自民党の広報による物量作戦により、大手メディアは積極的に自民党の総裁候補の宣伝に余念がないようである。
そんな中で在京のローカル紙がこんな特集記事を書いていた。
「スターがいない?どうしたら立憲民主党代表選は盛り上がるのか 「古株の男性ばかり」対決構図に異変あり」
9月7日告示、23日投開票の立憲民主党代表選だが、自民党総裁選と比べ、いまいち影が薄い。「ジェンダー平等」を党綱領に掲げながら、顔ぶれを見ればベテラン男性同士の対決と冷ややかな向きもあったが、ここに来て新たな動きも。代表選の先には衆院選も待ち受ける。白けムードを払拭し、自民を脅かす対抗軸となり得るか。 ◆立憲民主党の支持者の関心も「自民党総裁選」 告示まで2週間を切った立民代表選。立候補を正式表明しているのは枝野幸男前代表(60)のみだ。野田佳彦元首相(67)は週内にも表明する見通しで、泉健太代表(50)も出馬の意向を固めている。26日の事前説明会にはほかに4陣営が出席した。 一方、ほぼ同時期に行われるのが自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)。こちらは女性や40代も含む10人超が出馬に意欲を示し、候補予定者の地方視察や記者会見が連日報じられている。立民は構図が固まっていないものの、名が挙がるのはおなじみのベテランたち。影の薄い印象は拭えない。 「支持者の集まりで、話題になるのはもっぱら自民党総裁選。『うちは誰が出るの』と聞かれる」。こう嘆くのは、首都圏の立民の女性市議。街頭でも聴衆の反応は鈍いという。「以前ほど政権交代を望む熱が感じられない。自民側の盛り上がりに流されている気がする」と危機感を募らせる。 もっとも、別の立民の男性県議は「候補者が目新しければいいわけではない」と強調する。「政権交代ができれば総理になる可能性が高い。要職経験者が順当」と安定感を重視する。 ◆自民が落ち目の中で、じわりじわりと立民が 立民の代表選は2020年の結党以来、今回で3回目だ。旧民進党時代の17年、小池百合子都知事が代表を務める希望の党との合流を巡り、党内が分裂。合流しなかった議員で旧立民を立ち上げ、20年に旧国民民主の一部も加わって現在の立民となった。第1回代表選は、枝野氏が泉氏との一騎打ちを制した。衆院選敗北を受けて枝野氏が辞任した21年の前回選は、泉氏が逢坂誠二代表代行ら3候補を破った。 派閥裏金事件による自民への逆風の中、今年4月の衆院3補選では立民が全勝。5月の静岡県知事選など、地方でも立民が推した候補の当選が目立つ。善戦を次期衆院選の足掛かりとし、自民への対抗軸として存在感を発揮したいところだ。毎日新聞や読売新聞による8月の世論調査では、新代表にふさわしいとの回答はともに野田氏、枝野氏、泉氏の順で多かった。 ◆「いつも出る人が同じ」のイメージ 立民への期待は高まっているのか。東京・有楽町で街行く人に聞いた。 「実績と経験値こそ重要。古株でもいい」と話すのは京都市の女性会社員(53)だ。「枝野さんは東日本大震災の対応をした官房長官時代の姿が印象的。野田さんは首相経験があり安定感がある」としつつ、「泉さんはまだイメージが定着してなくて…」。 一方で、港区の無職女性(70)は「いつも出る人が同じ。他に人材がいないのかしら」と首をかしげる。大田区の建設業、村井恒彦さん(79)も「党内に知名度のある議員が少ない」と指摘。「党内の力関係に縛られ、誰が代表になっても変わらない気がする。自民が政治資金問題をうやむやにしている今が大事なときだが、期待はできない」と冷ややかだ。 ◆「ジェンダー平等の確立」を綱領に掲げるが…男性ばかり? 前出の市議からは「残念なのは主要候補に女性がいないこと。党が育てるための要職への登用を進めていない」との嘆きも上がる。 確かにこれまで出馬が取りざたされてきたのは、江田憲司元代表代行(68)、馬淵澄夫元国土交通相(64)を含め、おおむね60代の男性たち。これでは、27日の「こちら特報部」でも「男性ばかり」と伝えた、自民党のポスターと大差ないようにみえる。 しかし立民は「ジェンダー平等の確立」を綱領に掲げる政党のはずだ。選択的夫婦別姓の導入や、議会における「パリテ」(仏語で男女同数や性別均等の意)の実現も目指している。 ◆女性候補がついに名乗りを上げた こうした中、女性を擁立する動きがようやく見え始めた。当選1回の吉田晴美衆院議員(52)だ。