新・定年オジサンのつぶやき

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学歴詐称疑惑と金銭スキャンダルを後出しジャンケンで勝ち抜けるか小池百合子

2020年06月11日 11時43分53秒 | 小池百合子

先週末に、「嘘つき緑の狸には都政は任せられない」の中で、ノンフィクション作家の石井妙子が上梓した『女帝 小池百合子』を紹介した。
 
ところが、小池百合子の学歴詐称疑惑に関してはすでに2年前にカイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)卒で 英国在住の作家の黒木亮が週刊文春に、「初検証・これが小池百合子氏のアラビア語の実態だ そのカオスと稚拙さに思わず赤面した!」という記事と関連動画を発表していた。
 

 
  
 
 
  
そして、3か月前には他誌で、「議会答弁でさらに深まった小池都知事の『学歴疑惑』」という記事を発表し、1週間前には、卒業が本当ならなぜ都知事は卒業証書提示を拒むのか」と題して、小池百小池百合子都知事の学歴が信じられない7つの理由(前編)を掲げていた。
 
1.同居人女性の証言
2.卒業証書類の提出を頑なに拒否
3.卒論に関する嘘
4.学業に関する様々な嘘
5.「お使い」レベルのアラビア語   
6.有効性に疑義のある卒業証書類 
 
そして「『カイロ大卒業』を取り繕うエジプトの小池人脈」(後編)では、7つ目の理由「7.カイロ大学の“お友達人脈”」
の中で、複雑なカイロの裏事情を詳細していた。
  

カイロ大の歴代日本語学科長と”お友達”
 小池氏は、都知事になる以前の国会議員時代、しょっちゅうカイロにやって来ていた。大統領との面会を要望し、カイロの日本大使館の担当者に「外務省の力を見せて頂戴」と強引にねじ込んでくるので、「小池のロジ担当はババ抜き」と言われていたそうだ。ある大使館員は、小池氏の父親の遺灰のナイル川やピラミッドでの散骨準備で大変な思いをしたという。その小池氏が、熱心に“お友達”を作っていたのが、カイロ大学日本語学科だ。サーレハ氏だけでなく、歴代の日本語学科長と親密で、前日本語学科長のハムザ氏(現在はアレキサンドリアにあるエジプト日本科学技術大学の日本研究科教授)も4年前の知事当選に際し、祝福の言葉を贈ったりしている。
 小池氏は、自分にとって利用価値がないと思った人間には、尊大で無礼な振る舞いをすることで知られており、筆者の知人にも不快な思いをさせられた人たちは少なくない。その小池氏が、頻繁にカイロに足を運び、日本語学科と親密な関係を作ってきた第一の目的は、今回のように学歴詐称疑惑が取りざたされたとき、助けてもらうためだろう。
 カイロ大学は対外的信用を維持するため、サダト・ムバラク時代(1970~2011年)の“不正卒業証書”の事実には口を閉ざしている。過去にそうした不正があったことを認めれば、“不正卒業証書”を受け取った国内外の政治家、有力者、その関係者に影響が及ぶからだ(特にサダト時代は数が多く、影響は計り知れないと思われる)。カイロ大学は小池氏の一件については神経質になっており、カイロ大学の現文学部長アフメド・シェルビーニ氏は、「カイロ大学では2年前から小池氏に関する書類を出す場合は学長の承諾が必要になった」と言う。カイロ大学の職員の1人は「小池氏の件は、政府の上層部が関与しているのではないかと思う」と話した。
・・・中略・・・
 エジプトにとって、小池氏のようにエジプトに多額の経済援助を供与している国の著名政治家が、実は卒業していないと言うのは簡単ではない。元々腐敗が横行する国であり、日本から援助を引き続きスムーズに得られるなら、1人の人間の不正な卒業を見逃すことなど痛くも痒くもない。そうした中で、小池氏を擁護する役割を果たしているのがサーレハ氏というわけだ。同氏にとっても、自分の仕事を学長にアピールし、将来の文学部長への布石にもなる。カイロ大学文学部(オリエント言語学科ヘブライ語専攻、1995年中退)で学んだ経験がある浅川芳裕氏は2018年6月にツイッターで、小池氏とカイロ大学の学長、文学部長、学科長らは「同じ穴のムジナ」であると述べたが、これがエジプトという国の実態なのだ。これが小池氏の言うことが信じられない7つ目の理由である。

