DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

正規王座戦に(IBFヘビー級ほか)

2024年06月30日 05時45分13秒 | 世界ボクシング

9月21日、英国で予定される試合です。
IBFヘビー級戦:
王者ダニエル デュボア(英)
対 挑戦者/元王者アンソニー ジョシュア(英)

*ヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)が先週、それまで保持していた4つの主要団体の一つであるIBF王座を返上。それにより、6月にIBF暫定王座を獲得していたデュボアが同団体の正規王者に昇格しました。これにより、ジョシュアとの一戦は「唯一」のIBF世界ヘビー級戦として決行されることになりました。

この試合の勝者は、来年にも年末に行われるウシク対タイソン フューリー(英)との王座統一戦を目指し動き出すようです。ちなみにウシクは既にデュボアとジョシュア(2度)に勝利を収めています。

 

また、今回のIBFヘビー級戦と同じ興行で、いくつかの世界戦も同時決行されます。

IBFスーパーフェザー級戦:
王者アンソニー カカーチェ(英)対 挑戦者ジョシュ ワーリントン(英)

WBOライトヘビー級戦(暫定王座決定戦):
ジョシュア ブアッツィ(英)対 ウィリー ハッチンソン(英)

*現在(というか、ここ10年あまり)の大英帝国には、どの階級にも世界一線級の実力者が複数存在するようです。凄いことです。

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今週末の試合予定

2024年06月29日 05時44分22秒 | 世界ボクシング

2024年6月最終週末の主な試合予定です(2024年6月29日から7月5日まで)。

29日 土曜日
米国アリゾナ州
WBCスーパーフライ級戦:
王者ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)対 挑戦者ジェシー ロドリゲス(米)

米国フロリダ州
WBOスーパーライト級戦:
王者テオフィモ ロペス(米)対 挑戦者スティーブ クラゲット(カナダ)

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フルマーク勝利、大逆転劇(日本フェザー級ほか)

2024年06月28日 05時46分31秒 | 日本ボクシング

今週25日・火曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フェザー級戦:
王者松本 圭佑(大橋)判定3対0(100-90x3)挑戦者藤田 裕史(井岡)

*ここまでの戦績が12勝(3KO)10敗(1KO負け)4引き分けで、ランキングも下位に位置する挑戦者を迎えた松本。快勝以上に楽勝すら予想されていました。しかし叩き上げの藤田は中々の曲者で、王者が試合を有利に進めていきますが、結局は波に乗りきることが出来ず。松本がフルマークで3度目の防衛に成功するも、今後に大きな課題を残す結果となりました。

下記は2024年6月28日現在の、フェザー級の王者たちとなります。

WBA:ニック ボール(英/0)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/1)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/1)
IBF
:ルイス アルベルト ロペス(メキシコ/3)
WBO:ラファエル エスピノサ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):堤 駿斗(志成/0)
WBOアジア太平洋:藤田 健児(帝拳/1)
日本:松本 圭佑(大橋/3)

 

WBOアジア太平洋スーパーミドル級戦:
挑戦者帝尊 康輝(一力)TKO初回85秒 王者ユン デオクノ(韓国)

*試合開始から1分、ユンの右でダメージ甚大なダウンを喫してしまった帝尊。敗北も時間の問題と思われましたが、勝利に急ぐ韓国人に挑戦者の左が見事なカウンターとなり大逆転のダウンを奪うことに成功。倒れたユンは足を痙攣していたため、主審はそこで試合を即止めています。

稀に見る大逆転劇を演じた帝尊。試合時間は僅か85秒でしたが、ストーリーが凝縮された一戦でした。

世界と日本トップ戦線の隔たりが無限のように大きいスーパーミドル級。下記は2024年6月28日現在の、同級のタイトルホルダーたちとなります。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数8)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ/6)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/7)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/2)
IBF:サウル アルバレス(メキシコ/4)
WBO:サウル アルバレス(メキシコ/5)
OPBF(東洋太平洋):野中 悠樹(ミツキ/0)
WBOアジア太平洋:帝尊 康輝(一力/0)
日本:帝尊 康輝(一力/0)

*ちょうど一年前に、同級の初代国内王座を獲得している帝尊。その時空位の王座を争った野中 悠樹(ミツキ)は、現在OPBF王座に君臨しています。両者の再戦は勿論の事、彼らに続く選手が出てきてほしいものです。

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小林、苦しい初防衛(WBOアジア太平洋ミニマム級)

2024年06月27日 05時10分55秒 | 世界ボクシング

先日23日・日曜日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋ミニマム級戦:
王者小林 豪己(真正)判定3対0(97-93x2、96-94)挑戦者ジョセフ スマボン(比)

