DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ロイ ジョーンズ、現役続行のようです(色々:07‐31‐16)

2016年07月31日 00時58分29秒 | 世界ボクシング
最近(2016年7月31日ごろ)のニュースです。

1)引退が切望される元スーパーマン、ロイ ジョーンズ(米)。来月13日に地元フロリダ州ペンサコーラでロドニー モーラー(米)という選手と対戦するようです。

2)11月にアンドレ ワード(米)との究極の大一番が予定されているセルゲイ コバレフ(露)。現在コバレフはWBAのスーパー王座、IBF、そしてWBOの3つのベルトを保持しています。WBAはコバレフに対し、レギュラー王者ユルゲン ブレーマー(独)との王座統一戦への交渉に入るように支持。そんな中ブレーマーは、2013年8月にコバレフに王座を奪われている元WBO王者ネイサン クレバリー(ウェールズ)とレギュラー王座の防衛戦を行うことを発表しています。コバレフやワードと比べると、やはり実力不足の感があるブレーマーですが、それなりの戦力のある選手ではあります。しかし11月の一戦でコバレフ、またはワードが勝利した場合、WBA王座は返上してもいいのではないでしょうかね?

3)同団体はウェルター級のレギュラー王者キース サーマン(米)と暫定王者のデビット アバネシャン(露)に対し、王座を単一するように指令を出しています。

4)いつの間にやらスーパー王者に昇格しているWBAスーパーウェルター級のエリスランディー ララ(キューバ)。それに伴い、世界的に無名な暫定王者ジャック クルカイ(独)がレギュラー王者に昇進しています。WBAはクルカイに対し、ララとの王座統一戦ではなく、同級1位のデメトリアス アンドラーデ(米)との防衛戦を行うよう指令を出しています。

5)現在3人の世界王者が君臨中のWBAスーパーバンタム級。同団体はスーパー王者ギレルモ リゴンドー(キューバ)と暫定王者モヒセス フローレス(メキシコ)に対し、王座統一戦を行うように指示を出しています。2人の王者の中間に位置しながら、WBAから無視された感のあるレギュラー王者にはネオマール セルメニョ(ベネズエラ)が君臨中。

WBAの指令は少々無理が感じられますが、世界王座統括団体としては間違っていない方針ではないでしょうか。しかし実際にこれらの王座統一戦が行われればいいのですが。

6)これまでに日本スーパーフライ級王座を5度守ってきた石田 匠(井岡)が先月末、同王座を返上。世界挑戦に照準を絞っていくとの事です。

7)細野 悟(大橋)が返上した日本フェザー級王座決定戦が決定。林 翔太(畑中)と上野 則之(RK蒲田)により、空位の王座が争われます。試合の日時、開催地等はまだ決定していません。
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今週末の試合予定

2016年07月30日 00時03分57秒 | 世界ボクシング
2016年7月最終週末の試合予定です。

30日 土曜日
米国・ニューヨーク州
WBAフェザー級戦(スーパー王座):
王者レオ サンタ クルス(メキシコ)対 挑戦者カール フランプトン(英)

スーパーライト級10回戦:
ミゲル アンヘル ガルシア(米)対 エリオ ロハス(ドミニカ)


31日 日曜日
大阪・住吉区民センター
OPBF(東洋太平洋)スーパーウェルター級戦:
王者細川 貴之(六島)対 挑戦者斉藤 幸伸丸(輪島スポーツ)



8月2日 水曜日
新宿フェイス
ヘビー級8回戦:
日本ヘビー級王者藤本 京太郎(角海老宝石)対 アダム ラブロック(豪)

タイ
WBCミニマム級戦:
王者ワンヘン メナヨーシン(タイ)対 挑戦者サウル フアレス(メキシコ)
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タパレス、敵地で王座奪取に成功(WBOバンタム級)

2016年07月29日 00時24分34秒 | 世界ボクシング
現地時間の一昨日(27日・水曜日)、タイで行われた試合結果です。
WBOバンタム級戦:
挑戦者マーロン タパレス(比)KO11回37秒 王者プンルアン ソー シンユー(タイ)

*昨年師走に、京都のリングで大森 将平(ウォズ)に快勝し同王座への挑戦権を獲得していたタパレス。敵地で迎えた世界初挑戦で、勝負強さを見せつけて王座奪取に成功しています。

