新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

アベ国葬の日には映画「『REVOLUTION+1』を見に行こう!

2022年09月25日 12時22分18秒 | 総裁選

1960年代後半の学生運動が盛んな頃は、「全共闘」と呼ばれる学生たちは皆「左翼学生」と呼ばれていた。
 
しかし全共闘が消滅したあとは「左翼」という言葉は、一部の極右連中が使う程度であった。
 
政治の世界では「保守」に対しては「革新」となり、その後「革新」という言葉は「死語」になり、代わりに、「リベラル」という呼び名が一般国民には受けいられやすくなっている。
 
そんな中で、先日の旧統一協会の「自己弁護会見」に同席した弁護士は、多額の献金によって困窮している信者たちの救済に精力的な活動をしている弁護士を「左翼弁護士」と罵倒していた。
 
それは見方を変えれば自らが「右翼弁護士」という自覚があったからであろう。
 
右派メディアの中にも自分たちに敵対する集団を、例えばアベ国葬に反対するのは「極左暴力集団」と決めつけたり、「国葬反対派はバカか売国奴」と喚く輩も存在する。
 


 
TBSの「報道特集」は精力的に旧統一協会関連問題を追及している。
 
「TBS『報道特集』の「検証第8弾 岸・安部三代と旧統一教会~総理大臣は文鮮明が決める~」 
 
在野のアナリスト氏も「国葬と統一教会」を独特の視点から冷静に分析し、批判していた。
 
岸田首相が、故エリザベス女王の国葬をみて、安倍元首相の国葬も「見栄え重視」と指示をだした、と伝わります。豪華だから国民が納得するわけでも、厳かだから批判の声が止むわけではありません。むしろ過度にそうした方向になったら、国葬にかけた国費の問題で、さらに紛糾することになるでしょう。逆に、質素倹約にした方がいい。やはり岸田氏というのは、とことん国民の意と逆にいくタイプのようです。
オバマ元大統領や、ケネディ元駐日大使、国際五輪委のバッハ会長などの名も挙がっていますが、参列者に弔問外交にとって重要な人物がいない。30名以上と会う、などと岸田氏はいっていますが、数が問題なのではなく、重要なのは質です。これは「見栄え重視」も同じ、死者を弔うにはどうすべきか? が問われるのです。安倍氏を本当に悼む気持ちがあって、国葬に参列するのか? ただ存在感を示したいから、表の場に登場するために来るのか? 日本が利益を約束したからくるのか? それによって評価も変わります。
立民では野田元首相が、参列の意向を示しました。立民の内輪もめ…という話を聞きたいなら野田氏に当たれ、というぐらいの人物ですから、党の方針と異なることをするのは当たり前。そもそも、党に図ることなく増税を引き換えに自民との解散を約束した、とされるほどです。つまりこの人物はその程度、ということ。私の死生観とは異なる、とのことですが、国葬は別に一般的な葬送儀礼ではありません。もしそれが必須、というなら国民全員が国葬しなければならなくなるでしょう。『葬』とついていても、別に冠婚葬祭ではないのです。そこを間違えると、野田氏のように死生観だの、という意見がでてきます。
