新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
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岸田文雄の深慮遠謀が自民党の崩壊につながるのか

2022年08月03日 10時34分10秒 | 岸田文雄

最近もたまにネット上で見かけるDD論(でぃーでぃーろん)とは、どっちもどっち論とも言い、中立を装ったネトウヨ(隠れネトウヨ)がよく使う論法だと一般的には通用しているようである。
 
「DD論」とは言わずに「どっちもどっち論」を展開していたのが2005年8月4日(木)「しんぶん赤旗だったことを初めて知った。
 
戦後50年国会決議とは どっちもどっち論で侵略免罪
 
内容的にはネトウヨ的なものではなく至極真っ当なものであった。
 

日本共産党はこれらの決議内容について、過去の日本の侵略戦争に対して、当時の諸外国においても侵略戦争や植民地支配が多々あったことを引き合いに出し、日本はその中でやむにやまれず戦争へと向かったという構図であることを以下のように批判しているのだ。
こうした議論が、日本の侵略戦争と植民地支配を世界の「一般的風潮」にしたうえで、先の大戦で侵略戦争を起こしたファシズム陣営と反ファシズム陣営を同列におく「どっちもどっち」論にたっていることは明白です。五十年決議はこの土台のうえにつくられた、日本免罪論にほかなりません。
 
 
「戦後五十年決議」によって過去に世界列強がおこなった植民地支配、侵略行為と日本の侵略戦を同列視したものであることを批判したのである。  
 
その後近年になって安倍晋三の応援団の一員になった国際政治学者もどきの三浦瑠麗がしきりとテレビのコメンテーターとして多用していたことを思い出す。  
 
その 三浦瑠麗ストレートに批判していたひとがいた。
 
 三浦瑠麗という人は軽佻浮薄な「電波芸者」の見本だと思う。」

 

奴は子ども時代には政治に全く無関心だったのだろう。それは例の「たいものれい」の誤読から容易に想像がつく。三浦は進学でも理工系を志望していたようだ。それが東大で数学や物理で落ちこぼれたためか農学部へと転じたが、結局農学部でもものになりそうになかったところを、文系の分野で権力に媚びへつらったら出世できることに気づいてその道を邁進し現在に至るのではなかろうか。もちろん三浦に確たる思想信条などあろうはずもない。ただひたすら軽蔑の対象とすべき人間だ。」(kojitakenの日記より)

 
最近のこの電波芸者の本領発揮したのが、フジテレビのある番組の中での発言だった。 
  
   

三浦瑠麗『ワイドナショーで『大喪の礼』読み間違いに『本当に政治学者?』と疑問噴出
 

国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が、31日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、天皇と上皇の国葬である「大喪(たいそう)の礼」を「たいもの礼」と言い間違えたことにより、ネットで集中砲火を浴びている。
「三浦氏といえば、『徴兵制が再び必要』などの発言で有名な保守の論客です。自民党政権下で重宝され、保守層から支持されてきました。これまでも政権を擁護する発言が多かったため、リベラルからは敬遠されてきた近年を代表する保守派インテリの1人でしょう」(全国紙政治部記者)
同番組ではこの日、銃撃を受けて命を落とした安倍晋三元首相(享年67)の国葬を巡って賛否が分かれている問題を取り上げた。三浦は「吉田茂がどれほど憎まれていたことか」と、戦後唯一の国葬を行った吉田茂元首相を引き合いに出し、「反対の意見が出ることは健全というか、反対意見が出ない総理大臣なんかいないですよ」と持論を展開。
その直後、こう発言したのだ。
「日本で少し私が憂慮するのは、天皇陛下の国葬は当然だと、これはもう“たいもの礼"だと。天皇陛下という方は国民のために祈っていただいている、本当にプライバシーを自己犠牲している。だから権威は認めるけど、民主主義で選んだ総理大臣に対して、毀誉褒貶もあろうだけれども、政治はダメってのは民主的にはおかしいと思っているんです」
前出の記者は言う。
「言い換えると『天皇陛下の国葬は行われるのに、安倍元総理の国葬はいけないというのはおかしい』ということでしょう。こうした波紋を呼びかねないコメントをしていながら、肝心の大喪の礼を言い間違えてしまったのはもったいないですね」
この言い間違いにネットが大きく反応した。1日の午前中にはツイッターでトレンド入りするほどに。
《これらは、「国際政治学者」を名乗る三浦瑠麗さんの研究分野ではないと?》
《政治学者ではなくて単なる政治評論家でしょう。「大喪の礼」を「たいものれい」と言うあたりは、島田紳助なら「君、ほんまに東大出でてるんか」と言うだろうな》
《難解な言葉やカタカナ英語を多用して「知的に見せることだけが生命線」の自称政治学者が素人以下だった》
三浦瑠麗さんは「女性国際政治学者役を演じるテレビ俳優さん」だと私は考えています》
《大喪の礼を引っ張り出して天皇の崩御とただの元首相経験者の死を同じ土俵同レベルでドヤ顔で語り出してる三浦瑠麗。これが国際政治学者????》

