新・定年オジサンのつぶやき

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嘘つき山際大臣が「瀬戸際大臣」になる日は遠くはない

2022年09月01日 11時40分20秒 | 総裁選

COVID-19に感染し隔離から解放された岸田文雄が昨日記者会見を開いた。
 
 
 
冒頭、自民党国会議員の旧統一教会による「集団汚染」に対して国民の懸念と疑念に対しては自民党総裁としてお詫びをする」と言っていた。


 
しかし、「国賊」の「国葬」に対する明確な回答はあいまいにしていた。  

 
この会見終了後の夜には、国会に久々に、かつて「アベ政治を許さない」と安倍晋三を糾弾していた多くの市民が集まっていた。
 
『なぜ税金』『死者を神格化する儀式』…安倍元首相の国葬に抗議する人たちの思いは 国会前に4000人【動画】
 

 

 

31日、国会前で安倍元首相の国葬反対を訴える参加者(坂本亜由理撮影)

 
 
 

安倍晋三元首相の国葬を巡り、国民の間に反対の声が強まっている。31日夜には国葬に反対する市民団体が東京・永田町の国会前で抗議集会を開き、集まった約4000人(主催者発表)が「国葬を民主主義の葬式にしてはいけない」「閣議決定で何でも決めるな」「国葬で税金を使うな」などと声を上げた。
◆プラカード掲げる人で埋まる国会前
抗議集会が開かれた国会前は「国葬反対」「勝手に税金使うな」などと書かれたプラカードを掲げた人たちであふれ返り、場所によっては身動きがとれなくなるほどの人だかりとなった。市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」などが呼び掛けた。
 主催団体の一つ「戦争をさせない1000人委員会」の内田雅敏事務局長はあいさつで「追悼は個人的行為。国家が関与するときは何らかの狙いがある」と指摘。国葬は「やりたい人だけでやればいい」と訴えた。政治学者の中野晃一・上智大教授は「国内外に安倍路線が続くとアピールしたいのだろう」と政権の狙いを推測。今後も反対の声を上げ続けることが重要だと話した。
◆「まず国会開いて」「野党交えて話し合いを」
 参加した千葉県浦安市の自然食品小売業・渡辺由紀子さん(72)は「生活が厳しいのになぜ税金を国葬に使うのか。岸田首相が、国葬を開くことで民主主義を守るというなら、まず国会を開いて審議すべきだった」と憤った。同県船橋市の自営業折戸慎輔さん(40)も「閣議決定は自分で選んだ身内だけ。野党も交えて話し合わないといけない。岸田首相は『聞く力』を売りにしていたが、批判の声は聞こえないのだろうか」と語った。
 また、東京都文京区の翻訳業梅原進吾さん(28)は「集会に来なかったら後悔すると思った。国葬は政治的な文脈や意図で行われると思う。死者を神格化する儀式。日本はそういう神格化をやめたはずだ」と、開催の方針を変えない政権の姿勢に疑問を投げかけた。
 横浜市のボランティア山内領子さん(72)は「国葬には根拠になる法律がないのに、勝手に閣議決定して良いはずがない。国民の理解を得たいなら閉会中審査ではなく臨時国会を開くべきだ。野党に要求されているのに開かないのは憲法違反だ。それで理解を得たいなんて口先だけだ」とあきれた様子で話した。
 集会には野党の国会議員も参加。共産党の小池晃書記局長や社民党の福島瑞穂党首、立憲民主党の阿部知子衆院議員がマイクを握ったほか、参院会派「沖縄の風」幹事長の伊波洋一参院議員がメッセージを寄せた。

かつて「戦争法」を強行採決した2015年9月19日には、国会議事堂前を10万人の市民が集まり反対の声をあげていた。
 
その後も毎月「19日」には「月命日」と称して、国会前に戦争法廃止に向けての抗議運動が行われており、戦争法強行採決から5年経った2020年9月19日には国会前に3500人が集まった。
 
そして、その後の「月命日」行動は下火になったが、安倍晋三が死んでから、その「国葬」に反対する市民が再び4500人も集まったとは皮肉なものである。
 
さて、岸田文雄の内閣改造前には、自身の旧統一教会とのかかわりについて一切沈黙を通し、組閣後大臣になってから過去のかかわりを問い詰められて認めざるを得なかった山際大志郎経済再生担当大臣。
 
