新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

国民には見えないものが見える菅義偉は幻覚症なのか

2021年08月30日 12時10分44秒 | 菅義偉

昔から「大言壮語」がお得意だった橋下徹。
 
最近は7人の子供の教育費も増えそれに伴いテレビメディアへの露出が尋常ではない。
 
もとは「行列ができる法律相談所」というテレビ番組で、「金髪の弁護士」として登場し注目を浴びた。
  
弁護士としての活動よりタレント弁護士といった印象が強かったが、大阪府知事に出馬云々で「「2万%出ない」と言い切って見事に大阪府知事になった橋下徹。
 
コヤツの特徴はどんなに根拠がなかろうが、専門知識がなかろうが、相手に対しては強力に言い切ることであろう。
 
いわゆる1対1の交渉術では絶対に負けない秘策を過去の著書でも書いていた記憶がある。
 
昨年来のコロナ禍においては、春先から「はやくPCR検査を充実し無症状の陽性者を隔離する必要がある」との意見には、「そんなことをしたら入院患者が増え医療崩壊が起こる」と真っ向から否定していたことを思い出す。
 
それから1年半近くたち、PCR検査を充実しなくても医療崩壊が起きている現実をコヤツは認めようとはしていないようだ。
 
最近では、菅義偉政権の重篤者用の病床不足解消のため、「軽症・中等者ら」の自宅療養という、あるまじき「自宅放置」政策により自宅死亡者が増え続いている。
 
そのため今度はピント外れの「酸素ステーション開設」という菅義偉のあらたな弥縫策が登場したが、酸素吸入はあくまでも一時しのぎの応急手当てに過ぎず、まともに医者が治療できる「野戦病院」をつくるべき出るという市民の声とともに尾﨑治夫・東京都医師会長も臨時医療施設いまこそ必要といっていた。

 
 
その「野戦病院」に関しては橋下徹の「ダブルスタンダード」というのか、身内ひいきという姿勢があきらかになっていた。

大した医療知識のない弁護士上がりのコメンテーターの限界をそろそろ認識してほしいものである。
 
さて、ワクチンに関する見逃せない話がある。
 
東京都が27日、予約が要らない若者向けのコロけナワクチン接種会場を渋谷に設置したところ、早朝から長蛇の列ができ、午前7時半に受け付けが終了したというニュースを朝の情報番組で見た。
 
そしてそれを伝えるツイッターには先週こんなコメントをつけてリツイートした。

しかし、その後のSNSでは、決して小池百合子の場当たり的な発想の貧困さではなく狡猾さ満載であったらしい。

さらには、こんな情報もあった。
 
「この行列について、エキストラによるヤラセではないかと指摘する声がツイッターなどで続々と上がっています。
実際、27日早朝に渋谷集合で若者のエキストラを募集していたことが判明しており、接種会場に並んでいたのは、このエキストラではないかと噂されています。」

このツイート主は己の免責のため、よくある都市伝説を紹介するプレゼンテイター連中の最後の言葉である、「信じるか信じないかはあなた次第」と、付け加えていた。
 
また、ワクチン接種会場では、民間のエキストラを使ったデモンストレーションが行われることもあり、実際、過去には接種を受けるフリをするアルバイトの募集があったことが判明しているという。
 
 【募集終了】【久米郡美咲町】ワクチン接種デモンストレーションのエキストラ募集!4/28・4/29の2日間のお仕事!高時給の時給1,400円!
 
このようにわざとエキストラで行列を作り集客する手法は、既にマーケティングの一つとして確立しているため、行政が同じ手を使っていたとしても何ら不思議ではない。
 
全員がエキストラではないだろうがメディア受けする「始発でやってきた」とか「会社をわざわざ休んできた」等のコメントを聞いていると、「やはり?!」と疑いたくなる。
    
こうして行列を作ることで、多くの若者がワクチン接種を望んでいるかのように見せかけて、接種を受けたがらない若者たちの重い腰を上げようとしている意図は十分感じられる。

こんな一種のーケティングを裏で暗躍する企業といえば、ここしかない。
 
 「ワクチン『種会場の建設も電通』の不思議

 
 
まあ、「ワクチンを打ちたくない」という若者が20%くらいいるそうなので、その割合が少しでも減少することは感染拡大防止の妨げにはならなだろう。
 
しかし、「接種後死亡の男性、解熱後に急変 父親』まさか息子が』 使用保留のロット 広島」という記事を読むと一刻も早く混入したワクチンと死亡の因果関係を明らかにして遺族には正規の補償をするべきであろう。
 
ところで、あらかじめ提出された質問にしか答えず、しかもそれが残念ながら答えになっていない記者会見を見るたびに、菅義偉は本当に国民の声を聴く気があるのだろうかと訝ってしまう。
 
いわゆる「聞く耳を持たない」らしいが、先週の会見では「先が明るい」と、まるで遠視なのかと思わせた目がよすぎる菅義偉。
 
作家の作家の村上春樹が痛烈な批判を自分のラジオ番組で放っていた。
 
村上春樹氏、菅首相を痛烈批判『聞く耳持たないけど、目だけは良いのかも』 

作家の村上春樹氏(72)が29日、TOKYO FM系で放送された自らDJを務めるラジオ番組「村上RADIO」の番組内で、菅義偉首相(72)の新型コロナウイルスに対する発言を、痛烈に批判。「この人、聞く耳をあまり持たないみたいだけど、目だけは良いのかもしれない。あるいは見たい物だけ見ているのかも知れない」と“一刀両断"した。
村上氏は、番組の最後に「今日の言葉」を紹介するが、その中で東京オリンピック(五輪)開幕直前の7月20日に都内のホテルで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会の冒頭のあいさつで、菅首相が口にした
「新型コロナ感染拡大は世界中で一進一退を繰り返しているが、ワクチン接種も始まり、長いトンネルにようやく出口が見え始めている
とのあいさつを紹介した。
村上氏 今日の言葉は、われらが菅義偉首相のお言葉です。彼は7月のオリンピック開会式直前にIOCの総会で、新型コロナに関して、このように言っています。
「新型コロナの感染拡大は、世界で一進一退を繰り返していますが、長いトンネルに出口が見え始めています
その上で、村上氏は「あのですねぇ…もしね、出口が本当に見えていたんだとしたら、菅さんはお年の割に、すごく視力が良いんでしょうね」と菅氏を痛切に皮肉った。続けて「僕はね、菅さんと同い年だけど、出口なんて全然、見えていません。この人、聞く耳をあまり持たないみたいだけど、目だけは良いのかもしれない。あるいは見たい物だけ見ているのかも知れない。どちらでしょうね?」と、痛烈な皮肉を交え、菅氏の発言に疑問を呈した。
村上氏は「さて、現実には、なかなか出口が見えて来ない状況ですが、僕らは今、ここにあるものを何とか目いっぱい活用して、本当に出口が見えてくるまで、うまく生き延びて、やっていくしかありません。音楽でも、猫でも、冷たいビールでも、心のねじくれたコーヒーでも、何でも、あなたが好きなものを、うまく活用して下さい」と、独特の言い回しでリスナーに健康維持、感染拡大防止を訴えた。

 
見たいものだけ見えているということは、高齢からくる「白内障」ではないだろうが、かといって「緑内障」でもなさそうである。
 
そうなれば、最後はどう考えても「幻覚」を見ているということだろう、とオジサンは思う。  
 
  

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