DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ウロダルチェクが初防衛に成功

2010年09月30日 04時11分01秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日25日、ポーランドで行われた試合結果です。
WBCクルーザー級戦:
王者クリストフ ウロダルチェク(ポーランド)判定3対0(117-111、116-112、115-113)挑戦者ジェイソン ロビンソン(米)

*最近、比較的定期的に世界戦が行われるようになってきたクルーザー級。ウロダルチェクが今年5月に獲得した王座の初防衛に成功しています。

以前IBF王座として君臨していた王者ですが、その時は半年の在位期間で防衛を達成することは出来ませんでした。今回は防衛記録をどこまで伸ばしていくことが出来るかに注目です。
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大毅、佐藤

2010年09月29日 05時00分29秒 | 日本ボクシング
先週末土曜日25日、東京ビッグサイトで行われた試合結果です。
WBAフライ級戦:
王者亀田 大毅(協栄)判定3対0(118-110、116-112、117-112)挑戦者坂田 健史(協栄)

*注目の一戦の結果は知っての通り。多くの方が「大毅の勝利に異存なし。ただ118対110はないだろう」というものでした。
試合巧者ぶりとタフネスを発揮した大毅。同王座の初防衛に成功しています。


日本スーパーフライ級王座統一戦:
暫定王者佐藤 洋太(協栄)判定3対0(99-89、99-90、97-92)正規王者中広 大悟(広島三栄)

*昨年師走以来のリング登場となった中広。初回、2回にダウンを奪われ、その後もペースを握られ続けました。佐藤が大差判定勝利を収めるとともに「暫定」の2文字を返上。同時に王座の初防衛に成功しています。


*ここから下は10月1日に加えたものになります。

試合観戦後の感想として、まず私(Corleone)の採点は118対110で大毅の勝利を支持しました。
坂田の欠点は、パンチが無さすぎ。そしてパンチを当てるのが下手という事。坂田の攻撃は会場が騒いでいるほど有効的とは思いませんでした。

逆に大毅はパンチがあり、当てるのがうまいという印象を受けました。特に前半戦での大毅の左ボディーを高評価しました。いい左ジャブを持っているので、これを試合を通じて出せればもっと楽な試合展開が臨めたでしょう。

終盤戦、両者のクリンチが増えましたがここでどちらかがボディー攻撃をしていれば試合展開が変わっていたかもしれません。

巧者ぶりを発揮した大毅。成長したボクシングを見せましたがまだ21歳。守りのボクシングに入らず、以前のゴングと同時に飛び出していくボクシングも見てみたいです。

大毅対佐藤戦を見てみたいのは私だけでしょうか?
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黒木、王座奪回ならず

2010年09月28日 04時06分20秒 | 日本ボクシング
先日25日、つくばカピオで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級戦:
王者マイケル ランデロ(比)TKO8回2分11秒 挑戦者黒木 健孝(ヤマグチ土浦)

*この試合でOPBF王座に返り咲き、世界再挑戦を目論んでいた黒木。23歳の若き王者の前に2度のダウンを奪われKO負け。意外な完敗を喫してしまいました。
日本で2連勝を飾ったランデロ。最軽量級の世界戦線に割り込んでいきそうな存在に成長してきました。
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意見番(09‐27‐10)

2010年09月27日 04時03分07秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2010年9月27日ごろの意見番です。

*久しぶりの意見番。今回はOPBF(東洋太平洋)王座についてです。

右手のブックマークのところに、最近リニューアルされたサイトを載せてあります。英文のみですが、試合結果、スケジュール等も簡素でいて重要部はしっかりと抑えてあるサイトです。
また、女子タイトルに力を入れているのが特徴のようです。

下記が個人的な同団体に対する意見になります。

・団体のベルトを作成すべき。
・同じWBCの下部組織ABCO王座との統一を。
・世界挑戦が決まった選手の王座を返上させるのではなく、世界獲得なら返上、王座奪取失敗ならある期間中(90日以内や120日以内)に指名挑戦者との防衛戦を科す等に変更すべき。