同期を中心に推されたという吉田氏は26日、立候補への意欲を示し、本紙の取材に「女性の視点の議論を喚起したい。自由で闊達(かったつ)な多様性を体現する党であってほしい」などと話した。 他にも動きがある。西村智奈美代表代行(57)について「適任で、強く推したいと本人にも伝えている」と明かすのは、元首相の菅直人衆院議員。27日に「こちら特報部」の取材に応じ、「米国でも女性候補者が論戦を繰り広げている。日本はかなり遅れており、もっともっと女性が前に出て、積極的に代表選に関わってほしい」と熱く語った。 ◆出馬に高~い壁「20人の推薦人」 ただ、期待感とは裏腹に、経験の少ない女性や若手の議員にとって、出馬の高い壁になると予想されるのが「20人の推薦人」だ。国会議員367人を抱える自民党も同じ要件で、136人の立民も同規模では苦しい。3年前の代表選でも指摘されていたはずだが、なぜ改革できなかったのか。 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「推薦人の要件など変えるチャンスはいくらでもあったが、代表選の活性化を図り、グループ間の垣根を取り払うといった議論はみえなかった」と残念がる。 背景には、離合を繰り返してきた歴史的な経緯があるという。「旧社会党や小沢一郎氏の系統など小グループが乱立し、グループごとに思想性もあって結び付きがかなり強い。自民のようにグループ間で連携することも少なく、それぞれが砦(とりで)に閉じこもっているようで、流動的な動きが起きにくい」と分析する。 伊藤氏は、自民党総裁選には「プロレスのイベントみたいだ」と批判的だ。それでも40代の新顔や大臣経験がある複数の女性議員が立候補に意欲を示すなど、立民よりは多様に見えるという。「党の顔となるようなスターが不在なのが今の立民の姿。発信力のある人を党として育てるとともに、議員でなくても優秀な人材を外部から党要職に就けるなど、グループの垣根を越える大胆な改革が必要ではないか」と訴える。 ◆「本気で政権を取りに行く気概があるか否か」 中央大の山崎望教授(政治理論)も「口先ではジェンダー平等などと言っていても、結局往年の男性ばかりで、厳しい言い方だが、実体が伴っていない。これでは『プチ自民』に過ぎず、立民は自民を脅かす対抗軸になり得ないと判断されてしまう」と懸念する。 では、どんな代表選が望まれるか。山崎氏は「女性議員の比率や環境問題などももちろん大事だが、足元のリアルなところで、本当に自分たちの生活や暮らしを守ってくれるのか、生活に直結した現実的な話をすることも戦略のひとつではないか」と提案する。「泥くさく本気で政権を取りに行く気概があるか否か、有権者はよく見ている。いずれ来る衆院選に、リアルな形で跳ね返ってくるだろう」と見通した。 ◆デスクメモ 旧立民が少数ながら野党第1党の座を得た2017年の衆院選。政治評論家の故森田実さんは、他の野党と協調した国会運営、地方組織や方針づくりなど足場固めが必要とし「スタンドプレーはいらない」と語っていた。地道な努力を求めた森田さんの指摘は今なお通じるように思える。 |
2009年に当時の民主党が歴史的な政権交代を果たした要因にいくつかの要素があるが、国民に見える形で「影の内閣(シャドーキャビネット)と称して、実際の内閣と同様に民主党議員をそれぞれの閣僚にして、政策研鑽を続けてきたことだと思っている。 当然ながら当人たちも、そして支援する国民からも「ワクワク感」が 溢れていたことを思い出す。 残念ながら今の立憲民主党は「歌を忘れたカナリア」になり、しかも「昔の名前で出ています」という惨状である。 「本澤二郎の「日本の風景」(5268)」 <それでも野党は勝てない=野田出馬にうんざり国民> ロシアのパブロフ外相ではないが、ウクライナ戦争という「火遊び」によるバイデン以下NATO諸国の指導者たちの人殺し作戦は止まりそうもない。戦争による人類の経済的損失は計り知れない。中東のヒトラーまがいの人物に支援を送る米産軍複合体の戦争屋は、笑いが止まらないだろう。
