不惑フッカーのよもやま日記

不惑を過ぎてまだラグビーで熱いスクラムを組みたい男の、それでもヘナチョコな日記です。

定例記者会見

2015-03-10 23:32:23 | Rugby
毎週火曜日に仙台市では仙台市長の定例記者会見が
行われているのですね。

で3/10の火曜日にも会見がありました。長くなりますが
一部抜粋したいと思います。(私的複製ということで
著作権は勘弁して下さいね)

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(7)ラグビーワールドカップ開催都市落選についての所感を伺う。6項目の条件を付けたために選外となったと思うがいかがか

 ラグビーのワールドカップはオリンピックやサッカーと並ぶ、世界的にも大規模なスポーツ大会です。それが日本で開催されるのは、日本のスポーツ文化や国民のさまざまな関心、そしてまた大変パワフルなスポーツですから国民全体を元気づける、勇気づける意味も大きかったと思います。ですから仙台が今回選ばれなかったことは残念だという思いはあります。

 仙台は開催にあたって、ラグビーのワールドカップの趣旨に賛同し立候補したわけですが、最終的にラグビーワールドカップ2019組織委員会と契約をするときには、いくつか示されている条件がありました。その中の大きなものとして、今後増えていくかもしれない開催経費については、上限や開催自治体の負担枠を決めるわけではなくて、契約にサインをしたら青天井でのまなければいけないと解釈できる条文になっていました。また、今後開催まで至るさまざまな手続きや契約条件については、先方が認めない限り、市として外部に情報公開ができないという条件もありました。大きくはこの2点について、私は開催自治体として、どれだけの効果があるかはもちろんですが、どういう条件の下で、どういう交渉や討議があった上で、こういう経過に至っているのかを、その時その時で議会や市民の皆さまにお示しできなくては、ご理解をいただいて、市税を投入して大会を運営することは難しいということで、われわれとして、その他も含めて6項目を申し述べさせていただいたところです。

 日本の組織委員会は、われわれの6項目について、その意味するところは十分ご承知の上で、ラグビーワールドカップリミテッドの理事会の協議に仙台も候補地の一つとしてエントリーをさせたわけです。その際もわれわれは、「仙台をエントリーさせてくださるということは、仙台の条件を日本の組織委員会として是としていただけるから、エントリーしていただけるわけですね」と申し上げましたところ、「そうだ」と。最終的にそれらも含めてラグビーワールドカップリミテッドの理事会の判断に任せるという考えで、それによって他の都市と何らかのハンディをつけるものではないというお話があったことは確認させていただいきました。結果としてどのような議論があったかは分かりません。落選したことは残念ですが、契約は最終的に今後4年間と最終開催まで、われわれを縛るものですので、その契約書面を見た中で、地方自治体としての説明責任をしっかり果たしていくために必要な意見を申し述べさせていただいたことについては、妥当な判断だったと思っています。



(8)契約内容は立候補の前から分かっていたのではないか

 最終的な原案が来たのは、立候補締め切りの後でした。



(9)仮に仙台市が立候補に消極的だととらえられたとすれば、市長の認識としては筋違いということなのか

 私が直接お伺いしたわけではありませんが、例えば組織委員会で提示された原案を丸のみすることが積極的だというご理解であるとすれば、それは最初にそうおっしゃっていただくべきであったと思います。



(10)開催都市に選ばれた釜石市については、何か連携や協力は考えているか

 釜石市長から、開催地が決まった後にもお話をいただいています。まだ具体的に何かというご提示はありませんが、ぜひ仙台にも協力してほしいとごあいさついただいています。

 私としても同じ被災地ですし、選手や観客の皆さんがいろいろな形で仙台を通過する可能性も多いと思いますので、これから具体的に釜石市や岩手県の方ともご相談の上、仙台として何かできることがあればお手伝いさせていただければと思っています。


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特に10番を見れば分かるのですが、W杯に関して釜石との事前協議もなく、
東北全体の経済効果を全く鑑みていない姿がよく分かります。

皆さんはどう考えますかね。

ちなみにこのように記事を出すことについて、自分としては
過去の事柄をずるずる引きずるつもりはなく、今回を反省して
今後に生かして行きたいなあと考えてます。
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