昔のような権威団体の面影はなくなりましたが、やはり気になるアジア・太平洋圏の老舗王座。同団体の復興を期待しています。
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モズレー、引き分け

2010年09月26日 12時17分01秒 | 世界ボクシング
先週末18日土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
スーパーウェルター級戦:
シェーン モズレー 引き分け1対1(115-113、112-116、114-114)セルジオ モーラ(共に米)

*モズレーにとり、5月にフロイド メイウェザー(米)に完敗したあとの再起戦。自身より体格があり、技術でも劣らないモーラと痛み分けという苦い結果に終わっています。
これまで6敗を喫しているモズレー。メイウェザー、ミゲル コット(プエルトリコ)、バーノン フォーレストとロナルド ライト(共に2度)と、4選手とも技術でモズレーを上回っています。今後のモズレー路線は、その辺りが鍵となっていきそうです。


WBCシルバースーパーウェルター級戦:
王者ソウル アルバレス(メキシコ)TKO6回2分58秒 挑戦者カルロス バルドミル(亜)

*注目のアルバレス、今回はKO負けはおろか、一度のダウンも喫したことのないバルドミルと対戦。スピードと勢いで上回り、パワーでは同等の勝負を演じています。
タフな古豪をKOし白星をまた一つ加えた20歳。12月に次戦を予定しています。
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今週末の試合予定

2010年09月25日 02時52分28秒 | 世界ボクシング
2010年9月第4週末の試合予定です。

25日 土曜日
東京ビッグサイト
WBAフライ級戦:
王者亀田 大毅(協栄)対 挑戦者坂田 健史(協栄)

日本スーパーフライ級王座統一戦:
正規王者中広 大悟(広島三栄)対 暫定王者佐藤 洋太(協栄)

つくばカピオ
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級戦:
王者マイケル ランデロ(比)対 挑戦者黒木 健孝(ヤマグチ土浦)

ポーランド
WBCクルーザー級戦:
王者クリストフ ウロダルチェク(ポーランド)対 挑戦者ジェイソン ロビンソン(米)

メキシコ
WBO暫定ライトフライ級戦:
王者ラモン ガルシア ヒラレス 対 挑戦者マヌエル バルガス(共にメキシコ)
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色々(09‐24‐10)

2010年09月24日 00時15分41秒 | 世界ボクシング
最近(2010年9月24日ごろ)のニュースです。

1)WBAスーパーライト級王座統一戦、正規王者アミア カーン(英)対暫定王者マルコス マイダナ(亜)戦が決定しています。この試合は12月11日、米国ネバダ州ラスベガスで行われる見通しです。

2)当初WBC/WBOバンタム級王者フェルナンド モンティエル(メキシコ)は、WBO暫定王者エリック モーレル(プエルトリコ)との王座統一戦を10月末にコロンビアで予定していました。しかしその試合が発表された直後に、モーレルが暫定王座を返上したためこの一戦は消滅しています。両者の今後の予定は現在までに発表されていません。

3)先週末行われたWBOスーパーバンタム級挑戦者決定戦、ホルへ アルセ(メキシコ)対ロレンソ パーラ(ベネズエラ)の結果は引き分けに戻っています。判定は1対1(95-95、98-93、94-97)の三者三様。パーラは7回に減点1を科されています。

4)今月15日、元WBOバンタム級王者ジョニー ゴンザレス(メキシコ)がIBOフェザー級王座を獲得しています。ゴンザレスはジャクソン アシク(豪/ウガンダ)を6回TKOで破っています。近い将来に、WBCフェザー級の指名挑戦者に昇格するでしょう。

5)スーパーウェルター級まで体重を下げてきた元WBAスーパーミドル級王者アンソニー マンディン(豪)も同日試合に臨んでいます。マンディンは同国人ライアン ウォータースに10回TKO勝利を収め、約3年ぶりのKO(TKO)勝利を収めています。

