6月17日(月)~22日(土)、私ヌルボにとっては、昨年12月以来ちょうど半年ぶりの韓国旅行でした。
しかし、今回の旅は前回とは全然、まるっきり違う旅。中身の濃ゆ~い旅という点だけは同じでしたが・・・。
何が違うかというと、前回は1人旅でしたが、今回は4人連れ。
4人という利点は、何と言っても宿代だのタクシー代だのが安く済むこと。
現地の宿泊は、全然予約なしで着いてから安モーテルで広いオンドルパン1部屋で5~6万ウォンだから、1人1泊あたり千円ちょっと。5泊でも5千ナンボ。タクシーもちょうど1台に乗れるので、アタマ割りにすれば元々低料金の韓国では好都合。
・・・ということで、現地で(つまり飛行機代以外)いくらくらいお金を使ったというと、約3万円てとこでしょうか。
内訳を大雑把に計算すると、宿泊代5千円、食堂での食事代(8回分)8千円、交通費(バス・鉄道・タクシー)5千円、T-moneyカード充電2千円、雑費(温泉・レールバイク・入館料・みやげ等)4千円、酒&つまみ等6千円。
※航空券も、燃油サーチャージ等々ひっくるめて1人約2万8千円でした。つまり、5泊6日の旅行費用総額が約6万円だったということになります。
われわれの旅の特徴は、ほとんど予定を立てないこと。私ヌルボの場合は、それでも「○○方面に行こうかな」という程度は決めて行くのですが、他の皆さんはもっとテキトー。以前私ヌルボが行かなかった時ですが、金浦だか仁川だかについてから「済州島に行こう!」ということになって即国内線で行ったということがありました。その話を聞いた私ヌルボ、率直に言って呆れました。(とは言っても、今は売っていない時刻表を持っていく等々、何の準備もないというわけではないのです。)
そのような「ゼロからの選択」という事態を避けるため、本来は控えめな私ヌルボですが、今回は聞慶(ムンギョン)に行くことを提案しました。ちょい前の記事で紹介したドキュメンタリー映画「李藝 最初の通信使」を観たりハン・ビヤさんの本で読んだりして気になっていたからです。幸い聞慶は誰も行ったことがない所なので、とくに反対もなく行くことになりました。
ただ、聞慶についた日は雨がザーザー降っていて、「この時期に行こうと言ったTヒョンの責任だ」とか、なぜか「ヌルボが悪い!」となじりあったりもしたり、今回は仕事等で来られなかったサークル仲間がうれしげに笑う顔が思い浮かんだりもしましたが、その日はモーテルで酒を飲みなから市川雷蔵や勝新の話等で盛り上がった後は聞慶温泉に入るだけにして、あとはやっぱり酒を飲んで就寝。そしたら翌日はうってかわって好い天気! その後も暑いながらも雨にはたたられず、やっぱり日頃の行いだなということで収まりがつきました。(??)
