DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

キム、マンディンに判定負け

2008年07月31日 09時44分12秒 | 世界ボクシング
豪州ニューキャッスルで行われた試合結果です。
ミドル級強10回戦:
前WBAスーパーミドル級王者アンソニー マンディン(豪)判定3-0(98-92,98-91x2) OPBF(東洋太平洋)ライトヘビー級王者クレイジー キム(ヨネクラ)

判定だけ見ると、ほぼマンディンのペースで試合が行われた様子。しかしキムは終始攻撃の手を休めず、3回にはダウンも奪っています。
記事だけ読むと、決してキムが評価を落とした試合内容ではなかった模様。重量級の上位世界ランカーとしての実力をアピール出来たのではないでしょうか。

この試合はミドル級(160ポンド)とスーパーミドル級(168ポンド)の中間、164ポンドで行われました。

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コンセプション、次は日本上陸か?

2008年07月30日 12時28分52秒 | 世界ボクシング
フィリピンで行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級暫定王座決定戦:
同級7位ラファエル コンセプション(パナマ)KO10回 同級4位AJ バナル(比)

アントニオ マルガリート、セサール カンチーラ同様、私(Corleone)の予想を裏切り、コンセプションが敵地で暫定王座奪取に成功しています。
新王者に輝いたコンセプションは、9月に行われる名城対河野戦の勝者との王座統一戦のために、年末、または来年早々にも日本のリングに上がる可能性があるでしょう。
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両者軽量に現われず

2008年07月29日 02時41分38秒 | 世界ボクシング
インドネシアで27日(日)に行われる予定だった試合です。
WBAフェザー級戦:
王者クリス ジョン(インドネシア)対 挑戦者ジャクソン アシク(豪/ウガンダ)

何と両選手が前日軽量に現われず、試合はそのまま中止に。
このジョンの防衛戦延期は、日本ボクシング界にも何らかの影響を与えそうです。
OPBF(東洋太平洋)同級王者榎 洋之(角海老宝石)は、年内にもジョン挑戦を目指していました。今回の世界戦中止のあおりを受け、榎の世界戦も延期になるかもしれません。
ジョンの一つ上のWBA王者にはエドウィン バレロ(帝拳/ベネズエラ)が君臨しています。これは勝手な推測ですが、バレロが米国でのビックマッチを求めライト級に転向。それに伴い同王座を返上し、その王座決定戦にこのジョンが出場。可能性は無くはないと思います。
今後のジョン陣営の動向に大いに興味が沸きます。


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マルガリート!!

2008年07月28日 05時10分08秒 | 世界ボクシング
米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBAウェルター級戦:
挑戦者アントニオ マルガリート(メキシコ)TKO11回2分5秒 王者ミゲル コット(プエルトリコ)

白熱の打撃戦を制したのはマルガリート。実力者同士に一戦はマルガリートが終盤11回にコットを捕まえ、2度のダウンを奪いストップ勝利。ウェルター級で3度目の戴冠に成功しています。コットは33戦目にして初の黒星を喫しました。


WBAライトフライ級暫定王座決定戦:
セサール カンチーラ(コロンビア)判定3-0(115-112、117-110x2)ジョバンニ セグラ(メキシコ) 

試合前の予想ではセグロ有利。試合の方もセグロのペースでスタート。2回にはダウンも奪っています。しかしカンチーラも反撃を開始しペースを奪取。準敵地で暫定ながらも世界奪取に成功しています。

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フライ級(07‐27‐08)

2008年07月27日 05時29分48秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2008年7月27日現在のフライ級王者たちです。

WBA:坂田 健史(協栄)
WBC:内藤 大助(宮田)
IBF:ノニト ドナイレ(比)
WBO:オマール ナルバエス(亜)
OPBF(東洋太平洋):大久保雅史(青木)
日本:清水 智信(金子)

