多くの市民が安倍内閣を打倒するには、選挙において「野党の共闘」、参院選での「統一候補」と呼びかけていたが、肝心の野党第一党の立憲民主党が民主党の分裂騒動のしこりからなのか、余り乗り気ではなかった。
参院選の2人区での候補者も、自民党が1人は確保しても、あとの1人は当然、野党が調整された候補者を立てるべきだという声を無視して、枝野幸男立憲民主党党首は、広島の他に全国に3つある2人区の候補者調整については、これに先立つ立憲の党会合で「自民は一つしか取らないから、「各党で切磋琢磨していい」などと言っていた。
「弱小野党が切磋琢磨しても自民党が喜ぶだけ」という周囲の大きな声に少しは感じるところがあったのか、「参院広島、野党一本化も=立憲・枝野氏」という変化が、他の2人区でも広がることが期待される。
時間があまりないので、早急に参院の32の1人区での野党統一候補の調整を急ぐべきであろう。
ところで、国会の予算委員会で、自民党が野党側の質問時間を従来の慣行を強引に破棄して、自民党議員の質問時間が増えた。
三権分立の精神からすれば、立法府の国会議員は、たとえ与党であろうが、行政府(政府)に対しては、独立した機関として相互に抑制し合い、バランスを保つことにより、権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障することになっている。
中学社会・公民の教科書にも載っていることなので、大人の国会議員の諸君ならばみんな知っているはずである。
しかし、質問時間が増えた自民党議員は政府に対して厳しい質問は決して行わない。
何故なら、目の前にいいる自分が属する政党の総裁(総理)に対して窮地に追い込むような質問をするほどの勇気のある奴は質問者にはなれないからである。
3月25日、午前の参院予算委員会では日本会議国会議員懇談会のメンバーであり、かつ神道政治連盟国会議員懇談会のメンバーで 第3次安倍第3次改造内閣にて農林水産大臣政務官だった上月良祐委員が地方経済の現状認識を安倍晋首相に質問していた。
これに対して安倍晋三首相は、「景気回復実感できない方たくさんいること承知している=安倍首相」と答弁していた。
「景気回復実感できない方たくさんいる」ということを、誰が聞いても平たく言えば・・・・
ということであろう。「景気回復を実感できない方がたくさんいる」=「不景気」
— ゆりかりん (@yurikalin) 2019年3月25日
ってことなんで、ヨロシク!
そういう事実認識すら出来ないバカは、早く消え去れ! https://t.co/cmrFaGePIb
当然ながら、この発言には異議が噴出していたが、メディアの報道の仕方に対しても批判があった。
「景気回復実感できない方たくさんいること承知している=安倍首相」とメディアは垂れ流しで見出しにするが、この時点で安倍首相側の認識誘導宣伝に加担している。「実際には景気回復しているのに、それを実感できない人がいる」、つまり実感しない後者の頭が悪いのだという。https://t.co/GT2xRcg1f4
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2019年3月25日
なぜ、消費が伸びないのか、それは霞が関や永田町以外で普通の暮らしをしていればみんな実感しているはずである。実感できない人がたくさんいる景気回復って何なのでしょう?→首相「景気回復実感ない人も」 参院予算委、アベノミクス巡り https://t.co/QgWREaZsMX 「アベノミクス」により、全国で景気が回復していると成果を強調する一方「景気回復を実感できない人がたくさんいることも承知している」と述べた。
— 中林 香 (@kaokou11) 2019年3月25日
安倍晋三が「悪夢のような」と蔑んだ民主党時代と比べると・・消費が伸びないのは、実質賃金が目減りしてる上に将来不安のために消費せず貯金をしている国民が多いからだ。ところで既に発表されている数字では、日本の景気は下降し始めている事になるが、政府は景気は順調に伸びていると表明している。どっちが本当なのか。 #NewsPicks https://t.co/uMCFO0ySVM
— 田原総一朗 (@namatahara) 2019年3月25日
これらの数字が明確に安倍政権の経済政策の失敗を物語っている。若者の未来を破壊したアベノミクス、
— Moira_Go With Bernie (@sugi_moira) 2019年3月20日
奨学金の借金を抱え、薄給で働き、大半を家賃に取られ、デートもままならず、結婚できずか、
貯蓄ゼロ世帯激増(2012→2017変化)、
20代:38.9→61.0%に
30代:31.9→40.4%に
40代:34.4→45.9%に
50代:32.4→43.0%に
60代:26.7→37.3%に
山本太郎サイトより pic.twitter.com/gd9A9JXFbk
それでも、国会では相変わらず根拠のない話をダラダラと繰り返している。
国の「最高責任者」らしき男がこんな体たらくなので、最近は下級公務員レベルの劣化が激しいようである。参院予算吉川質疑
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2019年3月25日
今国会で何度も質問無視して安倍さんがドヤっとやっている大卒就職内定率「過去最高」答弁。
が、いつからとっている統計か問われたらまさかの答えられない安倍さん。
これは97年卒からの限られた、いい時期の入っていないもので、留保なく「過去最高」とはいえない代物。
残念っ! pic.twitter.com/wdMCgYrIYa
一般紙では、「世田谷年金事務所長がヘイト投稿 現在は削除、機構が更迭人事」といった内容で、「あ~あ、またこんな輩がいたのか」という程度であったが、その実態を知れば知るほどこの年金事務所長の異常振りが恐ろしい。
この人物は、11年前ほどにツイッターアカウントを取得して、ツイート数が「37,405」と約毎日10件以上もツイートしていた。
しかし、ヘイトツイートが発覚してからは、過去のツイートが全て削除されており、現在残っているのが以下の2件のみ。
(注:このブログ作成中にアカウントも、すべて削除された)
そのツイート内容は余りにも酷いもので、詳細は、「世田谷年金事務所の葛西幸久所長(@kasaikun)、公務中に税金で差別投稿を繰り返す→無事更迭される」を見てほしい。
公務中に行われていた差別発言、ツイートの傾向を見てみると、主な投稿時間帯は7~13時、17~23時。明らかに公務中とみられる時間帯に投稿していたという。
公務員に対する「綱紀粛正」という懐かしい言葉は一体どこへ行ってしまったのか。
公務員のトップがしがみ付いている政権内での、隠蔽・捏造・改竄・偽装などが横行していれば、末端の公務員の公僕としての忠誠心なんか絵空事になってしまったのであろうか。
「魚は頭から腐る」と言われているように、日本を支えるべく組織の頭が腐っていては、とても子どもたちに未来を越すことは困難になってしまうだろう、とオジサンは思う。
https://twitter.com/logoslabo/status/1132964695181103104
ナニワの激オコおばちゃんさんのツイート_ _「中国」の体制は潰さなあかんのや。何でか?このままやと人類が滅びてしまうからやで。
https://twitter.com/logoslabo/status/1132600814634057728