新・定年オジサンのつぶやき

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都民の最終判断は「嘘をつかない・誠実さの候補か

2024年07月05日 11時18分11秒 | 小池百合子

都知事選終盤になってマスメディアはあえて都知事選関連ニュースを控えているのか。
 


 
  
あえてこんな話題で別の方向にむけせようとするネット記事もあった。
 
東京を切り裂く末脚。小池・蓮舫2強を猛追する石丸伸二は「誰の票」を食っているのか?都知事選最終盤は波乱含み
 
いよいよ日曜日に迫った東京都知事選挙(7月7日投開票)。現職の小池氏が一歩リードし、蓮舫氏がそれに続く情勢とされている。だが選挙戦がこのまま「女性候補同士の一騎打ち」で終わるとはかぎらない。激しい追い上げをみせる石丸氏の街頭演説は日増しに熱気を帯び、最終盤での逆転も絵空事ではなくなってきたからだ。
■「石丸だけは応援したくない」維新の本音
世田谷区議会議員、稗島進氏は6月28日、日本維新の会東京都総支部である「東京維新の会」へ離党届を提出した。稗島氏がブログで、その経緯を公表している。以下はその概略だ。
東京維新の会は6月17日に、緊急全体会議をオンラインで開いた。その場で柳ヶ瀬裕文代表(日本維新の会総務会長)は東京都知事選の対応について「静観する」と党の方針を通達した。
「維新の会として候補者を擁立しておらず、どの候補にも推薦や支持などを行っていない以上、所属議員はいかなる陣営にも関わってはならない」という趣旨だった。
稗島氏は悩んだ。所属議員が自分の信条に基づいて、思い思いの候補を支援できるようにしてほしい。決定の再考を求める要望書を出したが、音喜多駿幹事長名の回答文書で却下された。
維新が所属議員に対し、どの陣営に関わることも禁じた真の理由は、もっと具体的なことだったと思われる。おそらく、都知事選に出馬する前安芸高田市長、石丸伸二氏に近づいてほしくなかったのだ。
「AERA dot.」によると、日本維新の会の馬場伸幸代表と藤田文武幹事長、柳ヶ瀬裕文総務会長、音喜多駿政調会長がうちそろって石丸氏に会い、「推薦」を申し入れたが、石丸氏は即座に断ったとされる。意地でも石丸だけは応援したくないというのが維新幹部たちの本音なのではないだろうか。
果たせるかな、稗島氏が支援したいと望んだのは、石丸候補だった。「各候補者の政策を吟味し、何名かの候補については、実際に街頭演説にも足を運び、人となりを拝見した」。そのすえに、決めたのだという。
■東京都の街頭を制しつつある石丸氏
「人となり」。すなわち人間の品性は、ウソつき政治家の跋扈する現状において、候補者を判断する重要な要素である。
安芸高田市長だった石丸氏はウソを嫌うから議会と対立した。市政の可視化をはかるため、石丸氏は対立する姿をそのままYouTube動画やX(Twitter)を駆使して世間にさらしてきた。だからこそ、人々は安芸高田市政に興味を持ち、議会で何が行われているかを知ることができた。
わずか2万6000人ていどに過ぎない小さな都市の市長が全国的に注目され、都知事選への挑戦を決めるや、募集に応じて5000人ものボランティアがはせ参じ、5月下旬からの1カ月あまりで1万1555件、合計2億769万円もの献金が寄せられたのも、それゆえだ。
