DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

バイエル、34歳の意地

2006年01月31日 02時47分55秒 | 世界ボクシング
WBCスーパーミドル級王者、「ドイツの薬師寺 保栄」ことマルクス バイエルが4度目の防衛に成功。イタリア人挑戦者アルベルト コラジャーニを最終12回2分25秒に仕留め(TKO)防衛記録を伸ばす。一昔前だと34歳は古豪扱い。連日42歳、35歳の王座奪取が続くとバイエルはまだまだ若い。
ジョー カルザゲ(ウェールズ)、ジェフ レイシー(米)、そしてミッケル ケスラー(デンマーク)等実力者が君臨する同階級。ひときわ地味ながら、コツコツと防衛記録を伸ばしていくバイエル。意外にこういう選手が長持ちするかも。
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越本、35歳の意地!!

2006年01月30日 01時08分39秒 | 日本ボクシング
35歳の越本 隆志(HUKUOKA)が2ー1(115ー112、114ー113、111ー116)の判定で池 仁珍(韓国)を破りWBCフェザー級新王者に。
6年ぶりの世界挑戦の越本。王座奪取はもちろん、ここまで漕ぎ着けるのはまさに「意地」の一言。越本の王座奪取で塗り替えられた記録は次の通り。

1)輪島 功一の32歳9ヶ月を破り、日本人最年長世界王座獲得。
2)九州ジム初の世界王者誕生
3)柴田 国明以来36年ぶり3人目の日本人同級王者誕生

さあ、越本の初防衛戦が楽しみになってきた。相手は暫定王者ウンベルト ソト(メキシコ)辺りかな?
おめでとう、越本!!
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ヒル、42歳の意地

2006年01月29日 10時43分04秒 | 世界ボクシング
1984年ロス五輪銀メダリストのバージル ヒル(米)が、42歳にして再び世界の頂点に。
空位のWBA「レギュラー」クルーザー級王座をロシアのワレリー ブルドフと争い、大差の3ー0(118ー110x3)判定勝利。これでクルーザー級王座に返り咲くと共に、ライトヘビー級時代を合わせると5つめの世界のベルトを獲得。

何かいい予感が。35歳の越本 隆志(FUKUOKA)が数時間後に世界再挑戦。日本の古豪がヒルに続くような気がします。

新陳代謝の激しいボクシング界。特に最近はその動きが激しい。新鋭が次々に台頭している中、ヒルのような超ベテランが一踏ん張り頑張るのも中々粋ですね。
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ヘビー級の動向(2006年1月末)

2006年01月28日 06時48分00秒 | 世界ボクシング
最近妙に静かな最重量級。主な動きがない中、少し情報をあら捜し。

1)史上一番デカイヘビー級王者二コライ ワルーエフ(露)は、4月1日に初防衛戦を予定。ジャマイカのオーウェン ベックが最有力挑戦者。

2)レノックス ルイスの引退後、蚊屋の外に居場所を置く大英帝国。2月25日に国内最強決定戦が予定されています。マイナー王座WBUと国内王座を保持するマット スケルトンが、英連邦王者のダニー ウィリアムスに挑戦。勝者はWBA王者のワルーエフ挑戦が噂されています。タイソン、そして同国の金メダリスト、オードリー ハリソンを破って勢いにのるウィリアムス。伏兵としては面白い存在。

3)IBF王者クリス バード(米)はドン キングと袂を分かれるためにリング外で奮闘中。今春にも指名挑戦者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の挑戦を受ける予定。以前ウラジミールに敗れているバード。再戦の結果は如何に?

4)数ヶ月前まではヘビー級現役最強と見られていたウラジミールの兄ビタリ。リングを去ってから2ヶ月あまり。ウクライナの巨人には早速大仕事が。3月26日にウクライナの首都キエフの市長選挙に立候補する予定。既にウクライナ国民的地位を確保しているビタリ。市長当選は時間の問題か?
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「お山の大将」健在!!

2006年01月27日 13時37分09秒 | 日本ボクシング
クレイジー キム(ヨネクラ)はやはり国内スーパーウェルター級では「大将」!!
50年ぶりに行われた日本、東洋太平洋王座が同時に賭けられた1戦に大将は登場。両団体共に1位にランキングされる川崎 タツキ(草加有沢)を終始圧倒。9回35秒TKOで勝利を飾り、日本王座の6度目、そして東洋太平洋(OPBF)王座の2度目の防衛に成功。
WBCのもう一つのアジア下部組織ABCO王座も保持する3冠王キム。注目はいつ、世界挑戦が実現するかです。
今日、世界的に非常に層が厚いスーパーウェルター。しかし大将なら何かやってくれそうな気がします。
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さっそく訂正

2006年01月26日 06時45分01秒 | 世界ボクシング
昨日予想したマルコ アントニオ バレラ(メキシコ)のライト級転向。フライ級でキャリアをはじめたバレラには、非現実的と予想をしていたんですが...
ファンには嬉しいニュース。3月25日、WBC/IBFスーパーフェザー級王者バレラが、一つ上のライト級IBF王者ヘスス チャベス(メキシコ)に挑戦することが決定。
チャベスは以前、フェザー級で戦っていた選手。バレラにとり体格差はそれほど不利な要素にはならないと思います。
その試合の前座では、WBOスーパーフェザー級王者ホルヘ バリオス(亜)が指名挑戦者ヤヌス ナギー(ハンガリー)を迎え防衛戦。
興味深い興行になりそうです。
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意外に少なかった世界戦

