確か数年前に不倫騒動で国会議員だった金子恵美と離婚し本人は議員辞職した宮崎 謙介という輩と(2006年 - 2009年の間夫婦関係であったのが、「加藤の乱」を起こした加加藤紘一の娘の加藤鮎子だったと最近寡聞ながらも知った次第。
岸田文雄内閣の「適材適所」だったのだろうが、最近はそのポンコツぶりが話題となっているようである。
「子育て支援「負担増1000円超え」は加藤鮎子大臣“テヘペロの乱”…岸田首相を背後からズブリ」
岸田政権の看板政策である「異次元の少子化対策」をめぐり、加藤こども政策相が「異次元のポンコツぶり」を見せている。社会保険料に上乗せする「子ども・子育て支援金制度」の徴収額について、まともに答弁できていない。「(保険)加入者1人当たり月平均500円弱」と説明してきた岸田首相を背後から刺すような発言が物議をかもしている。 ◇ ◇ ◇ 政府は支援金制度について、2026年度に6000億円、27年度に8000億円、28年度に1兆円と段階的に引き上げて徴収する方針を掲げている。岸田は国会で、上乗せ徴収額が28年度は1人当たり月平均500円弱になると説明してきた。 ところが、である。日本総研の西沢和彦理事の試算によれば、支援金制度によって生じる負担額は労使合わせて、協会けんぽが月額1025円、組合健保が同1472円、共済組合が同1637円。21日の衆院予算委で立憲民主党の早稲田夕季議員が西沢理事の試算を引き合いに「(負担額は)500円より高くなるのでは」と追及すると、加藤は「可能性はある」と認めた。 その答弁に至るまで、加藤は終始オロオロ。手元の答弁資料に目を落としながら別の質問への答弁を読み上げてしまい、早稲田から「違う、違う」と突っ込まれて答弁不能に。再度、早稲田が同じ質問を繰り返したものの、加藤は答えられず、答弁整理のために小野寺予算委員長が速記のストップを指示。思わず「大丈夫かよぉ……」と嘆息する小野寺の声が委員長席のマイクに拾われていた。 翌22日の衆院予算委でも加藤のポンコツぶりが炸裂した。 立憲の石川香織議員が「国民負担が1000円を超える可能性はあるんじゃないか」と問いただすと、加藤は「可能性としては、あり得る」と発言。動揺したのか、別の大臣席に着席してしまい、苦笑いを浮かべながら正しい席に座りなおす一幕もあった。 一方、質問を終えた石川に対して「答弁が荒れちゃってゴメンね」と言わんばかりに満面の笑みを浮かべる場面も。悪びれた様子などみじんもないテヘペロぶりに、官邸は「これ以上ボロが出ないよう、加藤大臣に答弁させたくない」(官邸関係者)と慌てているという。 ■ゴマカシとウソで塗り固められた屁理屈には無理がある 岸田が説明してきた「500円弱」は保険加入者1人当たりの平均に過ぎず、負担額が一律に「500円弱」というわけではない。数字マジックを身内から否定されては、面目丸潰れだ。 「加藤大臣のグダグダぶりは目も当てられませんが、諸悪の根源は、支援金制度について『1人当たり500円弱』『実質的な負担はない』と言い張る岸田総理です。事実上の『子育て増税』なのに、『増税メガネ』と批判されたトラウマがあるからか、社会保険料で徴収して『増税ではない』とゴマカしています。賃上げによって徴収分を補うとして『実質負担はない』と強弁していますが、負担増に変わりはない。おまけに徴収額もデタラメ。こんなゴマカシとウソで塗り固められた屁理屈を言い繕おうとしても、無理があるのは当然です。岸田総理は負担額の試算について『法案審議に間に合う形で示したい』と言っていますが、注目度の高い予算委に出してくるかどうか見ものです」(ある野党議員) ポンコツ炸裂の“加藤の乱”──。今後どんな展開をたどるのか。 |
まさに「親の因果が子に報いたのか?!
