最近(2019年12月31日ごろ)のニュースです。
1)今月18日、元WBOウェルター級王者ジェフ ホーン(豪)が同胞のライバル マイケル ゼラファと対戦。僅差の判定勝利を収め、WBAオセアニア、WBOオリエンタル王座の奪回に成功しています。8月の末日に対戦している両者。その時はゼラファが9回TKO勝利を収め、大金星。その試合にホーンが勝利を収めていたら、来日して村田 諒太(帝拳)の保持するWBAミドル級王座へ挑戦する可能性もあったそうです。
2)ゼラファに借りを返すと共に、元の鞘に収まることにも成功したホーン。来春には、ティム チュー(豪)との対戦するというう話もあるようです。
3)一年前にゼラファに大差判定勝利を収めている元IBFウェルター級王者ケル ブルック(英)。今年2019年は結局、試合を行わずに一年を過ごしてしまいました。そのブルックが来年2月8日にリング復帰戦を予定。アメリカのマーク デルーカを相手に無冠戦12回戦のリングに登場します。
4)同日、ウクライナのリングではWBAフライ級王者アルテム ダラキャン(ウクライナ)が保持する王座の4度目の防衛戦に臨みます。ダラキャンが迎えるのは、ベネズエラ出身のジョスバー ペレス。
5)同じく2月8日には、WBCフェザー級王者ゲリー ラッセル(米)も防衛戦を予定。指名挑戦者ツグスソグ ニヤンバヤル(モンゴル)を相手に、2015年3月に獲得した王座の5度目の防衛戦を行います。2015年から毎年一試合の防衛戦を行ってきたラッセル。過去3年に限ってみれば、5月に防衛戦を行っていました。今回の防衛戦を機に、もう少し試合間隔を狭める事が出来るのでしょうか?
6)来年の2月13日には、元WBCフライ級王者比嘉 大吾(白井・具志堅)もリングに復帰を予定。比国のジェイソン ブエナオブラとスーパーバンタム級8回戦で対戦します。昨年4月には、日本人世界王者としては初めて前日計量に失敗し、リング外で世界のベルトを失っていた比嘉。来年1年を通じ、どの程度信頼を回復できるのでしょうか。