DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

アンハカス、快勝でV1(IBFスーパーフライ級)

2017年01月31日 00時53分27秒 | 世界ボクシング
現地時間の一昨日29日、中国・マカオで行われた試合結果です。
IBFスーパーフライ級戦:
王者ジェルウィン アンハカス(比)TKO7回終了 挑戦者ホセ ロドリゲス(メキシコ)

*昨年9月に強豪マクジョー アローヨ(プエルトリコ)に明白な判定勝利を収め同王座を獲得しているアンハカス。今回の初防衛戦は、自身3度目の登場となる第3国、中国のマカオで元2階級下の暫定王者と対戦。一方的な試合内容で挑戦者をギブアップに追い込んでいます。

王座を獲得した試合では、そのファイトマネーの安さ(低さ)で話題を呼んだ比国人。この初防衛戦ではどのくらいの収入を得たのでしょうか。現在のアンカハスはどちらかというと影の薄い存在。しかしスーパーフライ級は王者クラスに強豪が揃い、それに加えて日本人選手の活躍が多いだけに、今後の路線が大いに気になる選手の一人ですね。
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意見番(01‐30‐17)

2017年01月30日 02時52分03秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2017年1月30日ごろの意見番です。



*今回の表紙にはかなり失望。ここで何度か書きましたが(2度かな?)、表紙に載せられている試合での挑戦者のコンディションは、世界戦に臨む選手のものからは程遠いもの。京都での2大世界戦や、岐阜で行われた2階級制覇の試合の方がよほどインパクトがありました。

来月号は多分両誌そろってV12戦に関してでしょうが、各誌何かしら違った形で載せてもらいたいものです。
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ワンヘン、全勝記録を45に伸ばす(WBCミニマム級)

2017年01月29日 01時49分59秒 | 世界ボクシング
先日25日・水曜日、タイで行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦:
王者ワンヘン メナヨーシン(タイ)判定3対0(115-113、114-113x2)挑戦者メルビン ジョルサレム(比)

*中盤戦まで王者が優位に試合を進めていましたが、挑戦者が後半に猛反撃。しかし残念ながら逆転はなりませんでした。8回に低打による減点1を科された比国人。この試合が僅か12戦目の挑戦者から見ると、大がつく大善戦と言って過言ではないでしょうね。

苦しみながらも6度目の防衛に成功した王者。戦績を45戦全勝(17KO)に伸ばしています。ちなみにかつて同王座を保持していたリカルド ロペス(メキシコ)の終身戦績は51勝(38KO)1引き分け。KO率は73パーセントで、ワンヘンの38パーセントを大きく上回ります。タイ人はそのキャリアの全試合を母国タイで行ってきていますが、ロペスはアジア各国、北米のリングを横断縦断しました。ロペスはそのキャリア中、WBCミニマム、WBO、WBA同級王座を統一し、キャリア最後の3戦でIBFライトフライ級王座の獲得と防衛に成功。

現在WBCスーパーフライ級王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)も初の世界王座をWBAながらもミニマム級で獲得。その後WBAライトフライ、WBCフライ、そして同スーパーフライ級王座を手に入れてきました。ロマゴンの戦績は46戦全勝(38KO)。KO率は何と83パーセント。

まあロペスやロマゴンと比較するのはワンヘンにとって、かなり可哀想な気もしますが。
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今週末の試合予定

2017年01月28日 00時04分10秒 | 世界ボクシング
2017年1月最終週末の試合予定です。

28日 土曜日
米国ネバダ州
WBAフェザー級戦(スーパー王座):
王者カール フランプトン(英)対 挑戦者レオ サンタ クルス(メキシコ)

WBCライト級戦:
王者デシャン ツラティカニン(モンテネグロ)対 挑戦者ミゲル アンヘル ガルシア(米)

IBFフェザー級戦:
王者リー セルビー(英)対 挑戦者ジャナサン バロス(亜)

米国カリフォルニア州
WBCスーパーフェザー級戦:
王者フランシスコ バルガス 対 挑戦者/WBO暫定王者ミゲル ベルチェル(共にメキシコ)

スーパーフェザー級12回戦:
三浦 隆司(帝拳)対 ミゲル ローマン(メキシコ)

*希望としては、新王者ベルチェルに指名挑戦権を獲得した三浦がチャレンジする、ですね。


29日 日曜日
中国・マカオ
IBFスーパーフライ級戦:
王者ジェルウィン アンハカス(比)対 挑戦者ホセ ロドリゲス(メキシコ)


31日 火曜日
後楽園ホール
WBOアジア・太平洋ライト級王座決定戦:
荒川 仁人(ワタナベ)対 アンソニー サバルデ(比)


2月3日 金曜日
豪州
豪州クルーザー級戦:
王者ダニー グリーン 対 挑戦者アンソニー マンディン(共に豪)
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山中、12度目の防衛戦が決定(WBCバンタム級)