結果的には「不適材不適所」を絵に描いたようになったということか。
いまや「ポンコツ振り」の主役になっているのが「お笑い大阪万博」であろう。
「大阪万博パビリオン建設に『リング』が邪魔…建設トップから今さら“ダメ出し”のア然」
吉本新喜劇じゃなくてもズッコケてしまう。2025年大阪・関西万博の目玉の大屋根(リング)について、建設業界のトップから“ダメ出し”が入ったからだ。 驚きの発言は、ゼネコンなどでつくる日本建設業連合会の宮本洋一会長(清水建設会長)の22日の記者会見で飛び出した。 「(リング)内側のパビリオンなどの建設は、これから着工するものも多く、今後すべてのリングがつながった際には、内側への重機や資材の搬入に制約が生じる」 案の定だ。リングが建設資材搬入の邪魔になるのはシロウトでも分かる。 リングは高さ12メートル(外側20メートル)、直径約615メートル、1周約2キロに及ぶ世界最大級の木造建築物。屋根の上を歩ける凝った仕様で、すでに6割強まで工事が進んでいる。 常識的に考えて、本来はパビリオンの建設が先でリングは後なのだが、準備が遅れ、自前型パビリオン(タイプA)約60カ国のうちまだ5カ国しか着工できていない。「着工に必要な詳細設計が完成しているのは半分以下。3分の1は設計にすらこぎつけていません」とパビリオン設計を担当する1級建築士が本紙の取材に吐露していた。 建築エコノミストの森山高至氏がこう言う。 「リングが工事に必要な搬入・搬出に支障をきたすことは、昨夏には関係者から耳にしていました。神社の社殿が完成する前にテキ屋が並んじゃったようなもの。宮本会長の発言は『もう言うしかないか』という、やむにやまれぬ切羽詰まった状況の表れでしょう」 ■関経連会長への意趣返し? パビリオン建設をめぐる経済界の“内紛”も激化している。日本国際博覧会協会(万博協会)の副会長も務める関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)が今月9日の会見で、「建設会社の協会トップはけしからん。万博を成功させようというコメントはどこにもない」と不満を爆発。万博の準備遅れへの懸念を訴えてきた宮本会長を指しているのは明らかで、今回の「リングが邪魔」との宮本会長発言は、松本会長に対する意趣返しにも聞こえる。 「以前も言ったように、リングを1周つなげず点線のようにすれば、搬入・搬出もラクになる。既にできている6割強で、広場の演出は可能。残りは例えば、若手建築家に頼んだトイレのデザインのように、いろんなデザイナーにやってもらったらどうでしょう」(森山高至氏) 連日のようにツッコミネタがあふれ出てくる万博。お笑いの本拠地・大阪といえども、もう十分だ。 |
これはけっこう本質的な日本人のダメさを象徴している。
— Hachi Reborn (@RebornHachi) February 24, 2024
完成予想図に陶酔するばかりで、入念に練り上げた設計図からひとつひとつ手順を積み重ねるのが苦手で、ありあわせのパッチワークになり予算も際限がなくなってしまう。
たいていは中抜きや談合に吸い寄せられた寄生虫に隠蔽されてしまうのだ。 https://t.co/Ning8nyYTm
🐎🦌の極み
— なお (@nao777779) February 24, 2024
🙄
まずメインの建ててから、周りを囲むんじゃないの?
