新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

9月27日前後は東京に「戒厳令」がしかれるのか?

2022年08月02日 10時31分59秒 | 安倍晋三国葬

宗教と政治というテーマでは、旧統一教会関連の調査ではピカ一のジャーナリストの鈴木エイトが、文春オンラインで公開した、勝共連合」会長の録画が評判になっている。
 
スクープ映像入手》旧統一教会のフロント組織「勝共連合」会長が安倍元首相との“ビデオ出演"交渉の裏話を激白
 
 
 
 
タイミング的にはこの会見が正鵠を突いていた。 
 


 
一部のメディアには、腰が引けている報道が多い中でも、最近は徐々に忖度抜きの報道が定着しているようで政権への忖度も不要、失うものはなというタレントのラサール石井がこう書いていた。

統一教会問題でテレビ局が反転攻勢 政権との『癒着』を次々と暴露」 
 

統一教会(あえて旧とは書かない)問題のテレビ報道は局や番組によって姿勢が違う。TBSはやる気である。「報道1930」「報道特集」「NEWS23」はぐっと攻勢に舵を切った。日本テレビの「バンキシャ!」も攻め始めた。テレビ朝日は「政治の力」で腰砕けかと嘆いていたら「サンデーステーション」が攻めてきた。
 統一教会問題では各局、統一教会の専門家、鈴木エイト氏を出してきて本気の様相。2013年の参院選。北村経夫参議院議員の初選挙の時、教会に安倍氏から直々に連絡があり、選挙協力をした。教会にとって当選は「死活問題」、などと書かれた内部文書を公開した。北村議員の祖母は北村サヨと言い、山口県田布施で生まれた「踊る宗教」の教祖であり、安倍氏の祖父、岸信介氏が巣鴨プリズンで勾留中に総理大臣になると予言したことで知られる。おそらく両家の間には3代にわたる交流があり、この選挙が安倍氏の肝いりであったことは否めない。おそらく教会側の思惑は北村氏より安倍氏に向いていたであろう。
 決起集会の動画では、臨席する下村氏、杉田水脈氏の姿も。出ました。どこにでも顔を出す。さらに他の報道では細田氏の2019年の教会系の友好団体への出席、スピーチが流れ、「今日のことは安倍総理に報告する」と述べている姿までバッチリ。この人、顔が善人顔で良識派に見えるからだまされていたが、セクハラに買収、そして統一教会。バリバリの腹黒悪役キャラではないか。
 このようなことが積み重なり、去年の9月に「韓鶴子総裁に敬意を表する」と安倍氏本人がビデオレターを送った。これでたがが外れた。関係を隠さなくなった。これは相当のお墨付きだ。
 そもそもずっと認められなかった団体名改称が下村氏が文科大臣の時に認められる。ここから報道も鳴りを潜め、取り締まりも緩やかになっていく。もし、少額の献金や原稿料のためにその後に何百億もの献金が日本から韓国に流れたとしたら、これはもう国を売った国賊にも値する。
 安倍氏銃撃事件の時「これは安倍氏批判のアベガーたちが犯人の背中を押した」と言った皆さん。とんでもありませんぜ。むしろ前出の皆さまのほうが背中を押したどころか引き金を引いたとも言うべき売国の徒じゃありませんか。
 しかしなぜこの報道ではテレビ局が強気なのか。これは清和会を抑えようとする力関係が政権内に働いているのかもしれない。ま、わかりませんがね。ただこのことが韓国ヘイトの方向に利用されないようにしないといけない。
 それにしても本当に国葬でよいのか。あとで世界中から問題視されることはないのか。いま一度、慎重な判断を望む。

 

 