2017年01月27日 02時51分16秒 | 世界ボクシング
3月2日、両国国技館で予定される試合です。
WBCバンタム級戦:
王者山中 慎介(帝拳)対 挑戦者カルロス カールソン(メキシコ)

*山中の12度目の防衛戦が発表されています。挑戦者カールソンは22勝(13KO)1敗の好戦績の持ち主の選手。唯一の敗北はプロ・デビュー戦で喫した判定負けのみ。これまでにWBCラテン、NABFのバンタム級王座を獲得してきた26歳の選手。身長は170センチで右構え。2014年2月以降は母国を離れ、米国カリフォルニア州を主戦場にしています。

12度目ですか。この防衛戦は山中にとり、挑戦者云々ではなく、自身次第でしょうね。試合内容も問われますが、まずは確実なる勝利+防衛記録の更新をしてもらいたいものです。

この興行では、今年の日本王座チャンピオン・カーニバルの一環である日本スーパーフェザー級王者王者尾川 堅一(帝拳)が杉田 聖(奈良)を迎えて行う4度目の防衛戦も組まれています。
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英国中心(?)のスーパーミドル級戦線(色々:01‐26‐17)

2017年01月26日 00時33分02秒 | 世界ボクシング
最近(2017年1月26日ごろ)のニュースです。

1)今月14日、IBFスーパーミドル級王座の吸収に失敗しているバドゥ ジャック(スウェーデン)。これまで保持していたWBC王座を既に返上し、今後はライトヘビー級を主戦場にしていくことを発表しています。現在WBCスーパーミドル級1位にランキングされているのは英国期待のカラム スミス(英)。誰と空位の王座を争うのか注目です。

2)元WBAミドル級の暫定王者であるクリス ユーバンク(英)が来月4日(来月と言っても来週末ですが)、マイナー団体のIBOスーパーミドル級王者ロナルド クィンラン(豪)に挑戦します。

ユーバンクにスミス、そしてIBF王者のジェームス デゲール。相変わらず同級では、英国勢が力を誇示しているようです。

3)WBAライト級王者ホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)と、前王者アンソニー クロラ(英)による直再戦が3月25日に行われることが正式発表されています。

4)リナレスへの挑戦権を持っていたピーテル ペトルフ(露)が4月8日、WBO王者テリー フラナガン(英)に挑戦することが決定しています。

5)4月23日に予定されているマニー パッキャオ(比)の防衛戦、対ジェフ ホーン(豪)戦は、挑戦者の地元豪州で決行のようです。

6)元スーパーライト級、ウェルター級王者のザブ ジュダー(米)が先週末21日、ホルヘ ムンギア(ホンジュラス)と対戦し2回1分27秒でTKO勝利を収めました。2013年師走以来、実戦から遠ざかっていたジュダー。まずは一安心、といったところでしょうね。
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2017年日本チャンピオン・カーニバル

2017年01月25日 22時12分57秒 | 日本ボクシング
2017年の日本チャンピオン・カーニバルの対戦カードが発表されています。

第38回目となる日本王者のチャンピオン・カーニバル。一昨年と同様に、今年は多くの王座決定戦が決行されます。今回も昨年に続いてヘビー級戦は行われません。ヘビー級王座とランキング自体は維持されるということを昨年書きました。今後はどうなるのでしょうかね?


ミニマム級・王座決定戦(4月10日/神戸):
小西 伶弥(真正)対 谷口 将隆(ワタナベ)


ライトフライ級(4月12日/大阪):
王者拳 四朗(BMB)挑戦者久田 哲也(ハラダ)

*拳 四朗が保持しているもう一つのベルト、OPBF(東洋太平洋)王座は賭けられないようです。


フライ級・暫定王座決定戦(2月18日/後楽園ホール):
ユータ松尾(ワールドスポーツ)対 黒田雅之(川崎新田)

*正規王者粉川 拓也(宮田)が自身の怪我のために戦線離脱。そのために今回の暫定戦が設けられました。黒田は昨年のチャンピオン・カーニバルで粉川に挑戦しています。


スーパーフライ級(3月22日/後楽園ホール):
王者中川 健太(レイスポーツ)対 挑戦者 船井 龍一(ワタナベ)

*挑戦者船井が、2年連続で同王座にチャレンジ。


バンタム級・王座決定戦(3月10日/後楽園ホール):
赤穂 亮(横浜光)対 田中 裕士(畑中)

*田中が2年続けて王座決定戦に出場。


スーパーバンタム級(2月4日/後楽園ホール):
王者石本 康隆(帝拳)対 挑戦者久我 勇作(ワタナベ)


フェザー級(春先に名古屋で):
王者林 翔太(畑中)対 挑戦者坂 晃典(仲里)


スーパーフェザー級(3月2日/国技館):
王者尾川 堅一(帝拳)対 挑戦者杉田 聖(奈良)


