DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

第2代日本ヘビー級王者誕生

2013年07月31日 23時44分45秒 | 日本ボクシング
先週25日木曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ヘビー級王座決定戦:
藤本 京太郎(角海老宝石)TKO6回2分59秒 オケロ ピーター(緑)

*足が使え、左リード・パンチが出せる基本に忠実な藤本。元々打たれ強くないピーターですが、最後は最重量級らしく試合を終わらせられたので合格点が与えられていいのではないでしょうか。現在の日本ヘビー級戦線に質を求めるのは酷というもの。半世紀ぶりに同王座戦が決行されただけでも偉業として称えられるべきでしょう。

藤本の今後ですが、少なくても年1での日本王座の防衛戦、プラス南太平洋勢との活発な交流を行っていってもらいたいですね。

  

日本ヘビー級8回戦:
竹原 虎辰(緑)判定3対0(77-76、78-75、78-74)樋高 リオ(渥美)

*「藤本対竹原」、実現はいつになるのでしょうか。上記の4選手(ピーターは引退だそうですが)以外の早期の育成、成長を期待します。
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興毅、安易な挑戦者に圧勝

2013年07月30日 04時42分58秒 | 世界ボクシング
先週23日火曜日、東京ビックサイトで行われた試合結果です。
WBAバンタム級戦(レギュラー王座):
王者亀田 興毅(亀田)判定3対0(117-109、119-107、118-108)挑戦者ジョン マーク アポリナリオ(比)

*画面の右上(だったと思います)に、「世界3位の強豪と対戦」とありました。これって真っ赤の大嘘ですよね。挑戦者アポリナリオのこの試合を含めての過去5戦の戦績は1勝3引き分け1敗と散々なもの。よくもまあ今回の世界戦に出場できたものです。サイトによっては「国内王者レベル」と書かれていましたが、この比国人の実力はそのぐらいでしょう。

好コンディションで試合に臨むことが出来た興毅。バランスはいいのですが、スタンスが広すぎるため、攻防分離の傾向がまだまだ残っています。色々試そうとしているのは分かるのですが、そろそろ自分のスタイルを身に着けるべきです。個人的にはプレッシャーをガンガンかけるも、カウンターも取れるスタイルが合っているように思います。

10回、きれいに右フックを当てダウンを奪った興毅。しかしこの回はダウンがなければアポリナリオのラウンドだったでしょう。最終回、左ストレートとそれに続く連打でダウンを追加した興毅。この階級で強打者ではありませんが、パンチを当てる感はいいようです。

試合後、4階級制覇を目論んでいると公言した勝者。興毅云々ではなく、安易な複数階級が主流の今日。身のある防衛回数更新を目指してもらいたいものです。まずは4月に苦戦を強いられたパノムルンレック カイヤンハーダオジム(タイ)との再戦を行うべきでしょう。

   
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エミール グリフィス

2013年07月29日 09時13分19秒 | ボクシングネタ、その他雑談
先週23日火曜日、元統一ウェルター級、ミドル級王者のエミール グリフィス氏が他界去れました。

記事でのみ知る偉人。第二次世界大戦の始まる前年1938年にカリブ海に浮かぶバージン諸島に生まれ、19歳の時に米国ニューヨークに移住。アマチュア時代、1958年のニューヨーク州ゴールデン・グローブに出場、ウェルター級で優勝しています。

1962年3月、ニューヨークで行われた世界ウェルター級戦。グリフィスはそれまでに1勝1敗だったベニー パレット(キューバ)と対戦します。この試合、グリフィスが打ち合いを制し12回TKOで勝利。しかし敗れたパレットが10日後に死亡。世界戦初のリング禍となっています。その後遺症でしょうか翌63年、グリフィスはあの“ハリケーン”ルービ カーター(米)に初回TKO負けを喫してしまいます。

その後ミドル級に転向し王座を獲得。1977年、39歳まで戦い続けました。1961年から66年までの間にウェルター級王座を4度獲得。そして66年、67年の2度ミドル級王座を獲得しています。64年にはリング誌に年間最優秀選手に選ばれ、引退後には当然の如く殿堂入り。終身戦績は85勝(23KO)24敗2引き分け。

自分にとり、生前に活躍した名選手のため雲を掴むような存在。凄い選手だったということはよく聞きますが、正直どれほど凄かったのかは分かりません。



写真は左のTシャツ姿が元ヘビー級王者のジョー フレージャー氏で右のスーツを着たのがグリフィス氏になります。

ご冥福をお祈りします。
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意見番(07‐28‐13)

2013年07月28日 12時03分40秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2013年7月28日ごろの意見番です。

*今月は先月よりもさらに3日遅れての記載になります。




次号発売までに亀田長兄と末弟の世界戦、荒川と江藤の海外での暫定王座戦出場、山中、五十嵐のダブル防衛戦、半世紀ぶりの日本ヘビー級戦が予定されています。しかし両紙とも村田が表紙を飾っています。結果が期待についてくるかは別問題ですが。
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今週末の試合予定

2013年07月27日 00時01分03秒 | 世界ボクシング
2013年7月最終週末の試合予定です。

27日 土曜日
中国 マカオ
WBA/WBOフライ級戦:
王者ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)対 挑戦者ミラン メリンド(比)

IBFフェザー級戦:
王者イフジェニー グラドビッチ(露)対 挑戦者マウリシオ ムニョス(亜)

米国テキサス州
WBAウェルター級戦(暫定王座):
王者ディエゴ チャべス(亜)対 挑戦者キース サーマン(米)