13連続防衛中のナルバエスは9月13日にアレハンドロ エルナンデス(メキシコ)と防衛戦を予定。
現役最強のフライ級と呼び声高いドナイレ弟の次期防衛戦は未定のまま。昨年12月以来リング登場ナシ。
WBC王者内藤は日本王者清水智信(金子)と、WBA王者坂田健史(協栄)は久高 寛之(仲里ATSUMI)と今週水曜日に同興行で防衛戦を予定しています。
存在としては面白い(と思います)大久保雅史(青木)は、初防衛戦を8月16日に予定しています。挑戦者は有富 康人(松田)。
また来月3日には、日本暫定王座決定戦として五十嵐俊幸(帝拳)対金城智哉(ワタナベ)の新鋭対決が予定されています。
注目度は同階級の王者たちを凌ぐWBA1位の亀田興毅(亀田?)は、8月30日にメキシコで次戦を予定しています。


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今週末の試合予定

2008年07月26日 03時58分12秒 | 世界ボクシング
7月第最終週末の試合予定です。

26日 土曜日
米国ネバダ州ラスベガス
WBAウェルター級戦:
王者ミゲル コット(プエルトリコ)対 挑戦者アントニオ マルガリート(メキシコ)

WBAライトフライ級暫定王座決定戦:
ジョバンニ セグラ(メキシコ)対 セサール カンチーラ(コロンビア)

フィリピン
WBAスーパーフライ級暫定王座決定戦:
AJ バナル(比)対 ラファエル コンセプション(パナマ)


27日 日曜日
インドネシア
WBAフェザー級戦:
王者クリス ジョン(インドネシア)対 挑戦者ジャクソン アシク(豪/ウガンダ)


30日 水曜日
豪州
ライトヘビー級戦:
前WBAスーパーミドル級王者アンソニー マンディン(豪)対 OPBF(東洋太平洋)ライトヘビー級王者クレイジー キム(ヨネクラ)

国立代々木競技場第一体育館
WBCフライ級戦:
王者内藤 大助(宮田)対 挑戦者清水 智信(金子)

WBAフライ級戦:
王者坂田 健史(協栄)対 挑戦者久高 寛之(仲里ATSUMI)

スーパーフライ級8回戦:
中広 大悟(広島三栄)対 吉田 拳畤(笹崎)


WBAフェザー級戦を除いては、どの試合も実力拮抗者同士の対戦だけに好試合が期待できるでしょう。暫定王座決定戦が2つ行われるのは少し不満ですが。一番の注目はコット対マルガリート戦。コットが若干有利の気がします。内藤、坂田がそれぞれ防衛の場合、年内に王座統一戦実現?


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色々(07‐25‐08)

2008年07月25日 03時40分17秒 | 世界ボクシング
最近(2008年7月25日ごろ)のニュースです。

1)念願の世界初挑戦が決定!!日本王者として無敵を誇る木村 登勇(横浜光)が敵地ウクライナに乗り込み、WBAスーパーライト級王者アンドレアス コテルニク(ウクライナ)に挑戦します。試合は9月13日に決行されます。

2)元WBC/WBA暫定ミニマム級王者高山 勝成(真正)の次戦は9月22日大阪で。対戦者はあのファン ランダエタ(ベネズエラ)。

3)世界挑戦を見据える石田 順裕(金沢)が日本スーパーウェルター級王座を返上しています。

4)日本ミニマム級王者黒木 健孝(ヤマグチ土浦)が9月27日に4度目の防衛戦を予定しています。挑戦者はいまのところ未定です。

5)OPBF(東洋太平洋)フライ級王者大久保雅史(青木)の初防衛戦は8月16日、後楽園ホールで。挑戦者は日本同級1位の強豪有富 康人(松田)。

6)WBAスーパーミドル級王座に返り咲いたばかりのミッケル ケスラー(デンマーク)。初防衛戦の相手はダニロ ハウスラー(独)に決定しています。試合は9月7日、10月4日、または10月26日にドイツかデンマークで予定されています。

7)WBOバンタム級王者ジェリー ペニャロさ(比)が2度目の防衛戦を9月20日に地元で予定しています。挑戦者は米国人のネスター ロチャ。
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ジョーンズ戦が延期に