その中で命を奪われる無数の若者と遺族の無念は、80年前と同じで計り知れない。今こそ平和外交を実践する日本外交のはずだが、永田町の腐った連中にそうした信念のある人物がいない。 はっきり言わせてもらうと、それでも秋の総選挙で自民党は負けない。野党は勝てない。驚いたことに野党第一党の代表選挙に、尖閣問題で日中分断を強行し、消費税を嘘ついて引き上げ、フクシマの東電原発の処理に失敗した、松下政経塾の神道派の野田佳彦を擁立するというのである。偏狭な民族主義は、与野党共通なのか? もうこれだけで野党の勝利はおぼつかない。安倍の清和会と大差ないのではないか。「松下資金」がまだ眠っているのか? <大量総裁選出馬=100万党員に金の爆弾> 立憲主義を党名にした政党が、その意味することと実際が乖離している今の立憲民主党を、国民は政権交代の国民政党だと判断していない。ひところの社会党のような「ネズミを捕らない猫」と認識する有権者は少なくない。 特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪に最近では、マイナンバーカードによる超監視社会化路線。自公による「戦争体制化」にブレーキさえ掛けられない。 自民党はアベノミクスで、財閥スポンサーは空前絶後の金をため込んだ。政府の組織上げての株転がしで、羽の生えた円札とドルを抱え込んで満足している。そこへとさらに43兆円の武器弾薬投入で、国民負担は急増。財閥は、盆と正月が一緒に来たかのように浮かれている。 だが、日本の学生はのんびりしたもので、バングラディシュとは違う。「中国レベル」以下と指摘する向きも。 今回の自民党総裁選は、自民党の100万党員に大金を投入する絶好機といえるだろう。公明党創価学会は、落ち込んでしまい山本太郎の人気に劣るという世論調査も飛び出した。自民は安倍と森の東京五輪利権に浮かれたが、維新は大阪万博とカジノ利権を暴かれて元気がない。 共産党が踏ん張る場面だが、金がなくて運動員に力がないという。房総半島の袖ヶ浦市では、目の前のフクシマ核汚染ごみにソッポをむいていて、同市内の活動家の失望と怒りを買っている。しかも、志位和夫の足元で起きていて、お話にならない。やくざ代議士系や女性検事総長など千葉県も人材が枯渇して悲しい。 言いたいことは、自民党の100万党員がひとり活性化することだ。その勢いが総選挙へとなだれ込むと、いよいよ読売のナベツネ悲願の憲法の平和主義・戦争しない日本を逆転させる!国際環境はウクライナと中東で十分であろう。 <財閥の内部留保で腐るほどの資金力> 米国だけではない。莫大な資金を保有するところに課税を強化する。当たり前のことが、貧困国に落ち込んだ日本では起きない。なぜか?懸命な小学生でもわかるだろう。 財閥の内部留保は、極端な日銀の円刷りまくりによる激安とゼロ金利で、空前の利益を懐に入れた。人間に例えれば超肥満体質で死にそうなくらいである。財閥経営陣は、自社株を買うことで、膨大な利益を上げ、1年で億万長者になる。この悪質なアベノミクスのからくりについてさえも、ナベツネ言論に歩調を合わせ、野党は追及しない。野党議員は、自民党の下駄の雪なのか? <反安倍の宏池会林陣営に上川陽子が割り込む岸田の横やり> 共産党までが眠りこけている惨状ゆえに、筆者は反安倍の林芳正に少しばかり期待をかけている。日本国を貧困に追い込み、戦争へと無知な国民を追いこんだ長州の独裁者に抵抗してきた林である。 父親の遺伝子があれば、平和外交に日本丸の舵を切り替えるはずだ、との思いからでもある。 だが、岸田はツネ・森や統一教会同様に、笹川ギャンブル財団に呑み込まれているのだろうか。まだ未熟すぎる上川陽子の出馬に手を貸したものかどうか。上川の背後について懸念する見方もある。 <改憲軍拡の嵐=43兆円の武器弾薬=阻止できない野党> 安倍内閣以降、心配性になってしまったものか、それとも当たり前の不安なのか。 自衛隊参戦法さえも阻止できなかった野党である。日本国憲法の土台が崩壊する事態にさえも対応しなかった野党。それさえも黙認した日本の大学生諸君は、バングラディシュの若者とは異質なのだ。 正義を見失い、歴史の教訓を学ぼうとしない日本の若者に希望を見いだせない市民運動家らの苦悩を知ると、もはや人間としての存在価値はなくなってしまう。 |
かつて国会において「与野党対立」の構図では、「たしかな野党」という言葉が紙面を飾ったことがあったが、その後は「たしかに野党」と揶揄されて続けており、いまではそんな揶揄すら聞こえてこない。 さて、国際関係ジャーナリストの北野幸伯は、最近の政府与党は国民を「無意識化」させていると指摘していた。 「自民党総裁選で一切触れられぬ。政権与党が“無意識化”して国民に気づかせまいと必死な『最重要問題』」 ■暗黒の30年が暗黒の40年になるかどうか?自民党総裁選で「無意識化」されている最大の問題は「増税問題」 全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です。
