新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

ハードルは高いほど乗り越えてほしい特捜部検事たちよ!

2023年12月17日 11時41分15秒 | 自民党裏金事件

検察の朝日新聞への一連のリークから自民党内の大きな派閥は「蜂の巣を突っついた」ような状態になっているらしい。
 
裏金疑惑で制御不能に…自民党の『最後のきらめき』が面白すぎる
 

 
 
面白いと言っては不謹慎だが、自民党はすでに制御不能になっており、火に油を注ぐ人たちが内部から次々と登場。衆院議員の谷川弥一は、所属する安倍派から直近5年間で4000万円超の裏金のキックバック(還流)を受けた疑いがあるが、地元報道機関の質問に対し「頭悪いね。言ってるじゃないの。質問してもこれ以上はきょう言いませんと言ってるじゃない。分からない?」と逆切れ。このタイミングでわざわざ国民の反感を買うようなことを言うのも、面白過ぎる。星が消滅するときの最後のきらめきのようなものか。
 河野太郎は「きちんと膿を出し切ることが大事だ」「(政治資金収支報告書に)記載していないのは法律に違反する。申し開きできない」と発言。自身が所属する麻生派の資金管理については「特に問題はないと聞いている」「国民の政治不信が高まる中、ルールに基づいて政治資金を取り扱うのは最低限のことだ」と説明した。
 しかし、「しんぶん赤旗日曜版」(12月10日号)は、安倍派、二階派だけでなく、麻生派も所属議員へのキックバックを“裏金”でおこなっていた疑いが浮上と報道。関係者の証言によると「派閥の例会で、派閥幹部が現金が入った封筒を手渡していた」とのこと。
「報道特集」(TBS系)は安倍派に所属する国会議員の証言について報道。
「キックバックについては『派閥から政治資金収支報告書に書くなと言われた』と事務所の会計責任者が言っていた。修正しなければならないと思っている」
 要するに、組織的な犯行だ。今回の裏金問題は、いかがわしい勢力による国家の私物化という問題の一環である。
 つい先日も、石川県知事の馳浩が2013年に招致が決まった東京五輪をめぐり、国際オリンピック委員会の委員約100人に対し、内閣官房報償費(機密費)で贈答品を渡したという趣旨の発言をうっかりしてしまったが、その際、当時首相だった安倍晋三から「五輪招致は必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す」「官房機密費もあるから」と告げられたとした。広島の大規模買収事件などもそうだが、安倍周辺では不自然なカネの動きが多すぎた。自民党自体が膿なのだから、更迭や議員辞職程度で済む話ではない。下野あるいは解党が必要だ。

 

 
麻生派もか。意外性はまるでないな。まあ、安倍とツーカーな麻生だからな。そりゃ、やるでしょ。
「今でしょ」じゃなく「やるでしょ」だな。
麻生も安倍と同類のクズだ。麻生も捜査した方がよいな。 安倍自民党というのは極端に倫理観が欠如している政党。
特に安倍派の汚なさは、統一教会癒着議員が多い事でも明らか。
まずは安倍派を壊滅させるべき。さらに、麻生派を追い込め。最終的には自民党解散に追い込むべき。
倫理観の欠如した政党は日本にいらない。
本来は、統一教会と癒着してた時点で自民党は解散していなければならなかった。これでも叩くのが遅いと言える。
「綺麗事ばかり言っても仕方がない」と言われ過ぎで盲点が生じ、「正論を守るべき」がないがしろにされた。
これが安倍思考。安倍手法だろう。安倍を現実的だと持ち上げるバカどもの思考だ。
桜の会の税金無駄使い。桜の会前夜祭の公職選挙法違反、公文書改竄、森加計贔屓…など、
倫理の破壊は以前からずうっと続いている。そもそもが、自民党とはそういう党だからだ。
自民党の裏マニフェスト↓
「我々は国民の税金を私物化し、一部の票を自民党に入れてくれる組織だけを大切にする事を約束します!」
「我々は、パーティー券を高く売りさばき、裏金を作り、その裏金でまた贔屓企業に寄り添い、票集めにそのお金を使う事を誓います!一部は、個人の懐に入れさせた頂きます!」
恐らく、こんな裏マニフェストが贔屓企業や自民党内に出回ってるんじゃないか?
人の持つ堕落した負の部分を引き出し広めたのが安部バカぞう。諸悪の根元は安倍。
安倍や安倍支持者は、根底にある価値観がなっていない。
安倍の汚い手法の方向性が自民党全体に広まったのだろう。
安倍ほどの卑怯者はいない。安倍のような非倫理的な価値観を持つ政治家は決してトップに持ち上げてはならなかった とつくづく思う。

