DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

クロフォード、ポーターを退ける(WBOウェルター級)

2021年11月30日 05時26分48秒 | 世界ボクシング

今月20日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOウェルター級戦:
王者テレンス クロフォード(米)TKO10回1分21秒 挑戦者ショーン ポーター(米)

*自他共に現役最強戦士の一人として認められているクロフォード。しかしコロナウィルス、そしてプロモーションの関係上ビックマッチ出場の機会に恵まれず、試合間隔が開き気味になっています。

今回クロフォードが迎えたのは、2度世界ウェルター級王座に就き、クロフォードに負けない評価を得ている実力者ポーター。試合前、王者の防衛有利が予想されていましたが、挑戦者を支持する声も少なくありませんでした。

試合内容は戦前の予想通り、終始一進一退の攻防が繰り広げられました。ポーターがその身体能力とスピードを駆使すれば、クロフォードが絶妙な距離冠を保ちポーターの攻撃を迎え撃つという形に。9回終了時までの採点も、3対0(87-84、86-85x2)で王者が有利を保っていましたが、いずれも僅差。勝負は終盤の試合展開次第という流れに。

迎えた10回、ポーターが攻めていった所にクロフォードが絶妙の左アッパーを合わせこの試合初のダウンを奪います。そしてその回中盤、同じパンチからのコンビネーションで2度目のダウンを奪うと、挑戦者陣営は試合ストップを要請。ポーター本人は継続の意向を示していましたが、試合はそこで終了となりました。

実力者を相手に好試合を演じ、最後はストップ勝利を収めたクロフォード。今後は王座統一路線を歩んで行きたい意向を示していますが、是非、それを実現させてあげたいですね。

試合後、現役からの引退を表明したポーター。勝っても負けてもこの試合を最後と決めていたそうです。既にWBA王者ヨルデニス ウガス(キューバ)や、WBCとIBF統一王者エロール スペンス(米)と対戦済みなだけに、やり切ったという気持ちなのでしょうか。

 

2021年11月30日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):ヨルデニス ウガス(キューバ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ラジャブ ブタエフ(露/0)
WBC:エロール スペンス(米/0)
IBF:エロール スペンス(米/4)
WBO:テレンス クロフォード(米/5)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/1)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/0)
日本:小原 佳太(三迫/1)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンドラーデ、珍しく序盤で勝利(WBOミドル級)

2021年11月29日 05時29分49秒 | 世界ボクシング

今月19日、米国ニューハンプシャー州で行われた試合結果です。
WBOミドル級戦:
王者デメトリアス アンドラーデ(米)TKO2回2分24秒 挑戦者ジェイソン クィグリー(アイルランド)

*試合前半にダウンを奪うなどして明白なリードをしながら、中盤以降もたつき、結局は最終回のゴングを聞いてしまうパターンが多いアンドラーデ。ビッグネームとの対戦を望んでいるアンドラーデは、その辺りの改善を誓い今回の防衛戦に臨んでいます。

初回から倒す気満々のアンドラーデ。3分以内に最初のダウンを奪うと、次の3分以内にもう2つのダウンを追加。格下が相手だったとはいえ、戦前公言したことを実行しました。サウル アルバレス(メキシコ)やゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)との対戦を熱望するアンドラーデ。今回のような試合を続ければ、希望する試合に近づいていく事が出来るでしょう。

 

2021年11月29日現在のミドル級王者は下記のようになります。

WBA(スーパー):村田 諒太(帝拳/防衛回数1)
WBA(レギュラー):エリスランディ ララ(キューバ/0)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/1)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/5)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:野中 悠樹(渥美/2)
日本:竹迫 司登(ワールドスポーツ/4)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再戦は2月(色々:11‐28‐21)

2021年11月28日 05時21分02秒 | 世界ボクシング

最近(2021年11月28日ごろ)のニュースです。

1)昨年7月に行われた4団体統一スーパーウェルター級戦、ジャーメル チャーロ(米)対ブライアン カスターニョ(亜)。その試合は引き分けで、同級ナンバーワンの誕生はなりませんでした。この両者による再戦が、来年の2月26日を目処に計画が進んでいるようです。

2)暫定王者ディリアン ホワイト(英)との対戦が義務付けられているWBCヘビー級正規王者のタイソン フューリー(英)。どうやらホワイトとの対戦にはあまり気乗りしていないようです。