9月に行われる自民党総裁選(=事実上の首相選び)、なかなか盛り上がっているようです。出馬を宣言された人、これから出馬する可能性がある人は、(以下省略) なんと12人が自民党総裁=首相の座を狙っているそうです。 自民党は、何を考えているのでしょうか? 現状=裏金問題で自民党の支持率が低下している。このままでは次の選挙で勝てない ではどうするか? 不人気な岸田さんに辞めていただく そのうえで、 クリーンなイメージの人を自民党総裁、首相にして、自民党の支持率を回復させる 新総裁=新総理の人気が高いうちに解散、総選挙を実施 めでたく自民党大勝利! こんな感じの作戦なのでしょう。 そして、テレビを見ると、もっとも重視されているのは「裏金問題を解決して、クリーンな自民党にすること」です。とても重要なことでしょう。ですが、私が考えるに、「裏金問題」は最重要問題ではありません。 ■全国民が覚えておくべき岸田首相の支持率が急落した最大の理由 岸田さんの支持率が下がった理由は、いろいろありました。 統一教会問題 長男スキャンダル 裏金問題 などなど。ですが、国民が決して決して決して忘れてはならないこと。それは、岸田さんが、【 増税クソメガネ 】と呼ばれていたことです。 日本国民は、ここ数年ひどい目にあってきました。 2019年には消費税率が8%から10%に引き上げられた。2020年、2021年、新型コロナパンデミック大不況。2022年、2023年、ウクライナ戦争インフレ。 岸田さんは、「賃上げ」を誇りますが、はっきりいえばインチキです。賃上げは、物価上昇に追いついていないため、実質賃金は2年連続でマイナスなのです。「日経新聞」5月23日付。 厚生労働省が23日発表した2023年度の毎月勤労統計調査(確報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年度から2.2%減った。マイナスは2年連続。 こんな感じで、日本国民は苦しんでいる。 ■岸田首相が苦しむ国民に出してきた「長い増税リスト」 そんな中、【 聞く力 】を売りにしていた岸田さんは、何をしたのでしょうか?そう、【 長い増税リスト 】です。 『税理士法人プライムタックス』のHPに長い増税リストが載っていました。 転載してみましょう。 たばこ増税 本体は健康の観点からたばこの消費を抑制するためのものだが、防衛費の財源として24年より増税予定。 所得増税 防衛費を確保するため24年から増税は決定しているが、定額減税が所得税から行われるため矛盾するとして時期検討中。 復興特別所得税の延長 3.11復興目的に37年までの予定だが、防衛費増のために14~20年延長が議論中。 給与所得控除の廃止 現行は30%控除されているが3%に減率することでサラリーマンには大打撃の可能性。 配偶者控除の廃止 扶養控除のない15歳以下との公平性確保と女性の「年収の壁」問題解消のために廃止を検討。 生命保険料控除の廃止 生命保険は元本よりも大きなお金がもらえる可能性がある点が個人投資と変わらないとされ、見直しを検討中。 退職金の非課税枠を廃止 「勤続年数×40万円」の控除が認められていたが、雇用の流動性を妨げているとして廃止が検討されている。 扶養控除の縮小 扶養控除の縮小が見直される見込み。 一方、児童手当を高校生まで支給対象に広げ控除縮小とのバランスが問われている。 法人増税 防衛費確保のため付加税方式で4%~4.5%を予定。 中小企業などへの配慮として、上乗せ分を計算する際、法人税額から「所得が2400万円の相当の税額」を控除予定。 法人税の控除縮小 賃上げによる税優遇措置で3%以上賃上げした大企業の控除縮小案が中小企業への優遇と同時に検討されている。 大企業には実質的に増税になる可能性がある。 後期高齢者医療保険の負担増 出産育児一時金の一部を75歳以上も負担するようになる。 段階的に負担対象者を増やす方針で、24年4月からは年収211万円超の人を対象に月平均430円を徴収。 25年4月からは年収153万円超の人を対象に月平均430円を徴収。 生前贈与の持ち戻し期間延長 生前贈与制度に関するもので死亡の3年前から7年前に課税対象期間を延長する。 