 

かなり徹底した取材にはその執念が感じられる 

そしてついには文春砲に続いて週刊新潮から、過去の金銭スキャンダルが暴かれている。
 

小池都知事が隠したい“金銭スキャンダル”  闇金業者から「違法献金」も
 週刊新潮 2020年6月18日号掲載
 7月5日投開票の都知事選は“再選確実”と目される小池百合子都知事。これまでクリーンなイメージを売りにしてきたが、過去には闇金業者から違法献金を受け取るなどの醜聞が明るみに出ている。
 ***
 小池氏は知事就任後、カネにまつわる二つのスキャンダルを週刊新潮に報じられてきた。
 一つ目は、小池氏の金庫番を務めていた元秘書・水田昌宏氏にまつわる話だ。水田氏は16年8月に千代田区にある所有物件などを担保に、みずほ銀行から3億3000万円の融資を受けたのだが、この物件の資産価値は実際には2000万円ほどしかなかった。融資を受けたのが小池氏の知事当選の翌日であり、みずほ銀行は東京都の指定金融機関であることを考えると、実にきな臭い話なのだ。
 事情通はこう分析する。
「この融資には当初、小池氏と水田氏が共同所有していた練馬区の物件も共同担保となっていましたが、融資同日付で解除されるという不可解な経緯がある。小池氏の承諾なしには行えない取引であることは間違いない」
 不可解な融資の背景には、小池氏の“威光”もあったのか。記事掲載後、水田氏は小社を提訴したが、全面敗訴し、控訴すらしなかった。
 二つ目の疑惑は、“闇金業者”からの不正献金である。もともと石破茂元幹事長の後援者だったこの業者から、2012年の自民党総裁選では石破氏を支援するよう、小池氏は要請された。その見返りか、業者は12年と13年に小池氏主催の政治資金パーティーのチケットを200万円ずつ購入。しかし小池氏は自らの政治団体の収支報告書に一切記載しなかったのである。
「報告書の不記載と、パーティー券購入の上限オーバーで、政治資金規正法に抵触します」(弁護士)
 しかも、この業者は暴力団との交際も噂されるいわくつきの人物だが、小池氏はこの件について一切口をつぐんだままなのである。


そしてお決まりの告発者も出てきている。


もっとも疑惑やスキャンダルなどは確実な証拠がない限り小池百合子は決して認めない。
 
それなら具体的にどんな公約を掲げ、それを実行したかが重要となる。

 
ここへきて、またまたこんな動きが出てきた。
 

【小池都知事に物申す!】国にしっかり物申すフリをして、大して何もせず貯金を食いつぶすのはやめろ!の巻【れいわ新選組 代表 山本太郎】 2020年6月8日
 
山本太郎氏が都知事選へ出馬検討 れいわ新選組代表
 
まあ、一般的な見方としてはこんなところだろう。


以前、某野党が山本太郎を都知事候補に担ごうとして独自の世論調査をしたところ、小池百合子が40%の支持を集め、対立候補擁立をあきらめたという記事が出ていたことを思い出す。
 
本気で立候補したら支持政党は皆無で戦うことになるが、うがった見方をする人もいる。


中には、こんな山本太郎の深慮遠謀を勝手に推測する人もいた。


さらにはこんな出所不明な裏情報もある。


そして多数の泡沫候補を含めると、すでにこれだけの候補者がいるという。


都知事選告示まで1週間余りとなった。
 
ギリギリまで待って「真打は最後に」とばかりに都知事選伝統の「後だしジャンケン」で小池百合子は出馬するのであろうか、とオジサン思う。  
 

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