3)日本スーパーバンタム級王者古橋 岳也(川崎新田)が来年1月25日、前王者久我 勇作(ワタナベ)を相手に保持する王座の2度目の防衛戦を行います。両者は今年の1月に対戦しており、その時は挑戦者だった古橋がTKO勝利を収め、王座奪取に成功しています。

4)OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級王者勅使河原 弘昌(三迫)が来月11日、米国でのデビュー戦を行います。比国のマーロン タパレスと行われるその試合には、IBF同級王座の挑戦権が争われる事になりました。

5)ボクシング後進国インドネシアで、珍しく世界レベルの実力を持つダウド ヨルダン。同国の英雄クリス ジョンが保持していたWBAフェザー級王座に挑戦したのは10年も前になります。このヨルダンが今月19日、タイのリングに登場。格下ラチャタ カオフィマイ(タイ)を5回で下し、2年ぶりの実戦に勝利。同時にWBCのアジア地域王座であるABCのスーパーライト級シルバー王座を獲得しています。

6)WBAライトヘビー級王者ドミトリー ビボル(キルギスタン)が来月11日、ロシアのリングでウマール サラモフ(露)の挑戦を受けます。今回が10度目の防衛戦となるビボル。同地で試合を行うのは、2017年2月以来となります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の試合予定

2021年11月27日 05時52分34秒 | 世界ボクシング

2021年11月最終週末の主な試合予定です(2021年11月27日から12月3日まで)。

27日 土曜日
後楽園ホール
日本フェザー級戦:
王者丸田 陽七太(森岡)対 挑戦者日野 僚(川崎新田)

米国ニューヨーク州
3団体ライト級戦:
王者テオフィモ ロペス(米)対 挑戦者ジョージ カンボソス(豪)

IBFスーパーフェザー級戦(王座決定戦):
アジンガ フジレ(南ア)対 尾川 堅一(帝拳)

米国ネバダ州
2団体スーパーバンタム級王座統一戦:
WBC王者ブランドン フィゲロア(米)対 WBO王者スティーブン フルトン(米)

*上記にある世界戦はすべて、一度は何らかの形で延期となった試合です。どの試合も今回は無事に行われてほしいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フライ級の中谷、吉野対伊藤も参戦!(WBOフライ級ほか)

2021年11月26日 05時43分44秒 | 世界ボクシング

12月29日、さいたまスーパーアリーナで予定される試合です。
WBOフライ級戦:
王者中谷 潤人(MT)対 挑戦者クリスチャン ゴンザレス(メキシコ)

OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ライト級戦:
王者吉野 修一郎(三迫)対 挑戦者/元WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)

*メインイベントに、ミドル級王座統一戦、IBF王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)対WBA王者村田 諒太(帝拳)が行われる興行に、ボクシングファンにはたまらない試合が2つの追加されてしまいました!ライト級戦は世界戦ではありませんが、それに限りなく近い一戦と言って過言ではないでしょう。この興行開催まであと一月。開始のゴングが待ち遠しいです!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフマダリエフ、代役を仕留める事が出来ず...(2団体スーパーバンタム級)

2021年11月25日 05時52分34秒 | 世界ボクシング

先週19日・金曜日、米国ニューハンプシャー州で行われた試合結果です。
2団体スーパーバンタム級戦:
IBF/WBA王者ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)判定3対0(119-109x3)挑戦者ホセ ベラスケス(チリ)

*本来ならこの日、WBAの指名挑戦者ロニー リオス(米)との防衛戦を予定していたアフマダリエフ。しかしリオスがコロナウィルスに感染してしまい、試合直前に挑戦者がベラスケスに変更しています。

4月に故郷での凱旋防衛、対IBF暫定王者だった岩佐 亮佑(セレス)に快勝しているウズベキスタン人。格下をどう料理するかに注目が集まりましたが倒しきれず。防衛記録を伸ばすことに成功はしたものの、統一王者としての実力アピールには成功しませんでした。今回が節目の10戦目(全勝7KO)となったアフマダリエフ。今後の活躍に期待しましょう。

 

