昨夜の安倍晋三の「やってる感」満載の一方的な会見を不幸にも見逃した方は、まずこの動画を見てほしい。
記者会見する安倍首相・フルバージョン
「『対策、ちゅうちょなく講じてきた』首相の記者会見全文」
「総理、ちゅうちょなく自宅へ」
— densenman009 (@densenman009) March 1, 2020
「質問、ちゅうちょなく打ち切り」
「会食、ちゅうちょなくメシ食ってた」
「対策、ちゅうちょなく丸投げ」
「対策、ちゅうちょなく講じてきた」首相の記者会見全文:朝日新聞デジタル https://t.co/rQgcAs6eAP #新型肺炎・コロナウイルス
「できる限りの対策を講じます」、「国として全力で支援する考え」、「正規、非正規を問わずしっかりと手当てして参ります」・・・、これらの具体的な内容を決めて会見に臨んでいれば国民は少しは安心したのだろうが、IOCの会長や理事の五輪開催に関する発言があった翌日に「全国一斉休校要請」発言があり、安倍晋三の頭の中には「2020東京五輪」のことで一杯だったのであろう。
この会見終了以降、ネット上では国民が知りたがっていた具体的なことが一切明らかになっていなかった事に対して厳しい批判メッセージがあふれていた。
会見後の会場からの質問はあらかじめ通告されていた内閣記者クラブの連中に限られており、その回答は用意された文章を読み上げただけであった。
会見開始前、記者用の原稿を用意する人物が…
— SHIN∞1?? (@shin19infinity) February 29, 2020
記者の質問時、下をチラチラ見ながら質問聞いて、下を見ながら回答してたな pic.twitter.com/k9GT9OIJOR
安倍首相が会見で述べた内容を論評するのと、その会見自体が「台本ありのヤラセ」で「記者会見と呼ぶに値しない茶番」だと国民に伝えることは、全く質が違う話だが、毎日新聞も朝日新聞も前者で批判的な記事を書く一方、より国民にとって重要な後者には口を閉ざす。前者だけなら単なる「やってる感」。 pic.twitter.com/KSLYGUeke2
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 29, 2020
無能安倍晋三が会見で勇ましい事を言ってますが、騙されないで!あれはただ原稿を読んでるだけです!!
— HOM55 (@HON5437) February 29, 2020
佐伯首相秘書官の書いた原稿をプロンプターで表示して、それっぽく読んでるだけなんです!対策は後手後手、やってる感だけ演出しまくるのが無能安倍の実態です。#安倍やめろ pic.twitter.com/7BOv80ELUV
長谷川榮一首相補佐官「予定をしておりました時間を経過致しましたので…」
— SHIN∞1?? (@shin19infinity) February 29, 2020
記者「まだ質問あります」
長谷川「以上を持ちまして記者会見を終わらせていただきます」
記者「まだ質問あります」
長谷川「予定した時間がだいぶ過ぎておりますので…」
記者「まだ質問あります」
なんだこの会見?? pic.twitter.com/fbsvaapqIE
2/29 安倍首相会見
— 山羽明人??60はでんでんコード (@cIHtcCLzQtI7ZPX) February 29, 2020
予定通りの質問者の予定通りの質問に全て回答テキストを読み通して予定通りの終了、、と思ったら
予定調和を乱す江川紹子さんがくいさがった。
まだ質問があります。
ちゃんとこたえられていません。と。
とたんはじまる総理の高速まばたき
そして逃げるように立ち去るのだった pic.twitter.com/evGwel9mVy
安倍首相の記者会見、一生懸命「まだ聞きたいことがあります」と訴えたけど、事前に指名されて質問も提出していたらしい大手メディアの記者に対して、用意されていた原稿読んで終わりでした。
— Shoko Egawa (@amneris84) February 29, 2020
「内閣総理大臣である私が先頭に立って」「盤石の体制で」と言うのに特別な具体策なく「未知のウイルスとの闘い」「必ずや克服」って、何のファンタジー劇かと思ったら、最後に「政府の力だけでは困難、現場や国民一人ひとりが協力を」って、ただの自己責任論演説じゃんか。"やってる感"の集大成見た。
— 木村知 (@kimuratomo) February 29, 2020
台本通りの首相会見を許してる
— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) February 29, 2020
官邸詰めの記者たち。
恥を知らねばならない。
突如の休校要請ひとつ取っても
何も答えてないに等しいではないか。
なぜ幹事社は「聞いたことに答えろ」と
言わないのか?https://t.co/aImO8KflA3
「一斉休校、判断根拠示さず 具体策乏しく 感傷的に『断腸の思い』 首相会見」という記事によれば、「もともと与党からは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国民の不安が広がり『首相が説明すべきだ』との声が噴出していたが、首相官邸は『応じられない』と突っぱね続けた。衆院での来年度予算案審議の最中に、質問でウイルス対策のみならず桜を見る会や東京高検検事長の定年延長問題まで及べばダメージを受けかねないと政権が懸念したためだ。ところが首相自身が唐突に休校要請したことで混乱を招き、官邸も会見に応じざるを得なかった」ということらしい。
所詮は「脛に大きな傷を持つ」安倍晋三なので、我が身可愛さの保身記者会見だったということであろう。
最低だな。→「もともと与党からは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国民の不安が広がる中、「首相が説明すべきだ」との声が噴出していた。ところが首相官邸は「それだけは応じられない」と突っぱね続けた。」 #NewsPicks https://t.co/PeT0wvhaTP
— 平野啓一郎 (@hiranok) February 29, 2020
会見後の質問も満足に答えず打ち切らせたのは、自宅で安倍晋三の母親の手料理が待っていたのかもしれない?
