新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

タニク植物?!

2022年02月11日 12時00分01秒 | お好みの時間

我が家のオバサンはオジサンに比べるとはるかに「多趣味」である。
 
とりわけ「趣味の園芸」はかなり年季がはいっている。
 
しかし一般の花好きの女性とは異なり、鉢植えの花などを買って飾るということはしない。
 
昨年の秋頃から花ではなくオジサンから見ればサボテンの「孫」みたいな小さな鉢に入っている得体のしれない植物を集めだした。
 
名前を聞くと「タニク植物よ」というのを、オジサンは早合点して「果肉植物」と思い込んでいた。
 
きっと大きくなればその「果肉」が食べられるかもしれないと勝手に解釈していた。
 
その後紹介している雑誌を見て、初めて「多肉植物」であることを知った。

以下の写真は好天の時のもの。
 

 

多肉植物は、葉、茎または根の内部の柔組織に水を貯蔵している植物の総称である。砂漠や海岸のような乾燥地帯に生育するものが多い。多肉植物のうちで、サボテン科が非常に種類の多いグループであるため、一般に園芸業界では「サボテン」とそれ以外の「多肉植物」とに分けて呼ばれることが多い。


 
「サボテン科が非常に種類の多いグループ」なので最初の「サボテンの孫」というのはあながち間違いではなかった。
 
そこで、オジサンはネット検索し「この植物は何?」という海外掲示板を偶然見つけたので、そこからオバサンも知らないような植物をいくつか紹介する。
 
1.ブータンの高地から送られてきた写真。高さは1m以上
 

標高4000~4800mの高山ツンドラ帯に自生するセイタカダイオウ
淡黄色の盛り上がった部分は、半透明の葉(苞葉)が何枚も重なり合ったもので、可視光は通すが、紫外線は通さず、高山の強い紫外線から花を守っている。また茎には爽やかな酸味があり、食用となる。


 
2.愛犬のお墓の上に生えていた

ヴァージニア・スプリング・ビューティ(Claytonia virginica)。
北アメリカの野草で、根の部分に小さなじゃがいものようなものが実り、栗のような甘みがある。昔は、先住民がこれを採集して食べていた。


 
3.友人が送ってくれた美しいサボテンの写真
 
2 

サンタリタ・ウチワサボテン(Opuntia santarita)。
茎は、冬になるとが濃い紫色になり、気温が上がると青みがかった灰色に変化する。この紫色は、直射日光や乾燥にさらされると、より強く発色する。春になると、茎の外側に黄色の多弁の花を咲かせ、紫の茎と見事なコントラストを描く。


 
4.普通の白い花?
 

ユキノシタの仲間で、Saxifraga Arendsiiという植物。

 
 
5.このカールしたサボテンは何?
 

Cereus forbesii cv Spiralisという南米のサボテン。

  
 
6.カリフォルニア州ベンチュラで発見。誰かこれが何か知ってる?
 

トウダイグサ属のカーネーション・スパージ(Euphorbia terracina)。
最近になってカリフォルニアに導入された植物で、化学やけどを引き起こす樹液を分泌する。また写真にうつっている丸いサヤが破裂し、四方に種子が飛び散って容易に増えるため、外来種として恐れられつつある。

 

7.この海岸に咲く花は何だろう?ゾウアザラシは無視して
  

 

アイスプラント(ハマミズナ科)の一種とされる。種のさやを開けて食べられるものがあり、味はキウイフルーツに似ているそうだ。

 

8.ハイキング中にこれを見て、すごいと思った
  

 

ヤマノイモ属のワイルドヤム(Dioscorea villosa)。生えてきたばかりの頃は、このように葉が対照的になることがあるが、成長するにつれ、ツルになり、葉が交互に生えるようになる。

  
 
9.カリフォルニア州サンタモニカで撮影。これ以上近づけなかったけど、ゴージャスな感じ!!
 

世界中の温暖な地域で人気の高い観賞植物、ブーゲンビリア。赤やオレンジ、白、紫、黄などのカラーがある。枝に鋭いトゲがあり、刺さると痛い。

 
 
 
10.変わったサボテン?
 

クレステッド・メキシカン・フェンスポスト(Pachycereus marginatus f. cristata)と言い、縦にまっすぐ伸びるサボテンの突然変異種。

多肉植物は残念ながらその出自からなのか寒さにはめっぽう弱いらしく、昨夜来の雪の影響で、みんな家の中のストーブの脇ででひっそりとしている。 

    
      

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