DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2019年11月30日 04時29分28秒 | 世界ボクシング

2019年11月最終週末の試合予定です。

30日 土曜日
英国
WBOバンタム級王座統一戦:
王者ゾラニ テテ(南ア)対 暫定王者ジョンリエル カシメロ(比)

モナコ
WBAウェルター級王座決定戦(レギュラー王座):
アレクサンダー ベスプーチン 対 ラジャブ ブタエフ(共に露)

米国・ネバダ州
WBOスーパーウェルター級王座決定戦(暫定王座):
カルロス アダメス(ドミニカ)対 パトリック テシェイラ(ブラジル)

スーパーフェザー級10回戦:
カール フランプトン(英)対 タイラー マクリーリー(米)

スーパーフェザー級10回戦:
オスカル バルデス(メキシコ)対 アダム ロペス(米)

12月2日 月曜日
後楽園ホール
WBOアジア太平洋スーパーライト級王座決定戦:
日本王者井上 浩樹(大橋)対 ジェリッツ チャベス(比)

6日 金曜日
豪州
IBF豪州スーパーウェルター級戦:
王者ティム チュー 対 挑戦者ジャック ブルベイカー(共に豪) 

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名王者田口が引退(色々:11‐29‐19)

2019年11月29日 04時36分21秒 | 世界ボクシング

最近(2019年11月29日ごろ)のニュースです。

1)今年の6月に反則などを駆使し、クジストフ グロワッキー(ポーランド)をKO。当時空位だったWBOクルーザー級王座を獲得したマイリス ブリエディス(ラトビア)。その試合直後からブリエディスは、WBOからグロワッキーとの直再戦を行うよう指令を出されていました。6月の試合から半年近く経ってもグロワッキーとの再戦交渉を始めていないラトビア人に業を煮やしたWBOはついに、ブリエディスの王座を剥奪することを発表しています。

ブリエディスは今後クルーザー級トーナメントの決勝戦である、対IBFジェニエール ドルティコス(キューバ)との対戦の早期実現を目指す事になります。また、改めて空位になったWBOクルーザー級王座は、グロワッキーと上位ランカーにより再度王座決定戦が組まれる見通しです。

2)以前から減量苦に直面していたWBOスーパーウェルター級王者ハイメ ムンギア(メキシコ)。来年1月11日に、保持する王座の防衛戦を予定していましたが、スーパーウェルター級での試合は中止に。代わってミドル級の中堅ランカーであるゲーリー オサリバン(アイルランド)と、ミドル級でのデビュー戦を決行する予定です。

3)現在のところ、WBOスーパーウェルター級王座を保持した状態のムンギアですが、王座返上は時間の問題でしょう。それを見越してWBOは、現地時間の明日25日に行われるカルロス アダメス(ドミニカ)とパトリック テシェイラ(ブラジル)戦を暫定王座決定戦として認可しています。

4)IBFスーパーフライ級王者ジェルウィン アンカハス(比)が来月7日、メキシコのリングに登場。チリ出身のミゲル ゴンザレスを相手に保持する王座の8度目の防衛戦を行います。

5)これまでにスーパーバンタム級とフェザー級の2つの階級で、それぞれ2つの王座を獲得してきたカール フランプトン(英)。昨年末にIBFフェザー級王座への鞍替えを試みるも、同タイトル保持者のジョシュ ワーリントン(英)に僅差の判定負けを喫してしまいました。今年の夏に再起戦を予定していたフランプトンでしたが、その試合は自身の怪我のためにキャンセル。そして今回、現地時間の明日にラスベガスのリングでリング復帰戦をようやく行う運びになりました。フランプトンが拳を交えるのはタイラー マクリーリー(米)。16勝(7KO)1引き分けと好成績の持ち主ですが、これまでに8回戦以上の試合に出場したことのない新鋭。今後世界王者に復帰も目指すフランプトンですが、明白な勝利を収める事が求められます。

6)WBAライトフライ級王座を7度も防衛し、IBF王座の統一にも成功した名王者田口 良一(ワタナベ)。この度、現役からの引退を発表しています。お疲れさまでした。

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ネリ、またやった!(バンタム級ほか)

2019年11月28日 05時56分58秒 | 世界ボクシング

先週末23日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCシルバー・バンタム級戦:
王者ルイス ネリ(メキシコ)対 挑戦者エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)

*元WBC王者ネリと、以前IBF王座を腰に巻いていたロドリゲスによる次期WBC王座への挑戦者決定戦。カード的には非常に魅力的なものとなりましたが、ネリがまた試合前の前日計量で失敗という大失態を演じ試合自体が中止に。ネリは今後、スーパーバンタム級への転級が予想されます。

気になるのはこの試合が中止となってから数日、ネリに対して何らかの処分が科されていないという事です。ドーピング失格、体重超過の前科があるだけに、この選手には厳しい罰が与えらるべきでしょう。