ライト級(3月4日/後楽園ホール):
王者土屋 修平(角海老宝石)対 挑戦者西谷 一弘(VADY)


スーパーライト級・王座決定戦(2月9日/後楽園ホール):
麻生 興一(三迫)対 松山 和樹(山上)


ウェルター級(4月17日/後楽園ホール):
王者有川 稔男(川島)対 挑戦者坂本 大輔(角海老宝石)


スーパーウェルター級(4月に大阪で):
王者野中 悠樹(井岡弘樹)対 斉藤 幸伸丸(輪島功一S)


ミドル級(5月1日/後楽園ホール):
正規王者西田 光(川崎新田)対 暫定王者胡 朋宏(横浜光)
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王座統一戦は痛み分け(2団体スーパーミドル級)

2017年01月24日 23時42分09秒 | 世界ボクシング
今月14日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
2団体統一スーパーミドル級戦:
IBF王者ジェームス デゲール(英)引き分け(対:114-112、113-113x2) WBC王者バドゥ ジャック(スウェーデン)

*新年僅か2週間目にして早くも行われたビックカード。どちらかというと地味な技巧派同士による王座統一戦は、デゲールが初回に、ジャックが最終回にダウンを奪う一戦に。結局は引き分けという結果に終わり、両者それぞれ3度目の防衛に成功するも、新たな王座を吸収することは出来ませんでした。


IBFスーパーフェザー級戦:
挑戦者ジェルポンテ デービス(米)TKO7回2分36秒王者ホセ ペドラサ(プエルトリコ)

*戦前から多くの期待がよせられていたデービス。試合内容はその期待に応えるものだったもので、安定王者ペドラサを終始飲み込む形に。王座奪取を果たすとともに、全勝記録を17(16)に伸ばしています。そのKO率は94%。今後、どのような路線を歩んでいくのか?注目です。
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藤本、念願の王座獲得(OPBFヘビー級)

2017年01月23日 01時11分45秒 | 世界ボクシング
今月14日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ヘビー級王座決定戦:
藤本 京太郎(角海老宝石)判定3対0(116-111、116-112、118-109)ウィリー ナッシオ(豪州)

*現在の藤本の戦力を考えると、勝って当然だったかもしれなかった今回の一戦。その当然の結果が出たといえばそれまでなのですが、藤本が無難な判定勝利を収め、OPBF最重量級王座の獲得に成功しています。同王座を獲得するのは、日本人としては史上初となります。

「念願の王座」と書きましたが、藤本が同王座戦に出場するのは今回が2度目。藤本のOPBF戦初出場は2012年の大晦日まで遡り、その時はソロモン ハウモノ(豪)に5回TKO負けを喫しています。その敗戦は藤本にとってプロ6戦目での出来事。その後藤本は10戦(全勝)のキャリアを積み重ね、今回の再挑戦に漕ぎ着けた藤本。まずは一安心といったところでしょうね。

驚くことに敗れたナッシオ、3月18日にすでに次戦を予定。自身が保持している豪州国内王座の2度目の防衛戦を行います。藤本も国内王座の保持者ですが、その王座の行方は不透明。防衛戦の試合間隔が開いてもいいので、かつてのように日本王座保留にはならないでほしいものです。
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ララ、2017年初の世界戦で快勝(WBAスーパーウェルター級:スーパー王座)

2017年01月22日 02時05分36秒 | 世界ボクシング
今月13日、米国・フロリダ州で行われた試合結果です。
WBAスーパーウェルター級戦(スーパー王座):
王者エリスランディ ララ(キューバ)KO4回1分47秒 挑戦者ユーリ フォアマン(ベラルーシ)

*この試合が今年2017年初の世界戦となりました。そんな名誉ある一戦で、ララは同王座保持者のフォアマンに快勝しています。

フォアマンが元世界王者とはいえ、両者の実力には明白な差があると見られていたこの一戦。試合内容、結果共にその予想通りのものとなっていました。

左構え(サウスポー)のララがややトリッキーに、かつ積極的に攻勢に出たこの戦い。ややぎこちない動きながらも、その攻撃を受けるフォアマンも堂々と対抗していきます。

3回、挑戦者サイドからみると少々不運な形でダウンが起こります。その回の2分過ぎ、両者の足が引っかかると同時にフォアマンがスリップ。ララのパンチがそれと同時に当たっていたかは少々不透明。しかしレフィリーのカウントは入ってしまいました。

3回のダウンを意識してか、攻勢を強めた4回のフォアマン。そんなフォアマンにララの見事な左アッパーが炸裂し、明白なダウン。挑戦者は何度か立ち上がろうとしましたが、足が聞かずにそのままテン・カウント。キューバ人が見事なKO防衛に成功。

暫定王座時代から数えると、6度目の防衛に成功したララ。今後はビックネームとの対戦を、当然といえば当然ですが、希望しています。




どうもこの選手の名前を聞くと、ガンダムに登場したララァ スンを連想してしまいます。
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