*2月に王座に返り咲いている小林。ランキング下位のスマボンを迎えての初防衛戦は快勝が予想されていました。しかし、初のサウスポー(左構え)との対戦もあってか、波に乗れないままフルラウンドを戦うことに。苦しんだ末、2度目の王座の初防衛に成功しています。

サウスポーと言えば、現IBF王者重岡 銀次郎(ワタナベ)もWBO王者オスカル コラーゾ(プエルトリコ)も左構えの好選手たちですね。

下記は2024年6月27日現在の、最軽量級の王者たちとなります。

WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/0)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/2)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/3)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/1)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/2)

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スーパーライト級とライトフライ級です(色々:06‐26‐24)

2024年06月26日 05時08分48秒 | 世界ボクシング

最近(2024年6月26日ごろ)のニュースです。

1)4月20日に行われたWBCスーパーライト級戦、デビン ヘイニー(米)とライアン ガルシア(米)の試合結果は、ガルシアが薬物検査に引っ掛かったために無効試合に変更となりました。前日計量に失敗した挙句に、ドーピング違反を犯したガルシアには1年間の試合出場停止と、罰金が科されることになりました。そして最近のトレンドに乗るように、ガルシアはソーシャルメディアで「引退」を発表しています。

2)辛くも初黒星から逃れる事となったヘイニーですが、ガルシア戦で受けた肉体的、精神的ダメージは多大だったようです。一定期間の休養を要するヘイニーは、WBCに対し自身を休養王者に認定するよう申請。無事にその希望が叶いました。

3)WBCはスーパーライト級の新暫定王者アルベルト プエジョ(ドミニカ)に対し、指名挑戦者サンドロ マルティン(スペイン)と空位となったWBCスーパーライト級の正規王座決定戦を行うよう指示を出しています。

4)元王者レジス プログレイス(米)と、元王者ジョシュ テーラー(英)に勝利を収め勢いに乗るジャック カテラル(英)による注目のスーパーライト級戦が8月24日、英国で行われることになりました。

5)ジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ)がこれまで保持していたWBOライトフライ級王座を返上。今後は、フライ級を主戦場にしていく方針です。

6)IBF同級王者シベナティ ノンティンガ(南ア)は、次戦で元WBCタイトル保持者の矢吹 正道(緑)を相手に防衛戦を行う可能性が高いようです。

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パロ、敵地で王座奪取(スーパーライト級x2)

2024年06月25日 05時17分35秒 | 世界ボクシング

今月15日、プエルトリコで行われた試合結果です。
IBFスーパーライト級戦:
挑戦者リアム パロ(豪)判定3対0(116-111、115-112x2)王者スブリエル マティアス(プエルトリコ)

*中盤戦にピンチを迎えたパロでしたが、ホールディング(相手を抱え込む)をしたたかに交えながらマティアスの追撃を遮断。7回に減点を科されましたが、それが試合結果に反映されることはありませんでした。

南半球からやってきた挑戦者が、カリブ海で王座奪取に成功。この王座はかつて、前WBOスーパーウェルター級王者ティムと、現豪州スーパーウェルター級王者ニキタのチュー兄弟の実父コンスタンチン(露/豪)が、かつて保持していた王座になります。

 

同日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCスーパーライト級戦(暫定王座決定戦):
アルベルト プエジョ(ドミニカ)判定2対1(115-112、114-113、109-118)ゲリー アントワン ラッセル(米)

*22戦全勝(10KO)の元WBA王者プエジョと、17戦全勝(全KO)とパーフェクトレコードの持ち主であるラッセルの対戦。プエジョが中盤戦以降その技術を活かし、ラッセルの強打を空転させ続け試合終了のゴングを聞くことに。一人のジャッジは118-109と、少々理解できない採点を出しましたが、ドミニカ人が暫定ながらも新たな世界王座を腰に巻くことになりました。

 

正規王者が定期的に試合を行っているにも関わらず、どんどんと世界王者が増えていく感のあるスーパーライト級戦線。下記は2024年6月25日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:アイザック クルス(メキシコ/防衛回数0)
WBA(暫定):イスマイル バロス(ベネズエラ/0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
WBC(暫定):アルベルト プエジョ(ドミニカ/0)
IBF:リアム パロ(豪/0)
WBO:テオフィモ ロペス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/1)
日本:李 健太(帝拳/0)

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最長身のエスピノサ、圧勝でV1(WBOフェザー級)

2024年06月24日 05時08分05秒 | 世界ボクシング

先週21日・金曜日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOフェザー級戦:
王者ラファエル エスピノサ(メキシコ)TKO4回2分45秒 挑戦者セルジオ サンチェス(メキシコ)