 
少なくとも今までは政権擁護メディアとしては、「フジサンンケイ」グループと読売日テレ」グループに代表されていた。
 
それが、様変わりしたことの裏事情は、決して政権擁護派が「目覚めた」わけでもなさそうである。
 
自民党が嫌がる旧統一教会との『癒着報道』が終わらないワケ」 
 
連日、ワイドショーを賑わしている政治家と旧統一教会の関係。これでもかというほど、政権与党との関わりがあることが次々に明るみに出ている。
宗教団体の信者というのは熱心に働いてくれるうえに、組織票が欲しい政治家からすると非常にありがたい存在のようだ。
「統一教会側からしても、多くの政治家がバックについているようなもので、これほど心強い味方はいないでしょう。イメージの低下などもあり、団体の名称変更を所轄の文化庁に申請したが、長年認められなかった。
ですが、統一教会と関係が深いとされる世界日報から献金を受け、関連団体が発行する月刊誌で表紙に“抜擢"された下村博文氏が文科相だった`15年に『世界平和統一家庭連合』という名称に変更。下村氏いわく“全く関わっていない"と主張していますが、役人が長年の前例を破って"霊感商法"が取り沙汰されていた宗教団体の名称の変更を許可したという言い分は、にわかには信じ難い」(全国紙記者)
共産党の宮本徹議員が当時の資料を文化庁に開示請求したところ、渡された資料は“規則変更理由"の部分が黒塗りになっていた。“理由"を知りたいのに、それを黒塗りにすることが許されるのであれば、どんなことでも“やりたい放題"になってしまう。
`21年、衆議院議員会館で開かれた『日本・世界平和議員連合懇談会第一回総会』という会合には梶栗正義氏という旧統一教会関連の政治団体『国際勝共連合』の会長で教団の関連団体のトップも務める人物の姿が。その隣には細田衆院議長らをはじめ20人の議員が笑顔で写真を撮っている。そのほとんどが自民党の議員であるという。
さらに細田氏は`19年に関連団体のイベントでもスピーチしており
「きょうの盛会を、会の内容を安倍総理に早速、ご報告致したいと考えております。韓鶴子総裁の提唱によって実現した、この国際指導者会議の場は、大変意義が深いワケでございます」
とはっきりとトップの名前まで口にしている。
これの説明をマスコミに求められると、細田氏は
《回答はすべて差し控える》
と回答した。
テレビでは連日、統一教会の話題で持ち切りだ。政治家からしたら過去の関連団体のパーティやスピーチなどの映像が掘り起こされることは苦痛でしかないだろう。しかしテレビ局は絶対に統一教会ネタをやめない理由がある。
「とにかく統一教会ネタは視聴率が抜群にいいんです。統一教会ネタが終わるとガクンと数字が下がる。そういう意味でも各局とことんまで統一教会特集をするのでしょうね」(ワイドショー関係者)
見方を変えれば、統一教会と政治家だけでなくテレビ局までが、持ちつ持たれつの“ウィン・ウィン"の関係ということかもしれない…。

 
確かに民放テレビ局は「視聴率」が命で、その数字の多寡でスポンサーが変わってしまう。
 
昔はやった「赤信号、みんなで渡れば怖くない」といったところか。
 
さて、国民の半数以上が反対の意を表していた安倍晋三の国葬問題。
 
本来官僚がしっかりしている官邸では基本は「前例」に従うことが通例であった。
 
こんな事実が残っている。
 
吉田茂元首相の国葬後「何らかの基準必要」自民の閣僚答弁も 基準づくり進まぬまま安倍氏の国葬実施へ」 

               【東京新聞より】    
 
政府が安倍晋三元首相の国葬を閣議決定したのは根拠が不明確として野党が説明を求めていることに関連し、吉田茂元首相の国葬後の1960年代の国会論戦で、当時の自民党の閣僚たちが国葬について「何らかの基準が必要」「検討が必要」と答弁していたことが国会会議録から分かった。しかし、基準づくりは進まず、今回も根拠が曖昧なまま国葬は行われる。
会議録によると、吉田氏の国葬(67年10月31日)の翌年の68年5月の衆院決算委員会で、社会党議員が「政府の思い付きで(国葬を)やることは承服できない。国会、国民が納得する(対象者の)基準を発表する必要がある」と質問。水田三喜男蔵相(当時)は「何らかの基準をつくっておく必要がある」と答弁した。
 69年7月にも別の社会党議員が参院内閣委で、65年に死去した池田勇人元首相を挙げ「吉田氏と同じ首相をやっても何もなかった。ある程度の基準に基づいて国葬を行うべきだ」と指摘し、関連法の制定を要求。床次徳二総理府総務長官(同)は「いろいろ懸案がある。それでいいというわけではなく、検討しなければならない」と答えた。
 だが、その後は議論が停滞。安倍氏の国葬を所管する内閣府の担当者は取材に「内閣府が設置された2001年以降は国葬の基準などを検討していない」と説明。設置以前は確認できないという。
 安倍氏の国葬実施の根拠とされた内閣府設置法4条には所掌事務として「国の儀式(略)に関する事務」とあるが、対象者の基準までは示されていない。
 内閣法制局が歴代の憲法解釈をまとめた内部資料には、国葬に関する法整備について「(誰が対象になるか)個々の場合に法律の根拠を必要とするとはいえない」との記述がある。担当者は解釈として有効との認識を示すが「いつから(資料に)盛り込まれたか確認できない」と説明した。・・・中略・・・
 首相経験者の国葬は時の政権がその系譜を肯定し、政権の正統性を主張することにつながる行為だ。政府が国葬に関する法律や基準をつくらなかったのは、国葬が政治家の顕彰と深く結び付いており、議論を始めれば、世論の反発を招きかねないと判断したからだろう。安倍氏の国葬に対しても、吉田氏の時と同様の批判が繰り返されている。(近現代の国葬を研究する上智福岡中学高等学校(福岡市)の前田修輔教諭の話)

 
 
この国葬を「弔問外交」という観点から見れば、元国連紛争調停官の島田久仁彦がこんなことを言っていた。
 
二度と無いチャンスを放棄。安倍氏国葬からプーチンを排除した日本政府の愚
 
さらには、現役医師の和田秀樹が現政権が見せたこの動きを誤りだとして強く非難。岸田首相のエネルギー・食料安保に対する意識の低さと、さまざまな制約が生じる国葬を敢えて行う「センスの無さ」を批判していた。
 
センス無き岸田首相。安倍氏『国葬』をナシにすれば生じなかった“厄介"
  
■国葬の副作用
統一教会と関係が深い安倍氏が国葬になるという。
業績を考えたらどうかと思うし、吉田茂しか戦後は行われていない皇室以外の国葬を安倍氏のために行うとしたら、まさに統一教会と自民党の関係はどうだという話になりかねないが、岸田氏は強行するようだ。
実はこれには裏の目的があって、首脳外交が行いやすいということがある。
なのに、プーチンには事前に来るなと言ったらしい。
悪いことをやった国、アメリカに嫌われている国とはつきあわないというスタンスなのだろうが、エネルギー安保や食糧安保の発想がまったく岸田という人にはないらしい。
こういう時期に安倍氏に弔意をプーチンが示そうとしてもそでにすれば、余計に日本への憎悪が増すかもしれないという発想もないようだ。
戦争が終わったら少なくともヨーロッパは何もなかったかのようにロシアとつきあうはずだ。それを歴史が物語っている。あれだけひどいことをしたドイツだって今はむしろヨーロッパでリーダーシップをとっている。
戦争などしょっちゅう起こるが、その後までぐちゃぐちゃ言わないというのが暗黙のルールだ。それをやって第一次大戦後のドイツをいじめ続けて、ヒトラーが台頭してきたという歴史もよく知っている。
プーチンが失脚したら仲良くすればいいという考えもあるだろうが、似たような考え方の人には恨まれ続ける。それ以上に怖いのは、日本の経済力をあてにし続けて、それなりに友好関係を保ってきた日露関係が、ロシアの方が日本を頼りにしなくてもやっていけることを学習することだ。今後、北海道の漁民はいじめ続けられるだろうし、北方領土返還の可能性はきえ、サハリンの権益は中国にいってしまう。
せっかくプーチンが親愛を見せてきたのだから、国葬の時くらい例外という対応ができないのか。
唯一の幸運はゼレンスキーが戦争をやめる気がないことだ。
やめたら大統領の座を追われることがわかっているからやめはしないし、ずっと欧米にたかり続けることができるから経済政策もいらない。
ついでにいうとバイデンの一家の顔色をうかがってトランプを来させないとか面倒なことも起こりそうだ。
国葬にしなければ余計な制約がないのに、このあたりのセンスのなさもあきれてしまう。
ただ、一つ確実なのは、国葬の警備の責任者が安倍氏暗殺の責任者といえる中村格警察庁長官だということだ。
今度は意地になって、史上最大の規制を行うだろう。
みんなが悼まないといけない国葬なのに警官がアホみたいな数で立っている映像が世界中に流れる。そうすると海外メディアは統一教会問題で怒っている市民が多いからだと騒ぐだろう。
その上、交通警察のドンと言える中村格のことだから、史上最大の交通規制も行うだろう。
9月27日前後は東京脱出しかないと思うと気が重い。

 
安倍晋三銃殺以降、岸田文雄の頭に浮かんだのが自民党内の清和会を始めとする極右連中の動向。
 
動機が国内の政争の具であったものを、明確な基準のない「国葬」を容易に口に出し、結局いまさら後に退けない状況になってしまったということで、改めて元外相だった岸田文雄の外交センスのなさが浮き彫りになったのであろう、とオジサンは思う。 

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