりますので、それを載せて掲載しているところがございました。あのー、すでに公表もしているということでございますので、必要な条件、要件等々を検討しながら進めていきたいと思っております。
畠山 もう1点お願いします。
小池 おひとり1問でお願いします。はい、はい。

 

大手メディアには2問、3問の質問を許しながら、追及された途端シャットアウトだ。
 
小池百合子は「公表済み」と繰り返すが、自著の表紙に一部を掲載したり、判読困難な小さなサイズで週刊誌に載せたり、親密メディアでチラ見せしただけであり、そもそも、渦中のカイロ大がこのタイミングで動いたのも不可解で、8日付で〈1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する〉との声明を発表し、法的措置までチラつかせているの異常さである。

小池さんは、4年前に掲げた公約の1つでも達成したでしょうか。結局、築地移転に象徴されるように実績にもならないことを自分の都合でやってきただけでしょう。頼みの五輪もどうなるか分からない。くすぶる学歴詐称疑惑は、大学側の説明のみを掲げて“強行突破”しようとしている。そんな状況で『都民に審判を仰ぐ』だなんて、都民はナメられたものです」と政治ジャーナリストの角谷浩一は指摘していた。
 
さらに小池百合子の「口先女」を象徴する内容を振り返ってみる。
 
発言で振り返る小池都政 『都議会を冒頭解散したい』『排除いたします』
 

 

「都議会を冒頭解散したい」。2016年7月6日、小池百合子氏は都知事選への出馬会見で周囲も驚く公約を掲げた。対立する自民党都連・都議会自民党への宣戦布告。選挙や政局が絡むと、より先鋭化する小池氏を象徴する姿だった。
 地方自治法上、知事が自ら都議会を解散することはできない。「議会からの不信任が必要」と断りつつ、「都議会自民党と都民の間に距離がある」と、挑発するように言葉を継いだ。有権者に強い印象を残したのは間違いなく、党中枢は不快感をあらわにした。「理解できない」
 自民党に所属(その後離党)しながら、都連との対立構図を描いて注目を集めた小池氏。狙い通り自民推薦候補の増田寛也氏らに圧勝した。だが自民との関係は保つ。翌8月、二階俊博幹事長に面会後、報道陣に「私は党本部とは戦っていない」と明言した。
 自民党への批判を避ける姿勢はその後も一貫した。地域政党・都民ファーストの会を率いて大量50人を擁立した17年7月の都議選。安倍晋三政権は、森友・加計学園問題や共謀罪の強行採決で逆風にあった。対自民を打ち出す好機にもかかわらず、政権批判を事実上封印。都民ファ代表としての会見で「(疑惑に)出てこられる名前はみなさん都連に関係した方ばかり」と都連批判にずらした。
 しかし都議選の圧勝から約3カ月。小池氏は衆院選で野党的立場にかじを切った。自民や旧民進党現職議員を引き込み国政での一大勢力を目指し、希望の党を設立。9月25日の党設立会見で代表に就任した小池氏は「本当の意味での改革勢力が必要だ」と宣言、一時は世論調査で自民に次ぐ支持率を得た。
 それが4日後に暗転する。合流を目指した旧民進の一部について「排除いたします」と発言したことをきっかけに支持が離れ、お膝元の都内小選挙区で1勝22敗という惨敗。出張先のパリで「おごりや慢心があった」と振り返った。
 その後、表舞台で脚光を浴びることは格段に減ったが、再び自民との関係を修復する。18年9月の沖縄県知事選で自民推薦候補の応援演説に入り、旧新進党時代から関係が深い二階幹事長とたびたび面会。二階氏に「出馬すれば全面協力するのは当然」と公言させるまで接近した。
 「その場その場の課題にうまく適応するタイプ」。有力支援組織の役員はこう評する。都庁幹部の間では二代続けて知事が一期目途中に辞職したことから「安定のためには二期はしっかり務めてほしい」との声がある一方、新型コロナウイルス対策で小池氏自ら「国難」「国家の判断が求められている」(今年3月31日の記者会見など)と発信し続けた姿に、こんな声も漏れる。
 「もう国政を見据えているような気がする」

 
小池百合子の幸運なことは、安倍晋三が見事に国のリーダーシップ振りを果たしていないということで、必然的に小池都知事のパフォーマンスが際立ったということである。
 
しかしその実態を冷静にみれば、決して過去を振り返らないという傲慢な姿勢の政治家であり、複数の政党を渡り歩き、また新党も作ったが、その中で唯一残った政党が自民党だけというまさに「政党の疫病神」といっても過言ではない。
 
善良な都民ならば小池百合子に「排除」される前に選挙で排除すべきであろう、とオジサンは思う。

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