結婚・子育て資金の贈与特例廃止 1千万円以下は非課税だった結婚・子育て資金の一括贈与特例を廃止。 教育資金一括贈与廃止 教育資金の一括贈与が26年3月末で廃止予定。 介護保険料負担増 1割負担から2割負担に移行する対象者を大幅に拡大する見込み。 国民年金納付期間延長 少子化による財源不足の補填策として保険料の納付期間を5年延長して65歳までとする。 公的医療保険の上乗せ 「異次元の少子化対策」として財源を探し回った結果、歳出改革後の足りない分を「支援金制度」という名目で国民一人約500円程度の増額が検討されている。 森林環境税の創設 23年度に終了予定の特別復興住民税に替わり、森林環境贈与税とは同額の森林環境税が新設される。 厚生年金支給減額 現行で平均14万6000円支給されている厚生年金額を見直す。 保険料負担は重くなる一方、受給額が減額される。 走行距離課税の新設 車の走行距離に合わせて課税しようというもの。 しかし従来の車とハイブリッド、電気自動車等の問題やカーシェアリングなど課題は残る。 ケアプランの有料化 介護保険サービスを受ける際のケアプラン(介護計画)費用の有料化を検討中。 出所はこちら→時事ネタ第23号 こんなにあるぞ!ステルス増税(税理士法人プライムタックス) 「裏金問題」は、確かに重要です。 しかし、これらの増税が実現したら、皆さんの生活がどれだけ苦しくなるか考えてみてください。
だから、自民党の新総裁=新総理には、【 これ以上増税をしない人 】になってもらうことが重要なのです。ところが…。 ■支配者層が大衆のコントロールに使う「無意識化」という手口 皆さんは、「無意識化」と言う言葉を聞いたことがありますか?私は、天才・天野統康先生から教えていただきました。「無意識化」というのは、言葉そのままで、「意識させない」ということです。天野先生によると、支配者層が大衆をコントロールする際、真の重要ポイントに触れないことで意識させないのだそうです。そうすれば、抵抗が発生することもありません。それを「無意識化」とよびます。 たとえば皆さん、今日、意識してテレビを見てみてください。総裁選の話は、山ほどやっているでしょう。そして、「自民党は、新総裁のもと、生まれ変わることができるのでしょうか?」などと話されることでしょう。テーマは、「裏金問題はどうする?」とか。「夫婦別姓問題をどう考える?」とか。 ですが、「岸田総理の支持率が下がったのは、もちろん裏金問題があったからです。しかし、その前に、【 増税クソメガネ 】と呼ばれて、嫌われていました。実際、『長い増税リスト』を見ると、『仕方ないかな』とも思えます。ところで、総裁候補の〇〇さんは、『私が総理になったら増税は一切しない』と断言できますか?」こういう話は、いっさい出てきません。 増税は、日本国民の生活を圧迫し、日本経済の成長を阻害し、国際社会における日本の地位を低下させる。超重要問題です。 しかし、事実上日本国の首相を決める自民党総裁選で、この最重要問題に一切触れられない。つまり、【 無意識化 】されているのです。 ちなみにこのメルマガの読者さんには、テレビ関係者、新聞・雑誌の記者さん、ジャーナリストの皆さんもたくさんいます。お願いです。総裁候補の人に、聞いて欲しいのです。「岸田さんは、【 増税クソメガネ 】と呼ばれて、支持を失いました。今度自民党総裁に出馬される〇〇さんは、増税をしないと断言できますか?」と。 そして、メルマガ読者の議員さん、自民党党員の皆様は、是非【 私が総理になったら増税しません! 】と宣言する候補に投票してください。 誰も宣言しないのなら、「国民は裏金問題にも怒っていますが、それ以上に【 増税路線 】で怒っているのです。国民の支持を本当に取り戻したいのなら、【 増税しない宣言 】をしてください!」とお願いしてください。 これ、私たちの生活だけの話ではありません。「暗黒の30年が暗黒の40年になるかどうか?」「日本国が沈みつづけるか?浮上するか?」という話です。 |
その国のトップになんら瑕疵責任がなければ、決して自ら辞めることはありえず、それを任期途中で宣言したということは自ら責任を取らなければならなかった不祥事があったからだと、一般には受け止められる。 したがって、本来ならば新しくトップを目指す候補は、前任者の功罪を明確にして、特に「罪」の部分の総括をしっかりやって自らの「改革案」を明確にすべきであろう、とオジサンは思う。