下記はアフマダリエフを含めた、2021年11月25日現在の、スーパーバンタム級の王者達となります。

WBA(スーパー):ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/防衛回数2)
WBA(レギュラー):ブランドン フィゲロア(米/4)
WBC:ブランドン フィゲロア(米/0)
IBF:ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/2)
WBO:スティーブン フルトン(米/0)
OPBF(東洋太平洋):勅使河原 弘晶(三迫/4)
WBOアジア太平洋:井上 拓真(大橋/0)
日本:古橋 岳也(川崎新田/1)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダラキャン、強し!マルティネスとアローヨは痛み分け(世界フライ級x2)

2021年11月24日 05時42分34秒 | 世界ボクシング

先週末20日・土曜日、ウクライナで行われた試合結果です。
WBAフライ級戦:
王者アルテム ダラキャン(ウクライナ)TKO9回 挑戦者/前暫定王者ルイス コンセプション(パナマ)

*コロナウィルスの影響もあり、両選手とも昨年2月以来の実戦になりました。コンセプションが攻撃を仕掛け、ダラキャンが変則的なボクシングで捌いていくという展開が続いたこの試合。ダラキャンが独特なペースで突如反撃に転じ、強打を当てていき試合ペースを把握。5回に2度のダウンを奪いパナマ人にダメージを負わせると、その後もいやらしいボクシングでライバルを翻弄。

最後は9回、王者がもう一つダウンを追加し、その後の連打を浴びせる中、コンセプション陣営が試合終了を要請しレフィリーがそれに応じる形に。ダラキャンが強豪に圧勝し、5度目の防衛に成功。同時にその存在のアピールにも成功しました。

 

その前日19日・金曜日、米国ニューハンプシャー州で行われた試合結果です。
WBCフライ級戦(王座統一戦):
正規王者フリオ セサール マルティネス(メキシコ)3回無効試合 暫定王者マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ)

 *初回に互いの左フックでダウンを奪い合った両雄。しかし2回にアローヨがバッティングで左目上を負傷。2回終了後、アローヨが「目が見えない」と訴えそのまま終了。結果は両者痛み分け(無効試合)。初回の試合展開から見ると、その後の試合が大いに期待されましたが、煮え切らない終わり方となってしまいました。

 

2つの世界戦が行われたフライ級。下記が2021年11月24日現在の同級の王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(レギュラー):アルテム ダラキアン(ウクライナ/防衛回数5)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/3)
WBC(暫定):マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ/0)
IBF:サニー エドワーズ(英/0)
WBO:中谷 潤人(MT/1)
OPBF(東洋太平洋):ジェイアール ラキネル(比/3)
WBOアジア太平洋:山内 涼太(角海老宝石/1)
日本:ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安/2)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来年は元旦からボクシング!(色々:11‐23‐21)

2021年11月23日 05時52分34秒 | 世界ボクシング

最近(2021年11月23日ごろ)のニュースです。

1)来年は元旦からボクシングの興行というファンにとって嬉しいお年玉があります。ディオンティー ワイルダー(米)と2度の大激戦を演じ、WBAヘビー級の暫定王座に就いたこともあるルイス オルティス(キューバ)が、元IBF王者チャールズ マーティン(米)と対戦します。米国フロリダ州で行われるこの試合には、IBF王座への挑戦権が賭けられます。

2)現在IBFヘビー級王座を保持しているのは、WBAとWBOの保持者でもあるオレクサンデル ウシク(ウクライナ)。9月にマーティンを下した経験を持つアンソニー ジョシュア(英)に勝利を収め、現在の地位にたどり着いています。ウシクとジョシュアは次戦で再戦を行う予定ですが、その試合は4月ごろに行われる見通しです。

3)来年5月に次の試合を予定している4団体統一スーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)。その対戦相手として、WBCクルーザー級王者イルンガ マカブ(コンゴ)を挙げています。そしてWBCはその挑戦を後押しする意向を示しています。現在カネロ(アルバレスのニックネーム)が主戦場としているスーパーミドル級は76.2キロ/168ポンドを上限とするクラス。マカブの活躍するクルーザー級は、90.72キロ/200ポンドがリミット。もしこの試合が実現する場合、しっかりとクルーザー級のリミットで対戦して貰いたいですね。

4)アルバレスのWBC王座への挑戦権を持つデビット べナビデス(米)が今月13日、カイロン デービス(米)と対戦。7回でライバルを仕留めています。

5)先月頭に、保持するWBAミニマム級スーパー王座の防衛に成功しいたばかりのノックアウト CP フレッシュマート(タイ)が来月14日に早々と次の防衛戦を予定しています。今回が14度目の防衛戦となるタイ人が迎えるのは、今年の2月にWBAレギュラー王座決定戦に出場し判定負けを喫しているロベルト バラデロ(比)。