石丸候補は一日に10か所前後まわって街頭演説を繰り広げている。1か所に充てる時間は短いが、行く先々、聴衆で埋まり、熱気に包まれている。おそらく、今回の候補者のうちで一番の盛り上がりを見せているといえるだろう。
■石丸氏は誰の票を食っているのか?小池氏・蓮舫氏を激しく追い上げ
だが、自民、公明、国民民主、都民ファーストの会、連合東京を味方につける小池百合子氏や、立憲民主、共産、社民が支援する蓮舫氏の組織票の壁は厚い。
とりわけ、小池氏には現職の強みがある。1947年から2020年まで21回行われた東京都知事選のうち、12回は現職知事が立候補し、全て当選している。
都知事は公務でメディアに露出する機会が多い半面、都政に関するメディアの報道は少なく、首相のように批判のターゲットにされることが滅多にないからだ。
石丸氏は現職知事の壁を超えられるのか。共同通信が6月29、30日に行った電話調査によると、東京都知事選の情勢は、「小池氏が一歩リード、蓮舫氏が続き、石丸氏が激しく追い上げる展開」となっている。勝敗を占うカギは、これをどう読み解くかだ。
自民党が告示前の6月15、16日に実施した情勢調査では、小池氏43.6%、蓮舫氏32.1%、石丸氏8.3%、その他7.8%、わからない8.2%だった。告示前から石丸氏への期待度が予想以上に高かったことがうかがえるが、二強にははるかに及ばない。これは選挙戦突入直後でも変わらず、6月22、23日の朝日新聞調査では「小池氏が先行し、蓮舫氏が追う展開、石丸氏は苦しい」とされていた。
それが今や「激しく追い上げる」ところまできたのだ。
石丸氏が東京で初めての街頭演説を行ったのが6月15日で、それ以降、演説会場に押し寄せる人波が回数を追うごとに増えていった。
メディア各社の情勢調査によると、石丸氏は無党派層だけでなく、自民支持層や維新支持層にもかなり食い込んでおり、この上昇カーブが維持されれば、投票日までにトップに立つことすら、あながち絵空事ではなさそうだ。
勝敗の行方はともかく、石丸氏の躍進ぶりは奇跡的というほかない。政党の支援を受けずに、首相候補とさえいわれる強力な現職知事を脅かしている。その原動力は、YouTubeなどSNSを活用したありのままの発信である。そこに新しい政治家像を見た見知らぬ人々どうしの結束の輪が生まれている。
もし、石丸氏が都知事に当選すれば、日本の選挙のあり方は確実に変わっていくだろう。
■小池氏しどろもどろ。ネット公開討論会に活を入れた石丸流
この都知事選で、石丸氏が、“らしさ”を示したのが、小池百合子氏、蓮舫氏、田母神俊雄氏との4人による6月24日のネット公開討論会だった。
「明治神宮外苑の再開発」に話が及んだ時のことだ。蓮舫氏が「まさか外苑の再開発の事業者からパーティーチケットの購入とか、受けてませんよね」と質問したのに対し、小池氏はこう答えた。
「パーティーの開催につきましては、それぞれ法律にのっとった形で公表させていただいているところでございます」
蓮舫氏はわずかに笑みを浮かべ「ありがとうございます」と頭を下げた。あらかじめ想定していたとおりの回答だったのかもしれない。