6)注目の再戦、セルジオ マルティネス(亜)対ポール ウィリアムス(米)戦は11月20日、米国ニュージャージー州で行われることが決定しています。マルティネスのWBCミドル級王座が賭けられるこの一戦。契約ウェートはミドル級リミットより3ポンド下の157ポンドになるそうです。
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加藤が空位の王座を獲得

2010年09月23日 02時46分35秒 | 日本ボクシング
後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ウェルター級王座決定戦:
加藤 荘次郎(協栄)判定 3対0(98-93、97-94x2)沼田 康司(トクホン真闘)

*プロデビューから12年。33歳のベテラン加藤が、37戦目にして念願の王座初挑戦、獲得をはたしています。
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内山、強し

2010年09月22日 04時48分49秒 | 日本ボクシング
一昨日、さいたまスーパーアリーナで行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦:
王者内山 高志(ワタナベ)TKO5回2分27秒 挑戦者ロイ ムクリス(インドネシア)

*試合ごとに安定度、強さを増している内山。この2度目の防衛戦も例外ではありませんでした。
試合開始早々から丁寧で力強い左ジャブ、そしてそれに続く右ボディーで試合をコントロール。打ち分けも多彩で的確。打たれ弱い選手では内山に対抗できないでしょう。
右はボディーに加え、クロス気味の打ち方も有効でした。しかし純粋なストレートパンチは少々狙いすぎの嫌いがありました。

攻撃も然ることながら、防御にもしっかりと意識がいっていました。内山の防御はブロッキングとスウェー・バックの2段式。時折それにダッキングが加わっていました。

常に冷静、そしていいコンディションで試合に臨む内山。そこが一番の強みではないでしょうか。3度目の防衛戦は来年1月に予定しています。


WBCスーパーフライ級王座決定戦:
トーマス ロハス(メキシコ)3対0(118-109、116-111x2)河野 公平(ワタナベ)

OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級王座決定戦:
アラン タナダ(比)KO3回1分47秒 福原 力也(ワタナベ)

OPBFライト級戦:
王者三垣 龍次(M・T)TKO6回1分11秒 挑戦者金井 アキノリ(姫路木下)

*持ち味を十分に発揮した河野。しかしロハスが常に一歩リードし世界奪取ならず。まだまだ続けてほしい選手です。
これまでひ弱なイメージがあったロハスですが、このロハスを2回で仕留めたビック ダルチニアン(豪)が強すぎたのかもしれません。見た目同様打たれ弱い選手ですが、そう簡単には敗れないでしょう。

王座奪取確実と思われていた福原。伏兵タナダにKO負けを喫しています。

7ヶ月ぶりの試合で初防衛に成功した三垣。2回にダウンを奪われるも3回にダウンを奪い返ています。

内山が牽引するワタナベ軍団。最近、興行が豪華+内容が伴っており、今後もさらなる躍進に期待が持てそうです。
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ソト、アルセ

2010年09月21日 05時01分36秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日18日、メキシコで行われた試合結果です。
WBCライト級戦:
王者ウンベルト ソト(メキシコ)判定3対0(115-112x2、118-109)挑戦者フィデル ムニョス(コロンビア)

WBOスーパーバンタム級挑戦者決定戦:
ホルへ アルセ(メキシコ)判定2対1、引き分け? ロレンソ パーラ(ベネズエラ)

*精力的に防衛戦をこなしているソト。3月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しています。挑戦者は9回に1点の減点を科されています。

アルセ対パーラー戦の結果が論議をよんでいます。試合後に発表された判定は引き分け。しかし集計ミスが発覚し、アルセが2対1の判定勝利に現在までに変更されています。試合後、リング上ではスコアが発表されていませんでした。今後、再度の結果変更があるかもしれません。
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