昔の企業CMの常套シーンは、有名人(俳優やテレビタレント、作家等)がお勧めする商品を手に持って、「私も使っています」とか、実際にその場で飲んだり、食べたりと、視聴者に購買意欲を沸き立たせる内容が主流だった。
最近はIT技術をふんだんに使ったものが増えてきている。
そんな中で、ごく普通の女子高生二人組が熱海の街を舞台に壮大な"追いかけっこ"を繰り広げるというCMがある。
その姿はまるで現在の"忍者"。
女子高生たちは熱海の街を縦横無尽に駆けまわり、まるで忍者のようにアクロバティックなアクションを繰り出していく。
途中、なぜかマキビシが巻かれたり、丸太が身代わりになったりと、忍術も登場。
壮大な追いかけっこの果てにたどり着いたのは、海岸だった。女子高生がそこで取り出したのは、飲料水「C.C.Lemon」。
実はこの動画、サントリー公式チャンネルが発表したもの。
企画は「美人時計」で知られるBIJIN&Co. Inc.が手がけたという。
女子高生役として登場するのは、現役女子高生にして、「闘神塾」に所属するプロキックボクサーの吉野楓香さん。
実は彼女は顔が写る場面だけの登場で、そのほかの2人の女性がパルクールをやっているという。
「話題のパルクール動画『忍者女子高生』の秘密」によると、3人の女性はこんな感じらしい。
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吉野楓香(追いかけられる役 パルクールなし)
まずは追いかけられている女子高生役ですが、『吉野楓香』さんという方です。彼女はパルクールを行っておらず、追いかけられる際に顔が映るシーンを担当していました。吉野楓香さんは現役女子高生ながらもプロキックボクサーとして活躍されていたそうです。動画を見返してみると回し蹴りやファイティングポーズなど、プロボクサーらしい動きをしていますね。
キックボクシングをはじめたのはいとこが空手をしていて、見学をいった時にカッコイイと思ったことがキッカケだそうです。彼女曰く、男性ばかりのキックボクシングで女性が戦っていたら、見ごたえがありカッコイイと思ったんだそうです。
この動画を見ていた友達は吉野楓香さんがパルクールをしていると思ったらしく、すごいなと言われたそうですよ。
泉ひかり(追いかける役 パルクールあり)
泉ひかりさんは吉野楓香さんを追いかける役をしていました。忍者女子高生の動画では彼女の目線で撮影されていますが、彼女ももちろんパルクールをやっています。泉ひかりさんはCONNECT(konekuto)という日本各地の実力者たちが所属するパルクールパフォーマンスチームの一員であり、『パルクールを広める』ことを目的にメディア出演をしているようです。
また、彼女はHEYWILD SLACKLINE OKAYAMA(ヘイワイルド スラックライン 岡山)というスラックスラインのチームのメンバーでもあります。2014年に入会したばかりらしいですが、パルクールの経験を生かした能力が発揮されることを期待されています。
ゆきひろはなほ(追いかけられる役 パルクールあり)
ゆきひろはなほさんは吉野楓香さんのスタントとして追いかけられながらパルクールをする役を担っていました。動画を見てわかるように、彼女は吉野楓香さんの姿が一瞬消える時に入れ替わって、代わりにパルクールを行っていました。動画を注意深く見てみると、走っている姿勢が若干異なることが分かります。しかし、言われてみないと2人が入れ替わっていることに気づかないくらいの素晴らしいトリックでしたね。
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オジサンも最後まで魅せられてしまい、清涼飲料水のCMとは全く気が付かなかった。
懐かしい、5年前に公開されたその動画を見つけた
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メイキング映像もあった。
【忍者女子高生、二つの秘密 - JAPANESE SCHOOL GIRL-NINJA】
*安倍晋三や政治関連のつぶやきの合間に、今後は「お好みの時間」と称して、その名の通りの「気になったことや好きなこと、趣味等」を適宜つぶやきます。