新たな疑惑が明らかになっていた。
 
山際大臣、統一教会とじっこんの仲の秘書が“窓口"に 選挙区に居住実態がないことも発覚
 
■きな臭い疑惑も
これまで、教団関連団体のイベントへの出席について追及され、苦しい釈明を続ける山際大志郎経済再生担当大臣(53)。その山際氏と統一教会を結びつける“秘書"の存在とは。さらに取材を進めると、選挙区に居住実態がないという証言も飛び出し――。
山際事務所内には統一教会との窓口になっている人物がいる。私設秘書として勤める30代の男性である。
「少なくとも10年ほど前から地元で活動している秘書で、山際事務所の金庫番です。世界平和連合の人物とやり取りするのは、この秘書の役割とされています」(古い支援者)
 この秘書に関連して、きな臭い疑惑もある。山際大臣が代表を務める自民党神奈川県第18選挙区支部の2020年の政治資金収支報告書を確認すると、その支出に、「家賃」として、月に44万円が川崎市内の会社に支払われていることがわかる。なんと、その会社の代表は件の私設秘書となっているのだ。不動産業者によれば、相場としては20万円前後が妥当な物件だという。このマンションの土地と建物を秘書の会社が購入したのは15年。以来、相場を大幅に上回る家賃が毎月、党支部から振り込まれていることになる。この支部の収入の多くは自民党本部からの寄付であり、その原資は政党交付金、つまり、税金である。
 政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授によると、
「相場より高い金額の家賃の支払先が選挙区内の企業であるなら、秘書の会社でも公職選挙法で定められる寄付の禁止に抵触する可能性があります」
「ずっと空き家のまま」
 さらに不可解なのは、山際大臣が16年に7千万円強で土地を購入し、翌年に新築した選挙区内、川崎市宮前区の2階建て一軒家の表札がこの秘書の会社名になっていることだ。近隣住民が憤る。
「4年ほど前、山際さんと奥さんが“ここに住んで子どもも地元の学校に通わせます"とあいさつに来られました。ただ、こちらに住んだことは一度もなく、ずっと空き家のままです。山際さんの秘書に質したら、“先生は都内の議員宿舎、奥さんとお子さんは埼玉に住んでいます"と言うんです」
 つまり、山際大臣は選挙区内に居住実態がなく、「地元を軽視している」と指摘する声もあるという。
 これらの疑惑について山際事務所からは以下のような回答があった。
「(秘書が信者かは)報道が過熱していることに鑑み、あえて本人にも確認した上で、ご指摘の事実はないと回答いたします。(地元の支援者は)確認をしていないことから、ご質問の宗教の信者がいるのか否かはわかりません」
 家賃問題については、
「政治活動を行う上で最適の場所を選択し支部を置いています。家賃は不動産管理会社が適正に設定し計算した金額を支払っています」

 
コヤツの後ろめたさは、かつての「選挙用ポスター」写真と最近の記者から追及されている表情を見比べれば一目瞭然である。
 
     

 
ところで、8月31日の記者会見では、党の方針として旧統一教会との関係を断つと明言した岸田文雄が、果たしてそれは可能なのか、そして自民党と統一教会の関係性を断ち切ることの困難さをジャーナリストの内田誠が強調していた。
 