蓮舫氏が引き下がろうとしたその瞬間、石丸氏が手を上げた。
「いや、いまの蓮舫さんの質問は、イエスかノーかで答えられるので、イエスかノーかで答えていただきたいと、おそらく視聴者全員、思ったと思います。もう一度お願いします」
この質問に対し、小池氏はこう回答した。
私はこれまで、政治のパーティーという形で開かせていただいております。その中にはさまざまな方々からご意見をうかがうと同時に、ご協力もいただいている。そして、それは法的にのっとって進めているということでございます」
イエスともノーとも答えない。だが、「さまざまな方から法にのっとって協力をいただいている」ということは、イエスと解釈するのが妥当なのではないだろうか。「さまざまな方」の中に「外苑再開発の事業者」が含まれないのなら、ノーと言えばいいだけのことだ。
■外苑再開発見直しに否定的な石丸氏が蓮舫氏をフォローした理由
蓮舫氏の言う「外苑再開発の事業者」とは、三井不動産グループを念頭に置いているのは明らかである。
6月16日の「しんぶん赤旗」によると、三井不動産グループは神宮外苑再開発のほか、五輪選手村(現・晴海フラッグ)、築地市場跡地開発など小池都政の目玉事業を主導し、3つの事業だけで1兆2940億円のカネが動いている。蓮舫氏はもっと小池氏を追及すべきであった。
石丸氏は外苑再開発事業の見直しについて否定的だが、小池氏の不誠実な回答には我慢ならなかったのだろう。
歯に衣を着せぬ石丸氏を、2008年の大阪府知事選挙で勝利した橋下徹氏に重ね合わせる人がいるかもしれない。
だが、橋下氏は自民党大阪府連の推薦、公明党大阪本部の支持を得ていた。石丸氏のバックに、組織的な支援は何もない。
「みなさんのスマホに入っているラインのお友達に、手当たりしだい石丸伸二の動画を送りつけてください」
SNSを最大限に利用した石丸氏の選挙戦。街頭演説の模様をそのまま動画にして流し、ボランティアや支持者がSNSで拡散。石丸氏は夜間に一人でライブ動画を発信し、ニュース系の動画番組にも積極的に出演する。
その効果がネットユーザーからどこまで広がっていくかが注目点だ。
■石丸氏のネット選挙戦術はこれからのスタンダードになる
2013年の公選法改正でネットを用いた選挙運動が解禁されてから10年あまり。この間、メリットだけでなく、誹謗中傷やデマの拡散などデメリットも指摘されてきた。
暴露系ユーチューバーが海外に滞在したまま、都市部の無党派層を中心に大量の票を集めて当選したこともあった。
今年4月の衆院東京15区補選では、他陣営の街頭演説に乱入して動画の再生回数をかせぐ「炎上商法」まがいの政治団体が出現した。
それでも、社会のデジタル化は猛烈なスピードで進んでいる。ネット選挙は今後ますます盛んになっていくだろう。
既存の政党や団体の組織に頼らず、リアルな活動とネットを巧みに組み合わせた発信によって支持者を増やしてゆく石丸流の選挙は、当面、一つのモデルになるかもしれない。ただし成功させるには、よほどの情熱と非凡な能力、そしてなにより誠実さが必要である。