5回に2度のダウンを喫した挑戦者。しかし6回にダウンを奪い返し踏ん張ります。迎えた11回、タパレスが2度のダウンを奪いKO勝利。難関と言われるタイでKO勝利を収め、比国人の底力を見せつけた形になりました。

9月に予定されるWBC同級戦。結果次第では、近い将来にWBCとWBO王者による王座統一戦が見られるかもしれませんね。
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話題に事欠かないヘビー級(色々:07‐28‐16)

2016年07月28日 00時14分06秒 | 世界ボクシング
最近(2016年7月28日ごろ)のニュースです。

1)WBA(スーパー)、WBOヘビー級王者タイソン フューリー(英)対 ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の再戦は、予定通り10月29日に英国で開催される見通しです。

2)幸運にもWBAヘビー級王座が差し戻されたルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)ですが、WBAが指示するフレス オケンド(プエルトリコ)との再戦への交渉に入らず。25日付で王座を剥奪されています。これで晴れて(?)空位となったWBAヘビー級のレギュラー王座。暫定王者のルイス オルティス(キューバ)がそのまま格上げされるのでしょうか?しかし2014年7月以来実戦を行っていないオケンドが、このままヘビー級王座への挑戦権を獲得したというのは何とも不思議なものです。

3)先週21日に試合を行ったばかりのジョセフ パーカー(ニュージーランド)の次戦が早くも決定。10月1日に201センチの長身選手アレキサンデル ディミトリンコ(露)と12回戦で対戦します。パーカーは去る5月、既にIBF王座への挑戦権を獲得しています。

4)昨年7月に当時空位だったIBFスーパーフライ級王座を獲得したマクジョー アローヨ(プエルトリコ)。9月3日、敵地比国に乗り込みようやく初防衛戦を行うことが決定しています。アローヨが迎えるのはジェルウィン アンカハス(比)。

5)その6日後の9日、IBFスーパーライト級王者エドゥアルド トロヤノフスキー(露)が地元ロシアで2度目の防衛戦を予定しています。挑戦者は現在までに決定していません。

6)元WBOクルーザー級王者で、現在はマイナー王座のIBOの地位に甘んじているマルコ フック(英)が9月24日、オビル マッケンジー(英)を相手にそのマイナー王座の初防衛戦に臨みます。
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井上、3度目の防衛戦が決定(WBOスーパーフライ級)

2016年07月27日 01時23分31秒 | 世界ボクシング
9月4日、座間市スカイアリーナ座間で予定される試合です。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井上 尚弥(大橋)対 挑戦者ペッチバンボーン ゴーキャットジム(タイ)


*4ヶ月ぶり3度目の防衛戦が発表となった井上。今回の挑戦者は、そのキャリアの前半に5度来日し1勝(1KO)4敗(1KO負け)という散々なキャリアのイメージがあるタイの選手。しかし現在は16全勝と波に乗っており、その間にPABA、WBOアジア太平洋、ABCO王座を次々に獲得してきた中々骨のありそうな選手です。そんな選手を相手に井上がどんなパフォーマンスを見せるのかに注目です。

今回の防衛戦は、同門八重樫 東(大橋)との競演はないようで、最近の日本ボクシング界では珍しく単一の世界戦興行となるようです。
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ベルチェル、あっさりと初防衛に成功(WBOスーパーフェザー級戦:暫定王座)

2016年07月26日 01時06分36秒 | 世界ボクシング
今月16日、メキシコで行われた試合結果です。
WBOスーパーフェザー級戦(暫定王座):
王者ミゲル ベルチェル(メキシコ)対 挑戦者チョラターン オー プリャピンヨー(タイ)

*3月に暫定ながらも世界を獲得したベルチェル。今回がその暫定王座の初防衛戦となりました。

挑戦者のチョラターンは長らく、フェザー級のWBCアジア下部組織であるABCOの王座を守り(20回ぐらい)、その王座に加えWBOアジア・太平洋、PABA王座も吸収しています。しかし世界王座となると、当時の超安定王者クリス ジョン(インドネシア/WBAフェザー・スーパー王者)、ワシル ロマチェンコ(ウクライナ/WBCフェザー級王者)には完敗を喫しています。今年に入り同級に進出してきましたが、今回もほぼ何も出来ないまま敗北を喫してしまいました。