 
昨日のつぶやきの中で、「すべては麻生太郎の『筋書き』通りか?安倍派だけが地検特捜部に“狙い撃ち”された裏側
という記事を紹介したのだが、やはりいざ蓋開けたらこんな状態になっている。 
 
ちゃんちゃらおかしい『火の玉宣言』安倍派も他派閥も同じ穴のムジナ
 

 
東京地検の捜査は、どこまで広がるのか。相当数の議員が立件されるのではないか、と自民党内には不安が広がっている。
 自民党の最大派閥・安倍派(99人)が、政治資金パーティーで集めたカネを5年間で5億円も裏金にしていた一大疑獄。国会が閉会し、東京地検の捜査が、いよいよ本格化している。すでに安倍派の議員に対し、任意の聴取に応じるよう要請しているという。近く、安倍派への強制捜査に乗り出すもようだ。
 東京地検がヤル気なのは間違いない。全国から検事を集め、50人という異例の規模で捜査をつづけている。霞が関の関係者がこう言う。
「驚いたのは、この事件を朝日新聞がスクープしたのが12月1日だったことです。まだ国会会期中ですよ。しかも、岸田首相の外遊中だった。東京地検が朝日新聞にリークしたと考えるのが自然でしょう。普通は、政治に影響を与えないように国会が閉まった後にリークするもの。国会会期中だったために、大騒ぎになった。東京地検が、この裏金事件を一大イベントにしようとしているのは明らかです。中途ハンパな捜査では終わらないでしょう。捜査期間も、来年1月に通常国会が召集されるまで、たっぷり1カ月間あります」
 政治資金パーティーを利用して5億円の裏金を集めた安倍派は、ノルマ以上のパー券を売った議員に、超過分をキックバックしていた。朝日新聞によると、大野泰正参院議員には5000万円、池田佳隆衆院議員と谷川弥一衆院議員には4000万円が裏金として渡っていたという。「5人衆」と呼ばれる安倍派の最高幹部も、キックバックさせていた。
 裏金づくりが派閥ぐるみだったのは疑いようがない。実際のパーティー収入が記載された「裏帳簿」と、政治資金収支報告書に記載する金額が書かれた「表帳簿」を作っていたというから、かなり悪質である。
「派閥の金庫番である70代の事務局長は、地検の聴取に完落ちし、表帳簿も裏帳簿もキックバックリストも、すべて渡してしまった、と言われています」(政界関係者)
 立件され、有罪になれば公民権停止となり、議員辞職に追い込まれる。この年末年始、安倍派の議員が次々に立件されたら自民党に激震が走るのは間違いない。
始まった醜い派閥バトル
 裏金を受け取っていた安倍派議員は、20~30人ともいわれている。この先、安倍派の「看板」を嫌って離脱する議員が続出するのではないか。
 自民党がどんな集団なのか、よく分かったのは、危機に直面し「あいつらが悪い」「おまえたちこそ」と、派閥同士で醜い罵り合いが起きていることだ。
 火の粉を払おうと「安倍派斬り」に動いた岸田首相に対し、安倍派は「安倍派というだけで罪人扱いはどうなのか」「安倍派一掃を首相に勧めたのは他の派閥領袖なのだろうが、その派閥は許さない。助言を受け入れた首相も許さない」と怒りを爆発。
 一方、首相にあらがった安倍派に対し、岸田派も「そもそも、なぜ安倍派が反発するのか。おまえらが引き寄せた災いじゃないか」と、ブチ切れている。
 さらに、安倍派の大臣を更迭した後、後任に無派閥議員を就けるという構想が浮上すると、無派閥議員からは「こんな時だけ無派閥の名前ばかり挙がるってなんなんだ」と憤りの声が上がるありさまだ。
 自民党内はバラバラ。収拾がつきそうにない。もし、東京地検に立件される議員が相次いだら、混乱はさらに広がるのではないか。
