新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

維新は背伸びしたローカル政党に過ぎない

2022年06月15日 11時59分06秒 | 維新の会

期限切れの国会議員が持つ鉄道乗車証(通称・JR無料パス)を使って新幹線のグリーン券をだまし取ったという事件がひと月ほど前にあったのだが、そのような無料パスがありながら、「文書通信交通滞在費」という月100万円ものあぶく銭は「第2の財布」ともいわれていた。
 
それが昨年の衆院選で当選した維新の新人議員のつぶやきによって脚光をあび、世間からの厳しい目をごまかすために、「調査研究広報滞在費」と名称だけが変わった。
 
税金から支給されている議員特権のシンボルなので、使途公開や未使用分の返還についての法改正の動きが一時は高まっていた。
 
しかし国民の関心は75日も続かず、メディアもキャンペーンを大々的に行ったわけではなく、ついに今国会は先送りとなってしまった。
 
国会議員に月100万円の旧文通費 使い道公開、未使用分返還が先送りに『国民への背信行為』」 
 

 
 
             【東京新聞より】
 

◆自民に加え野党の一部も及び腰 良識はどこへ
国会議員に月額100万円支給される「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)の公開を巡り、与野党は半年間も議論したにもかかわらず合意できなかった。党内に消極的な声が根強い自民党に加え、野党の一部も及び腰だったからだ。国民の税金をどのように使っているのかを公開しない国会議員の良識が問われている。
 与野党6党は4月に日割り支給の改正法を成立させたが、その後の使途限定や使途公開を巡る議論は難航。選挙活動への使用を認めない点は一致したものの、具体的にどんな支出を認めるかの議論はまとまらず、政党・政治団体への寄付を認めるかどうかさえ意見が分かれるありさまだった。
 自民党は、野党が求めた国対委員長会談にさえ応じなかった。いずれも国対委員長で立憲民主党の馬淵澄夫氏は「全く承知できない」と反発。日本維新の会の遠藤敬氏も「自民党にやる気がなかったんだろう」と批判した。
 使途の限定や公開は先送りされたが、4月の法改正で文通費の名称変更に加え、目的を「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため」から「国政に関する調査研究、広報、国民との交流、滞在等の議員活動を行うため」に変えることについては、与野党はすんなり合意した。名称が変更されたことで、使途の範囲が事実上拡大されたと指摘されたことを踏まえ、与野党の議員は「これからの議論で使途を制限する」と強調していたが、実現しなかった。
 名称・目的の改正に反対した共産党の穀田恵二国対委員長は「名称や目的の変更を先行させるのは議論が逆さまだと言っていたら、案の定そうなった」と批判した。

 
そもそも、国会議員が自分たちの首を絞めるかのような法律を作ることは、泥棒に対して、「泥棒を捕まえる法律を作れ」というようなものと昭和の時代から指摘されてきおり、その実態は全く変わらない。
 
さて、この(旧文書通信交通滞在費)がたった1日でも全額支給されたという新人議員が属する日本維新の会は昨年の衆院選で3倍増の議席を獲得し、夏の参院選では「ローカル政党」からの脱却を狙い、あのイソジン小僧も首都圏でマイクを握り始めていた。
 
2022年6月11日(土) 吉村洋文副代表 街頭演説会 大宮駅西口

首都圏在住者らしき人たちからの批判の声が多かった。 
★「国の借金1000兆円問題!」は橋下も嘘だと認めて、テレビやネットで修正していますよ!吉村に騙されないでください!
 
★借金、借金って政府の借金は国民の借金ではないですよね!?
政府の借金≒通貨発行ですよね?
大阪の話かと思いきや、国の借金って、よくわからん。
 
★埼玉の皆様。日本国民の皆様。日本中を大阪のようにしたいですか⁉️不逞維新は大阪の集団です。皆様の住んでいるところを大阪にしてはなりません。
 
★20万票集めたIRの住民投票やれよ!大阪府民の民意すらくみ取らん奴が埼玉で何を偉そうに💢コロナ死者数一位の府知事…それでも拍手喝采が多数の大阪だけでやれよ👎心ある大阪の方々…こいつ何とかして下さい!
 
