新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

安倍政権の終末時計の残りは??

2020年01月25日 12時00分07秒 | 環境破壊

ひとたび嘘をつき始めると、そのことを批判されれば新たな嘘を並べ、最後は「嘘の上塗り」状態となる。
 
「政治の私物化」とか「税金の私物化」と指摘され、それを嘘で糊塗しようとするから、さらにおかしな話になってくる。
 
国会での代表質問に答えた安倍晋三の言い訳が徐々に変化している。
 
すでに多くの地元支援者らの証言から、安倍晋三のために安倍晋三事務所が計画したのが、「安倍晋三首相と桜を見る会ツアー」であったはずである。
 
したがって前日の安倍晋三夫妻も出席した「前夜祭」もツアーに含まれていると参加者は証言している。
 
これを安倍晋三が正式に認めてしまえば、その時点で安倍晋三は「ドボン」となる。
 
したがって、「夕食会の明細書、公開拒否 首相『ホテル側の意向尊重』」という発言でホテル側に無言の圧力をかけたり、さらには、「『桜』ツアー主催は旅行会社 安倍首相、私物化批判に反論―代表質問」と子供でも分かるような嘘を堂々と言い始めている。
 
悲しいかな、これが日本国民が間接的に選んだ国のトップリーダーの姿である。
 
もっとも、安倍晋三が盲目的に従っている宗主国のトランプ大統領も事実を平気でねじ曲げた発言がお得意である。
 
米軍がイスラム革命防衛隊の司令官を殺害したことへの報復として行われたイランの攻撃で、米軍は事前に情報を把握し、米兵らを避難させる指示を出していたことから、トランプ大統領は1月8日の声明で、「米国人の死傷者はおらず、基地は最小限の被害で済んだ」として報復攻撃を見送っていた。
 
しかし実態は、「米兵の負傷者、11人から34人に増 イランの報復攻撃」と予想以上の被害が発生していた。
 
こんな指導者のいる米国に追随している日本は、気がついたらトンデモないことになっているた。
 
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さて、話を安倍晋三疑惑に戻る。
 
テレビメディアでは一切報道されていない野党の「桜を見る会」追及本部ヒアリングは30回を迎えた。 
 

「桜を見る会」野党追及本部が30回目のヒアリング(2020年1月24日)
 
第30回ヒアリングでは、第29回で開示になった、新宿御苑の各入口からの入場者をカウントした表の、内訳(一般・特別・外国人)の「一般」の部分の黒塗りが取れたものが政府から公表された。
 
注目されているのは、8時半開始の「桜を見る会」に8時前に入場している人が、2019年は1851人いる。
 
これは、安倍後援会を含んだ人々だということを、役人に改めて確認するが、なぜか回答を避ける。
 
これは安倍後援会のツアー予定表でも、7時半に都内のホテルを出発することが書いてあるうえに、安倍首相自身がすでにそれを認めている。
 
開催前に入場して、一般客が来る前にバスグループごとに安倍首相と記念撮影をしたという、あの一件だ。
 
なぜ、そんな明らかになっていることすら、正面から答えようとしないのか?         
 
『桜を見る会』財政法違反を問われる内閣府に説明責任 #30」から一部を紹介する。
 
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山井議員「総理大臣の後援会の800人が、何時ごろ入ったか分からないはずないんですよ。やましいんですか?違法の怖れがあるのですか?安倍後援会来られましたよ、800人くらいでしたよ、調べたら8時前でしたよ、なぜそれが答えられないんですか?やましいんですか?

 
黒岩議員「山井さん、これね、法律違反の恐れがあるんですよ。だから頑ななんですよ。買収罪の場合、財産上の利益と言った場合、人より早く入れる、『特別扱いして心を動かす』っていうことだけでも、買収罪の構成要件に当たるんですよ。だから頑なにそれ言わないんです。」

