新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

そろそろ店じまいすべき「第二自民党とゆ党

2024年07月17日 11時42分26秒 | 維新の会

トランプの暗殺未遂事件に関しては、事件後様々な事実が明らかになったが実行犯は簡単に射殺されたらしく犯行に至った詳細は不明である。
 
それでも、ある経済評論家が、「トランプ暗殺未遂事件報道に覚えた大いなる違和感と、状況証拠から見た「黒幕はバイデン陣営」説の信憑性」という記事を書いていたが、結論が、「もっとも全容が解明されていない現段階で得られる限られた情報だけで結論を決めつけるのは不適切だろう。しかし、こうした当然の疑問に、シークレットサービスやバイデン民主党がどう答えていくのか、今後の動きに注目したい。」では中味のない「たい焼き」であろう。
 
それに対しては、国際情勢解説者でジャーナリストの田中宇が豊富な現地のメディア記事を引用しながら、別の観点から黒幕説を論じていた。
 
トランプへの銃撃
 

7月13日のトランプへの銃撃は、米民主党側(共和党側の反トランプなエスタブ筋を含む)が、実行犯を支援してやらせた黒幕だろう。
実行犯のトーマス・マシュー・クルックスは、トランプが演説していた演台から130メートルしか離れていない建物の屋根の上からライフルで銃撃した。銃撃のプロは1キロ以上離れた場所からでも標的に命中させるので、演台の周囲1キロの屋上など狙撃可能なすべての場所には、警察官やUSSSなど当局の要員が配備され、ドローンを飛ばして監視し、不審な動きを察知・抑止する態勢が組まれるのが通常だ。
クルックスが登った屋上は演台に近く、プロの射撃手なら確実にトランプを殺せた。厳重に警備すべき地点だったが、当局要員が誰も配備されていなかった。
クルックスがライフルを持って屋上によじ登るところを、近くにいた聴衆たちが見つけ、発砲する前に、電話や直接の声掛けで警備当局に通報した。だが当局は、すぐに反応しなかった。
演説会場には、警察や警護官など、当局の警備のプロたちが配備されており、彼らは一般市民である聴衆より先にクルックスの動きに気づいたはずだが、何もせず放置した。別の屋上などにいた警備員たちは、クルックスが発砲するまで待ち、その後でクルックスを狙撃して射殺した。
クルックスは屋上に登って3分後に9発を発砲した。そのうち1発がトランプの耳をかすり、3発が2人の聴衆に当たり、1人が死んだ。
クルックスは、父親のライフルを持ってトランプの公演会場に来た。当局による所持品検査にも引っかからず、銃撃を挙行できた。当局の上の方がクルックスの銃撃計画にひそかに加担し、警備の穴が設けられていた可能性が高い。
クルックスからトランプまでの距離130メートル(140ヤード)は、素人でも標的に命中できる距離だ。トランプは、銃撃される直前に資料を見るために頭を動かしたので、弾が頭蓋に命中せず耳をかすった。クルックスの弾は、ほとんど命中していた。
銃撃後、周りにいた警護官たちがトランプの周りを囲んで守りに入るまで、何秒かの無為の空白があった。このような空白の時間があるのもおかしいと、トランプ派の分析者が指摘している。