*185センチと、フェザー級史上最長身のエスピノサ。昨年師走に王座を獲得した試合では、体格の優劣性だけでなく、スタミナと勝負強さも証明しています。

同胞サンチェスを迎えて行った今回の初防衛戦では、初回から挑戦者を圧倒。初回、3回、4回と立て続けにダウンを奪いゲームセット。圧勝で保持する王座のV1に成功しました。その体格から、減量苦も予想されますが、今後はどのような路線を歩んで行くのでしょうか?注目です。

実力拮抗の王者たちが並立する現在のフェザー級。下記は2024年6月24日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:ニック ボール(英/0)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/1)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/1)
IBF
:ルイス アルベルト ロペス(メキシコ/3)
WBO:ラファエル エスピノサ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):堤 駿斗(志成/0)
WBOアジア太平洋:藤田 健児(帝拳/1)
日本:松本 圭佑(大橋/2)

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ビラム スミス、同胞に雪辱(WBOクルーザー級)

2024年06月23日 05時34分16秒 | 世界ボクシング

今月15日、英国で行われた試合結果です。
WBOクルーザー級戦:
王者クリス ビラム スミス(英)判定3対0(116-111、115-112x2)挑戦者リチャード リアクポーレ(英)

*一戦ごとに安定度を増しているビラム スミス。今回は17戦全勝(13KO)という素晴らしい戦績の持ち主で、2019年7月に苦杯を喫しているリアクポーレを迎え防衛戦を行うことになりました。

5年前の対戦では、ダウンを奪われた末に僅差の判定負けを喫したビラム スミス。今回は序盤戦からペースを握り続けます。最終回には挑戦者が減点を科され、王者の勝利を決定づける事に。ビラム スミスが同胞に雪辱を果たすと同時に、昨年5月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しています。

下記は2024年6月23日現在の、クルーザー級のタイトル保持者たちとなります。

WBA:ヒルベルト ラミレス(メキシコ/防衛回数0)
WBC:ノエル ゲボール(アルメニア/0)
IBF:ジェイ オペタイア(豪/0)
WBO:クリス ビラン スミス(英/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:カムシベク クンカバエフ(カザフスタン/0)

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今週末の試合予定

2024年06月22日 05時10分02秒 | 世界ボクシング

2024年6月第週末の主な試合予定です(2024年6月22日から6月28日まで)。

23日 日曜日
エディオンアリーナ大阪
WBOアジア太平洋ミニマム級戦:
王者小林 豪己(真正)対 挑戦者ジョセフ スマボン(比)

25日 火曜日
後楽園ホール
WBOアジア太平洋スーパーミドル級戦:
王者ユン デオクノ(韓国)対 挑戦者帝尊 康輝(一力

日本フェザー級戦:
王者松本 圭佑(大橋)対 挑戦者藤田 裕史(井岡)

28日 金曜日
米国ワシントンDC
WBAスーパーフェザー級戦:
王者レイモント ローチ(米)対 挑戦者フィアガル マックローリー(アイルランド)

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アダメス、無難に防衛に成功(WBCミドル級)

2024年06月21日 05時27分41秒 | 世界ボクシング

先週末15日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCミドル級戦:
王者カルロス アダメス(ドミニカ)判定3対0(119-109、118-110x2)挑戦者テレル ガウシャ(米)

*2022年10月に暫定ながらも世界王座を獲得したアダメス。その後、正規王者だったジャモール チャーロ(米)の動向もあり、1度しか防衛戦を行うことが出来ませんでした。春先に、チャーロのリング外でのトラブルが原因で晴れて「暫定」の2文字を返上する事が出来たアダメス。一階級下のスーパーウェルター級を主戦場としてきたガウシャを迎え、防衛戦を行うことになりました。

実力は認められてはいるものの、どちらかというと地味な選手同士による対決となった今回のミドル級戦。暫定戦を含め、4つもの世界戦が同時に行われた興行の一つとして行われましたが、他の3試合と比べると注目度は低かったように思われます。実際の試合も、盛り上がりの欠ける内容が淡々と続き、試合終了のゴングを聞くことに。アダメスが大差判定で保持する王座の2度目の防衛に成功しました。

アダメス同様、実力はありながらも華の欠ける世界王者たちが君臨している現在のミドル級。2024年6月21日現在の、同級のタイトル保持者たちを確認しておきましょう。

WBA:エリスランディ ララ(キューバ/防衛回数2)
WBC:カルロス アダメス(ドミニカ/2)
IBF:ジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン/0)
WBO:ジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン/3)
OPBF(東洋太平洋):テイジ プラタップ シン(豪/0)
WBOアジア太平洋:国本 陸(六島/1)
日本:国本 陸(六島/3)

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