岸田首相の『関係断つ』はテキトーか?統一教会と“骨がらみ"の与党・自民の断末魔
 

■統一教会との関係を問われる意味が分かってる議員、分かっていない議員:「デモくらジオ」(8月26日)から
冒頭に申し上げたいテーマは、どうしようかなというくらいたくさんあって。一つは例によって安倍晋三氏の国葬に2億5,000万円ですか、予備費からの支出が決定されました。なんか法律の専門家の中には、例の内閣府設置令ですかね、その中に「国の儀式」とある、その一つとして「国葬儀」をやるのだから問題ないのだというところに法的な根拠を見いだし、批判に対抗できると安堵しているようなところが、もしかしたら岸田内閣にはあるのかもしれないですね。
ただ、それはいかにもこじつけであって、その前段階として戦前の「国葬」に関する法律について、戦争に負けた日本は日本国憲法とともに廃止しているわけですよね。国葬令をいったん廃止しているという事実も大きいのではないかと思いますし、では67年の吉田茂さんの国葬はどう考えられるのかということもあるかもしれませんが、法的な根拠はかなり曖昧だろうと思いますね。そのことから色んな影響が出てくるわけですけれども、何よりもこういう問題を国会で議論する前に閣議決定で決めてしまっているというやり方については、皮肉っぽく言えば、安倍さんの葬式なんだから安倍さん流(の決め方)だねと言ってやりたくなります。
国会を軽視し、無視し、閣議決定で何でもやろうとしたというふうに言って大体間違いはない。それが安倍さんの政権運営の特徴の一つでしたから、そのようなやり方で自分の葬式もやられるのかと言いたくなります。
9月の27日までまだ1ヶ月ありますね。その間に閉会中審査の形で、国会で議論するチャンスはあるのでしょうけれど、それがはたして十分な議論になるのかどうか。その間に国葬なんかやめるべきだという有権者・市民の声がどんどん大きくなって、いわゆる街頭行動、デモまで起きているわけですね。その状態が9月27日にどうなっているか。
その間にどういうことが、全く違う分野でどういうことが起こるかによっても、国葬についての一般国民の感じ方は大きな影響を受ける可能性があって、特に様々な物価の値上がりが凄いですから、それがさらに昂進していった場合にですね、岸田政権に対する信頼でがどんどん落ちていく。その中ではたして国葬なるものが堪えられるのか。一般国民の神経を逆なですることになるのではないか、そんな気もしていますね。
おそらく、それでも岸田内閣はこれを強行するのではないかと思います。予測として自信を持って言うことが出来る。やらないと彼らにとっては非常に大きなピンチが、驚くほど早く終焉の時が来てしまうかもしれないので、十中八九強行するのでしょう。その際にはオバマさんを呼ぶとか、メルケルさんを招くとか、来るかどうか分かりませんけどね。海外の要人、当時の要人をさながらタレントよろしく呼んで、葬儀に参列させることをもって、派手な国葬を演出し、「ああ、やっぱり国葬やって良かったね」という意見が国民・有権者の中からでてきやしないかと、そんな淡い期待をもっておやりになるのだと思います。
しかし、岸田内閣の支持率、ヤバいですよね。国葬問題はもちろんあるでしょうが、岸田内閣にとって最大の問題になっているのがご存じの通り、統一教会の問題。これは、どうにもならないところに来ているのではないでしょうか。さすがに、茂木幹事長が党としての調査はしないと言下に否定する。岸田さんは組閣に当たり、各自が点検して公表し、二度と関係を結ばないことを言明した人だけで内閣を作ると、そのように言ったわけですが、そうやって入閣した人を含め、統一教会との関係を問われる意味というのが多分分かっていないか、分かっていて誤魔化そうとしているか、そのどちらかではないかと思います。
あんたら、どういうことか分かっているか?
という非常に強い疑惑の目を多くの国民からもたれているということだと思うんですね。政治家たるもの、統一教会がどういうものかということについて「全く知りませんでした」というのは無しですね。ええ、それは無しですよ。知らないんだったら徹底して調べているはずです。そんなに時間は掛かりませんよ、統一教会がどういうものかについて調べるのに。で、その上でお付き合いをしているのだと当然考えられる。
政治家はいわばプラグマティックに、自らの当選を確実ならしめるもの、いわば下駄を履かせてくれる数万票、これを得るために統一教会にいい顔を向ける、望まれれば講演もする挨拶もする祝電も打つ、そういう関係にあるというのは一つあると思います。つまりお互い利用し合うということですね。
でも、中には、利用しながら研修を受けてしまい、統一教会の世界観に浸ってしまっているような議員だってもしかしたらいるかもしれない。正直に、安倍さんに統一教会の票を頼んで当選した人がいましたよね。宮島さんと仰いましたか。あの方も研修を受けたそうですので。研修では、泊まりがけで受けてしまうと、これは洗脳する側にとっては理想的な状態に持ち込めたことになる。100%とは言いませんが、かなりの確率で統一教会のものの考え方を植え付けることが出来る。