クルックスは単独犯と報じられているが、裏で警備に詳しい誰かがクルックスに入れ知恵しなければ、発砲まで至らなかった。誰が背後にいたのか、クルックスのスマホの履歴を見ればわかるかもしれない。だがFBIは、押収したクルックスのスマホのセキュリティを解除できず苦戦しているという。
FBIは以前から、当局が非難されそうな事件になると、関係者のスマホのセキュリティ解除に四苦八苦して開けられず、真相究明できませんでしたという話になりがちだ。
「あれは当局の謀略でなく、トランプ側が人気高揚を狙ってやった狂言だ」という説がある。それは間違いだ。USSSなど警護官たちは、民主党政権下の本土安保省に属しており、トランプ陣営が自作自演の銃撃狂言をやろうとしたら、計画段階で当局側にバレてしまう。
トランプは、狂言できる状況にない。逆にトランプ敵視の側は、民主党であれ、すでに弱体化している共和党エスタブ側であれ、古くから諜報界や軍産複合体と一体で、ケネディ殺害や911、OKC(1995)以来の伝統で、自作自演のテロや銃撃はお手のものだ。
トランプの人気は巨大だが、謀略を回す政治マシンとしては、不人気な民主党や共和党エスタブ側の方が巨大だ。これらの政治マシンは、トランプが大統領に返り咲くと、再び破壊される対象になる。
(オクラホマ爆破事件と911)
7月13日のトランプ銃撃は、民主党側がやらせた可能性が強いが、九死に一生を得たトランプは、黒幕の意図と裏腹に、人気が急騰している。むしろ、民主党政権下の政府当局の方が、トランプの警備を(意図的に)薄くした未必の故意的な重過失を非難され、捜査されていく。
民主党側がやらせたのなら、銃撃の謀略は大失敗になっている。謀略するなら、クルックスのような射撃の素人を使わず、確実にトランプを銃殺できるプロにやらせるか、安倍晋三を殺した時のように、素人のクルックスを犯人に仕立て、実際にトランプを射殺するのは当局側のプロという、二重銃撃の構図にすべきだった。
共和党側には、神様を本気で信じるキリスト教徒の支持者が多い。トランプは、銃弾がわずかにそれるという「奇跡」によって生き延び、2日後の共和党大会で大統領候補になる。これは神様のおぼしめしだ。トランプ支持者の何割かは、そう感じている。
銃撃されても奇跡的に生き延びたトランプは、神様の使徒かも。そんな風に感じる支持者たちが、強固にトランプを支援するようになる。
リベラルな民主党の支持者たちは、そんなトランプ支持者を迷信者として馬鹿にするが、どんどん負けていく。バイデンは認知症がバレたのに候補に固執し、民主党を自滅させている。
合理論者を気取るリベラルは実のところ、無根拠な温暖化人為説や、有害無益なmRNAワクチン、善悪逆転のロシア敵視論、世の中を混乱させるだけの歪曲ジェンダー論などを軽信する、不合理な全体主義者であることが露呈している。(全体主義=悪でもないけど)
リベラル勢力(人士、市民運動、マスコミ、政党、組合など)は、自分たちの欧米リベラル文明を自滅させる策を連発しているのに、それに気づいていない。リベラル策を過激に稚拙にやって自滅させる米諜報界系の(隠れ多極主義的な)策略が大成功し、米国側が衰退崩壊し、中露非米側が世界の中心になっていく。
世界の非米化により(世界を不安定にしてきた英米が衰退して)国際政治が安定し、経済発展の主導役が、米国の金融バブルから非米側の実体経済へと転換する。この転換が、隠れ多極派の目的だろう。
(米国側の人々の多くは、歪曲された歴史観・世界観を信じ込み、英米が世界を不安定化してきた歴史を見ないし、中露は世界を不安定化すると思い込み、金融バブルにも気づいてない。そういう人に説明しても無駄かも。勝手に自滅しなって感じ)
民主党に入り込んだ諜報界の隠れ多極派は、今年の大統領選で次々と自滅策をやっている。バイデンが認知症を露呈してしまった先日のトランプとの討論会がそうだったし、今回のトランプ銃撃もそうだ。銃撃後、トランプの当選確率は65%から73%に上がった。
銃弾が当たったらトランプは死んでいた。隠れ多極派は、トランプを当選させるために民主党に自滅策をやらせていたのでないかのか??。それなのに、トランプが死ぬ確率も高かった銃撃を画策したのか??
(米民主党内乱、トランプ勝算の急増)
一つの考え方として、トランプが死んでいたら、共和党大会で誰が大統領候補になっていただろうか。マイク・ペンスとか、反トランプなエスタブ系が盛り返したか??。そんなことはない。
トランプ支持者たちは、指導者を失って内紛して自滅していったか??。その可能性はあるが、むしろトランプに替わる主導役を決めて立て直し、秋の選挙で政権を取り戻す可能性の方が高い。民主党に入り込んだ隠れ多極派は、そこまで考えてクルックスに銃撃をやらせたのかもしれない。
この半月での討論会と銃撃で、トランプ再選の可能性が劇的に強まり、民主党側は劇的に弱体化した。討論会も銃撃も、私から見ると、トランプを勝たせてリベラル・エスタブ支配の米覇権を自滅させる隠れ多極派の謀略だ。銃撃には偶然にも、神業的な耳かすりの奇跡までついている。
米国の政治は、トランプも、隠れ多極派も、バイデンの認知症がバレたことも、ダイナミックですごいと思う。偶発した神業的な奇跡までが、トランプ支持を急騰させる政治ダイナミズムになっている。もしトランプが銃撃で死んでいたとしても、それも多分、共和党やMAGAの結束につながる。
日本は、安倍晋三の殺害によって、親米を維持しつつ非米側とも対話する「エルドアン方式」の道が断絶され、自滅につながるだけの中露敵視論しか存在しない国に成り下がったままで、政治ダイナミズムがまったくない。
米国のリベラル勢力は、少なくとも、自分たちで自滅策をやり始める独創力がある。日本のリベラルは米国のコピーばかり。対米自立は口だけで、実は自滅策でも対米従属と教条主義の小役人根性。
安倍殺害後、マスコミは、殺されたのは安倍や自民党自身が悪いんだという論調一色に。米国でも今回、民主党側から、銃撃されたのはトランプ自身が悪いんだという論調が出かかったが、すぐに、バイデンからマスコミまでの民主党側が、トランプは最大の脅威だ(だから消すべき)と言っていたことの方が大きな問題になり、民主党側が負けている。米国政治は、腐っても鯛のダイナミズムがあって面白い。


