Cycle Log

トライアスロンのトレーニング、レース、機材、その他色々

20分法、FTP測定

2017-02-14 | コンディション


 今日は所用があり会社を休んだのだが、用は午前中に終わり、午後は『ドクターストレンジ』を観に行ったりしてた(映像は凄かったけど、ストーリーはドクターストレンジというヒーローのイントロデュースに終始してて、いまいち広がりがなかった)。
 そんなわけであまり疲れてないし時間的にも余裕があることから、FTP測定をやってみた。ペダリングモニターを持っていながらまだやっていなかったのかという話だが、ポジション出しとペダリング効率の向上を先行させていたという言い訳。おかげで、かなり踏めるセッティングに落ち着かせることができた。

 パイオニアのペダリングモニターには、トレーニングアシストという、サイコン上に目標ワット数とかインターバルのタイムとかを表示してくれる便利機能があるのだが、FTP測定も同じ機能を使って行う。FTPは、ライダーが1時間で出せる最大平均出力だが、まるまる1時間使って測定すると時間的にも体力的にも相当の負担がかかるので、20分の最大平均出力を測定し、その95%をFTPの近似値として扱うという方法が一般的に使われている。ペダリングモニターのFTP測定は、その20分を行う前に、ライダーにウォーミングアップをさせたり、5分のダッシュをさせたりして、調子と条件を整えてくれる。
 僕の場合、5分のダッシュは平均330w(体重をもとに指定される)。それをやりきり、いざ20分の本測定。サイコンには315Wが目標出力として表示されるが、そんな出力を出せるのは最初の3分くらい。ジリジリと出せる力が下がってくるのをこらえてワットを維持する。ケイデンスは80〜85rpmでこれ以上でもこれ以下でも出力が下がってしまう、耐えるためのケイデンス。あまりにゼエゼエいうので、妻が心配になって覗きにきたりした。しかし構っている余裕はない。バンダナから汗が飽和し、ポタポタと閉め忘れた蛇口みたいに汗が垂れる。ローラー台の前後にサーキュレーターを置いても、冷却が追いつかない。股に出来たおできがちょっと痛む。残りタイムのカウントダウンだけを頼りに耐える。
 そしてなんとか耐えきり、出た結果は20分の最大平均出力が296.9Wでその95%のFTP近似値は281w。なんとなく250wか、良くても270Wくらいかなと思っていたので、結果としては良かった方かな。とりあえずは、これを指標にインターバルなどのトレーニングをやっていくことになる。説明書には、1ヶ月から2ヶ月に一度FTP測定をやるように書いてるが、ツライので正直あんまりやりたくないなあと思う。
 5月くらいまでは、体重を落とさず、パワーの増強を目指し、以降で絞る感じ。目標は、体重70kgでFTP300wなんてね。

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AirPods for indoor training

2017-02-14 | 機材等


 インドアトレーニングのお供に、AppleのAirpods(エアーポッズ)を買った。完全ワイヤレスのイヤフォンである。

 設定は簡単。専用の充電器を兼ねたケースから出すと、BluetoothをオンにしたiPhoneと自動的に接続する。機能的には、Airpods本体を2回タップすることでSiriを呼び出すか、再生か一時停止かすることしか出来ないので良くも悪くも楽。曲をスキップしたり、音量を上げ下げするにはiPhone本体を操作するか、Siriに頼むしかない。なお、Airpods本体をにもマイクが付いているので、ここからSiriに指示したり通話したりすることが可能。今のところ通話は試していないが、Siriへの指示はAirpodsを耳に入れたまま普通にできる。
 音質は良い方。抜け感みたいなものには欠けるけど、十分な音質。とは言え、ワイヤー式のイヤフォンで生じるノイズが全くないので、単純な音質以上の満足感がある。
 密閉式ではないので、良くも悪くも外からの雑音が普通に聞こえる。Airpodsを聴きながら歩いていても、周囲の音が聞こえるので車に気付かず危なくなることはなさそう。一方、地下鉄に乗っていると、Airpodsからの音楽よりも周囲の雑音が大きくて音楽が聞こえないこともある。ただ、音の指向性が高いので、あまり音漏れはないようである。
 着け心地は軽く、使い始めは耳から落ちないか心配になることもあろうが、意外なほど落ちたり揺れたりしない。(個人的にはあまり推奨しないけど)ジョギングくらいならAirpodsをつけながら走っても落ちることはなさそうである。また、耳を圧迫しないので快適である。僕は、インドアでのロードバイクのローラー台か、ランニングマシンでの使用が主なのでまず落とすことはないと思う。たぶんタバタプロトコルをやっても落ちないと思う。汗は多少つくだろうが、耐水性があり凹凸が少ないシンプルなデザインなのでアルコールティッシュなどで拭けば清潔に保てるだろうと思う。
 デザインなどの見た目は、まだ見慣れないことで多少悪目立ちしそうだが、これからはこれがスタンダードになるだろうから、すぐに慣れると思う。現状カラーバリエーションはホワイトだけだが、やがてブラックやアルミなどいろいろ出てくるだろう。
 バッテリーはフル充電から5時間は持つようで、通常の仕様なら電池切れにはならないだろう。

 こういうイヤフォンを待っていたという人は、多いと思う。僕もそうだ。AppleWatchについては、バッテリーの持ち時間の短かさ(というか、AppleWatchのせいでiPhoneのバッテリー消耗が速くなる)から、まだ完成度に不満があるなと思うが、Airpodsについては最初から相当の完成度で発売されたと思う。欠点はと言えば、音量の上げ下げやスキップなどのよく使う操作を(Siriを使わなければ)iPhone本体からしか出来ないので、歩きながら音楽を聴くのに多少不便があるくらい(それこそAppleWatchがあれば、そちらから操作できるのだろうけど)。インドアトレーニングをするときは目の前にiPhoneが置いてあるし、不便はないと思う。
 Airpodsのおかげで、外出時やインドアトレーニング時に音楽などを聴く機会が増えそうだ。インドアトレーニングの時はたぶん、溜めてるマル撃トークオンデマンドを聞いてるのだろうな。

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