2006年01月25日 02時52分44秒 | ボクシングネタ、その他雑談
階級別に2005年を振り返るコラムとして今回登場するのはライト級。今後は昨年を振り返ると共に、2006年展望も付け足させていただきたいと思います。

ディエゴ コラレス(米)とホセ ルイス カスティーリョ(メキシコ)が話題を牛耳った昨年の同階級。両者による2連戦がライト級の中心でした。

1)WBCは両者による5月の第1戦、そしてカスティーリョ対元IBF王者フリオ ディアス(メキシコ)による事実上の統一戦が前半期に集中。WBOは5月の第1戦のみ。秋に行われたリターン・マッチは、カスティーリョが体重を絞りきれなかったためにノンタイトル戦として行われています。ちなみに第1戦は年間最高試合候補の1つに上げられた大激闘でした。早くも両者による決着戦が4月にも予定されています。その試合はWBC王座のみ賭けられることに。

2)将来性No1と見られていたWBA王者ファン ディアス(米)は、自身の怪我のために防衛戦は1つのみ。その後、怪我も順調に回復。ノンタイトル戦でのリング復帰を果しています。次戦は3月、対前王者のラクバ シン(モンゴル)。

3)波乱含みのIBF王座。3月に当時王者だったフリオ ディアスがリング外で王座を損失。そして決定戦を制したのがベテラン、リーベンダー ジョンソン(米)。そのジョンソンも初防衛戦でしぶとい元WBCスーパーフェザー級王者ヘスス チャベス(メキシコ)に王座を明け渡しています。ジョンソンは不幸にも、この試合後帰らぬ人に。ご冥福を。

4)日本国内最強を証明した嶋田 雄大(ヨネクラ)の世界挑戦は昨年実現せず。ラクバ シン、シリモンコン シンワンチャー(タイ)と元世界王者のアジア勢が本場アメリカで堂々と世界挑戦権を獲得。マニー パッキャオ(比)に続かんとばかりに頑張っています。

コラレスもカスティーリョも第3戦の結果に関係なくスーパーライト級に転向するでしょう。そのWBC王座にシリモンコン、そして嶋田、稲田 千賢(帝拳)の日本勢が絡んでくる筈。残念ながらマルコ アントニオ バレラ(メキシコ)の同級転向は非現実的。代わってエリック モラレス(メキシコ)を破ったザヒール ラヒーム(米)、そしてWBA王者ディアスの飛躍に期待。意外に面白い階級に転身する可能性があるライト級です。
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父子共演再び

2006年01月24日 02時22分49秒 | 世界ボクシング
ハーンズ父子が昨年7月に続く共演興行を来月4日に行います。
場所はデトロイト近郊の街、アーバンヒル。プロバスケットボール、NBAデトロイト・ピストンズの本拠地パレスで。
偉大なるヒットマン、47歳トーマスは40歳シャノン ランドバーグと対戦。ランドバーグは58勝10敗3引き分けの好成績の選手。油断は禁物。
27歳の息子ロナルドはプロ8戦目を、10勝10敗のカーク ダグラスと対戦。もし偉大なる父のように世界制覇を狙うなら、頻繁なリング登場が不可欠。せめて1、2ヶ月に一度に試合をこなしてほしいものです。あまり期待されてないのかな?

ちなみにこのアーバンヒル、過疎化の進むデトロイトを尻目に発展を続ける高級住宅地近郊です。
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パッキャオ、モラレスに雪辱!!

2006年01月23日 00時42分02秒 | 世界ボクシング
昨年3月の激闘再び!!
WBCスーパーフェザー級挑戦者決定戦、マニー パッキャオ(比)対エリック モラレス(メキシコ)戦は、2冠王パッキャオが昨年の雪辱をはたす。10回に2度のダウンを奪ったパッキャオが、同回2分33秒TKO勝利を収め3階級制覇へ向け前進。
ちなみに試合終了時までの採点は、3ー0(87ー84x2、86ー85)でパッキャオ。
勝者パッキャオには、マルコ アントニオ バレラ(メキシコ)から3月26日での対決がオファーされている。
敗れたモラレスはこれで最近4戦して3敗目。長期休暇に入る見通し。

前座ではWBAスーパーフライ級の再戦が実現。
王者マーティン カスティーリョ(メキシコ)が前王者アレクサンデル ムニョス(ベネズエラ)を2ー1(115ー112、116ー111、112ー115)の判定で返り討ち。4度目の防衛に成功。王者は年内の再来日の可能性大。
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ぺレイラ、コット兄

2006年01月22日 09時56分12秒 | 世界ボクシング
かなり理不尽な形でIBF王座を剥奪されたファン マヌエル マルケス(メキシコ)。
その空位になった王座を、ブラジルのワルデミール ぺレイラが大差判定勝利で獲得(3-0:118-110)。タイのタフガイ、ファープラコープ ラックキャットジムに終始圧勝。これでアセリノ フレイタスに代わるブラジルの新エース誕生か?

減量苦のために、スーパーフェザー級での挑戦者決定戦を不意にしたホセ ミゲル コット(プエルトリコ)。ベテランのウバルド へルナンデス(メキシコ)を7回2分59秒に沈め、ライト級での世界挑戦に向け発進。ホセ ミゲル、年内に弟WBOスーパーライト級王者ミゲルに追いつくことが出来るか。
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