先週末27日、ドミニカで行われた試合結果です。
WBAスーパーライト級王座決定戦(暫定王座):
アルベルト プエジョカ(ドミニカ)判定3対0(115-113x3)ジョナサン アロンソ(スペイン/ドミニカ)
*16戦全勝(9KO)のプエジョと、18戦全勝(7KO)のアロンソの両者全勝、しかもドミニカ出身者同士の対決となった暫定王座決定戦。序盤戦はスペインに主戦場を移したアロンソがリードしましたが、プエジョが5回あたりから徐々に反撃を開始。最終的には僅差ながらも逆転に成功し、暫定ながらもWBAスーパーライト級王座獲得に成功しています。
毎年この時期に行われるWBAのドラック撲滅を目指す興行の一環として行われた今回の王座決定戦。興行自体は続けてほしいのですが、やはり暫定王座となるとちょっとね~。
先週末、『プエジョ対アロンソ』、『ラミレス対フーカー』と2つの世界戦が行われたスーパーライト級戦線。2019年7月最終日現在の同王者たちの顔ぶれを見てみましょう。
WBA(スーパー):レジス プログレイス(米/防衛回数0)
WBA(暫定):アルベルト プエジョ(ドミニカ/0)
WBC:ホセ カルロス ラミレス(米/3)
IBF:ジョシュ テーラー(英/0)
WBO:ラミレス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):内藤 律樹(E&Jカシアス/2)
日本:井上 浩樹(大橋/1)
不思議な事に現在WBAレギュラー王座は空位となっています。WBAのゴールド、WBCのダイヤモンドとシルバー王座はあえて載せませんでした。
10月に英国でプログレイスとテーラーの対戦が予定されています。2団体統一王者となったばかりのラミレスの次戦は、WBOの指名防衛戦となるとの情報があります。一時は同級で4階級制覇を目指していたホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)ですが、体格と打たれ脆さを考えるとライト級に逆戻りでしょうね。