新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

女性蔑視会長からセクハラ常習女性大臣になるのか?

2021年02月18日 11時30分54秒 | 東京五輪疑惑

1週間ぶりに自宅に戻りネットニュースを覗いて見た。
 
木曜日は「スキャンダラス記事」満載の2つの週刊誌の発売日なのだが、週刊文春による「文春砲」が炸裂していた。  


やはりトップは時の総理大臣がらみの不祥事から。
 
菅首相長男“違法接待” 総務省局長「国会虚偽答弁」の証拠音声
 
 
 
虚偽答弁の証拠となる音声内容
正剛氏「今回の衛星の移動も……」
木田氏「どれが?」
正剛氏「BS、BS。BSの。スター(チャンネル)がスロット(を)返して」
木田氏「あぁ、新規の話? それ言ったってしょうがないよ。通っちゃってるもん」
正剛氏「うちがスロットを……」
木田氏「俺たちが悪いんじゃなくて小林(史明衆院議員、元総務政務官)が悪いんだよ」
(略)
秋本局長「いやぁ、でも(小林氏は)どっかで一敗地に塗れないと、全然勘違いのままいっちゃいますよねぇ」
木田氏「そう。でしょ? でしょ? あれ一回ね、(小林氏と)どっかで話そうとは思ってる」
音声からは、接待の場で、東北新社が展開する衛星放送ビジネスについて話し合われていることが確認できる。また、東北新社と秋本局長が、BS放送の新規参入に積極的だった小林・元総務政務官に対して警戒を強めていることもうかがえる。
 国会で違法接待を追及されている総務省幹部が、虚偽答弁を重ねていた証拠となる音声の内容が明らかになったことで、過去12回に及んだ異例の接待の目的が何だったのか、東北新社側が接待した相手は秋本氏、谷脇康彦総務審議官、吉田眞人総務審議官、湯本博信官房審議官の4人以外にいなかったのか、さらなる調査が求められそうだ。

 
  
たとえ自分の息子でも自立した成人となれば「別人格」で息子の犯罪で親が罪に問われることはない。
 
これは一般人の場合の話であり、かつて総務大臣の時代に秘書にした自分の息子を総務省の官僚と接触させておき、1年もたたずにその息子を自分の出身地の会社に入れ、そしてその立場を利用した接待攻撃を総務官僚にしていた事実は、けっして「我関せず」と逃げ切れるわけがない。
 
菅義偉がいままでのように「そのような指摘は当たらない」とか「別人格の人間についてはコメントを控える」といった強気の発言をすれば再び火の粉が自らの頭上に落ちてくることになるかもしれない。
 
すでに、「菅首相、長男勤務先から個人献金500万円 総務省幹部の会食相手から「選挙のお見舞い」<接待問題>」という事実も発覚している。
 
菅義偉首相は17日の衆院予算委員会で、長男が勤務する放送事業会社「東北新社」の元社長らから、2012~18年の間に計500万円の個人献金を受け取っていたと明らかにした。同社を巡っては、子会社が手掛ける衛星放送の認定更新時期の直前に、首相の長男と総務省幹部が会食していたことが判明しているが、首相自身とも深い関係であったことが改めて明らかになった。
「12、14、17年は衆院解散時に50~100万円」
 首相は、同社元社長の故・植村伴次郎氏と、その長男で前社長の故・植村徹氏から、6回にわたって50万~100万円の個人献金を受けた。「12、14、17年は衆院解散の時で、選挙のお見舞いということだ」と説明した。