WBCライト級王座決定戦(暫定王座):
荒川 仁人(八王子中屋)対 オマール フィゲロア(米)




28日 日曜日
神戸サンボーホール
日本スーパーフライ級戦:
王者帝里 木下(千里馬神戸)対 挑戦者戎岡 淳一(明石)




8月1日 木曜日
比国
WBOバンタム級戦:
王者パウルス アンプンダ(ナミビア)対 挑戦者亀田 和毅(亀田)

タイ
WBAフライ級戦(暫定王座):
王者コンパヤック ポープラムック(タイ)対 挑戦者江藤 光喜(白井・具志堅)
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色々(07‐26‐13)

2013年07月26日 10時25分36秒 | 世界ボクシング
最近(2013年7月26日ごろ)のニュースです。

1)今月初旬にカロ ムラト(独)との防衛戦を予定していたIBFライトヘビー級王者のバーナード ホプキンス(米)。その試合はムラトの米国入国ビザの獲得が遅れたためにお流れに。両者は10月19日、米国ニュージャージー州で対戦する見通しです。



2)IBF/WBAスーパーミドル級王者のカール フロッチ(英)が11月23日、同国人のジョージ グローブスと英国内で対戦します。

3)ウラジミール クリチコ(ウクライナ)には歯が立たなかったトニー トンプソン(米)。しかし英国のホープ デビット プライスの前には大きな壁となり立ちはだかっています。2月に2回でプライスをストップしているトンプソン。今月6日の再戦では5回で英国人を返り討ちにしています。

4)先週末20日、英国の問題児デリック チソラが米国ヘビー級の新鋭マリク スコットと対戦。6回TKOで米国人をストップし、空位だったWBOインターナショナル王座を獲得しています。

5)日本でもお馴染みのタイの英雄、元WBCフライ級王者のポンサックレック ウォンジョンカム。昨年11月にレイ メグリノ(比)に痛烈なTKO負けを喫しています。その後引退してのかと思っていましたが、4月、6月に格下選手相手に2連勝(1KO)を飾っています。



6)5月に佐藤 洋太(協栄)からWBCスーパーフライ級王座を奪っているシーサケット ソー ルンビサイ(タイ)。先日19日に比国のジョアン インペリアルと無冠戦6回戦で対戦。2回TKO勝利を収めています。
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純金製のベルト

2013年07月25日 01時45分36秒 | ボクシングネタ、その他雑談
数年前に破産を申告した団体としてはもったいないベルトですね。ベルトに費用を賭けるものいいですが、より重要なのはそれに見合うカードを提供すること。ちなみにこのベルトは9月のフロイド メイウェザー(米)とサウル アルバレス(メキシコ)により争われます。

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アーラフベルディエフ、元王者を沈める

2013年07月24日 09時42分56秒 | 世界ボクシング
今月13日、モナコで行われた試合結果です。
WBAスーパーライト級戦(レギュラー王座):
カビブ アーラフベルディエフ(露)TKO11回2分27秒 挑戦者ソウレイマン ムバイ(仏)

*昨年11月、体重超過の常習犯ファン グスマン(ドミニカ)を下し同王座を獲得しているアーラフベルディエフ。事実上敵地のモナコに乗り込み、WBA2階級制覇王を終盤にストップ。保持する王座の初防衛に成功しています。

   

現在、マイナー団体のIBO王座も保持するロシア人。以前は元統一スーパーライト級王者のコンスタンチン チュー(豪/露)の指導を受けていましたが、現在は元WBAミドル級王者ジョン デビット ジャクソン(米)の指導を受けています。
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清田の世界初挑戦はTKO負け

2013年07月23日 04時22分56秒 | 世界ボクシング
今月13日にドイツで行われたWBOスーパーミドル級戦、 王者ロバート スティグリッツ(独)対挑戦者清田 祐三(フラッシュ赤羽)。当初この試合はスティグリッツの負傷判定勝利となっていました。しかし清田の負傷がパンチによるものだと判断されたため、王者のTKO勝利に結果が変更になっています。
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色々(07‐23‐13)

2013年07月23日 00時44分15秒 | 世界ボクシング
最近(2013年7月23日ごろ)のニュースです。

1)9月14日に予定されるフロイド メイウェザー(米)対サウル アルバレス(メキシコ)戦と同一興行で、WBA(スーパー)/WBCスーパーライト級王者のダニー ガルシア(米)とWBC王者のルーカス マッティーセ(亜)が対戦します。個人的にはこの試合、メインより注目しています。



2)同興行ではWBAスーパーウェルター級暫定王者のエリスランディー ララ(キューバ)も登場を予定。前WBA王者のオースティン トラウト(米)との初防衛戦に臨みます。これも凄いカードですね!

3)WBOはスーパーウェルター級王者ザウルベック バイサングロフ(露)の王座を剥奪。空位担った王座は、デメトリアス アンドラーデ(米)と上位ランカーにより争われる事になります。

4)自身の負傷により世界初挑戦を棒に振ったケル ブルック(英)。今月13日に宿敵カーソン ジョーンズ(米)を8回TKOで破り世界挑戦に向け再スタンバイ完了としています。

5)今年4月に約3年ぶりに再起を果たしている元3団体統一ライト級王者のファン ディアス(米)。来月17日にブラジルのアダイルトン デヘススと対戦します。

6)現在空位のWBOフェザー級王座決定戦が10月12日、米国ネバダ州ラスベガスで予定されています。この試合に出場するのは2人のオーランド、元王者のソリド(メキシコ)とクルス(プエルトリコ)。
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