 
さて、国内に目を向けて、昨日は、「与野党ともに不人気な不思議な日本」のつぶやきの中で、野党第一党の立憲民主党批判記事を紹介したが、その立憲民主党から「野党第一党」を奪おうとしたが、結局は「第二自民党に成り下がった「日本維新の会」に関する記事を紹介しておく。
 
離党した議員が実名告白。だから日本維新の会は東京で嫌われる
 
■党の幹部が「大阪脳」
「私は維新を見限ることにしました」
前回の東京・世田谷区議選でトップ当選を果たした稗島(ひえしま)進氏は都知事選の直前、8年にわたって所属した日本維新の会から離党した。本人がその真意を明かす。
「維新というのは、もとは創設者の橋下徹さんが『地域主権』を掲げてできた政党です。大阪は大阪で、東京は東京で、それぞれの地域で自立して活動をする政党でした。それが近年はすっかり変わってしまった。

結局、維新は大阪中心の政党で、それ以外の地域は大阪維新の植民地のような扱いになったのです。東京維新の柳ヶ瀬裕文代表や音喜多駿幹事長も党の幹部になったので、大阪の党本部にしょっちゅう行くようになる。そうなると、大阪での維新の強さを改めて実感し、『大阪脳』になって帰ってくる。つまり、維新にとって大阪こそが一番で、大阪のための政党という意識が強くなってしまったのです」

日本維新の会の党勢が急激に失速している。4月に行われた衆院3補選では、候補者を立てた2選挙区で立憲民主党に完敗。東京都議補選でも2選挙区で全敗した。かつての勢いはどこへやら。泡沫の候補者しか立てられない地方政党に成り下がりつつある。都知事選にいたっては候補者すら立てられなかった。
都知事選で維新は『静観』という態度を取りました。東京で選出された維新議員のことを考えれば、候補者を擁立するべきでした。たとえ負けたとしても、チャレンジすることで党勢を拡大していくのが本来の維新です。しかし、大阪から見たら維新の候補が惨敗することはマイナスになると考えて、『静観』した。もう維新の未来はないと思いました」(稗島氏)
■音喜多さんは出るべきだった
ロシアを訪問したことが問題視され、維新を自ら離党した参議院議員の鈴木宗男氏も「叱咤激励の意味をこめて、言いたいことがある」と話す。
「今回の都知事選に音喜多さんは出るべきでしたよ。参院から鞍替えして、次の衆院選で勝負をするのですから、小池百合子都知事と対峙して、維新の考えを訴えるべきでした。たとえ負けたとしても、東京の維新支持が根付いていったと思います。本当にもったいないことをしましたね」
日本維新の会は、橋下元大阪市長と松井一郎元大阪府知事の2枚看板で「身を切る改革」を旗印に、「維新旋風」を巻き起こしてきた。橋下、松井両氏が引退した後も、関西を地盤に勢力を拡大してきた。同党総務会長の柳ヶ瀬氏が述懐する。
「関西では支持が根付いているのに、東日本では党勢拡大ができていないと言われることもあります。実際には、'23年の統一地方選前には20名くらいだった(関西以外の)地方議員が70名にまで増えているんです」