よく「凶弾に倒れた」「民主主義の危機」だから、と国葬の意義を唱える向きもあります。「山上容疑者の行為を正当化してはならない」とも語られますが、本末転倒です。一部の組織、団体に阿って選挙をすることこそ「民主主義の危機」であり、しかも悪徳な行為を散々にしていたので、安倍氏は「凶弾に倒れた」のです。イタリアでも、かつて政治家がマフィアとの付き合いで糾弾されることもありましたが、今回の教訓は「山上容疑者の行為を正当化する」のではなく、「政治家が悪徳な組織との付き合いを戒める」です。しかしなぜか、その部分を省いて議論をする者たちがいて、テレビにも多く出演しているのが実態です。
今回の国葬を、統一教会が神格化に利用するのは確実でしょう。「自分たちの教義に賛同を示し、首相まで勤め、国葬までした人物」を礼賛し、神格化し、自分たちの教勢拡大に利用する。それこそ厳に戒むべきなのに、そこにつっこんでいく岸田氏は、まさに統一教会の意を汲んだ人物、とみなすこともできそうです。大切なことは、真に安倍氏が行ったこと、その背景まで知り、今回の事件において何を教訓にしなければならないか? 先に述べたように、それが「政治家が悪徳な組織との付き合いをしない」です。
そして「そうした組織に力を与えない」です。今回、バッハ氏など利益に敏い人物らの出席がみえていることも、今回の国葬に批判が集まる点なのでしょう。先に統一教会の問題を片づけていたら、国葬は厳粛にできたかもしれない。それをせず、「静かに迎えよう」などという人物がいるから、余計におかしなことになるのです。国葬と、統一教会の問題が切っても切れないからこそ、やったから終わり、とはなりません。
爆笑問題の太田氏など、一部ではあまのじゃくだから…反対意見を述べている、という見方もありますが、彼が安倍氏と近かったこともまた公然の事実です。安倍氏は確かに、人たらしの側面があったのかもしれませんが、その取り巻きがろくでもない者で占められるように、結局はそれが国葬の意義も失わせます。
統一教会が記者会見を行い、内部で改革…などと語っていますが、どこかの自民党の統一教会の調査と、ほとんど同じです。変わるはずもない…と誰だって分かる。記者の質問に半ギレしていたのも同様。自分たちは悪くないけど、世間がうるさく言うからやっている感じをだす。自民と統一教会、その考え方まで似るようです。国葬を利用しよう、という考え方まで似るのですから、よほど親和性が高いのでしょう。参列者をみても、安倍氏の国際的な評価は高くない、と知れた。トランプ前大統領が来ていたら、そのものずばり統一教会絡みでしたが、その代理にケネディ氏と考えると、何となくその関係も頷けるのでしょう。
27日には国葬が実施されますが、その姿が日本における現状の問題点を浮き彫りにする。特定の組織を喜ばすだけのシステムを変えない限り、日本が次の時代にむけた新しい一歩をふみだすこともできない。それを確認するためのイベントにしかならないのでしょうね。

