最近(2021年9月30日ごろ)のニュースです。
1)本来なら6月に行われる筈だった3団体統一ライト級戦、王者テオフィモ ロペス(米)対ジョージ カンボソス(豪)。この試合はロペスがコロナウィルスに感染してしまい、来月4日に延期となっていました(珍しく月曜日)。しかし今回、改めて10月16日に再延期になりそうな雰囲気。今回の日程変更は、両選手の健康状態ではなくテレビ局の都合だそうです。この両雄の対戦、これまで延期となった回数は、都合6度にも及ぶそうです。正直、それ程開催が期待されているカードではないでしょう。
ただ、今回の延期に関しては、まだカンボソス陣営の了解が得られていない状況のようです。
2)WBCはライト級暫定王者ジョセフ ディアス(米)に対し、前暫定王者ライアン ガルシア(米)との対戦を指令。しかしディアス陣営はまず、正規王者デビン ヘイニー(米)とのWBC内での王座統一戦を行う事を希望しているようです。対戦の順番がどうであれ、緑のベルトが一つになればいい事です。
3)WBCはフェザー級王者ゲリー ラッセル(米)に対し、指名挑戦者マーク マグサヨ(比)と防衛戦を行うよう指令を出しました。2014年を最後に、年一度しか試合を行ってきていないラッセル。何でここまで試合をしないのでしょうかね?
4)ミドル級で2階級制覇を狙っている元WBOスーパーウェルター級王者ハイメ ムンギア(メキシコ)。11月13日に、これまで数多くのミドル級の強豪たちと拳を合わせてきたガブリエル ロサド(米)と対戦する事が発表されました。この試合には、現在ムンギアが保持しているWBOインターコンチネンタル王座が賭けられるそうです。
5)WBA最軽量級スーパー王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)が来週10月5日(火)、同国人ポンサクレック ナコンルアンプロモーションを相手に防衛戦を予定しているようです。これまでにコロナウィルスの影響で何度も中止になってきたこのカード。今回は是非実現してほしいものです。
6)来月末に防衛戦を予定していたWBOライトヘビー級王者ジョー スミス(米)。彼も最近流行りのコロナウィルスに感染してしまい、その試合は延期となっています。