聞慶の次の行く先については、個人的にはそこから近い水安堡(スアンボ)温泉とか忠州方面を考えて、事前に多少調べてはいたのです。ところが、ヌルボの場合、韓国旅行の回数はたぶんまだ30回にはとどいていないのに対して、他の3人はその倍以上の場数を踏んで韓国の全土を行き来してきている人たちばかり。レジャーセンターみたいだったという水安堡温泉とか、忠州のスンデ通りとかの話を3人から聞いて、ヌルボは次の目的地選定会議から下りました。「どこでもいいよ」とTヒョンは仰ってましたが、遠くには行けないし、近くはよく知らないし・・・。
会議は結局たまたま皆さんが行ってないという清州への鉄道の旅ということでなぜかまとまりました。(よく決まったものです。)
ただ、そういう経緯で訪れた清州の街中を翌々日歩いていて、偶然われわれの目の前に現れた龍頭寺址鉄幢竿(国宝第41号)を見たYハラボジ、突然「あっ、ここは前に来たことがある!」と叫んでましたけどねー。(大笑)
さて、先に「濃ゆ~い」旅だったと書きましたが、何が「濃ゆ~い」かというと、まず第1にアルコール漬けという点。
前回は、私ヌルボが3泊4日の旅で飲んだ酒といえば、帰りのアシアナの機内で飲んだ缶ビール1杯だけ。
とこが今回はその正反対でした。つまり、飲まなかったのは帰りのアシアナの機内だけですからねー(笑)。他の3人は当然のごとく機内サービスでウィスキーを飲んでましたけど・・・。
ヌルボ以外の顔ぶれをみると、「お酒の好きな」Tヒョン(兄)は文字通りの酒好きだし、ハラボジY氏(といってもカツカツ戦後生まれ)は見かけによらない酒豪で、ともに米はご飯でなく酒でもって摂取するのを常態としている人たちだし、もう1人の粋人H氏も実のところは粋人というより酔人の用字が妥当では、という御仁だからなー・・・。
ということで、いつもは誘われたらおおよそは拒まないヌルボも、今回は「マイペースで飲むからねっ!」と事前にTヒョンに宣言していたのですが、それでも他の3人の6~7割くらいの分量は飲んだかもしれません。(これはすごいことなんですよ!)
基本的に、まず朝起きたら飲む、食事時(日に2~3回)は飲む、列車内で飲む、宿を決めて部屋に入ったらまず飲む、夜は寝るまで飲む、ということですから、6日間で24回前後はコンベー(乾杯)やりました。酒は主にマッコリ。そしてビール、ウィスキー、焼酎。
とくに今回はマッコリを11種類(たぶん)飲み、その成分をイチイチ見てみたりしたので、その点結果的にはちょっとベンキョーになりました。(おって記事にします。)
「濃ゆ~い」2つ目は、韓国の人の情を感じた点です。具体的には店のアジュマ(おばさん)ですけどね。聞慶温泉すぐ近くのエイスモーテルの若くて元気なアジュマは、帰り際フロントにいなかったのでそこの子供に言って先に出たわれわれを走って追いかけてきて、「ちょっと待って」と言って車を回してきてバスターミナルまで送ってくれたし、その近くの高麗サムゲタンのアジュマは一家で日光や東京等に行った時の写真集を出してきて見せてくれたし(國神社に行って、(韓国人の?)特攻隊兵士の遺書のコピー(?)を持っている!)、清州の古印刷博物館では本業は銀行勤めというボランティアのガイドのアジュマがそれはもう熱心に説明してくれたし・・・。あ、鄭銀淑「マッコルリの旅」に載ってる清州の「ナムドゥルカルビ(남들가비)」のアジュマも忘れがたいなー。その本を見せたらとても喜んで、유미(YOOMI)というトゥロット(演歌)歌手でもある彼女自身のCD(→コチラ)を皆にくれたりなんかして・・・。(笑)
「濃ゆ~い」3つ目は、聞慶セジェの古道を第2関門まで歩いたり、すぐ上で書いたように清州で古印刷博物館や国立博物館に行って韓国の歴史文化についてベンキョーしたこと。・・・と最後にちょいと書いても、なんだか言いわけっぽいですよね、はい。
いや、まあそんなちゃんとしたベンキョーでなくても、いろいろ見たり聞いたり拙くても話したりしただけでもベンキョーですから、・・・ってやっぱり言いわけっぽいですね。(汗笑)
あ、タイトルで「総括と反省」と書きましたが、「反省」を全然書いてないことに今気がついたゾ。うーん、ここは「反省をしないのが反省点」としておこう。いつものことですけどね。
なんのかの言いながらも、またここにあれやこれや書きながらも、楽しい旅を共にした3人の先輩方にはどーもアリガトー!です。また行きましょうねー。次は懸案の黒山島あたりですかねー・・・。
さてと、案の定ブログ記事のネタもいろいろ仕入れてきたので、これから2週間かそれ以上かけてちょこちょこと書いていくことにします。
しかし、今回の旅は前回とは全然、まるっきり違う旅。中身の濃ゆ~い旅という点だけは同じでしたが・・・。
何が違うかというと、前回は1人旅でしたが、今回は4人連れ。
4人という利点は、何と言っても宿代だのタクシー代だのが安く済むこと。
現地の宿泊は、全然予約なしで着いてから安モーテルで広いオンドルパン1部屋で5~6万ウォンだから、1人1泊あたり千円ちょっと。5泊でも5千ナンボ。タクシーもちょうど1台に乗れるので、アタマ割りにすれば元々低料金の韓国では好都合。
・・・ということで、現地で(つまり飛行機代以外)いくらくらいお金を使ったというと、約3万円てとこでしょうか。
内訳を大雑把に計算すると、宿泊代5千円、食堂での食事代(8回分)8千円、交通費(バス・鉄道・タクシー)5千円、T-moneyカード充電2千円、雑費(温泉・レールバイク・入館料・みやげ等)4千円、酒&つまみ等6千円。
※航空券も、燃油サーチャージ等々ひっくるめて1人約2万8千円でした。つまり、5泊6日の旅行費用総額が約6万円だったということになります。
われわれの旅の特徴は、ほとんど予定を立てないこと。私ヌルボの場合は、それでも「○○方面に行こうかな」という程度は決めて行くのですが、他の皆さんはもっとテキトー。以前私ヌルボが行かなかった時ですが、金浦だか仁川だかについてから「済州島に行こう!」ということになって即国内線で行ったということがありました。その話を聞いた私ヌルボ、率直に言って呆れました。(とは言っても、今は売っていない時刻表を持っていく等々、何の準備もないというわけではないのです。)
そのような「ゼロからの選択」という事態を避けるため、本来は控えめな私ヌルボですが、今回は聞慶(ムンギョン)に行くことを提案しました。ちょい前の記事で紹介したドキュメンタリー映画「李藝 最初の通信使」を観たりハン・ビヤさんの本で読んだりして気になっていたからです。幸い聞慶は誰も行ったことがない所なので、とくに反対もなく行くことになりました。
ただ、聞慶についた日は雨がザーザー降っていて、「この時期に行こうと言ったTヒョンの責任だ」とか、なぜか「ヌルボが悪い!」となじりあったりもしたり、今回は仕事等で来られなかったサークル仲間がうれしげに笑う顔が思い浮かんだりもしましたが、その日はモーテルで酒を飲みなから市川雷蔵や勝新の話等で盛り上がった後は聞慶温泉に入るだけにして、あとはやっぱり酒を飲んで就寝。そしたら翌日はうってかわって好い天気! その後も暑いながらも雨にはたたられず、やっぱり日頃の行いだなということで収まりがつきました。(??)