初回から左ジャブを中心に、挑戦者を圧倒していくベルチェル。タイ人は追い足が鈍く、中に入ってもメキシカンの左右のアッパーを中心とした攻撃に跳ね返されてしまいます。

4回、右アッパー、左フックのコンビネーションでダウンを奪ったベルチェル。その後の連打でダウンを追加し試合終了。圧勝というか楽勝で初防衛を果たすと共に白星を追加しています。

現在、同レギュラー王者にはロマチェンコが君臨中。両者の対戦が実現すれば好試合が期待できるでしょうが、実現となると難しいかもしれませんね。
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リゴンドー、あっけない勝利(WBAスーパーバンタム級:スーパー王座)

2016年07月25日 18時51分18秒 | 世界ボクシング
先週末16日、英国で行われた試合結果です。
WBAスーパーバンタム級戦(スーパー王座):
王者ギレルモ リゴンドー(キューバ)TKO2回終了 挑戦者ジェームス ディッケンズ(英)

*対戦相手からすると巧すぎず、プロモーターからすれば客が呼べない実力者。そんなこんなでWBO王座は剥奪され、WBAからは一時休養王者扱いにされたリゴンドー。しかし目出度く(?)WBAのスーパー王者に復帰したキューバ人。実戦は昨年11月以来、世界戦となると2014年の師走以来のリング登場を果たすことに成功しました。

本来なら世界戦出場は不適格なレベルのディッケンズを相手に相変わらずの落ち着いたボクシングを披露したリゴンドー。2回中盤に放った左フックで英国人の顎を破壊。試合は大きな山場を迎えることなく2回終了でディッケンズの棄権TKO負けという形で終わっています。

暫定王者、休養王者時代を合わせると9度目の防衛に成功したリゴンドー。現在のWBA同級王者には、レギュラー王者にネオマール セルメニョ(ベネズエラ)が、暫定王者にはモヒセス フローレス(メキシコ)が君臨しています。


WBOライト級戦:
王者テリー フラナガン(英)判定3対0(120-106x3)挑戦者ムゾンケ ファナ(南ア)

*現在勢いに乗っているフラナガンが、かつて2度IBFスーパーフェザー級王座を獲得しているファナを迎えた防衛戦。予想以上のワンサイドマッチで英国人が勝利を収め、ちょうど1年前に獲得した王座の3度目の防衛に成功しています。
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残念なヘビー級戦線(色々:07‐24‐16)

2016年07月24日 01時56分17秒 | 世界ボクシング
最近(2016年7月24日ごろ)のニュースです。

1)本来なら現時点までにいくつかの世界戦が行われているはずだったヘビー級戦線。それらを挙げてみると次のようになります。5月に予定されていたWBC戦、デオンティー ワイルダー(米)対 アレクサンデル ポベドキン(露)戦は、ロシア人からドーピングの疑いが出たため、試合直前になり無期延期に。ワイルダーは先日、代役挑戦者相手に防衛戦を行っています。3月にルスラン チャガエフ(カザフスタン)を破ってWBAレギュラー王座を獲得したルーカス ブラウン(豪)がドーピングに引っかかったために3月の試合結果が無効試合に。6月に予定されていたフレス オケンド(プエルトリコ)戦が中止となっています。王座はチャガエフの元に戻っています。そして本来なら今月に行われる筈だったタイソン フューリー(英)対 ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の再戦は、フューリーの負傷のために秋頃まで延期に。正式な日程は決まっていません。3試合全てが行われていればかなりの盛り上がりが予想されていたヘビー級戦線。不慮の事態とはいえ残念ですね。

2)トップ戦線の試合中止や延期が続く中、準トップ戦線のトップに位置しているのがジョセフ パーカー(ニュージーランド)。パーカーは先日21日、同地域のライバルであるソロモン ハウモノ(豪)と対戦。前進してくるハウモノを上下左右のコンビネーションで追い詰め、最後はワン・ツー、左ジャブ、右アッパーで仕留め勝利。保持するOPBF(東洋太平洋)とWBOオリエンタル王座の防衛に成功しています。

3)10月にIBFフェザー級挑戦者決定戦に参戦する細野 悟(大橋)がこれまで保持していた日本フェザー級王座を返上。後継者決定戦は決まっていません。

4)今月12日、スーパーバンタム級で世界再挑戦を目論んでいる岩佐 亮佑(セレス)が、フェザー級の世界ランカーであるパトムシット パトムポン(タイ)と対戦。3回KO勝利を収めています。

