新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

安倍家の生ゴミのバケツのふたになるのか菅政権

2020年09月10日 10時59分54秒 | 菅義偉

2日前に、「新型コロナワクチンは人間の遺伝子組み換実験である」というつぶやきの中で、新型バイオワクチンの問題点を5つほど挙げてみた。
 

1.開発が最優先され安全性が軽視されている。
2.有効性には大いなる疑問がある。
 いまだに新型コロナウィルスの実像は把握されておらず、感染後急速に免疫反応が衰えるなどの問題があり、たとえワクチンが効果を発揮したとしても、すぐに有効性が失われることがある。     
特にmRNA(メンセンジャーRNA)は不安定な物質であり本当に働くのかという疑問が残る。
3.体内で遺伝子を働かせることになるが、これは 人間の遺伝子組み換えであり、遺伝物質が生殖細胞に移行すれば、人間の遺伝子改造につながってしまう。
4.人間の遺伝子組み換えである以上、遺伝子組み換え生物の規制を定めたカルタヘナ法の対象となるはずであるが、その点について何も示されていない。
5.人間の複雑な免疫システムに介入するため、アレルギー過敏症、自己免疫疾患などをもたらす危険性がある。

 
この1週間前には、「米CDC『11月にもワクチン利用可』 接種準備を要請」という記事が出ていた。

そして、昨日は上記記事を打ち消すかのような記事が登場。
 
「ワクチン開発9社、異例の声明「拙速な承認申請しない」

 
そしてワクチンの副作用らしき患者が現れたという。
 
「コロナワクチンの治験中断、日本に影響?危うい開発競争

COVID-19の感染防止のためのワクチンにもかかわらず、ワクチン接種によりもっと重篤な病になれば元も子もない話であり、今後ワクチンに対する多くの国民の不安が広がれば、たとえ無料でも積極的に接種する人はいなくなる。
 
ここは徹底的に「安全性」と「有効性」が明らかになるまではじっくりと治験を繰り返すしかない。
 
さて、一応今日で打ち切りにしたい自民党の不毛な総裁選関連つぶやき。
 
すでに「2位争い」とか「圧倒的な地方票の獲得」などが主な話題にしかならない総裁選。   
 
勝ち馬に乗るがごとくマスメディアがこぞって菅義偉のイメージアップをおこなってきたのだが、「『菅義偉氏は苦労人』というイメージは本当か?」といぶかる人がいた。
 
「叩き上げ」「苦労人」「庶民派」「集団就職」という人物評が闊歩し、中には「田中角栄にも通じる庶民派」などという評価が出ている。しかしこのイメージは本当なのだろうか?確かに「苦労人」の解釈は人それぞれであるが、稲作を妻に任せて博打に明け暮れ、借金苦であった田中角栄の実家と、菅義偉氏のそれは明らかに違っている。
 菅義偉氏の父・菅和三郎は秋田県雄勝町(現・湯沢市)の町議会議員を菅氏の中学校卒業頃から連続で4期務め、同時にいちご栽培で成功し、1959年(菅氏が10歳のころ)には地元組合の長となって以後51年間、独自のいちごブランドを育てる。2010年に死去すると、旭日単光章を叙勲されたほど成功した地元の名士である。明らかに貧農で、進学さえままならなかった角栄とは根本的に異なっている。

    
あっけらかんと自分が集団就職組ではない、と認めている。「集団就職」を経験した苦労人のイメージが補強されているが、菅氏自身の自己認識は時期によって一定していない。13年の松田インタビューでは集団就職を否定し、15年の森インタビューでは肯定している。いずれにせよ、菅氏が「集団就職」を経験したわけではないと解釈しても間違いではなさそうだ。

 
詳細は記事内容を読んでもらうことにして、早くも今日発売の文春砲が炸裂しているようだ。
 
 
 ところで、過去のイメージはどうでもよいが、今後の政治姿勢に関しては、無視できないことが満載だが、最後は22年前に3人の総裁候補を「凡人、軍人、変人」と的確にかつ辛辣に言い表していたこのオバサンに登場を願うことにする。
  
菅政権なら『安倍家の生ゴミのバケツのふた』 田中真紀子氏が語る自民総裁選
 
自民党総裁選が9月8日に始まった。久々の新首相誕生につながる与党の一大行事が、なぜこんなに低調なのか。同時並行で代表選が進む野党の立憲民主党と国民民主党の合流新党には何が問われるのか。かつて政権を奪い合った自民党と民主党の双方で閣僚を務めた、田中真紀子氏(76)に聞いた。