でも、その統一教会の考え方の根本にあるのは、日本は韓国に対して思いっきりお金を払わなければならないのだという話ですよ。思想として、世界観としてそういうものがあるわけですね。こういう団体、本拠地、中心が明らかに日本以外のところにあるような団体によって、政権中枢が浸されているような感覚。まあ、上品な表現ではないので申し訳ないですが、いわゆる「骨がらみ」になっているというのでしょうか。除去しようとしても取り除くことが出来ない、密着、癒着、癒合した関係。そのようなものが見えてきているということだと思うのです。
中でも問題なのは政調会長になった萩生田さんです。萩生田さんは地方議員の頃から、八王子の市議ですかね、その頃から統一教会と深い関係を結んでいたことが徐々に明らかになってきている。ただご本人がコメントしたのは、なんかそういうところに突然呼ばれて、自分が生稲さんとともに行くことをそのときに決めたというストーリーですけれども、これをまともに信じる人はほとんどいないでしょう。そういうことですよ。
さっき言った国会議員の精神的な危うさの問題というのは、実は地方議員の世界ではもっと広範に起こっている問題で、統一教会との関係をどうするのかと聞かれて「もちろん、今まで通り続けます」と堂々と言う方もおられるくらい。地方議会にも統一教会は深く浸透している。これを、岸田内閣はなんとかしなければならないはずなんですね。でもできるでしょうか。
先ほど品のない表現で言った「骨がらみ」。骨がらみになっているのであれば、これを取り除こうとすれば、政党の根幹に関わるところを自ら破壊しなければならなくなるかもしれない。何より、統一教会の由来は、戦後アメリカの反共政策の中で日本の旧支配層の利用できる部分、岸さん、笹川さん、児玉誉士夫さん、それと韓国の文鮮明さんですよね。これを払拭した政権というのが自民党の中で出来るのかどうか。
宏池会は確かに清和会とはずいぶん趣の違う政治集団ということはできますが、今現在自民党の中にいる人たちですよね。で、岸田内閣の元で最大派閥は旧安倍派、あ、旧ではなく現在の安倍派。安倍さんはいないですが、安倍派。圧倒的な多数を握っている国会議員の数において。そういう部分が支えているのが岸田内閣ということになると、これを脱するためには外から倒してもらわないとダメなんじゃないでしょうかね。そういうふうに私などは思うのですがいかがでしょうか。
岸田さん、気の毒にコロナに感染してしまわれたので、重要な会議の時にリモートになって…妙な映像ですね。ずらっと主だった方が並んでいる。一番真ん中のところにモニターがあってそこに岸田さんが写っているという。なんか、ペラッペラの総理大臣という感じに見えてしまうのですが、それは見え方だけでなく、この間の安倍派にあまりにも気を遣いすぎているのではないかと思われるような振る舞いというのでしょうか。それと印象が重なるものですから、大変強く記憶に残っているのだと思います。
岸田内閣って今、ある意味中心を失っている、中心は安倍さんだったので、極論すると。その安倍さんが亡くなったことによって、内実として岸田内閣になった訳ですよね。安倍派の状況は特にこれから先、統一教会の名称変更問題、これがもしもつまびらかになってきたとき、下村博文さんがどうなるのか。それから萩生田さん…。萩生田さんと下村さんがドボンすると、政治家としての重要な信頼を失うことにもしもなったときに、安倍派ってどうなっちゃうんですかね。
既に、安倍さんがいないことによって「烏合の衆」とは言いませんが、中心を失っているわけですよね。これは前々からずっと思っていたことですが、岸田さんが中心になって自民党の中の再編をしていき、その成果次第では自民党がかなり性格の違う政党になる可能性…無いかな。あったのかもしれませんが、まあそういうすぐにでも空中分解しそうな状態じゃないですか。そういうときに、かつて政権を担ったことのある人たちのグループが、当時と同じことを言ったのではダメですが、一定の政策的な発展を遂げた上で、緊急の政策と中長期的政策を分け、なるほど今それをやってくれればありがたいと大勢の有権者・国民を引きつけることが出来れば、もしかしたら政権を再び奪取することができるかもしれない
とっても大変なこととは思いますが、そうでなくても岸田内閣に対してより強い力で選ぶべき選択肢を突きつけることが出来るようになるかもしれない、ということだと思います。

 
「かつて政権を担ったことのある人たちのグループが、当時と同じことを言ったのではダメですが、一定の政策的な発展を遂げた上で、緊急の政策と中長期的政策を分け、なるほど今それをやってくれればありがたいと大勢の有権者・国民を引きつけることが出来れば、もしかしたら政権を再び奪取することができるかもしれない。」という言葉を政権交代を本気で考えている野党に捧げたい、とオジサンは思う。

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