5)9月10日に英国で予定される注目の一戦、ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)対ケル ブルック(英)戦には、あくまで「現在のところ」ゴロフキンが長らく保持してきたWBA王座は賭けられないようです。WBA曰く、この一戦はあくまでマスコミを通じて発表になったもので、同団体には連絡がなかった。それに加えてブルックがミドル級で戦った経験がないため、だそうです。この件に関し、WBAの意見は妥当のように思います。ただ、ゴロフキン陣営の交渉次第ではWBA王座も争われる事にあるでしょうね。

6)またWBAはスーパー王者のゴロフキンと、レギュラー王者ダニエル ジェイコブス(米)による王座統一戦を行うように指令を出しています。ジェイコブスはその前に、7月30日に防衛戦を予定していますが、現在までにまだ挑戦者が決定していません。この試合はこのまま流れるのではないでしょうか。ちなみに同暫定王者にはアルフォンソ ブランコ(ベネズエラ)が君臨中。ブランコは昨年10月に同王座を獲得して以来、防衛戦を含め実戦を行っておらず、また今後の試合予定もたっていません。

7)ゴロフキンの唯一の対抗王者であるビリー ジョー ソーンダース(英)が9月17日、米国・テキサス州のリングで昨年師走に獲得したWBO王座の初防衛戦に臨むようです。現在までに挑戦者は決定していません。
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今週末の試合予定

2016年07月23日 00時07分04秒 | 世界ボクシング
2016年7月第4週末の試合予定です。

23日 土曜日
米国・ネバダ州
2団体スーパーライト級王座統一戦:
WBC王者ビクトル ポストル(ウクライナ)対 WBO王者テレンス クロフォード(米)

WBOフェザー級王座決定戦:
オスカル バルデス(メキシコ)対 マシアス ルエダ(亜)

ミドル級10回戦
村田 諒太(帝拳)対 ジョージ タードアニッパー(米)


25日 月曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)ウェルター級王座統一戦:
王者ジャック ブルベイカー(豪)対 暫定王者高山 樹延(角海老宝石)

日本スーパーライト級戦:
王者岡田 博喜(角海老宝石)対 挑戦者青木クリスチャーノ(駿河)



27日 水曜日
タイ
WBOバンタム級戦:
王者プンルアン ソー シンユー(タイ)対 挑戦者マーロン タパレス(比)


28日 木曜日
後楽園ホール
OPBFスーパーフェザー級戦:
王者伊藤 雅雪(伴流)対 挑戦者アーニー サンチェス(比)



29日 金曜日
カナダ
WBCライトヘビー級戦:
王者アドニス ステベンソン (カナダ)対 挑戦者トーマス ウィリアムス(米)
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デ カロリス、生き残る(WBAスーパーミドル級:レギュラー王座)

2016年07月22日 03時33分33秒 | 世界ボクシング
先週末16日・土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級戦(レギュラー王座):
王者ジョバンニ デ カロリス(伊)引き分け(0対1:114-115、114-114x2) 挑戦者タイロン ツォイゲ(独)

*技術で勝る王者が攻撃的な挑戦者とフル・ラウンドに渡り打ち合った好試合。ジャッジの一人はドイツ人の勝利を支持しましたが、何とか引き分けに持ち込み防衛に成功しています。

昨年10月から3試合続けてドイツのリングに登場したデ カロリス。10月の試合では当時の王者ビンセント フェイゲンブツ(独)に挑戦するも、僅差の判定負けを喫し王座奪取ならず。1月に行われたフェイゲンブツとの直再戦では、前回の雪辱を晴らす11回TKO勝利を収め王座奪取に成功。今回のツォイゲ戦がその初防衛戦となりました。

同じリングには、前WBO王者アーサー アブラハム(独)も登場し、8回TKO勝利を収めると同時にWBOインターナショナル王座を獲得。再起戦に成功しています。デ カロリスは2013年10月にアブラハムと対戦し大差判定負けを喫しています。また現在、同スーパー王座にはフェリックス シュトルム(独)が君臨中とデ カロリスはドイツ勢のアリ地獄に落ちている状態。イタリア人王者が早ければ次の試合にも、ドイツのリングに再登場する可能性がアリと見ていいのではないでしょうか。
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