 
最後に老ジャーナリストの「歯に衣着せぬ」怒りを紹介しておく。
 
勢いづく安倍国葬大反対<本澤二郎の「日本の風景」(4574)」
 
  
勢いづく安倍国葬大反対<本澤二郎の「日本の風景」(4574)
<内閣支持率の激減=国民は心底から統一教会政治屋に怒っている>
 自民党の茂木・消防団はエンジンがかからないらしい。放水されない。萩生田や生稲、下村、西村など安倍側近が次々と火だるまになって倒れている。山際とかいう得体のしれない人物も辞任待ちという。
 それにしても文鮮明・韓鶴子夫妻という、これまた正体不明の人物を崇め奉る安倍以下の自民党議員の無様な姿を見ていると、正直なところ主権者は心底から腹が立つ。宗教の恐怖・政治と宗教の祭政一致の中世レベルの日本政治に、敗戦後に民主教育を受けた国民の大半は、本心から怒りが込み上げてくる。これを放置してきた日本の腐敗警察と腐敗検察は税金泥棒に過ぎなかったのか。従って日本人をここまで貶めて甘い汁を吸ってきた岸信介・福田赳夫・笹川良一・安倍晋三ら清和会を国賊・売国奴といわずして何というのか。 
 統一教会・国際勝共連合が日本国の政治・政策を自由自在に壟断してきたことに対して、それを由としてきた自民党政治・清和会政治に屈してきたことに、国民は怒っている。そしてそれらの事情を知っていた霞が関の官僚でさえも沈黙してきた全体の奉仕者は罷免の対象者だ。さらに野党議員や言論人らも、山上徹也の手製の花火銃2発のドカンドカンを待たないと気付かなかった!
 被害者は主に弱い立場の女性だった。彼女らの私財を根こそぎ巻き上げたことに、統一教会関係者は日本国民が納得する反省も謝罪もしない。それは岸田以下の自民党議員とその支援者にも言える。彼らによって政府の政策はゆがめられて、国民生活は貧困へと落ち込んだ。1%のための超格差社会下の貧困化にさえも反省謝罪しない岸田や麻生らだ。「菅や二階ら自民党ぼけ老人任せの自公体制に、これからも委ねる羊の群れでいいわけがない」との反発は正当な主張であろう。
<岸田文雄の地元・ヒロシマでも国葬反対の大規模デモが>
 安倍国葬反対デモが全国の各地で繰り広げられていることを知って大いに勇気をもらってきた。そんな時、昨日のネット情報で被爆地・ヒロシマでも安倍国葬反対デモが映像で確認した。
 中国新聞は、ややまともなブロック紙で知られる。若くして亡くなった山本一郎君の父親が経営する会社だ。大きく報道したはずである。河井1・5億円事件追及も注目を浴びていた。確か総務相の寺田は岸田側近のはずだ。
 岸田も寺田も統一教会との関係を指摘されている。足元での安倍国葬反対デモに、両者とも衝撃を受けたろう。
 お目当ての弔問外交の対象者は、インドのモディとカナダのトルドーだけだ。
これに40億円もの血税をはたくという。岸田も頭が狂ってしまっている。
<安倍銃撃事件の映画が9月27日に大公開!待ち遠しい国会>
 おなじく昨日の報道で知ったのだが、安倍銃撃事件の映画が、安倍国葬の当日から封切られるという。これにはびっくりだ。アメリカにはマイケルムーア監督が知られているが、日本にもムーア監督のような人物がいたのだ。以前、井上靖原作の「敦煌」を映画化した際、北京での特別試写会に国会の映画議員連盟の田村元と前田勲男の幹部を引率する役目をもらった。前田とは天津観光を楽しんだ思い出がある。
 俳優では三田佳子と西田敏行も。三田は今も現役。頑張っている。同い年だ。西田も活躍している。
 国会や日本記者クラブでも放映する機会があるだろう。清和会が横やりを入れるかもしれないが?
<人間は褒められると元気が出る!吉川良さんありがとう>
 本澤さんの冴え渡る文章に、胸の支えが落ちました。村上さんの弁も、気持ち良く、よくぞ、本音を吐露してくださった。久しぶりに、自民党議員らしくない発言に拍手。金まみれで汚れている中に、清く正しく輝く一点の光。自民党の末期症状。本澤さん、いつも、ありがとうございます。
<読者から「宗教はいかなる宗教でも科学と真理に反しています。人が苦しみや困難に直面した時、宗教の出番なのか。私は、人間は、主権者としての自覚を持ち、世界の平和とすべての人間の基本的人権を擁護する自己を確立することができれば、宗教はいらないのではないかと思うのです>
<この驚くべき投書!誰かご存知なら詳細を知りたい=集団結婚夫妻?>
世田谷一家殺人事件
あれからずいぶん経ちますが、あの事件も、統一教会が関係しているかもしれません。あるサイトに詳しく載っていたのを、記憶しています。
一家の家に訪問者があったのは確かで、その訪問者は顔見知りの可能性が高いということです。なぜなら、いきなり強盗が入ってきたのなら、出くわした家族たちの悲鳴などが、隣の姉の家に(壁繋ぎの家)聞こえたはずで、悲鳴を聞いていない事です。しかも階段の所で家族と会っていた事もわかっており、その時も悲鳴が聞こえていなかった事、またこの夫婦は統一教会の集団結婚でした。旦那さんが統一教会への献金の減額を希望していた、という話もでていました。
犯人は韓国人ではないかと、服装などから言われていました。迷宮入りをしたのには、わけがあったとしか思えません。

   
【参考】

日本が誇る稀代のシュールレアリスト・足立正生監督の最新作『REVOLUTION+1』、描くは安倍晋三元首相暗殺犯の山上徹也容疑者! 劇場公開に先駆け、ロフト系列ライブハウス他、全国ミニシアターでイベント上映決定!
 
安倍晋三の国葬の日には、可能な限り一人でも多くの人が『REVOLUTION+1』を見に行ってもらいたいものである、とオジサンは思う。  

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