 真紀子氏は1972~74年に首相を務めた田中角栄氏の長女。父の新潟県の地盤を継いで93年に衆院議員に初当選し、自民党政権で科学技術庁長官、外相、民主党政権で文科相を務めた。東京・目白台の自宅近くのホテルでのインタビューは、自民党総裁選に辛辣だった。
「真ん中ははぐらかし」
――自民党総裁選が告示され、元幹事長の石破茂氏、官房長官の菅義偉氏、政調会長の岸田文雄氏(写真では右から)が立候補しました。3候補がそろって臨んだ8日の記者会見はどうでしたか。
 真ん中(菅氏)ははぐらかし、両脇の二人(左の岸田氏、右の石破氏)は具体性がなかった。特に森友・加計学園や「桜を見る会」の問題を問われた時の答えぶりです。あんなに国民の政治不信を生んだ問題なんだから手術して取り除くのが当たり前なのに、やる気が見えません。
 昨夏の参院選で、広島選挙区で自民党公認候補の河井案里被告(公職選挙法違反の罪で公判中)に党が1億5千万円という破格の支給をしていたこともそうです。国民から集めた政党交付金を何に使ったのか。党のトップとして踏み込んで対応する姿勢は感じられませんでした。
――田中さんが自民党にいた頃の1998年の総裁選で、小渕恵三、梶山静六、小泉純一郎の3氏が立候補した時、「凡人、軍人、変人」と評して話題になったのを思い出します(当選した小渕氏が首相に就任)。今回の総裁選に出た3氏をどう表現しますか。
 石破さんは納豆餅ね。アメリカ人の知り合いの夫婦が正月にうちに来たことがあって、お餅をふるまったら「いつ飲み込むんだ。かみ切れない」と。それに納豆をからめたら、もったいぶった食べ物だけどよけいべちゃべちゃして、いつまで経っても飲み込めない。
 岸田さんは初当選同期で仲はいいんだけど、冷凍になった透明人間かな。固まっちゃっていて、それでも自然解凍したら水がでれでれと出てきてふつうは生臭くなるんだけど、溶けても何もない透明人間。調理してもおいしくない。石破さんよりも背骨を感じない。
 菅さんは暗い。生ゴミを詰め込んだバケツのふた。その取っ手ですね。だれにしたって料理の乗ってないお皿のようなもので、そんなの出されても魅力がない。たたかれても主張をばんと言って国民に料理を出さなきゃだめ。政治ってもっと明るく光り輝いて期待を持たせるものでしょ。でもみんな熱が、エネルギーがない。
安倍内閣への検証なし
――菅氏は多くの派閥から支持され優位に立っていますが、バケツのふたというのは、どういう意味ですか。
 主婦の感覚です。安倍政権では例えば森友問題で公文書の改ざんがあったり、財務省の職員が自殺したり、でもその責任をあいまいにするうそとはぐらかしがたくさんあって、国民の不満も募っていた。なのにそうした悪臭紛々とした生ゴミを安倍家の台所から出して、バケツに押し込める。そのふたをするのが菅政権の役割ではないかということです。
 歴代最長になった安倍政権が終わったら、やるべきは検証、分析をして改善することなのに、官房長官でずっと臭いものにふたをしてきた菅さんが次の首相になって、できるわけがないでしょう。役所の縦割りの打破とおっしゃってますが、理念がないだけに安倍政権よりも一層人事で官僚を締め上げる、もっと暗―い強権政治になりますよ。  
――なぜこうした自民党総裁選になるのでしょう。
 これまでの自民党政権や、政権交代で一時政権を担った民主党の責任もあるでしょうが、一番は安倍晋三首相ですね。政権のいろんな懸案を抱えながら、いきなりみんな投げ出すわけだから。党員投票などせずに、さっさとどう引き継ぐかという話になってしまう。
 その長く続いた安倍政権の下で自民党が劣化したこともあります。かつては派閥が政策を掲げて領袖を次の首相にと争ったものですが、つきあいのあるベテラン議員に聞くと、安倍政権しか知らない若手はそうした切磋琢磨が理解できず、どう動くか想像もつかないと嘆いています。
 また、そうしたベテラン議員たちも地盤を子供に継ごうかという年齢になっています。そのためには自己保身。与党であり続け、党から政治資金と選挙区で候補者となる公認をもらい続けることが大切になる。政策論争より、党内で争う場合ではないと考えがちです。
 でも、本当はコロナ対策一つとっても、医療や経済、金融の分野で日本の指導者が世界にどう発信し、協力するかで国際レベルにならないといけない。そういう議論が必要なのに、この自民党総裁選はお粗末すぎる。国民の不幸ですよ。
――かつて田中さんが見た自民党総裁選と比べてどうですか。2001年には当選した小泉さんの推薦人になり、「私は『変人』の生みの母です」と支えました。
 田中角栄の家族として私が見ていたのは、1972年、佐藤栄作首相の長期政権が終わって父が福田赳夫さんと争った「角福戦争」と、74年に金権問題で父が首相を辞めるときの椎名悦三郎副総裁による「椎名裁定」の時です。うちに大平正芳さんたちが慌ただしく出入りしたり、椎名さんから電話がかかってきたり、国家権力の移譲の現場は、すさまじいものでした。
 自分が衆院議員になって関わったのは1998年の「凡人、軍人、変人」の時と、2001年に小泉さんを応援した時です。亀井静香さんからも応援を頼まれましたが、派閥の調整で出馬表明に時間がかかったそうで、小泉さんより声をかけられるのが遅かった。
 かつての候補者たちもその時々では小粒だったかもしれませんが、この政策で日本を、世界を変えたいという政治への熱がありました。いまはのっぺらぼうです。
――今回の自民党総裁選後に、新首相が直接民意を問うために早めに解散するという見方もあります。
 そんな噂が聞こえてきます。姑息ですね。首相就任のご祝儀で人気があるうちに、生ゴミにふたをしたまま衆院選をやって議席が減るのを抑えようという、相変わらずの自民党のごまかしです。残り任期がまだ1年あるんだから、コロナ対策などで新政権の実態を十分に国民に見せてから解散すべきです。


 
「歴代最長になった安倍政権が終わったら、やるべきは検証、分析をして改善すること」にも関わらずテレビメディアは沈黙、在京マスメディアも連続的な検証記事を出していない。
 
肝心の公文書や書類の類は改竄したり廃棄すれば、なかったことになると高をくくっていた安倍晋三である。
 
その後継者らしき人物が検証ではなく「継承」すれば蓋をされた生ごみはますます異臭を日本中にまき散らすことになるのではないだろうか、とオジサンは思う。   

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