★裏ではたった1日で金受け取って、橋下と笑いながら話してるのに、演説ではいい事言うね〜。腹黒すぎて信用できんわwww
 
維新“関西ローカル政党”からの脱皮に暗雲…埼玉で吉村大阪府知事に「帰れコール」鳴り響く
 

この週末、SNSで話題になったのが日本維新の会の吉村洋文大阪府知事の街頭演説。参院選予定候補の応援で首都圏を回ったのだが、11日夕方、埼玉・大宮駅西口に吉村氏が登場すると「帰れコール」が鳴り響いたのだ。
 大阪維新の会の公式ツイッターにアップされた動画に、その様子はしっかり記録。吉村氏の到着がアナウンスされ、街宣カーに乗り込むあたりから「帰れコール」が始まり、吉村氏の演説の冒頭部分がかき消されるほどだった。
 SNSでは<埼玉県民の帰れコールの大合唱! 関西人には分からないんだろうな><関西圏以外では嫌われてるんだな>などの書き込みが散見された。
 昨秋の衆院選で議席を4倍増にする躍進を見せた維新は、今度の参院選(6月22日公示.7月10日投開票予定)で関西ローカル政党から全国政党への完全脱皮を目指している。ところが、関西では熱狂的な吉村人気も、首都圏への“伝播”はイマイチで期待されたほどではない。松井一郎代表が5月中旬に東京・新宿で街頭演説した際も、立ち止まる人は少なかった。
情勢調査も首都圏では伸び悩み
「民間の調査会社が5月末に実施した参院選情勢調査では、維新は首都圏では低調。東京、千葉、埼玉の候補は現状、当選圏外で、比例でも伸び悩んでいます。所属議員の女性差別発言もイメージを悪くしている」(与党の選挙関係者)
 東京の維新関係者は「ウチは動物園だから」とこぼしていた。やっぱり維新は「関西」限定なのか。

 

 
首都圏では維新ヨイショの忖度番組はやってないのだが維新の不祥事、悪評はネットを介して拡がっている。
 
在阪メディアがまともになれば維新は終わるのではないだろうか、とオジサンは思う。
 
ところで、様々なネットメディアにはウクライナ戦争関連記事があふれているが、多くの記事は米英メディアの記事を参考にしているようであり、独自に現地に入り、人々に自らインタビューして書いた記事はほとんどない。
 
もちろん、こんなサイトも存在している。
 
ロシアによるウクライナへの侵攻状況」        
  
 
しかし日本の大手メディアは現地への取材を禁止(?)しており、正確な情報は得ることができず、ほとんどが米国内メディア記事頼りになっている。
 
たとえば、「バレ始めたウクライナ戦争のウソ。西側の国民に伝えられない侵攻の真実」では、こう結論づけていた。
 
軍事でも経済でも、ロシアの優勢で事態が一段落している。しかし日本など米国側のマスコミや大手インターネットではこうした状況が全く報じられず、正反対の、ロシアが今にも潰れそうな妄想話ばかりが流布している。だから、米国側の自滅を加速する対露制裁が今後も続き、ロシアはますます優勢になる。こういう状態がたぶん来年まで続く。
 
いっぽう、自力で現地入りして独自の取材を続けているフリージャーナリストは最近、こんなツイートを発していた。
 

 
それでは「現地で確認したこと」をいくつか紹介しておく。
 
◆「ウクライナ報告】現場を見ずに陰謀論を垂れ流すメディアのお粗末
 
◆「【ウクライナ報告】「アゾフ大隊=ネオナチ」説の荒唐無稽
 
◆「【ウクライナ報告】報酬は前金で 生きて帰れるか分からない戦争取材案内人」 
 
そして以前世界的に話題となった「ブチャの大虐殺」に関しても様々な陰謀論もあったのだが、その実態はどうであったのか。
 
【ウクライナ報告】ブチャの大虐殺はなぜ起きたのか」   
    
 

マスグレーブが見つかった聖アンドリュー教会。黒いボディーバッグは掘り出された遺体。=4月、ブチャ 撮影:田中龍作=
 
私は時間の許す限りブチャに通って住民の証言を拾った。現場の状況と照らし合わせながら。

 中央病院の遺体安置所と3台の遺体冷凍トレーラー(1台=300~400体収容)を単純に足すと1,000体を超す。マスグレーブが世界を震撼させたが、見つかった百数十体は氷山の一角に過ぎない。

 取材を進めるうちに大量虐殺を生んだロシア軍のミッションが浮き彫りになった。

 ロシア軍はブチャで領土防衛隊(TDF)の掃討作戦を展開したようだ。TDFは制服を着用している時もあれば、普段着の時もある。便衣兵である。

 各家のドアを破って踏み込んできたロシア軍はTDFのリストを持っていて、家人がTDFのメンバーでないか、どうかを確認していた。TDFであることが確認されれば、その場で撃ち殺していたが、そのうち確認できなくても射殺するようになった。手当たりしだい撃ち殺して行ったのである。―以上、ビクトルさん(60代)の証言。

 ロシア軍は中央病院の病室のドアを蹴破って入って来た。100室余りあるが、TDFがいないか、全室を見て回った。TDFはどの部屋にもおらず、病院でカラシニコフの銃口が火を噴くことはなかった。―以上、医師とベテラン看護師の証言にもとづく。

 大量虐殺につながった理由は他にあるかもしれない。だが領土防衛隊(TDF)掃討作戦を進めた結果、手あたりしだいの虐殺となったことは間違いないようだ。
 

遺体冷凍トレーラーのフリーザーが唸っていた。1台で300~400体の遺体を収容する。=5月、ブチャ 撮影:田中龍作=


  

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