WBAスーパーバンタム級戦(レギュラー王座):
王者ブランドン フィゲロア(米)引き分け(1対1:115-113、112-116、114-114)挑戦者フリオ セハ(メキシコ)

*ネリはバンタム級のリミットである118ポンドを1ポンド(約0.45キロ)オーバーの119ポンドで秤に乗りました。計量失敗後、2時間の猶予期間が与えられましたが、それ以上の努力をすることなく計量放棄。その結果、試合が中止となっています。ネリがオーバーしたのが1ポンドなら、彼の同胞であるセハは、何と4.5ポンドオーバーというもはや失態という言葉で形容できないもの。スーパーバンタム級のリミットは122ポンドですが、セハの体重は、一階級上のフェザー級のリミットである126ポンドを超える126.5ポンドでした。しかしそんなセハを相手に、フィゲロアは試合に臨んでいます。

フィゲロアが王者の意地を見せ、リードしていったこの戦い。後半戦になると、セハがウェートオーバーの利点を生かし王者を追い上げます。最終的には両者譲らずに痛み分け。フィゲロアが今年4月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しています。8月の初防衛成功後の段階までは暫定王者でしたが、今回の試合前にレギュラー王者に昇格しています。

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サンタ クルス、無難に4階級制覇達成(WBAスーパーフェザー級:スーパー王座)

2019年11月27日 05時48分43秒 | 世界ボクシング

先週末23日・土曜日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級王座決定戦(スーパー王座):
レオ サンタ クルス(メキシコ)判定3対0(117-110x2、115-113)ミゲル フィゲロア(米)

*これまでにバンタム級からフェザー級までの3階級を制覇してきたサンタ クルス。WBAからの恩恵をもろに受け、これまで一度も戦ったことのないスーパーフェザー級の初戦で、いきなりスーパー王座の決定戦に出場する機会を得ました。

これまでの戦いと同様に、手数でフィゲロアを突き放すことに成功したサンタ クルス。圧勝とまではいかないまでも、明白な判定勝利を収め自身4階級目の王座奪取に成功しています。

年々、一つ一つのタイトルの価値が低下しているボクシング界。それと同時に複数階級制覇という本来なら偉業に当たる功績の価値も下がってきているようです。

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スミス、同胞に競り勝つ(WBAスーパーミドル級)

2019年11月26日 04時06分39秒 | 世界ボクシング

先週末23日・土曜日、英国で行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級王座統一戦:
スーパー王者カラム スミス 判定3対0(117-111、116-112x2)暫定王者ジョン ライダー(共に英)

*英国人同士の対決となった今回のWBAスーパーミドル級内での王座統一戦。スミスの圧勝が予想されていましたが、191センチという同級ではかなりの長身のスミスは、175センチのライダーに思わぬ苦戦。結果的には3対0の判定勝利を収めましたが、試合内容自体は数字以上に競ったものだったようです。

昨年9月に、スーパーミドル級トーナメントの決勝に勝利すると同時に、同王座を獲得していたスミス。その王座の2度目の防衛に成功すると共に、まずは暫定王座を吸収。スミスの次の目標は、レギュラー王者サウル アルバレス(メキシコ)との王座統一戦ンになるでしょうね。

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ワイルダー、右一発で逆転KO(WBCヘビー級)

2019年11月25日 04時04分11秒 | 世界ボクシング

現地時間の一昨日23日米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦:
王者ディオンティー ワイルダー(米)KO7回2分51秒 挑戦者ルイス オルティス(キューバ)

*昨年3月に対戦している両雄。その時は一進一退の攻防の末、ワイルダーが10回TKO勝利。現在も保持している王座の防衛記録を伸ばしています。

今回の再戦でも前回同様、激しい打ち合いが予想されていました。しかし第一戦目からの教訓でしょうか、両者とも慎重なボクシングを展開していきます。

オルティスに対する苦手意識でしょうか、試合終了時までやりづらそうに戦っていたワイルダー。実際に6回終了時までの採点でも、オルティスが3対0(59-55x2、58-56)でリードしていました。

ヘビー級らしいというのでしょうか、試合の決着は突然とやってきます。7回も終了間際、それまで大降りだった右パンチをコンパクトに放った王者。挑戦者はすっ飛ぶようにしてダウン。結局はカウント内に立ち上がることが出来ず、再びワイルダーに白星を献上してしまいました。

苦しみながらもライバルを返り討ちにし、区切りの10度目の防衛に成功したワイルダー。来春には是非とも、もう一人の宿敵であるタイソン フューリー(英)との再戦を実現させてほしいものです。

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名前と対戦相手が変更(WBCライトフライ級)

2019年11月24日 05時33分04秒 | 世界ボクシング

12月23日、横浜アリーナで予定される試合です。
WBCライトフライ級戦:
王者寺地 拳四郎(BMB)対 挑戦者ランディ ペタルコリン(比)