 
山井議員「安倍総理は、名簿を廃棄したから後援会から何人招待されているか分からないと言っている。内閣官房も名簿がないから分からないと言う。安倍事務所に問い合わせて答えてもらうこと出来ないんですか?」
中井参事官「後援会事務所ということで、議員活動でございますので・・」
山井議員「税金が使われているんですよ!内閣総理大臣主催で私たちの税金でやっている『政府の』行事なんですよ。それでこれだけの税金の無駄遣いと違法行為が指摘されてるんだから、説明責任は内閣にあるんじゃないですか?議員活動では収まらないですよ、これは。」
中井参事官「政府として行っている部分はお答えしているつもりだが、議員活動に関する部分については・・」
山井議員「違いますよ!これは全面的に政府が行っている行事ですよ。
原口議員「政府が行っている行事をですよ、その主催者である安倍晋三さんがご自身の後援会をお呼びになって、その数は分からないと、安倍晋三さんは個人の政務で総理主催の桜を見る会をなさいましたか?まずソコをお答えください。これは安倍晋三さんの『政務』、個人の行事ですか?」
中井参事官「主催としては総理大臣としてです。」
原口議員「総理大臣っていうのは『政務』ですか?」
中井参事官「政府の役職です。」
原口議員「公務ですよね?」
中井参事官「左様でございます。」
原口議員「であれば、その公務に自分の後援会を何人呼んだかってことを、なぜ言わないんですか?」
中井参事官「推薦をお願いして、推薦を・・」
原口議員「関係ありません!推薦どうのこうのは中のプロセスです。中井さん、いいですか?推薦どうのこうのは、中のプロセスで、僕ら関係ありません。安倍晋三さんがなさっている、公務である総理主催・桜を見る会において、そこに自分の後援会が何人きたかということを、主催者として教えてくれって言ってるんです。」
中井参事官「そこは名簿が残っていればカウント可能ですが、名簿は廃棄されているので分かりません。」
原口議員「あのね、名簿廃棄の話じゃないんですよ。安倍晋三さんの総理大臣としての責任の問題なんですよ。名簿廃棄で、安倍晋三さんは、自分が首相として適切な予算の使い方を、国民に証明できなくなってるわけですから。それをね、名簿を廃棄したっていうのを金科玉条のごとく言ってほしくない。その自分の証明する手段を、自分がなくしてるってことじゃないですか。ということは、安倍晋三さんから、あなた方に『なんでこの名簿を廃棄したんだ』と、『おかげで自分はこんな目に遭ってるぞ』と、そんな注意ありましたか?」
中井参事官「今後の見直しの中でですね・・今後・・」
原口議員「見直しじゃない!安倍晋三さんに見直しなんてしてほしくない。今のことを説明できないわけだから。これは『公務』でやってるわけだから。公務の内訳を聞きなさいと、お願いしてるわけです。公務の中の、安倍晋三さんがお呼びになったご自身の後援会、それは自分の事務所に聞けば分かるでしょ。自分の事務所に聞いて、公務としてやった部分の内訳を教えてくださいとお願いしている。政務のことを聞いてるんじゃありません。」
中井参事官「公務としては、記録があればそれをもとに答えるが、記録がないってことで・・」
原口議員「安倍晋三さんの、公務として、総理大臣として行ったこの行為の内訳について、総理大臣の責任において明らかにしてくれって言ってるの。」
中井参事官「繰り返しですが、記録がございません。安倍事務所については政府としては・・」
原口議員「全く違います!もう一回聞く。これは安倍さんのポケットマネーでやってますか?」
中井参事官「桜を見る会は公的行事でございますので、公費を使っております。」
原口議員「自分の後援会から自分が呼んでいる数が分からない?総理大臣の責任において、数を示してください。」

    
中井参事官「全員呼ばれるわけではない。推薦を断ったケースもある。」
原口議員「じゃ、何人推薦を断ってるんです?」
中井参事官「数字は分かりません。」
原口議員「中井さんっ!!アンタいい加減にしなさいよ!」←計30回のヒアリングで最激怒モード
原口議員「確たる数字が分からないで、どうして断ったと言えるんですか。いい加減なことを言いなさんな!どういう基準で断るんですか?」

   
原口議員「つまりあなた方は、買収に協力したと。そういうことになりますよね。」

 
柚木議員「これ、名簿捨てたとか、議員活動とか関係ないですよ。財政法違反ですよ。社会に功労功績のない人が、大量に安倍事務所ツアーに招かれてるんだから。それを検証するのは、『首相主催』なんだからまさに政府の責任そのものです。」
     
これまでは、安倍首相の疑惑追及一点に視線が集中し、その前に立ちはだかる守護兵のような役人たちから、小さな言質を取り集めることが中心だった。
ところが今回は、そもそも安倍首相の複数の不正行為を知りながらその実行を補助し、また追求すれば擁護、証拠隠匿にかかるのであれば省庁も同罪である、という新たな視点を切り開いた。 
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いつまでも、こんなことが続けば、日本も「終末時計『残り100秒』 20秒進み史上最短」となるのではないだろうか、オジサンは思う。

 

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