首相動静(2月29日)https://t.co/rTwfdauRqw
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 29, 2020
午後6時から同36分まで、記者会見。
午後6時57分、官邸発。
午後7時12分、私邸着。
まるで「他にも公務がある」から質問を打ち切ったような体裁だったが、実際はこれ。
にもかかわらず、こんな国民愚弄の茶番に怒りもしない大手メディア。 pic.twitter.com/2W40c9P7tz
あらためて9年前の民主党政権時代と比べてみても、安倍晋三のいい加減さが浮き彫りになる。
当時の菅総理、首相動静を見ていると必死さが伝わってくる。
— 藤原 直志 (@ta_fujihara) February 25, 2020
比べて、安倍総理はどうだ。新型コロナ対策会議の本部長は総理だ。にもかかわらず、出席は10分足らずで、後は数時間にも及ぶ宴会三昧。そして昼過ぎまで官邸に出て来ない。
コロナのPCR検査、韓国は1日に5,000件以上、日本は未だ100件台だ。 pic.twitter.com/JhWOOTty80
それにしても、学校だけを休校にして社会(企業活動)は動かしっぱなしという政策は、実は「感染症拡大阻止」には全く役に立たないという結果が発表されている。
「WHO調査報告書 症状の特徴・致死率など詳しい分析明らかに」
「子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽いということで、19歳未満の感染者は全体の2.4%にとどまっていて、重症化する人はごくわずかだとしています。
子どもの感染について報告書では多くが家庭内での濃厚接触者を調べる過程で見つかったとしたうえで、調査チームが聞き取りを行った範囲では、子どもから大人に感染したと話す人はいなかったと指摘」している。
WHO調査報告書を見ても、「子どもから大人に感染したと話す人はいなかった」のだから、壮大に無意味。
— 駒崎弘樹 ( Hiroki Komazaki )@病児保育入会キャンペーン中! (@Hiroki_Komazaki) March 1, 2020
「子どもを守る」どころか「子どもの日常を壊す」ことをしてしまったのだ。
とっとと無意味な一斉休校を短縮し、春休みに学校を復活させるべき。https://t.co/FOilym0IcW
安倍総理、やっちまったか。
— farpost (@farposting) February 29, 2020
専門家会議の意見も聞かず思いつきで決めてしまった結果の失策。
「人から人」感染は主に家庭内 子供から成人に感染した事例は確認されず 中国がWHOと報告書公表― スポニチ Sponichi Annex 社会 https://t.co/ZoszwNq0WF
「後手後手に回ってしまった」という世間の批判におびえ、先手を打ったつもりの愚策、失策なのかもしれない。
しかし日本は昔から「お上の命令は絶対で逆らえない」という長い歴史がある。
米国のように各州が独自の法律を作り運用するという制度は日本では自治体の「条例」レベルが限度である。
「全小中高の臨時休校要請 新型肺炎で首相、和歌山県は希望の児童預かり」
「群馬・太田市は小学校休校させず 清水市長『政府説明は不合理』 前橋市長も不快感」
今回の安倍晋三の「WHO調査報告書」とは真逆の要請に対しては、法的な効力はないので、全国からは各自治体の首長が実態に合わせた対応をとっていることが唯一の救いであり、他の自治体も現状に即した対応をとることが、独裁者から子供たちとその家庭を守ることになるのではないだろうか、とオジサンは思う。