 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。
「いま派閥同士でケンカしている場合じゃないでしょう。自民党政治の象徴である派閥の存在そのものに不信の目が向けられているのに、派閥単位で罵り合っているのだから処置ナシです。どこが政策集団なのか。しかも、更迭した安倍派大臣の後任選びも、派閥に頼っているのだから話になりません」
5派閥に「政治とカネ」
 しかし、この問題は「安倍派が悪い」「いや岸田派だって」というレベルの話ではないだろう。自民党全体の問題なのは明らかだ。
 安倍派のみならず、二階派だって、所属議員が販売ノルマを超過して集めた分を派閥の収支報告書の収入に記載していなかった疑いがある。総額は5年間で1億円超とみられている。岸田派も、2020年までの3年間で不記載額が2000万円超に上ることが分かっている。
 刑事告発されているのは、安倍派を含む5派閥である。
 しょせんは、安倍派も他派閥も同じ穴のムジナ。盗人同士が裏金の多寡で罵り合っているようなものだ。
 実際、これまでパー券収入の裏金化だけでなく、あらゆる「政治とカネ」の問題を起こしてきたのが自民党という組織だ。
 河井克行元法相は19年参院選広島選挙区を巡る買収事件で実刑判決を受け、吉川貴盛元農相は大臣在任中に鶏卵業者から500万円を受け取り、収賄罪に問われた。甘利元経済再生相は、大臣室で50万円を受領した“口利きワイロ”疑惑がくすぶったままだ。
 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。
「政治とカネの問題は、自民党の宿痾みたいなものです。何度、痛い目に遭っても時間がたつと同じ問題を起こしている。リクルート事件をきっかけに、『政治改革大綱』を党議決定して政治資金の透明性確保を掲げ、政治改革の名の下に企業・団体献金を禁止したが、制度に“抜け穴”をつくり、結局は元のもくあみ。企業・団体献金もなくならなかった。いったい、企業・団体献金は禁止するからと、政党交付金制度を導入したのは何だったのか。政治資金パーティーを利用して裏金までつくっていた。自民党はヒドすぎます」
この期に及んでポーズだけのデタラメ
 岸田は13日の会見で「国民の信頼回復のために火の玉となって自民党の先頭に立ち、取り組んでまいります」なんて言っていたが、ちゃんちゃらおかしな話だ。
 表情だけは深刻そうだったが、ヤル気がないのはミエミエだった。実態解明の調査期限について聞かれても「まずは当事者が自らを調査し、(検察)当局に丁寧に説明し事実を確認する」と他人事。政治資金規正法改正の必要性についても「議論になることはあり得る」と言っただけだった。
 あまりの消極姿勢に業を煮やしたのか、連立を組む公明党の北側一雄副代表にまで「検察の捜査を待つのではなく、自民党として事実関係の解明に取り組んでもらいたい」と注文をつけられるありさまだ。
 口先だけの岸田政権に実態解明など、とても無理だ。
「岸田首相の発言は『火の玉』を含め、抽象的なものばかりで中身がありません。とりあえず勇ましげな姿勢を示しておけば、そのうち国民は忘れ、延命できると思っているのでしょう。ハッキリ言って、国民はなめられています。もっと怒るべきです。裏金が当たり前の腐敗政治を断ち切るには、政権交代しかないでしょう」(五十嵐仁氏=前出)
 国民生活無視の“裏金蓄財政権”には、即刻退場してもらうしかあるまい。

