新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

スガはピンチヒッターにあらず、政権の中継ぎだ!

2020年09月04日 11時44分01秒 | 総裁選

オジサンの表現力では足元にも及ばない的確なコピーで、やんわりと罵詈雑言で批判しているコピーライターのブログの冒頭部分を引用するとこうなる。 
 
「顔も頭も貧相な官房長官・ガースが総裁選出馬を決め、土建政治の二階君の主導の元に各派閥が一斉にガース支援を表明して、それをメディアがゴマすり報道し始めたとたんに『次期首相にふわしいひと』のトップがガースになりましたとさ。」
 
朝日新聞が昨夜Web版で世論調査結果を流していた。
 
ネット上では「朝日新聞にとっては不都合な結果」と皮肉る右派評論家やネトウヨ連中が喜んでいた。
 
安倍政権を『評価する』が71% 朝日新聞世論調査
 
少なくとも安倍晋三が辞意を表明するまでの内閣支持率は30%台であったはずである。
 
それが「もうヤメタ」と言ったとたん、それもお涙頂戴的に「持病の難病が悪化したので、志半ばで、・・・断腸の思いで・・」との文言を並べ立てると、なにも裏を知らない善良な国民は一斉に同情心が湧いてくるらしい。
 
「潰瘍性大腸炎と知りながら連日の夜の会食を続けるという自己管理能力がない」と批判すると、悪気がないのだろうが「潰瘍性大腸炎で闘っている患者たちを愚弄するのか」という正義面した頓珍漢な連中が現れる。
 
決してネトウヨでも安倍晋三応援団でもないのだが、言葉の真意を解釈できない語学力なのかもしれない。
 
むしろそのような批判は安倍晋三に向かって、「総理大臣のくせに潰瘍性大腸炎の寛解した患者でありながら、連日連夜、ストレス発散のためにお仲間と贅沢三昧の会食に耽るとは、日ごろから潰瘍性大腸炎で闘っている患者たちを愚弄するのか」と批判すべきなのである。


どうも日本人は去り行く人の過去の行状は水に流すという習性があるらしく、「いまさら過去をほじくり返したところでなにも変わらない」と自分たちの身近な生活レベルから判断してしまう。
 
まさに権力側からすれば思う壺であろう。
 
さらに朝日新聞の世論調査は続く。
         
次期首相ふさわしいのは『菅氏』最多 朝日新聞世論調査

まさにテレビメディアのワイドショーに左右される日本人の典型的な結果かもしれない。

調査は、2日夕から3日夜にかけて全国の有権者を対象に電話で行い固定電話はは有権者がいると判明した1028世帯から534人(回答率52%)、携帯は有権者につながった1096件のうち596人(同54%)、計1130人の有効回答を得た。
 
調査対象から回答を得たのは全体でわずか1130人であった。
 
菅義偉官房長官の総裁選出馬会見では、「有働由美子が菅官房長官に「安倍首相のピンチヒッターですか」で大炎上  異様すぎる『菅批判は許すまじ』の空気の背景には…」こんなことが起きていたらしい。

安倍政権時代よりも異常な批判報道への攻撃と報道圧力 もしかして菅官房長官が例の“裏部隊”を…
 安倍政権時代から、安倍応援団やネトウヨが露骨な政権擁護をし、政権批判を寄ってたかって攻撃する光景が繰り広げられてきたが、「ピンチヒッター」と言ったくらいで炎上するというのは、いくらなんでも異常すぎるだろう。
 それだけではない。ネットニュースなどでも、菅官房長官に批判的な記事はもちろん、石破茂氏や岸田文雄氏の主張を紹介だけで、攻撃や抗議コメントが殺到している状態だ。
 もしかすると、安倍政権でゲッペルスの異名をとった菅官房長官やその周辺がネトサポや、内閣情報調査室、公安など“裏部隊”を使って「次期首相である菅官房長官の批判は許すまじ」「批判を攻撃しろ」などという号令をかけているのか、と疑いたくなるほどだ。
 いずれにしても、こうした状況を見ていると、今後の“菅総理”体制ではこれまで以上にメディアが萎縮・忖度し、厳しい追及はなくなっていくのは確実だ。そうならないためにも、総裁選報道でのメディアの姿勢にもチェックの目を光らせなければならない。

 
中年男性に人気のスポーツ紙では、こんな表現を使っていた。
 
有働由美子、膳場貴子、そして〝天敵〟美人記者…菅氏に3人の女刺客

女性の目からはトンデモ記事である。



いろいろと話題を提供していた菅義偉官房長官。
 
「ピンチヒッター」というのは日本の野球用語なのだが、本来のピンチヒッターはどうでもいい時には登場しない。
 
自軍が負けており、「ここで一発逆転を」という場面で監督から指名が来るのである。
 
したがって、ピンチヒッターなんて誉めすぎであり、ピンチヒッターはヒットを期待されてる優秀なバッターである。

勿論、代打逆転満塁さよならホームランという豪傑もいた。

思い出すのは19年前、こんな救世主により優勝を勝ち取ったという伝説的なシーンがあった。


9回裏完全保存版 2001.9.26 大阪近鉄バファローズ優勝 北川博敏、奇跡の代打逆転満塁サヨナラHR 

代打バント要員だとしても、これも確実にバントで進塁させる優秀なバッターだから菅義偉官房長官にはもったいない言葉だろう。 
 
ここは、有働由美子は「スガさん、中継ぎですか」と聞くべきであったであろう、とオジサンは思う。 
      
 

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