6)スーパーフライ級の福永 亮次(角海老宝石)は、これまで保持していたOPBF(東洋太平洋)王座を返上。今後は日本とWBOアジア太平洋王座の防衛に専念しながら、世界挑戦を目指していく方針のようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムンギア、タフなロサドを退ける(ミドル級)

2021年11月22日 05時34分11秒 | 世界ボクシング

今月13日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOインターコンチネンタル・ミドル級戦:
王者ハイメ ムンギア(メキシコ)判定3対0(119-109、118-110、117-111)挑戦者ガブリエル ロサド(米)

*減量苦から、それまで保持していたWBOスーパーウェルター級王座を返上し、ミドル級に転向したムンギア。この試合が新たな階級での4試合目となりました。今回対戦したロサドは、ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)やダニエル ジェイコブス(米)等多くの強豪選手たちと拳を交えながらそのキャリアを築いてきた選手。負け数は多いものの、決して侮れない選手です。

実力者相手に、初回から「攻撃は最大の防御」のボクシングを展開していったムンギア。スピード、パンチ力、そして手数でライバルを追い詰めていきます。しかしそこは経験値の高いロサド。守勢に回りながらも、メキシカンのパンチの餌食になる事はありませんでした。

中盤に入ると、ロサドの反撃が上回るラウンドもありました。しかし試合全体を見てみると、ムンギアの勝利は明白。ムンギアが大差の判定勝利を収め、全勝記録を38(30KO)に伸ばしています。同時にミドル級での世界挑戦に向けまた一歩確かの前進をしました。

常に会場を沸かせた両雄ですが、ロサドの試合後の戦績は26勝(15KO)14敗(4KO負け)1引き分けに。3試合に一度は勝利を逃している事になるのですが、戦績以上の実力者。今後もビックマッチ出場に起用されるでしょう。

 

下記はこの試合が行われた時点でのミドル級王者たちとなります(2021年11月14日付け)。

WBA(スーパー):村田 諒太(帝拳/防衛回数1)
WBA(レギュラー):エリスランディ ララ(キューバ/0)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/1)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/4)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:野中 悠樹(渥美/2)
日本:竹迫 司登(ワールドスポーツ/4)

*ムンギアが一番対戦を望んでいるのはゴロフキン。果たしてその試合は実現するのでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右一発!スペインのマルティネスが2階級制覇(IBFフェザー級)

2021年11月21日 05時38分17秒 | 世界ボクシング

今月13日、英国で行われた試合結果です。
IBFフェザー級戦:
挑戦者キコ マルティネス(スペイン)TKO6回6秒王者キッド ギャラード(カタール/英)

*「右一発!」とタイトルに記載しましたが、実際は同じ右パンチが2発になります。

5回終了間際まで試合をコントロールし、圧倒的にリードしていたのは体格、スピードで大きく上回っていたギャラード。しかし5回も残すところ16秒となった時、マルティネスの右ロングフックが王者の顎を直撃。ギャラードがカウント内に立ち上がったこと自体が驚きの一発でした。

僅か一分の休息ではダメージから回復する事は明白だった一撃。試合は6回開始早々、スペイン人が同じパンチでダウンを奪ったところで即ストップとなりました。

2014年9月にIBFスーパーバンタム級王座を失って以来、実に7年ぶり3度目のフェザー級王座挑戦で2階級制覇を達成したマルティネス。大阪城ホールで、長谷川 穂積(真正=引退)と大激戦を演じたのは2014年の春まで遡る事になります。

今回が9度目の英国での試合となったマルティネス。同国での戦績は芳しくなく、今回の勝利を含め2勝(1KO)7敗(2KO負け)。同国の同級には好選手が多数存在しており、今後その負の戦績を好転する事が出来るのでしょうか?

 

新世界王者が誕生したフェザー級戦線。下記は2021年11月21日現在の王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):リー ウッド(英/0)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:キコ マルティネス(スペイン/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:清水 聡(大橋/0)
日本:丸田 陽七太(森岡/0)

*マルティネスは既にクルス、ラッセルに挑戦し完敗済み。対戦相手次第ですが、今回の王座は即明け渡しそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする