三浦、初防衛戦は敵地メキシコで

8月17日、メキシコで予定される試合です。
WBCスーパーフェザー級戦：
王者三浦　隆司（帝拳）対　挑戦者セルジオ　トンプソン（メキシコ）

＊三浦が迎え撃つのは、昨年3月に同僚ホルへ　リナレスにTKO勝利を収めている強打のトンプソン。その試合では、リナレスの負傷によるTKOというもの。しかし27勝中25KO勝利というのは脅威です。三浦、トンプソンの強打を勢いで上回る事が出来るでしょうか。打ち合い必死な一戦です！！

今週末の試合予定

2013年6月最終週末の試合予定です。

29日　土曜日
米国コネチカット州
WBAミドル級戦：
王者ゲネディー　ゴロフキン（カザフスタン）対　挑戦者マシュー　マックリン（英）

マイダナ、ララ、激戦を制す

今月8日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAインターコンチネンタル・ウェルター級戦：
王者マルコス　マイダナ（亜）TKO6回1分16秒　挑戦者ジョセシト　ペレス（米）

＊外れなしの激闘王マイダナがまたやってくれたようです。先日、WBA王者にエイドリアン　ブローナー（米）が新王者に着任。「ブローナー対マイダナ」、是非見てみたいですね。

マイダナの出場したこの試合はWBAのインター王座（しかしインターコンチネンタルに加え、インターナショナル王座も存在）。同団体は暫定王座は即廃止し、インター王座を頻繁に行えばいいんです。そんな事、自明の理だと思うのは私だけでしょうか？




WBAスーパーウェルター級王座決定戦（暫定王座）：
エリスランディー　ララ（キューバ）TKO10回1分50秒　アルフレド　アングロ（キューバ）

＊上記と同じ興行で行われたこの一戦。ララが2度のダウンをきっするも逆転TKO勝利をおさめ暫定王座を獲得。現在同王座にはスーパー王者としてフロイド　メイウェザー（米）が、そして統一王者としてサウル　アルバレス（メキシコ）が君臨しています。

ブローナー、ビカ

先週末22日土曜日、米国ニョーヨーク州で行われた試合結果です。
WBAウェルター級戦：
挑戦者エイドリアン　ブローナー判定2対1（115-113、117-111、113-115）王者ポール　マリナッジ　（共に米）

＊試合前、試合後と激しい舌戦を繰り広げた両者。試合の方は手数より口数の方が勝ったというべきでしょう。それなりの内容でしたが標準的な内容でした。

マリナッジ、戦績（32勝中僅か7KO勝利）が示すようにその貧打は致命的です。見た目に似合わぬ打たれ強さはありますが、パンチのもらい方が悪すぎ。私（Corleone）は117対111でマリナッジの勝利を支持しましたが、そのあたりが2人のジャッジに悪い印象を与えたのではないでしょうか。

3階級制覇を達成したブローナー。27勝（22KO）の脅威はウェルター級ではないでしょう。




WBCスーパーミドル級王座決定戦：
サキオ　ビカ（豪）判定2対0（115-113、116-112、114-114）　マルコ　アントニオ　ペリバン（メキシコ）

＊3度目の世界挑戦で王座奪取を果たしたビカ。カメルーン生まれ初の世界王者だそうです。

色々（06‐26‐13）

最近（2013年6月26日ごろ）のニュースです。

1）WBCスーパーバンタム級王者のビクトル　テラサス（メキシコ）が8月24日、米国カリフォルニア州で初防衛戦を予定しています。テラサスに挑戦するのは同国人で前IBFバンタム級王者のレオ　サンタ　クルス。

2）以前そのテラサスに苦杯を喫しているフェルナンド　モンティエル（メキシコ）が先週末22日、比国のハデレス　パドゥアを一蹴。4階級制覇に向け着実に前進しています。



3）元WBCバンタム級、フェザー級王者の長谷川　穂積が8月12日、東京都大田区総合体育館で予定される2大世界戦の前座で無冠戦に出場を予定。対戦者は現在までに決定していません。

4）上記のWBCスーパーバンタム級と同じ興行でWBCフェザー級戦アブネル　マレス対ジョニー　ゴンザレス（共にメキシコ）も決行されるもようです。

5）IBFスーパーウェルター級王者のイシュー　スミス（米）が7月19日、自身の本拠地で生まれ故郷の米国ネバダ州ラスベガスで初防衛戦を行います。挑戦者はメキシコの技巧派カルロス　モリナ。