こうして選ばれた地方議員は、実は生活苦に直面している。関西以外のある地方議員が明かす。

『身を切る改革』で、議員報酬の2割を被災地などに寄付するよう定められています。国会議員は報酬が高いからまだいいですが、市区町村議員は報酬がそんなに高くありません。年収が800万円なら、640万円になってしまう。政治活動にもおカネがかかるわけですから、家庭をもって子育てをするという生活が成り立たないレベルです。党はもう少し地方議員の実態を考えてほしい」
さらに維新が政治手腕の未熟さを露呈させたのが、政治資金規正法の改正をめぐる迷走だ。維新が目指す調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開などについて馬場伸幸代表と岸田文雄総理が合意文書を交わし、自民党の改正案に衆院で賛成。ところが、自民党が通常国会での旧文通費の改革を見送ると、維新は「嘘つき内閣」と批判に転じ、参院で反対に回った。(続く)


金城湯池だったはずの地元・大阪でも異変!『日本維新の会』」に訪れた『終わりの始まり』」
 
■府知事の地元で不戦敗
維新の遠藤敬国対委員長は振り返って、「総理と合意したことを反故にされるとは思わなかった」と嘆く。しかし、そもそも自民党との修正協議に応じたこと自体が失敗だったと見る維新の議員も多い。同党の中堅国会議員は匿名でこう話す。
「使途を明らかにする必要がなく、『ブラックボックス』と批判されてきた政策活動費の領収書を10年後に公開するなどという改正案を要求したことは失敗だったと考えています。改革と刷新が維新スピリッツなのに、既得権益を守る側にいると有権者に見られてしまった。その前からも代表の馬場さんは、維新を『第2自民党』と認めたり、連立与党入りも排除しないと言ったりしています。こういう発言で、維新が自民党の補完勢力だと世間に誤解されてしまうわけです。本当に維新が自民と連立を組んだりしたら、本来の維新スピリッツを持った人は離れていくので、維新は消滅してしまうでしょう
しかし、こうした不満を表立ってぶつける議員が維新にはいない。前出の鈴木宗男氏が言う。
「本来、多様な意見に耳を傾けて、それを束ねるのが真のリーダーです。ところが、今の維新の場合、馬場代表と藤田文武幹事長ら執行部に物を言える人がいない。上のご機嫌を伺いながら活動している議員の姿を見て、本来の維新らしさがないと有権者が感じるのも仕方ないことです。そこが維新の低迷している大きな要因だと思います」
維新の変質を有権者が嗅ぎ取ったのか、盤石なはずの大阪でさえ、異変が生じつつある。
「4月には藤田幹事長の地元である大東市長選で維新候補が敗北。6月には吉村洋文府知事の出身地、河内長野市での市長選に候補者を立てられませんでした。
そんななか、都知事選で、石丸伸二氏が立憲の蓮舫氏を抑えて2位になったのは衝撃でした。無党派層は若い世代を中心に軒並み石丸氏に持っていかれた。もし仮に石丸氏が国政に出てきて新党を作ったら、維新は壊滅するでしょう」(前出とは別の維新所属国会議員)
来年4月には大阪万博が始まる。失敗すれば、それが維新の「終わりの始まり」になりそうだ。

 
もはや「反共オバサン」の連合頼りのゆ党とともに維新もそろそろ閉店準備にかかるべきであろう、とオジサンは思う。 

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