2008年07月24日 07時44分49秒 | 強いぞジョーさん
約2ヵ月後に迫っていた注目の一戦、ジョー カルザゲ(ウェールズ)対ロイ ジョーンズ(米)戦がカルザゲが手首を負傷したために延期となっています。
延期となったこの一戦、11月8日に場所は同じくニューヨークのマジソン スクエア ガーデンで行われる可能性があるそうです。
また、この試合にカルザゲの保持するスーパーミドル級王座が賭けられて行われる可能性が少なからずある模様です。
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バクティンが20連勝

2008年07月23日 02時38分09秒 | 日本ボクシング
後楽園ホールで行われた試合結果です。
バンタム級10回戦:
WBA3位サーシャ バクティン(協栄)対 日本スーパーバンタム級12位梶山 友揮(平石)

世界挑戦を目論むバクティンが、粘る梶山を打ちまくり終盤にストップ。デビュー以来の連勝を20(9KO)に伸ばしています。


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最近見た試合(07‐22‐08)

2008年07月22日 01時01分03秒 | ボクシングネタ、その他雑談
最近(2008年7月22日ごろ)の試合観戦録です。

NABOヘビー級王座決定戦(2008年7月16日):
ジェームス トニー TKO3回終了 ハシム ラクマン(共に米)

突然の試合終了時までは両者ともに好コンディションを思わせる試合の立ち上がり。しかしラクマンが試合を放棄したためにあっけないく試合が終わってしまいました。

以下がラクマンの発した大まかなコメントです。

3回終了後のインターバル中:
「目が見えない。これ以上試合は行えない。」

そして試合終了後:
「俺はそんなこと(上記のコメント)は言っていない。この試合は無効試合であるべきで、俺のTKO負けにはならない。カリフォルニア州とグーセン・プロモーターにだまされた!!」

試合後5日が経過しています。しかし判定が無効試合になる可能性はまだあるでしょう。しかし一度出た結果です。このまま変更ナシを望んでいます。
この試合を見ていて気づいたんですが、ぶっちょりとはしていますが純粋なヘビー級ラクマンと比べ、トニーはさほど小さく見えませんでした。今後世界戦でのトニー対旧ソ連勢を是非見てみたいです。


WBAスーパーバンタム級挑戦者決定戦(2008年6月7日):
王者セレスティノ カバジェロ(パナマ)TKO12回開始 挑戦者ロレンソ パーラ(ベネズエラ)

約頭一つ分の身長差があった両雄による対戦。長身のカバジェロは鎌のような左右のフックを振り回すのみ。時折見せた妙なステップも見栄え悪し。体格をまったく生かしていません。遠距離から相手を突き放すジャブさえマスターすれば怖いものなしだと思うのですが。
あれだけの長身選手を目の辺りにすると、やはり威圧感を感じてしまうのでしょうか?パーラは試合を通じて逃げ腰。バランスを崩し3回スリップダウン。放つパンチも狙いは顔面のみ。カバジェロはガードの中を突き上げるようなアッパーを持たないだけに、接近してしまえば攻略法はあると思います。接近してからボディー、胸、肩を狙っていけば倒せるでしょう。
ストップはパーラの顔の腫れがひどいためのドクターストップ。ダメージによるものではありません。敗者にはもちろん、勝者にとっても褒められる内容ではなかった試合です。


IBFミドル級戦(1991年5月10日):
挑戦者ジェームス トニー TKO11回2分14秒 王者マイケル ナン(共に米)

若きトニーが終盤11回、起死回生の左フックで逆転KO勝ちを収めています。トニーにとり世界デビュー戦。ポイントでは劣勢でしたが、試合を通じてナチュラルなボディー・ワーク、ディフェンス力を披露。今日までの活躍もうなずけます。この試合からトニーは約90ポンド増量したことになります。現在でもヘビー級で堂々と世界の第一線で戦っているトニー。これもディフェンス能力の高さによるものではないでしょうか。
トニーは最近妙にお気に入りの選手のうちの一人です。

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