6）今月15日、南アフリカでマイナー団体のIBOミニマム級で注目の一戦が行われています。王者ヘッキー　ブドラーが2対1（115-113、116-112、112-116）の判定で、元IBF王者の同国人ニコシナチ　ジョイを退けています。

意見番（06‐25‐13）

2013年6月25日ごろの意見番です。

＊両雑誌が販売されてからすでに10日が経ちます。いいですね、今月は違う路線を行って。今のところ「メイウェザー対カネロ」戦は実現の方向。井上選手、失礼なコメントになりますが、外見はそんなに強そうに見えないのですが．．．。

和氣、椎野、OPBF戦で勝利

今月10日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF（東洋太平洋）スーパーバンタム級戦：
王者和氣　慎吾（古口）TKO9回2分24秒　挑戦者菊池　永太（真正）

＊3月に敵地で同王座を獲得している和氣。この初防衛戦でも対戦者を圧倒し、王座の防衛に成功しています。まだ見ぬ強豪ですが、今後が楽しみな選手ですね。



OPBFバンタム級王座決定戦：
椎野　大輝（三迫）KO2回29秒　デニス　トゥビエロン（比）

＊前日計量に失敗していたトゥビエロン。椎野は相手のコンディションに構うことなく即効勝利。昨年失ったWBCインターナショナル王座に続き、2度目の王座獲得を果たしています。

亀海、中森、敵地で完敗

今月8日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAインターナショナル・ウェルター級王座決定戦：
ジョアン　ペレス（ベネズエラ）判定3対0（100-90、98-92、97-93）亀海　喜寛（帝拳）

＊日本重量級（世界的には中量級）期待の星亀海が米国3度目のリング登場。元WBA暫定王者ペレスにいいところなく完敗を喫しています。



同日、メキシコで行われた試合結果です。
WBCインターナショナル・スーパーライト級シルバー王座戦：
王者ウンベルト　ソト（メキシコ）TKO9回2分29秒　中森　宏（平仲ＢＳ）

＊試合は中森の目の傷が悪化したためにストップ。しかし内容はソトのワンサイドマッチだったようです。

今週末の試合予定

2013年6月第4週末の試合予定です。

22日　土曜日
米国ニョーヨーク州
WBAウェルター級戦：
王者ポール　マリナッジ　対　挑戦者エイドリアン　ブローナー（共に米）



WBCスーパーミドル級王座決定戦：
サキオ　ビカ（豪）対　マルコ　アントニオ　ペリバン（メキシコ）

アルゼンチン
WBAフライ級戦（レギュラー王座）：
王者ファン　カルロス　レベコ（亜）対　挑戦者ウリセス　ララ（メキシコ）

メキシコ
WBCインターナショナル・スーパーバンタム級戦：
フェルナンド　モンティエル（メキシコ）対　ジャデレス　パドゥア（比）

＊モンティエル、勝っても負けてもこの試合で引退の可能性アリ、だそうです。


25日　火曜日
後楽園ホール
OPBF（東洋太平洋）スーパーウェルター級戦：
王者チャーリー　太田（八王子中屋）対　挑戦者沼田 康司（トクホン真闘）


28日　金曜日
OPBFフェザー級王座決定戦：
李　冽理（横浜光）対　石川　昇吾（新日本木村）

アラブ首長国連邦
WBCミニマム級戦：
王者熊　朝忠（中国）対　挑戦者デンバー　クエリョ（比）

米国フロリダ州
WBAスーパーライト級決定戦（暫定王座）
ファン　グスマン（ドミニカ）対　ビセンテ　モスケラ（パナマ）

海外挑戦ではありなのか？

8月1日、タイで予定される試合です。
WBAフライ級暫定王座戦：
王者コンパヤック　ポープラムック（タイ）対　挑戦者江藤　光喜（白井・具志堅）

＊先日の名城戦に続き新たに江藤がタイで暫定王座戦に出場するようです。

亀田、井岡（これをある意味補佐した帝拳も）、名城に具志堅、やってることが同レベル。もうWBAも日本ボクシングも飽き飽きしてきました。これからは個人の選手で追っていきます。