*本来ならこの日、IBF王者フェリックス アルバラード(ニカラグア)との王座統一戦を予定していたケンシロウ。その注目の一戦は、アルバラードの体調不良のため、残念ながら中止となってしまいました。代わったケンシロウと拳を交えることになったのは、昨年10月にアルバラードと当時空位だったIBF王座を争ったペタルコリン。アルバラードにはTKO負けを喫したペタルコリンですが、以前暫定ながらもWBA王座を保持していた元世界王者。そして31勝(23KO)というこの階級ではかなりの強打を持った選手です。王者の有利は否めませんが、決して安易な相手ではないでしょう。

今回が7度目の防衛戦となるケンシロウ。リングネームを『拳四郎』から、本名の『寺地 拳四郎』に変更しています。

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今週末の試合予定

2019年11月23日 05時17分16秒 | 世界ボクシング

2019年11月第四週末の試合予定です。

23日 土曜日
英国
WBAスーパーミドル級王座統一戦:
スーパー王者カラム スミス 対 暫定王者ジョン ライダー(共に英)

米国・ネバダ州
WBCヘビー級戦:
王者ディオンティー ワイルダー(米)対 挑戦者ルイス オルティス(キューバ)

WBAスーパーフェザー級王座決定戦(スーパー王座):
レオ サンタ クルス(メキシコ)対 ミゲル フィゲロア(米)

WBAスーパーバンタム級戦(レギュラー王座):
王者ブランドン フィゲロア(米)対 挑戦者フリオ セハ(メキシコ)

WBCシルバー・バンタム級戦:
王者ルイス ネリ(メキシコ)対 挑戦者エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)

米国・カリフォルニア州
WBAスーパーフェザー級戦(レギュラー王座):
王者アンドリュー カンシオ(米)対 挑戦者レネ アルバラード(ニカラグア)

WBAフェザー級戦(レギュラー王座):
王者徐 燦(シュ チャン/中国)対 挑戦者マニー ロブレス(米)

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ボーセル、暫定王座を獲得(WBAライトヘビー級:暫定王座)

2019年11月22日 05時04分45秒 | 世界ボクシング

先週末16日、ドイツで行われた試合結果です。
WBAライトヘビー級王座決定戦(暫定王座):
ドミニク ボーセル(独)TKO11回1分12秒 スベン フォーンリン(スウェーデン)

*今回の試合が決行される前、レギュラー王者としてドミトリー ビボル(キルギスタン)が、暫定王者にはジャン パスカル(カナダ)が君臨していたWBAライトヘビー級戦線。ボーセルがライバルを終盤に仕留めて勝利。WBAライトヘビー級第3の王者の座を獲得しています。

序盤戦をリードしたのは地元のボーセル。中盤戦はフォーンリンが押さえ、終盤戦にボーセルが主導権を奪回と、ペース争いが目まぐるしく変わったこの戦い。最終回となった11回、ついにドイツ人が北欧の雄をとらえTKO勝利。腐敗団体の暫定王座を獲得すると共に、フォーンリンが保持していたマイナー王座IBOのベルトを奪取することに成功しました。WBAの暫定王座とIBOのベルト、どちらの方が価値があるんでしょうかね?

ちなみに、今後スーパー王座に昇格すると思われるビボルは先月に王座の防衛に成功。新レギュラー王者になる筈のパスカルは来月に防衛戦を予定しているなど、WBAのライトヘビー級の名の付く世界戦は、定期的に行われています。

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田中、一翔と揃い踏み(WBOフライ級)

2019年11月21日 12時28分41秒 | 世界ボクシング

12月31日、東京都大田区総合体育館で予定される試合です。
WBOフライ級戦:
王者田中 恒成(畑中)対 挑戦者ウラン トラハズ(中国)

*ここまでプロで14戦戦い(全勝8KO)、すでに世界3階級制覇を達成している田中。3階級目の3度目の防衛戦を東京で行うことが発表されています。今回田中が迎え撃つのは、中国出身のトラハズ。この挑戦者は13勝(6KO)3敗1引き分けの戦績の持ち主で、これまでにWBOアジア太平洋フライ級暫定王座、WBCシルバー・フライ級、WBAインターナショナル・フライ級王座を獲得。2017年10月には後楽園ホールのリングに登場し、金子 健(Reboot)と対戦し6回引き分け。その後金子との再戦をKO勝利で収めた後、山内 涼太(角海老宝石)や田中 公士(三迫)にも勝利を収めています。

今回が2014年10月以来の東京での試合となる田中。順当にいけば王座の防衛は固いでしょう。ただ問われるのはその試合内容。東京のファンにどれだけ実力をアピールできるか?

同じ興行では、WBOスーパーフライ級王者井岡 一翔(Reason大貴)が、指名挑戦者ジェイビエール シントロン(プエルトリコ)の挑戦を迎え撃ちます。田中、一翔がそれぞれ防衛に成功した場合、来年早々にも両者による対戦があるのでしょうか。その辺りにも注目ですね。

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