 
 
 
残念ながらその後、電波芸者からの反論は見当たらない。
 
ところで自民党の茂木 敏充幹事長が、自民党と統一教会(現世界平和統一家庭連合)の関係についてこんなこと言っていた。

「改めて確認するよう指示し、一切の関係を持っていないことが確認できた。党の会合に招待したこともなく『友好団体』など、党と関係のある団体のリストに旧統一教会だけでなく、その関連団体の記載もなかった」 
 
オイオイ、「やや日刊カルト新聞」の鈴木エイト氏の資料によれば、統一教会と関係のある国会議員112人のリストのうち自民党の議員は98人(衆議院78人、参議院20人)に上っている。
 
    
 
そしてついにこんなことが勃発しているようである。
 
 「『自民党と統一教会』安倍派の中で、ついに「仲間割れ」まで始まった…!
 
 

安倍派議員の「疑心暗鬼」
 「岸信介さんの流れを汲む清和研に、統一教会と関係がある議員が多いのは確か。でも、宏池会にも(教会の)イベントに顔を出していた議員はいる。ウチばかり糾弾されているのは、なんだか不公平な気がする」
こう漏らすのは、自民党安倍派=清和政策研究会所属の中堅議員である。
自民党と統一教会の関係が注目される中、とりわけ槍玉に挙がっているのが、安倍派と同教会の関わりだ。安倍氏の弟・岸信夫防衛相をはじめ、細田博之衆院議長、下村博文・安倍派会長代理、萩生田光一経産相に稲田朋美元政調会長と、派閥中軸が集中砲火を受けた。
「刺して」いるのは誰だ
同派の議員は、疑心暗鬼に陥っているようだ。
「選挙の実働部隊として統一教会を重宝している議員は、派閥を問わず多い。それなのに、『統一教会=安倍派』のイメージが定着しつつある。岸田総理は、自分が統一教会と関係がないから、安倍派の幹部を『刺す』ために、過熱する報道を放置しているのではないか」(安倍派所属議員)
安倍政権や菅政権では、官邸から報道機関に対する圧力がたびたび問題になった。もちろん誉められたことではないが、岸田官邸は今回、そうした動きを見せていない。ある安倍派関係者も、「安倍派は問題があるという認識が広がれば、9月の内閣改造で重用しなくて済むという計算があるのだろう」と推測する。
さらには、安倍派内紛の火種にもなりそうだ。
「統一教会の支援を受けていない世耕(弘成参議院幹事長)さんが、教会を『反社会的団体』と厳しく批判し始めた。下村さんや萩生田さんとの、権力争いのネタに利用しようとしているんです。
ヘタをすると、統一教会との距離感で派閥が割れかねない。それもこれも、全ては岸田さんを利することにつながる」(前出・安倍派関係者)
安倍派が壊滅を免れるには、統一教会との関係清算という、困難な道を選ぶほかないのか。

 
 
 
そして最後は、統一協会とは「癒着」ではなく三代続くファミリービジネスである、と喝破してたひとがいた。
 
 「岸・安倍家にとって旧統一教会は三代続くファミリービジネス。安倍晋三氏は公明党とカルト宗教を使い分けて独裁者へ=今市太郎」 
■統一教会は岸・安倍家にとって三代続くファミリービジネス
安倍元首相は、統一教会関連の問題を半ば公然の秘密としながら、墓場まで持っていくつもりだったのでしょう。
しかしながら、自身の襲撃・殺害を通じて、どんどん関連情報が吹き出し始めています。それも大親分がいきなり姿を消したことで、意外にも早いスピードで醜聞が沸きあがりはじめています。
統一教会の存在がメディアで報道されはじめたときから、戦後A級戦犯から辛くも米国に命を救われた岸信介が、国内において統一教会の設立とその後の分派組織である国際勝共連合の国内設立に全面協力をしたことは多く報じられました。
この教団との親密な関係は、三代を経た安倍晋三元首相にもしっかりと受け継がれ、「集票」と「資金提供」という両面で大きく貢献する岸・安倍両家のファミリービジネスとして、直近まで寄与する装置となっていたことが全面露見しはじめています。
統一教会の問題が顕在化したあと、会見に応じた安倍氏の実弟であり教団に所属する人物は、過去の選挙で支援を受けたと明かしています。しかもその団体が社会的に問題があることは認識していたと、悪びれることもなく語っていました。
これもまあ当たり前の話で、祖父の代から続くファミリービジネスのルートを利用しただけに過ぎず、「何が悪い?」と憮然とするのもよくわかるものがあります。
それぐらい浸透したビジネスなのでしょう。
■安倍元首相は直近までこの集票ルートを最大活用
政治家が自らの政治の損得勘定から不思議な新興宗教と関わりを持つというのは、常に選挙での集票で落選を回避するという意味で、必死になるのも理解できるものはあります。
ですが、集票できれば相手はカルトでも強引な資金集めをする教団でも構わないとするのは、すでにこの時点で民主主義の選挙制度を壊滅的に破壊する行為であることは、議員も有権者も正確に認識する必要があり、一切ゆるされるものではありません。
統一教会側が発表している数字では信者数は56万人規模とされていますが、実際アクティブな信者はせいぜい8万から多くて10万人程度ということで、国政選挙の規模から言えばそれほど大きな影響を及ぼすものには見えません。
しかし、戦略的に特定候補だけに集中的な集票を行えば10万票~16満票といえども、かなり効果的な結果を及ぼすことは間違いありません。
どうやら安倍元首相は自らこうした采配を行っていたことがすでに週刊誌のすっぱ抜き報道でも表にではじめています。
■安倍元首相が当選させたい人を選んでいた?
ご本人は堅く否定していますが、元産経新聞記者で、2013年の参院選全国比例で初当選した北村経夫氏は完全にその1人であるように報道されています。初当選時、当時首相だった安倍氏が北村氏の選挙応援を教団に直々に依頼したことが教団の内部文書からすでに明るみに出ています。
どうやら当選ぎりぎりだったこの人物を教会に支援させて10万票程度上乗せさせたのは間違いなさそうで、ああこうやって統一教会の集票を有効利用するのだということが改めて理解できるものとなりました。
直近では安倍元首相の秘書官・井上義行議員も教会系集票候補のひとりであったようで、本人は賛同会員であるとしていますが、教会ではすでに信徒になったと信者には紹介される始末。案の定、この人物も比例代表という教会票を集中投下しやすい選挙区で立候補当選を果たしています。
一般的な素人考えでは、公明党という大きな宗教教団をバックにした政党との選挙協力がありながら、どうしてこんな泡沫カルト宗教と密接な関係を維持するのか?と疑問に思うわけです。
それも、首相自ら当選させたい個人を応援するには、統一教会のような機動力を発揮できる組織のほうが利用価値が高かったのではないかとさえ思えてくる状況です。
■安倍氏は戦後の歴史で他に類をみないインタンジブル独裁者
安倍氏は今年6月に開催された自民党所属議員の会合で、1か月後には襲撃を受けて頓死するとも知らずに、首相として必要な素養を聞かれて「運と多少の人柄」と答えています。
また昨年末の茂木派のパーティにおいても、「同期一番の男前は岸田文雄、一番頭が良いのは茂木敏充、そして一番性格が良いのは安倍晋三と言われていた」などと、能天気な発言をしています。
実際、今回のカルト教団との密接な繋がりによる資金供給と集票活動の徹底利用を考えますと、もはやまともな民主主義のプロセスをぶっ飛ばす、戦後の歴史で他に類をみないインタンジブルな独裁者であったことが完全に露見しはじめています。
かつてのフィリピンのマルコスの場合は、完全に権力を掌握して私腹を肥やすといった、かなり判りやすい動きでした。
それがこの人物の場合、表面上は善人を装いながらお友だち資本主義を全面に押し出し、モリ・カケ・サクラでは一切の法律を無視し、役人は人事権を完全掌握させひれ伏させることを完全に実現した、ある意味でかなり新しいタイプの独裁者であったことが見えてきます。
しかも、それが死後1か月もしないうちに毒ガスのように噴出してくるのですから、その影響力がいかにバイアスのかかったものであったかも露見し始めています。
まあ一言で言えば、この御仁を国葬で送るなどもってのほかの状況です。  
■すでに自民党中枢部と有権者との壮絶な戦争ラウンドへと進展か
自民党の総理がこの調子で教会と接し、有効活用しているのが公然の秘密となってきたわけですから、党の所属議員が「みんなで渡れば怖くない」とばかりに統一教会との関係をもって選挙でも当選確率を高め、資金援助を受けることにまったく躊躇しなくなり、挙句の果てに指摘を受ければ逆切れまでして見せるという、一連の行為が随所で発覚するのはさもありなんといった状況です。
さすがにこの状況を国内の有権者は黙認できないレベルにまで陥っており、このまま時間が経てば元に戻るなどとはまったく思えないステージに突入しています。
岸田首相はこの状況をしっかり理解できているのでしょうか。

 
同じ自民党ないから、岸田総理は、自分が統一教会と関係がないから、安倍派の幹部を『刺す』ために、過熱する報道を放置しているのではないか」という声が出るとは、岸田文雄の「何もしない」流の深慮遠謀かもしれない。
 
いずれにしても、2日前に「【旧統一教会による汚染源は自民党。除染するには解党しかない」 とつぶやいたのだが、その流れができ始めているのではないだろうか、とオジサンは思う。
    

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