新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

緊急事態宣言は解除されたが安倍政権の下、自粛生活は続く

2020年05月26日 12時11分33秒 | 安倍晋三

「わずか1カ月半で今回の流行をほぼ収束させることができた」と、あたかも己の手柄にごとく高揚していた昨夜の安倍晋三の記者会見。
 
本来ならば専門家会議の決定を受けての会見なのだが、今回も急激に下落した内閣支持率の要因になった黒川問題に触れられることを少しでも避けるように会見の後に専門家会議日程を設定し会見後の質疑時間を早めに打ち切っていた。
 
この自粛期間中も、各自治体で独自の政策をとっていたが、政府に先んじて「出口戦略」を明確にした大阪府知事に対抗するかのように、「日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で今回の流行をほぼ収束させることができました。まさに、日本モデルの力を示したと思います」と強調していたのには笑ってしまった。
 
現在では世界から笑われている安倍晋三が「日本モデル」ということが本人には分っていないらしい。

 
宣言解除、政治判断で前倒し 「25日以降の数字怖い 

安倍晋三は「専門家に諮問した結果、解除すべきであると答申をいただいた」といい、諮問委の一人は「政治判断だろう。専門家側からの話ではない」と言っていた。
 
「連休後の感染者の数字が出て悪くなれば、解除の時期を逸することも想定された。宣言が続けば、経済や社会への影響はより大きくなる」と前倒しになったことに不満をもらす(諮問委の)専門家もいたという。
 
明らかに「経済のアベ」が瓦解しないような政治判断であったらしい。
 
もっとも、不要不急の外出を半ば強制的に要請され、不自由な生活を強いられたり、休業せざるを得なかった業者たちには少なからずも安堵感もあったことは事実である。
 
しかし解除後は自治体の首長には権限を与えられないにもかかわらず、相変わらず休業の継続や「三密」とか「ソーシャルディスタンス」を強いられれば、もろ手を挙げて喜ぶことはできない。
 
スポーツ関係は6月以降に徐々に開始されるらしいが、無観客または観客数は50%などと制限を付けれられれば、プロの選手たちはそれでも喜ぶが、臨場感も興奮もない味気のないスポーツが当分は強いられることになる。
 
相変わらずだが、ネトウヨのこんなツイートがあった。

さっそく生半可な芸能人が反応していた。

しかし、安倍晋三の2月は会食三昧であったことをつる剛士は知っていたのか?
 
この時期にキチンと水際対策を始めとしてまじめにやってれば、犠牲者は少なく済み、あえて緊急事態宣言などしなくても済んだはずである。
 
まあ、済んだことをとやかく言っても仕方のない話なのだが、やはり指摘しておかなければならないこともある。
 
先週、「五輪中止を阻止するためコロナ死者数を肺炎死亡者にしていた」とのつぶやきのなかで、「東京の3月のコロナ死者、発表の10倍以上?「超過死亡」を検証する」というネット記事を紹介した。
 
そして大手マスメディアも後追い記事を書いていた。
 
超過死亡、都内にも見られるが…「コロナ死者」なのか
 
   
             【朝日新聞DIGITALより】
 
そして、すでに悪しき「日本モデル」を安倍晋三は国民に内緒で行っていたらしい。
 
作りすぎた人工呼吸器、米側の打診受け首相が購入を約束

やはり安倍晋三はこんな時期にも国民よりも米国のトランプ大統領にいい顔をしていたということで、まさに「トランペット」の面目躍如といったところか。
 
最後に、「訓告」レベルで丸々退職金をかすめとろうとしている「賭け麻雀凶」の黒川弘務元検事長と一緒に「三密」を過ごした朝日新聞の元記者についてである。

子育てから2019年9月から政治部に戻った朝日新聞政治部記者の三輪さち子の接待麻雀を行っていたらしい元記者の行為をあたかもかばうようなツイートに非難の声が上がっていた。
 
とりわけ同性からの批判ツイートが目立った。 

昔から政治部記者連中の「記者クラブ」の体質は批判のまとであった。
 
必要悪と割り切る記者が多いが、それにしても現職の記者が「政権に阿り、都合の悪い情報を潰す様なことを平気でやる。それはジャーナリズムではなく、広報という。記者をお辞めになって広告代理店に転職なさるが良い。」と言われても返す言葉があるのだろうか。
 
完全に腐敗しきっているといわれても仕方がない。
 
そんな内内から取れるのは小ネタばかりで、地道な調査によるスクープ報道などは全く期待できまない。
 
こんなことやっていても、記者会見で皆が度肝を抜くような鋭い質問をするのなら許されるかもしれないが、残念ながらそんな質問は受け付けられない悪しき慣習を許してしまったのも記者クラブである。
 
もちろん真面目な若い記者もいるのだろうが、権力に阿る先輩や上司がいる限りは厳しい政権批判記事は少なくなり、それが安倍晋三を支えてしまっていることに気づいていないのではないか、とオジサンは思う。 
 

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