最近(2022年9月30日ごろ)のニュースです。
1)今月23日にロブソン コンセイサン(ブラジル)を大差判定で破ったシャクール スティーブンソン(米)ですが、前日計量では敗北を喫していたため保持していたWBCとWBO王座は失っています。現在WBCスーパーフェザー級のランキングを見てみると、1位にはオシャキー フォスター(米)、2位はコンセイサン、3位には元王者のオスカル バルデス(メキシコ)が君臨中。WBO同級ランキングのトップ3は、アーチー シャープ(英)、コンセイサン、バルデスの3人となっています。
2)王座統一戦の話が出るものの、中々実現しないフェザー級戦線。3月にIBF王座に返り咲いたジョシュ わーリントン(英)は、師走の10日に指名挑戦者ルイス アルベルト ロペス(メキシコ)を相手に防衛戦を行うことになりました。
3)メキシコ色がやたらに濃い現在のフェザー級。WBAスーパー王者にレオ サンタ クルス(メキシコ)、WBC王座にはレイ バルガス(メキシコ)、そしてWBO王者としてエマヌエル ナバレッテ(メキシコ)と3人ものメキシカン世界王者が並立しています。ちなみにWBAレギュラー王者にはリー ウッド(英)が君臨中。
4)ライトヘビー級のジョシュア ブアッツィ(英)は、IBFが指示した元世界王者ジャン パスカル(カナダ)との挑戦者決定戦出場を辞退。パスカルではなく、同じく世界ランカーで、IBFインターコンチネンタル王者のミハエル アイフェート(独)との対戦を目指していくようです。
5)WBOミドル級の唯一王者となったジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン)。11月12日にデンゼル ベントレイ(英)を迎え、保持する王座の初防衛戦を行います。
6)以前から11月17日に予定されていた重岡 優大(ワタナベ)と仲島 辰郎(平仲ボクシングスクール)によるミニマム級戦。この試合には、優大の実弟銀次朗(ワタナベ)が返上した日本王座が争われることになりました。