聞慶の次の行く先については、個人的にはそこから近い水安堡(スアンボ)温泉とか忠州方面を考えて、事前に多少調べてはいたのです。ところが、ヌルボの場合、韓国旅行の回数はたぶんまだ30回にはとどいていないのに対して、他の3人はその倍以上の場数を踏んで韓国の全土を行き来してきている人たちばかり。レジャーセンターみたいだったという水安堡温泉とか、忠州のスンデ通りとかの話を3人から聞いて、ヌルボは次の目的地選定会議から下りました。「どこでもいいよ」とTヒョンは仰ってましたが、遠くには行けないし、近くはよく知らないし・・・。
会議は結局たまたま皆さんが行ってないという清州への鉄道の旅ということでなぜかまとまりました。(よく決まったものです。)
ただ、そういう経緯で訪れた清州の街中を翌々日歩いていて、偶然われわれの目の前に現れた龍頭寺址鉄幢竿(国宝第41号)を見たYハラボジ、突然「あっ、ここは前に来たことがある!」と叫んでましたけどねー。(大笑)
さて、先に「濃ゆ~い」旅だったと書きましたが、何が「濃ゆ~い」かというと、まず第1にアルコール漬けという点。
前回は、私ヌルボが3泊4日の旅で飲んだ酒といえば、帰りのアシアナの機内で飲んだ缶ビール1杯だけ。
とこが今回はその正反対でした。つまり、飲まなかったのは帰りのアシアナの機内だけですからねー(笑)。他の3人は当然のごとく機内サービスでウィスキーを飲んでましたけど・・・。
ヌルボ以外の顔ぶれをみると、「お酒の好きな」Tヒョン(兄)は文字通りの酒好きだし、ハラボジY氏(といってもカツカツ戦後生まれ)は見かけによらない酒豪で、ともに米はご飯でなく酒でもって摂取するのを常態としている人たちだし、もう1人の粋人H氏も実のところは粋人というより酔人の用字が妥当では、という御仁だからなー・・・。
ということで、いつもは誘われたらおおよそは拒まないヌルボも、今回は「マイペースで飲むからねっ!」と事前にTヒョンに宣言していたのですが、それでも他の3人の6~7割くらいの分量は飲んだかもしれません。(これはすごいことなんですよ!)
基本的に、まず朝起きたら飲む、食事時(日に2~3回)は飲む、列車内で飲む、宿を決めて部屋に入ったらまず飲む、夜は寝るまで飲む、ということですから、6日間で24回前後はコンベー(乾杯)やりました。酒は主にマッコリ。そしてビール、ウィスキー、焼酎。
とくに今回はマッコリを11種類(たぶん)飲み、その成分をイチイチ見てみたりしたので、その点結果的にはちょっとベンキョーになりました。(おって記事にします。)
「濃ゆ~い」2つ目は、韓国の人の情を感じた点です。具体的には店のアジュマ(おばさん)ですけどね。聞慶温泉すぐ近くのエイスモーテルの若くて元気なアジュマは、帰り際フロントにいなかったのでそこの子供に言って先に出たわれわれを走って追いかけてきて、「ちょっと待って」と言って車を回してきてバスターミナルまで送ってくれたし、その近くの高麗サムゲタンのアジュマは一家で日光や東京等に行った時の写真集を出してきて見せてくれたし(國神社に行って、(韓国人の?)特攻隊兵士の遺書のコピー(?)を持っている!)、清州の古印刷博物館では本業は銀行勤めというボランティアのガイドのアジュマがそれはもう熱心に説明してくれたし・・・。あ、鄭銀淑「マッコルリの旅」に載ってる清州の「ナムドゥルカルビ(남들가비)」のアジュマも忘れがたいなー。その本を見せたらとても喜んで、유미(YOOMI)というトゥロット(演歌)歌手でもある彼女自身のCD(→コチラ)を皆にくれたりなんかして・・・。(笑)
「濃ゆ~い」3つ目は、聞慶セジェの古道を第2関門まで歩いたり、すぐ上で書いたように清州で古印刷博物館や国立博物館に行って韓国の歴史文化についてベンキョーしたこと。・・・と最後にちょいと書いても、なんだか言いわけっぽいですよね、はい。
いや、まあそんなちゃんとしたベンキョーでなくても、いろいろ見たり聞いたり拙くても話したりしただけでもベンキョーですから、・・・ってやっぱり言いわけっぽいですね。(汗笑)
あ、タイトルで「総括と反省」と書きましたが、「反省」を全然書いてないことに今気がついたゾ。うーん、ここは「反省をしないのが反省点」としておこう。いつものことですけどね。
なんのかの言いながらも、またここにあれやこれや書きながらも、楽しい旅を共にした3人の先輩方にはどーもアリガトー!です。また行きましょうねー。次は懸案の黒山島あたりですかねー・・・。
さてと、案の定ブログ記事のネタもいろいろ仕入れてきたので、これから2週間かそれ以上かけてちょこちょこと書いていくことにします。