 
いくら「政治資金収支報告書に記載した通り、法令に基づいて適切に対処している」と強弁したところで特別な関係があったとの疑惑は決して消えないものである。 
 
それにしても、自民党議員の下衆振りは怒りを通り越してあきれてしまう。
 
自民党・白須賀衆院議員 緊急事態宣言下に麻布『高級ラウンジ通い』写真
自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)が緊急事態宣言下において、午後8時を過ぎてから港区の高級会員制ラウンジを訪れ、午後10時まで滞在していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 白須賀氏は2012年に千葉13区で初当選。安倍晋三前首相や森喜朗元首相らを輩出した清和政策研究会(細田派)に所属し、2018年10月から2019年9月まで文科政務官を務めている。
 2月10日の夕方、衆院予算委員会を終えた白須賀氏は事務所の車で六本木へと向かう。一人でマンションに入っていくと、約10分後、若い女性を連れて外に出てきた。二人はタクシーで赤坂に向かい、午後6時過ぎに高級フレンチレストランに入店。午後8時20分頃まで1万円以上のコース料理を堪能した後、タクシーで麻布十番に。そして午後8時34分、二人で会員制の高級ラウンジ「X」へと入店した。
「『X』は看板を出しておらず、自粛要請の中でも夜8時から深夜1時まで営業している。席料は60分1万円からで、銀座に飽きた芸能人やスポーツ選手がお忍びで訪れる穴場です。白須賀先生も以前から秋元司先生ら議員仲間とよく使っています」(「X」関係者)


 
実はこの白須賀貴樹は「札付き」の非行議員であった。
 
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業を巡る汚職事件では、立件は見送られたが、東京地検特捜部が白須賀氏の地元事務所を家宅捜索し、贈賄側企業から百万円を受け取っていたことがあった。
 
文部科学政務官当時には、原子力災害など緊急事態に備える「在京当番日」にもかかわらず、会合に出席するため都内を離れ、その途中、白須賀議員を乗せて運転していた公設秘書が当て逃げ事故を起こし、書類送検されたという事件もあった。
 
<社説>夜の酒場通い 議員を辞職すべきだ」(東京新聞社説) 
白須賀氏は今回の報道を受けて自民党を離党した。次期衆院選には立候補しない意向だという。本人はけじめをつけたつもりだろうが、もはや議員の資格があるとは思えない。残り任期の八カ月間、歳費等の支払いが続く。白須賀氏は議員辞職し、補欠選挙で議員を選び直すべきではないか。
 国民がなぜ国会議員に民意を託しているのか。それは国権の最高機関、唯一の立法府として国民の命を守り、暮らしをより良くするための法律をつくり、行政を監視するためだ。深夜の高級クラブやラウンジ通いのためではない。

 
ところで女性蔑視発言で世界中から注目を集めて辞任に追い込まれた失言王の森喜朗の後釜に、「五輪の申し子」と呼ばれていた、1964年の「東京五輪」の年に生まれた橋本聖子の名前が官邸サイドから上がったという。
 
しかし橋本聖子には、本人がもっとも嫌がる忌まわしい過去があることは、多くのネット民も知っている。
 
『橋本聖子』五輪相が「組織委」トップに一本化されたワケ、就任をためらう2つの理由」(デイリー新潮 
「ソチ五輪の閉会式後の打ち上げで、日本選手団の団長だった橋本さんは、フィギュアスケート日本代表の髙橋大輔にキスしていたことを週刊文春が写真つきで報じました。キスを強要した、セクハラ、パワハラだと報じられたために橋本さんは当時、針のむしろ状態に。そして今回、“自分が会長になると、その時のことが蒸し返され、世界に打電される。もうあの写真は見られたくない”などとこぼし、会長就任には後ろ向きだった。2019年に初入閣する際にも同じような理由で、入閣を固辞するつもりでしたが、最後は周辺の説得に折れたという経緯もあります」
 残念ながら、今回、候補となった時点で過去の「キス」問題はすでにあちこちで蒸し返されてしまっているのだが……。
「橋本さんは5期を数える参院議員で、自民党の参院政策審議会長、会長を務め重鎮と言われても何の不思議はない存在です。なのに、そんな風には誰も見ていない軽量級で、自分では何も決めないし、決められない人。だからこそ敵を作ることなく、大臣にまでなり、組織委の会長候補となっているわけですが、“断れるなら断りたい”というのが本音だと思います」
 むろん本心は他人には推し量れまい。
 しかしもしも無理強いの末の会長就任ならば、それが本当に「女性を平等に扱った」結果、あるいは「女性の活躍」の象徴だなどと言えるのだろうか。


橋本聖子セクハラ常習犯 髙橋大輔にキス強要写真」   
 
さて昨日から国内で最初のCOVID-19の感染拡大防止のためのファイザー社のワクチン接種が行われ、有効な感染拡大防止策を実施できなかった菅義偉政権にとっては「最後の砦」となったらしい。
 
しかし65歳以上の高齢者の接種が4月以降であり、一般国民が接種するのは夏を過ぎる頃となりそうなので、もし五輪開催が強行されれば、今年の夏は最も危険な夏になるかもしれない、とオジサンは思う。
  
  
 

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