 
「なにより誠実さが必要」という観点では石丸伸二は大丈夫なのか。
 





 
 やはりこの御仁の記事で締めくくる好かない。
 
本澤二郎の「日本の風景」(5215)<本末転倒=亡国の東京都知事選
 

2024年7月7日は、首都・東京の代表を選ぶ投開票日である。現職の3選を目指す小池百合子が逃げ切ると見られている。「経歴詐称」「カイロ大学首席」と公然と嘘をついてのし上がった小池を、「緑の狸」と不名誉な評価を得ても、自公や連合など組織票が全面協力しているからだ。
最近まで凡人は「女性は優しく平和的で争いを好まない」と思い込んできたのだが、さにあらず政治権力に手を出す女性の多くが、持てる武器を駆使して獰猛な男たちを利用して、栄冠を手にする亡国の輩という考え方に変わった。特に小池がその先頭を走っている。
その点で、安倍側近の高市早苗などは後塵を排して問題にならない。彼女らのほとんどが極右の看板と支持を手にしている。歴史認識が零点だから、健全な支持者は少ない。
多数国民は、右翼も左翼もあまり好きではない。中道リベラル派が多数で、概して無党派層を形成している。バランス感覚に優れている。極端を嫌う憲法人間が少なくない。ただし、一番の課題は学校教育で近代史を教えない、憲法を教えないため、民主主義の基本知識が不足している。過去に香川県の労働組合が、憲法についての勉強会を開いていたが、これを全国的に普及することが望ましい。
ともあれ、経歴詐称知事を支援する政党や団体は、嘘や騙すことを当たり前に受け入れている。悲劇の証拠を提供している。本末転倒選挙だと断じたい。
<「政治にうそ」を誇示する神道・自民+創価・公明の前途>
政治家や政党は、国民に対して「約束事」を訴えて、支持を獲得するのだが、今回の都知事選では「嘘は当たり前」という風潮をはびこらせる最悪の公人選びだ。
そこに我も我もと56人の候補者が手を上げて、混乱に輪をかけて、結局のところは、現職の経歴詐称候補を3選させようとしている、と筆者の目に映る。
「官邸と信濃町の狐がタヌキを総力を挙げて応援している」と巷では揶揄されている。日本の選挙は、失礼ながら憲法を知らない人たちによって政教一致の闘いが繰り広げられている。自公体制の本質は、神道・統一教会の自民党と、創価学会の公明党が連合を組んで、権力をほしいままにしてきた。
これからどうなるか?との見通しを提供する大事な選挙のはずだが、実態は裸体ポスターや姿さえ見せない候補者の乱立で、経歴詐称知事の3選に新聞テレビも走っている。
<信濃町の知られざる秘事がネットにガンガン浮上>
パソコン素人人間は、油断していると、特定のネット情報の嵐に吹きとばされそうになる。マイクロソフトといった情報提供ネット企業による情報操作に呑み込まれる危険性が、ツネに付きまとっているようなのだ。
正直なところ、公明党創価学会の「戦争加担」「自民右翼化」の事実から、自民党による戦争体制化爆走について、憲法人間として座視することができないため、信濃町批判を時々してきた。すると不思議なことにYouTubeに、やたらと信濃町関連の怪情報から宣伝動画まで山のように出てくる。
自民党派閥記者20年の凡人ジャーナリストにも、驚愕させられる秘事まで飛び出してくるではないか。池田死去のさいの創価学会と池田家の確執から、信濃町の内側の子防戦を当事者が明かしている動画まで。統一教会の内部は今も秘匿されているが、池田亡き後の信濃町の混乱のすごさに驚く。
悲しいかな、憲法が命じる「政教分離」論について、それがないのが不思議である。宗教の恐ろしさを改めて印象付けていることだけは、確かなことである。これが自発的なものか、それとも信濃町解体を狙う第三者の野望なのか。いえることは、戦争勢力となった宗教政党は、この日本においては不要である。
<嘘は泥棒の始まり=笹川ギャンブル財団との深い仲>
YouTubeから得た貴重な情報の一つが、公明党創価学会と笹川ギャンブル財団の不可解な闇のことだ。なぜ公明党議員が、自民党内閣の下で国交相に就任するのか?その謎が少し見えてきた。
安倍の下で国交相を歴任し、安倍の戦争体制を創り上げることに専念した太田昭宏と山口那津男と創価学会の原田や谷川。御存知、国交省の巨大利権の競艇を、なぜ笹川に独占させているのか!
背後の暴力組織が、創価学会とやくざ暴力団の闇と関係があるのかないのか?まだ誰も指摘していないすごい闇だ!
<二階側近の林幹雄とやくざ利権も話題>
余談だが、林大幹の倅の幹雄は、二階俊博の側近で有名だ。よろつく二階のボディガードもしてきたのだが、彼は最近非公開の金集めの集会を開いて、自民党千葉県連を驚かせた。
その関連で「林は成田空港関連の道路利権にやくざと一緒に関係していた。後継者にしたい息子の県議は、やくざの女を二号にして水商売している」という話が、元自民党秘書会ルートから飛び込んできた。
一見して真面目そうな林大幹を知っているが、息子も孫もやくざと一緒に利権あさり?これには木更津市で活躍した浜田幸一も驚いているに違いない。
<嘘つき経歴詐称知事に賭ける1000万都民のすごさ>
話を戻す。創価学会と神道と統一教会の集票に興味が集まっている。神道・神社本庁の内紛もすごいらしい。統一教会も教団解散目前である。都知事選の投票率の行方も注目される?
1000万都民の4年間の変化は、アベノミクス円激安で誰も予想できないほど大きい。三井財閥と手を組む小池の動向も気になる。千葉県の東京湾埋め立て利権を一手に握り、その勢いで新宿副都心を創り上げた三井に都政を委ねる?
大阪府民も駄目だったが、東京都民も期待できないのか?

 
「バランス感覚に優れている」、「無党派層を形成している」多くの都民は都知事候補者の表面的な政策よりも、「嘘をつかない候補」という観点から1000万都民の賢明な判断に期待したい、とオジサンは思う。 

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