 

 
それにしても、「安倍派中堅『悪意を持って裏金を作ってはいない』、河野氏はデジタル化で『政治資金を透明化』
こんなんてことを平然と宣う議員がいるとは驚きである。
 
自民党派閥による政治資金パーティー収入の裏金化疑惑を巡り、閣僚や党所属議員は、週末も対応に追われた。・・・中略・・・
安倍派中堅の衆院議員は16日、地元での会合で支持者らに「捜査終了後にきちんと説明したい。決して悪意を持って裏金を作るようなことはしていない」と理解を求めた。

 

 
さて、多くの国民が自民党の大量な国会議員が立件されることを望んでいるのだが、現実的には高いハードルがあるといわれている。
 
【裏金疑惑】東京地検特捜部は『日本最強の捜査機関』なのか 安倍派の派閥幹部や議員の立件あるのか?元検事・亀井正貴氏は「立証ハードルはかなり高い
 
自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐるキックバック・裏金疑惑で動いているのは、政権を監視し、時には揺るがしてきた東京地検特捜部。今回の裏金疑惑に捜査のメスはどこまで入るのか、その動きに注目が集まっています。特捜部とはどんな組織で、どのような捜査を行い、今、何を狙っているのか?『日本最強の捜査機関』と呼ばれる特捜部の実態について、元大阪地検検事の亀井正貴弁護士が解説。
――「日本最強の捜査機関」と言われ、政治や企業など社会に影響を与える事件を捜査、起訴することが多い東京地検特捜部。特捜部の人たちは今、アドレナリンが出ていたりするものでしょうか。
(弁護士 亀井正貴氏)だと思います。重責を抱えてますし、この事件は滑ることができないし、功績をあげれば、それなりに地位を高めることができますから、皆やる気いっぱいだと思います。全国から応援検事呼んでいますがこれは大変な話で、地方では、普段4~5人で実務を担当するわけです。1人を抜いてしまうと、残りで実務を目いっぱいやることになるので、わかった上で東京地検は応援取ってますから、それなりに責任を持った上で、やるんだという姿勢だと思います。取り調べ対象は膨大ですし、証拠も膨大ですし、滑れない事件です。
特捜部ができたのは、戦後混乱期の”役人不正”きっかけだという
(ジャーナリスト 立岩陽一郎氏)特捜部がなぜできたかっていうと、戦後日本が混乱してる時期に、例えば軍が持ってた資材なんかを、政府の役人などが売り払って、懐に入れた時期があるんですよ。「それは駄目だ」と、検察庁の中に『隠退蔵物摘発捜査班』ができて、それが今の特捜になった。
――では、特捜部は、どこで、どんなものを捜査するのでしょう。
(亀井氏)証拠物と供述の2本の柱なんですが、証拠物というと、メモであるとかパソコン、スマホ、メール、犯罪行為を指示するような内容のメールがないか、上司が指示しているメモがないか、執務場所や住居、その辺のところが対象になります。令状を取ったら、入って持っていくことになります。
今まさに、証拠を消している可能性は??
――考えたくないですが、今まさに国会議員らが証拠隠滅で消していることはあるんでしょうか。
(亀井氏)ただ、デジタル・フォレンジックといって、データを復活させることができますから、今の時代はSNSとか、パソコンのデータとか、データで立証する時代なので、必ず再現していきます。消しても出てきます。昔なら自白を取らなければいけないので、いわゆるガンガンの調べをして取っていくわけですが、今はほとんど物証で立証していきます。
 おそらく、お金の流れや枠組みの資料は、検察は持ってると思うんです。任意提出を受けていると思うので、形はできてると思うんです。ただですね、会計責任者、これ犯罪の主体なんですけども、その人との共謀です、相談した上でこの犯罪をやろうということに関する物証が残ってるんじゃないかと、ここが一番大事なポイントなんです。
会計責任者、共謀を立証できるかどうか
――立件はどこまで。我々に見えている人物は議員本人ですが、実際にお金のやり取りしている秘書であったり、会計責任者、この共謀を立証できるかどうか。
(亀井氏)会計責任者がいないとこの犯罪は成立しないんです。議員本人が会計責任者がやってることを知らなければ、これは故意犯と言いまして、事実を知らないと罰することができないから、逃れられるんです。
――知っていても「僕知りませんでした」って言いません?
(亀井氏)もちろんそうですが、知っていたということを検察が立証できるかどうかです。例えば『メモ』ですね。事務連絡のラインの中で、議員からこんなことを言われました、どうですか、とかいうやり取りがあれば、それは間接的な証拠になりますね。
「立証のハードルは高いです、かなり高い」
(亀井氏)国会議員側が本筋ですね。ただ、立証のハードルは高いです。かなり高いと思いますね。要するに「知っていただけ」では駄目なんです。共謀じゃないんです。この犯罪の主体は会計責任者なんです。普通の事案と違って、ランクが下の人が、主体になってしまうんです。
 なぜかというと、『収支報告書を出す人が誰か』ということが問題だからそれを采配する人が問題ではないんです。だから会計責任者との間で共謀があるかどうかです。しかも共謀ってのは、知ってるだけじゃなくて、「指示するとか、積極的に任用するとか、話し合うとか、相談するとか」そこが必要ですから、そこの事実を立証する必要あります。

 
ハードルは高いほど乗り越えた時の達成感は本人しか味わえないかもしれないが、「功績をあげれば、それなりに地位を高めることができる」ので今回の案件では地方からの応援検事たちに大いに頑張ってほしいものである、とオジサンは思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安倍派狙い撃ちで「昨日の友... | トップ | パーティー券による裏金は明... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

自民党裏金事件」カテゴリの最新記事