城を建てる前に城壁を作るようなものだよ https://t.co/NFb34IV3ED
♪維新、ばか〜ん、無能〜
— あしたのこころだあ (@zn17JNuLvs5lgk2) February 24, 2024
それは「囲い」でしょ
維新、ばか〜ん、無能〜
工事の邪魔なのよ https://t.co/GKGPFYs3nE pic.twitter.com/0nPfpnPIEk
●リングは、不完全のままで開催となるのでしょう。 バベルの塔を思い出しました。維新の野心倒れの象徴と映ります。天下統一した秀吉の朝鮮出兵の失敗と、豊臣家滅亡の序曲みたいなものを連想させます。 360億の出費は、残るのでしょうね。 航空写真を見ると、なんか会場全体が前回のような広さを感じさせないのですが、道理で、1970の万博より会場敷地が半分未満だと、この前知りました。 各国のパビリオンも、出来合いの箱がたへの移行が多く、前回のようなパーッとした高まりはなく、無理矢理にやった、貧相な結果に終わりそうですね。 ●今頃になって大屋根リングの建設期間、重機搬入経路の確保には驚く。 悪いジョークのようだがこの時期にこういうことを公にするのは建設費用を問題としたい業界側の思惑もあるのだろう。 開催まで一年ちょっとしかないのに独自出展建設の国がまだ5ケ国だけ、相当お寒い雰囲気になっている。 ●「夢洲にカジノを呼びたくて、きちんと計画を練らずに、軽い考えで万博を誘致してしまいました。ほんまにごめんなさい。もうカジノも万博もあきらめます」 と、日本国民や国際社会に潔く詫びを入れるしかないだろう。 潔く謝った上で、今後どうするか、建設的な意見を出し合って考えていくしかない。 とりあえずリングだけでも完成させて「魂のトイレ博」でも開催するか? いや「お好み焼き博」「たこ焼き博」「串カツ博」「きつねうどん博」なんてどうだろうか? あれこれ考えてみたが、やっぱり夢洲はごみ捨て場に戻すのが、一番現実的だと思うね。 ●もう少し品の良い美しさで、勝負してほしかったところです。サステナブルな世界を実現するために、日本の技術や発想が役立つ部分はあったはず。 大きさを競うのは、もはや時代にそぐわない。突貫工事で働く人を酷使するのでは、ピラミッドの時代とかわらない。 しかも、この巨大なリングは壊してしまうとのこと。お金と資源の下品な無駄遣い。 じわじわと完成していく円形を上空からみていると、刻々と終わりに近づく、タイマーの表示のようですらある。何の終わりだろう…。 |
それにしても、大阪万博は「負の話題つくりは」超一流であるのだが、問題は、作った話題の波及効果であろう。
「大阪・関西万博で「2億円トイレ」複数設置の計画…能登の下水道復旧を邪魔することは本当にないのか」
無駄遣い批判が根強い大阪・関西万博で、さらに1カ所あたり2億円のトイレが複数設置されることが判明した。能登半島地震では下水道被害によりトイレが使えない地域も続く中での話だけに、疑問の声が噴出。建設業の残業規制徹底が4月から始まることもからみ、万博工事と能登の復旧・復興工事の「競合」も不安視される。今やる理由がどんどん減っていく万博。中止・損切りのリミットは迫っている。 ◆地震発生から50日がたっても… ほぼ全域の約4700戸で断水が続く石川県珠洲市。同市宝立町の自宅に暮らす角谷和仁さん(65)は地震発生から50日が過ぎた今も、自宅トイレの便座を活用し、袋を入れ替えて用を済ませている。 避難所の小中学校には仮設トイレがあるが、自宅から2〜3キロあり、トイレのたびに車を運転して向かうのは現実的でない。「消臭スプレーや凝固剤を使い、大変だけどもう慣れました」と苦笑する。 |
一度走り出したら止められないのが大型公共事業であり、ロシアのウクライナへの侵略であり、イスラエルのガザ殲滅行為である。
そして日本は1945年に国体維持にこだわり敗戦濃厚の戦争を辞めず、広島・長崎の市民の大量な死を招いてしまった。
ましてや自然災害で多くの死者と被災者をだした能登半島地震の復興どころか復旧も道半ばである。
少子高齢化が急速に進んでいる日本にはかつての「Japan as Number 1」と豪語した勢いはない。
そろそろ身の丈に応じた国の姿が求められる時代ではないだろうか、とオジサンは思う。